俺の“個性”はオーラ   作:一文字

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深夜テンションで書いた。続くかは未定。そして短い。


唐突な視点変更

 気がついたら知らない場所に居た、というのがどれほど衝撃的な体験かわかるだろうか。タンスに小指をぶつけた時の数倍にすら感じる頭痛と共に現実逃避してみる。

 何かぬめぬめとした狭い場所でぎゅうぎゅう締め付けられていて、何やら女性の声が聞こえるもののくぐもってよく聞こえない。

 混乱しているうちに気づけば頭の先が狭い場所から出ていたようで、そこからは一気に脱出した。

 眩しくてぼやける視界、上がる歓声、急に痛むへそ、一気に息が苦しくなって咳き込む俺、叩かれる背中。

 混乱しているうちにあれよあれよとベッドに寝かされてしまった。

 

 

 

 

 衝撃的な展開から数日後である。なぜ数日後かって?それは俺がほとんどの時間寝てたから正確な日にちがわからないからである。

 のん気過ぎるとは思いつつも眠気を抑えることができないんだ、だらしなくてすまない……。

 そんなだらしのない俺だが、1つわかったことがある。俺は超常現象に遭遇したらしい。異常現象とも言う。

 そう思った理由その1、頭が重くて立ち上がれず、首に力が入らない。

 理由その2、周囲から生き物の気配がするのだが、その気配が巨人のものである。

 理由その3、前述した巨人が俺のいるベッドを覗き込んでくる。

 今の状態がどれだけ異常か分かってくれただろうか?

 さらには巨人が覗き込んできて、あまつさえ何か話しかけてくるんだぞ?普通に怖いわ。てか泣きわめいたわ。そして漏らしたわ。そしてその後に巨人に下着変えてもらったわ。

 

 

 

 またまた数日後である。今日は朝から巨人に移動させられている。朝って言っても今の時間帯わかんないからテキトーだけど。

 あ、何か空気が変わった。部屋を移ったのかな?

 ……おっ、ベッドの移動が止まった。ベッドがスムーズに移動するあたり俺は車輪付のベッドに寝かされてるのか?病院の搬送用みたいなやつ。

 て、あっちょっ、やめて持ち上げないで首危ないから。あ、支えるの上手ですね巨人さん。

 待ってよ手渡すの?何かしゃべってるけどわかんないんだって。怖い怖い怖い何されんの俺。改造手術でもされるの?

 ーーーあっ、やべ漏らした……。

 

 

 

 さらに数日後である。周りの音もくぐもってはいるが聞き取れるようになってきた。

 で、だ。これは最近になって気がついたんだが、なんか女巨人に赤ちゃんプレイされてるっぽい。

 体が動かないから下の世話されるのはしょうがないとして、食事を、よく見えないけどわざわざ胸からくれてるっぽいのはおかしいだろ。

 なんか検査っぽいことも色々されてるし、俺はこの先どうなるのだろうか。いや、まあこの状況について薄々感づいてはいるんだが……。

 あ、下着変えてくれてありがとうございます巨人さん。

 

 

 

 正直に言おう。俺は現実逃避をしていたと。

 周囲の言葉なんかはとっくに聞き取れていたにも関わらず、何かの間違いだと否定していた。でも、それは俺が悪いわけではないと思う。この状況なら俺のように現実から逃げても普通のことだ。

 だから、逃げちゃダメだ(現実から)。

 

大気(たいき)~。ごはんの時間ですよ~?」

 

 そう言って女の巨人ーーー女性はベッドで寝ていた俺を抱き抱え胸元に近づける。半ば反射的にその乳首に吸い付くとそこから液体ーーー母乳が染み出てくる。

 

「ふふっ、たくさん食べましたね~。お背中とんとんしなきゃね~」

 

 満足するまで母乳を飲んだ俺にそう言った女性は俺を抱き直して背中のあたりを優しく叩いてくる。腹の奥から空気を吐き出した俺を再びベッドへ寝かせる。

 そう、ここまで来たらわかるだろうがーーー俺はどっかの赤ん坊に入ってしまったらしい。




授乳はR15にならないはず。ならないよね?
そして今のところ原作要素皆無。こんなの二次創作じゃないぜ。
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