名も無きバケモノ   作:執筆使い

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ふと思いついた息抜きの為の作品、書いてみました。


プロローグ

200X年 アメリカ コロラド州にて地球外生命体が襲来。

軍はその2()()()の生命体に対して交戦を開始。

だが、一方はその圧倒的なテクノロジーで、もう一方は圧倒的な繁殖能力により次々と犠牲者を出した。止むを得ずアメリカ政府は人類の負の遺産...核ミサイルを使用。街を一つ犠牲にして生命体を一掃した。戦いの舞台となった街は地図から消えた。更に言うとこの事件は歴史から抹消されている。だから、誰もこの先の物語は知らない。今から話すのはその後の、名も無きバケモノの物語である。

 

 

 

 

 

表に住む人間でこの場所を知る者はいない。此処は政府の、それも裏の人間だけが入ることが許される所。こんな都市伝説をご存知だろうか?アメリカには、宇宙人のテクノロジーや死体などを保管しているスペースがある。もっとわかりやすく言うと...エリア51か。もしそれが此処を指すのであれば、この噂は間違いではない。圧倒的なテクノロジーを見せた生命体の武器。圧倒的な繁殖能力を発揮した生命体の死骸。その二つが並べられてるのだから。

 

「例の物は?」

 

「此処にあります。ユタニ殿。」

 

そう言って、先程述べた地球上にある筈の無いものを差し出す男。彼らは一体何をするのだろうか...

 

「これさえあれば...」

 

彼女はこの二つを持って何を為すのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

時は流れて2XXX年

世界はある話題で持ちきりだった。

 

A・Eウイルス

感染したら最後。100パーセントの確率で死ぬ。ワクチンなど当然あるわけが無い。では、それは何処から発生したのか?南米?アフリカ?北極?否、地球上ではない。火星である。

正確には、火星から帰還した宇宙飛行士達に付着していた物から感染。なすすべなどあるのだろうか?

その答えがアネックス計画。要は火星のウイルスならば火星のサンプルを見つけそれを解析すれば特効薬が作れる。いわばこれは人々の最後の希望であった。101人の人間は人々の期待、夢を背負い火星へ...地獄へと向かう。

 

 

 

 

 

 

Side ???

 

最初に見た景色は闇だった。あ、それと声が聞こえた。

 

「やった!!成功だ!!」

 

っていうね。その前の記憶なんざ全く覚えてなかった。多分此処で自分は生まれたんだ。ってすぐにわかった。

僕は親なんて物はなかった。その代わり研究者がいたけど。彼らから教わったのは自分に秘められてる力、その力の使い方、そして自分の名前『No.00』。

僕はこの力が嫌いだ。

醜くて恐ろしいこの力が。

僕はこの名前が嫌いだ。

ゼロゼロなんてカッコ悪い。

僕はこの場所が嫌いだ。

だから憂さ晴らしに今日も彼奴を殺すんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれか...例の彼は。」

 

「はい、戦闘能力に関してはトップです。ですが...」

 

「とても捕獲に向いてない。そう言いたいんだね。」

 

「...あれはバケモノです。只々目の前の生物を殺すだけの。」

 

「だが、それがいい。今から100年前二つの宇宙生命体がこの地球に降り立った。その成れの果てがあれなのだから。」

 

そう言う研究者の顔はこの上なく...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

笑顔だった。

 

 

 

 

To be continued...

 




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