転生ルールブック・IS編   作:電王牙

2 / 2
今回から神と転生者の会話になります。

それと基本的に転生者の名前は出ません。あしからず。

それから活動報告でルールブックの追加要素などを募集しますのでよろしければ意見をお願いします。


転生者のお話
テンプレな彼の転生前


いきなりテンプレみたいな感じで悪いけど、トラックに轢かれそうになってた子供を助けたら俺が轢かれてしまったらなんだか真っ白な空間に来てしまった……。

これってあれだよな……よくある転生モノの展開だよな……。

 

「やあ、どうも」

 

そう思ってたら目の前に金髪で長い髪をした白いローブの様な服装をした人?が立っていた。

 

「……つかぬ事を聞きますがあなたってひょっとして……神様か何かですか?」

 

実体が分からないから聞いてみる事にする。

 

「うん。そうだよ」

 

やっぱりかよ!?

 

「……ひょっとして、いわゆるテンプレ転生みたいな流れですか?」

 

「ひょっとしなくてもそうだよ……」

 

「まじですか……。ところでさっきの子供って無事ですよね?」

 

少なくともトラックには轢かれて無かった筈だと思う。

 

「うん。まぁ、怪我は無かったね」

 

「あー、そうですか」

 

とりあえず、これで未練は残って…………るよなぁ……。

 

「それでまぁ、今回の事故なんだけどさ、就任したばっかりの僕の部下が色々とミスった事が巡り巡って発生したんだけどさ、それであの子を庇って轢かれた君を転生させる事になった訳さ」

 

「……モノの見事にテンプレみたいな理由ですね……」

 

「うん。……そうなんだよねぇ……しかも近年は増加傾向にあるからさ……」

 

増加してるのかよ!?

 

「え、増加ってマジですか?」

 

「うん。そうなんだよ……。ちょうど、上の方の神々と下の方の神々や天使達が引退やら定年やらで一気に減ってさ、以前より人材が足らなくなってね……その結果、一人辺りの仕事の両が増えて細かいミスが増えて……それで……」

 

「……少子高齢化みたいなモンですか?」

 

「あー、うん。イメージとしては近いね。それに新人には基本的に中堅くらいのが付いて教えて行くんだけど、その中堅も忙しくて新人の育成にも手が回らない。そして新人がミスる、しかしそいつをクビにできる程に人材に余裕が無いから……」

 

「……天界って中々に世知辛いんだですね……」

 

……何故だろう、見た目は10代くらいなのに変に哀愁が漂ってる……。

……あ、そういえば……。

 

「……ところであなたって男ですか?」

 

「いや、男だよ!?よく間違われるけど!?」

 

あー、言われてみればそうだな。喉仏とか出てるし。

ただ身長もそこそこだし顔付きが物凄く中性的……というよりは女顔だからなぁ……。

 

「……それはともかく、テンプレとか分かってるなら細かい事とか飛ばして、これから転生してもらうけど行きたい世界とかある?」

 

あ、そうだった。これテンプレ転生だった。

 

「なら……ISでお願いします。ラノベの」

 

「オーケー。人気の転生先だね」

 

「転生先に人気とかあるんですか?」

 

「あるよ。特に『リリカルなのは』、『インフィニット・ストラトス』、『遊戯王GX』の世界は選ぶ人がかなり人が多いね」

 

確かに……その作品は二次創作も多いからな……。

 

「それじゃ……はい」

 

そう言って俺に1冊の本を渡した。

 

「……なんですか、これ?」

 

「転生者用のルールブック」

 

「そんなのあるんですか!?」

 

驚いて聞き返してみると……。

 

「うん。昔は特典とかはその神の裁量で決められたんだけどさ、強力なチート能力持ちをひとつの世界に纏めて送ると転生者同士の壮絶な戦いになったりするんだよ……」

 

……言われてみれば転生者が複数いる二次創作とかだと他の転生者に噛み付く転生者も居たな……。

 

「……ひょっとして、ハーレム作ろうとしてヒロインに近付くより先に予め他の転生者を殺したりする的なアレですか?」

 

恐る恐る聞いてみると……。

 

「うん、それもあるんだけどさ……ISや遊戯王だと原作主人公を殺して自分が主役になろうと……いや、この場合は取って代わるの方が正しいかな?……とにかく主人公を狙ったり、自分のハーレムの障害を取り除こうとして原作に関わろうとしないでこっそり過ごそうとした転生者を問答無用で殺害したりとかになったんだよね……」

 

「……そ、そんなに殺伐としてるんですか……」

 

「あー……いや、稀にちゃんとした人も転生してるよ」

 

「……ハーレム狙いのチート転生者に殺られてる人じゃないですよね?」

 

「……ノーコメントで」

 

冷や汗出して目を反らしたから恐らく殺られてるんだろうなぁ……。

 

「……後は原作の外で失敗するタイプとかも居たね……」

 

「原作の外?」

 

「そっちの世界のアニメやマンガやラノベって原作の世界の全てを表現してる訳じゃないよね?その描写されてない部分とかにも事件が起きてたりしてそこで原作知識頼りのタイプは失敗してる」

 

なるほど……確かに原作はあるけどそれ以外……キャラクターの日常生活もあるし、原作で描写されてない用な所までは分からないからなぁ。

 

「分かりやすい例だと……仮面ライダークウガ、分かる?」

 

「あー、大丈夫です。死ぬ前にちょうど、イッキ見してたんで」

 

「クウガって本編の画面に写ってる以外でもグロンギと戦ったりしてるから……それが分かりやすい例えかな?」

 

「めっちゃ分かりました。……ちなみに俺はグロンギだとバダーさんの回が好きですね」

 

「あー、確かにいいよね。僕は……ギノガの回が好きだったね……特に連続のグローイングキックが……」

 

「あー……」

 

ちょっとクウガトークで盛り上がった。

 

 

 

~しばらくお待ちください~

 

 

 

「……にしても神様ってライダー見るんですね」

 

「まあね。そっちの文化は人気だからね」

 

「てか、俺達ってなんの話してたんでしたっけ?」

 

「えーっと……君の転生についてだったかな?」

 

あ、やべ……盛り上がって忘れてた。

 

「で……このルールブックを読んでから転生するんですか?」

 

「うん。特典とかもそこから選んでね。ポイント方式だから気を付けて」

 

「なになに……結構細かい感じなんですね……」

 

ルールブックを軽く開いてみたら身体能力の特典にレベルが1~5とかあったり、目の色や髪の色など結構細かく設定できるように書いてあった。

 

「あー、前はそうでも無かったんだよね。最初期は何個でも好きな能力付けれるようなってたんだけどさ……強力な能力を詰め込みまくってとんでもないチートになった人が居たんだけど……その結果、能力を詰めすぎて何故だか各種能力が劣化して、しかもそれに気付かないで無茶して死んだんだよ……」

 

「え」

 

「しばらくは偶然かと思われてたんだけど、どうにもチートが強力過ぎて色々な影響があったみたいでね……他にも主人公補正を欲しがってる人にあげたらその世界の主人公が消滅して原作が半壊したり、チート過ぎて世界中から危険視されて世界大戦が勃発したり……とエライ事になったので3~5つくらいになるようにルールができたんだけど……」

 

いや、なんかとんでもない話になってきたような……。

 

「まさか……また……」

 

「そう。どうにもあまりにも強力な能力を持つとそれがその人に影響してしまって他の能力が劣化したり、他の作品の技術を持ち込んだりすると色々……良くも悪くも影響が出るみたいでね……」

 

「……良くも悪くもってのは……」

 

「ISの世界に持ち込んだ専用機が性能高過ぎ&男性でも使えるって事で分析&コピーされて……後は世界大戦に……」

 

「……」

 

……正直、どう返していいか分からない。

 

「更に数に制限があるからニコポナデポとかチート系特殊能力とか、原作の登場人物救済用特典だけ持ち込んで身体能力が一切強化されてなくて低くいのにただチートを適当に使ってるだけでしかもニコポナデポにしくじる……いわゆる自称最強のオリ主君が大量発生しちゃって……」

 

「……もう、言わなくても分かります」

 

中途半端に動き回って、ヒロインに俺の嫁宣言して、キモがられて、原作知識あるのに原作を知らない間に破壊するタイプの……所謂踏み台転生者だよな……。

 

「あー、うん。そんな感じで制限を設けようって事になってそのルールブックができた訳。特典の劣化とかも細かく調べてランク分けしたのさ」

 

……経緯がすげぇ……。

 

「まぁ、他にも近年はテンプレ転生とか知ってる人も増えたりしてるからさ、転生させようとした人がいきなり殴りかかってきたとかもあるから……ね」

 

そう言って神は遠くを見ていた……。

 

「あー、はい。じゃ、選びますね。しばらく考えさせて貰っていいですか?」

 

とにかくルールブックは色々細かく書いてあるからしばらく読んで色々考えねば……。

 

「うん、いいよ。ポイント計算用の電卓とかメモとかもあるから専用の用紙に書いてね」

 

そう言って神は俺の前に机と椅子を出現させた。その上には電卓と筆記用具とメモ帳、そして専用の用紙……(明らかにキャラクターシートだよなこれ……)……などが置いてあった。

 

キャラクターシートを見てみると、『備考』という欄があった。

 

「……この備考欄は何ですか?」

 

「そこはポイントがかからない範囲での希望を記載する欄だよ。主に出身・在住国とか、身長を平均的にしたいとかだったらそこに書いてね」

 

「なるほど……」

 

「あ、ただし、こんな能力寄越せとかは書かれても全力でスルーさせてもらうからね」

 

「……分かってます」

 

「一応言っておくけど、これから君は第2の人生の選択をする事になるから……よく考えて選んでね。……決まったら呼んでね」

 

そう言うと神は目の前から消えた。

……さて、どうするかな?

 

 

 

~しばらくして~

 

 

 

「……よしっと……できました!」

 

完成したので神様を呼んだ。そしたらどこからともなく現れた。

 

「なるほど……どれどれ……」

 

 

ーーーーーーーーーー

 

~基本特典(ポイント0扱い)~

・IS適性:Bランク(25ポイント)

・それなりの後ろ楯(25ポイント)

・主要人物補正(25ポイント)

・主人公の同年代に転生(25ポイント)

 

~選択特典~

・一般家庭(0ポイント)

・高い伸びしろ(20ポイント)

・量産機支給(50ポイント)

・篠ノ之束に気に入られる(200ポイント)

・体型:標準(5ポイント)

・容姿:普通(0ポイント)

・転生者同士に置けるチャット(5ポイント)

 

合計:280ポイント

最大寿命:推定80歳

 

~備考~

・身長は平均的を希望

・量産機に関しては打鉄を希望

・出身は日本

・一夏とはご近所

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

「……ふむ、うん。これなら問題は無いよ。……まぁ、あったら適当に流してるけどね」

 

「あ、そうですか……」

 

「じゃあ、これからインフィニット・ストラトスの世界に転生してもらうよ。最後に聞きたい事とかある?」

 

「なら……俺以外に転生者って居ますか?」

 

「うん。……君の行く『IS世界No.05』は転生者が……既に9人居るね」

 

「そうですか……とりあえず、なるべく長生きしますね……」

 

少なくとも原作開始前には死なないように

 

「まぁ、頑張ってね。……それではインフィニット・ストラトスの世界へ……行ってらっしゃい」

 

そういうと目の前に光の扉が出現した。

 

「……行ってきます」

 

俺はその扉を潜り抜けた。




>神
金髪で女顔の男。ちなみに外見は10代くらい。
今回の『彼』のようなタイプには優しい。


>『彼』
今回の転生者くん。
……特徴が特に無い。


>転生者の増加
作中の通り。……ちなみにメタ的な話だと神様転生作品の増加があるからである。


>人気の世界
作者の中で転生系作品の多い印象のモノを上げている。


>殺伐とした転生者事情
主にハーレム狙いが複数居る→全員俺の嫁だ!→バトル勃発

この流れがテンプレ。

チートもらい放題の時代はその世界だとまずあり得ない戦闘系能力とかをもらって男主人公や転生者がムッコロされてました。


>原作の外
話の都合で『時系列が飛んだりした時などのタイミング』、及び『転生者の介入で原作から外れていった場合』、そして『原作が未完結の状態で発生するその後既刊以降の物語』の事。


>『彼』の特典
一言で言えば『伸びしろは高い平凡な転生者』。


>IS世界No.05
番号はサイコロを1D100で振って決めた。
ちなみに既に居る転生者の人数は3D6で決めた。

ちなみにIS世界の場合はひとつの世界に転生させる最大人数は18人になっている。

理由は男性操縦者が大量(30人以上)発生するとその全員(一夏を含む)が一纏めで特別クラスにされてしまって原作のあらゆるイベントがブレイクしまくったから。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。