俺の“個性”はオーラ   作:一文字

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こんなに遅くなったのにこのクオリティで恥ずかしくないんですかねぇ……(呆れ)



母親語り

 どうもこんにちは。転生者こと仙道大気です。

 ちょっと前まで原因不明で特典を使えないのに悩んでたんだけど、この前ふと気づいたんだ!(唐突)

 拍子抜けするくらい簡単な話なんだが、俺の特典であるオーラには元ネタがあるんだけど、その元ネタになった作品内では生命エネルギーの云々をオーラって呼ぶらしいんだよね。つまり、ひ弱でエネルギーの少ない赤ちゃんボディーで扱える訳ないよねーってことだ。

 赤ん坊がオーラを使うとか、下手したらエネルギー使い果たして死ねる……。例えるなら、残り少なくなって中身が出てこない練り辛子のチューブから無理矢理ひねり出そうとするようなもんだ。辛子が無くなればチューブは(存在意義的に)死ぬ。つまりそういうことだ、いいね?

 何故オーラを使えないのかを理解してからは必死となって体を動かし、練り辛子を充填する毎日である。おかげでもうハイハイができるぜ(ドヤァ)。

 初めてハイハイをしたときには超美人の母親がめっちゃ笑顔になったぜ。超かわいかった(ドヤァ)。

 母親の横にいた強面の父親が嬉しさでめっちゃたるんだ顔になったぜ。超……なんていうか、アレだった(いらなかった)。

 そうそう、最近両親の家に退院(俺にとっては引っ越しである)したんだが、すげえリア充臭半端ない感じの家だった。

 頭が悪そうな表現になるが、なんかお嬢様とか住んでそうな感じだ。清潔だったり内装から溢れるそこはかとない品の良さもそうなんだが、一番は広さだ。俺が赤ん坊ボディーってのを差し引いてもかなり広い家である。テレビもデカい。

 両親とも20代前半くらいの容姿なのに、正直妬ましゲフンゲフン、かなり豪華な家を持っていることにちょっと疑問に思って調べて(聞き耳を立てて)みると、驚きの事実が発覚した。

 俺の母親、仙道(せんどう)美矢(みや)(旧姓、煌々鈴(こうこうりん)美矢(みや))は、モノホンのお嬢様だったのである。

 お嬢様にもピンキリあると思うが、俺の母親はピンに近いようで、結婚祝いに父(つまり俺にとっての祖父)から家をプレゼントされたそうだ。お嬢様やべえ。

 さらに家の他にも車やら家具やら一式を渡されそうになったものの、それでは悪いからと両親で断ったらしい。しかし、今も何かにつけてものを渡してくるとかなんとか。お嬢様やべえ。つーか金持ちの感覚やべえ。

 そんな母親はお嬢様らしいというか、純なところのあるお人のようだ。この前、母に寝かしつけられながらも一緒になってドラマを見ているときに、ちょっとムフフ(意味深)な展開になったんだが、母は赤面して顔を覆っていた。そのくせ見るのは止めずに指の隙間からちらちらとテレビ画面を見ているという王道コンボまでかましていた。さらに『ふわぁ……ふわぁ……!(照れ顔)』というとどめ付きだ。かわいすぎてもだえ死ぬかと思った。ちなみに問題のシーンの過激さは、そのドラマが全国放送で夜の8時からの放送という時点でお察しである。小学生でもこうはならないだろうというそれに、もしかして演技か何かかと思ったが、俺と二人きりでいるのに演技する必要性は皆無である。つまり素であの反応だったのだろう。あざとい。あざとかわいい。

 そう、かわいいのである。俺の母親は一児の母とは思えないくらいかわいい。母親の顔を初めて注視したときはアイドルか何かかと思ったくらいだ。しかしファンたちにかわいさを振りまくアイドルと違って、母のかわいさは俺の父親(夫)にしか向けられていない。奴が妬ましい。仕事か何か知らないがろくすっぽ帰ってこないくせに……!母こと天使様はお前から帰りが遅くなると電話を入れられると、通話中は気にしていないように振る舞っているくせにいざ通話を止めるとしょんぼり顔になってかわいいんだぞ!つまり母は天使かわいい(迫真)

 ……で、えっと、俺は何を考えていたんだっけか。まあいっか。俺の母がかわいいこと以上に重要なことなんてあるのか?




~今回のあらすじ~

母がかわいい(迫真)
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