「さーて、と。」
「じょうじ」 「じょうじ」
「じょうじ」 「じょうじ」
「「「「じょうじ」」」」
「ごめんね...こうしないと僕は僕でいられなくなるんだ。」
だからせめて苦しまない様に一瞬で息の根を止めるよ。
「ぐっ...がっ...キシャアアアアアア!!!」
「あれが...」
「そう、我々は100年前に2つの生命体のDNAとテクノロジーを手に入れた。そして長年の研究の末、二つの遺伝子とその武器を一人の人間に与えた。」
「貴方は人をなんだと思ってるんですか!!」
「なんとでも言うが良いさ。それに少なくとも、あれは人ではない。それ以上のナニカだ!!」
長かった...此処まで来たんだ。私の祖母から受け継がれてきたこの計画のその行く先がとうとうこの世に現れたんだ!!
「見ろ!奴らがゴミの様だ!!」
そう言う彼のその姿は、まるでゴミの様に酷く醜い笑顔であった。
「ギシャアアアアアア!!」
そこにいたのは4匹の人型ゴキブリ
(以降この個体達はテラフォーマーと呼称)と一匹の人だったモノ。
頭部にドレッドヘアーの様な長い触手。顔と思われる部位には眼球など存在せず、口は存在するのだがその形が異常であった。4本の外顎とその中には第二の口と思われる器官があった。
(以降この第二の口はインナーマウスと呼称)
体はおおよそ人間の物とはかけ離れて黒い外皮で覆われてる。そして最大の特徴が臀部から伸びるその尾だ。先端は尖っていて長さはその異形の体長程はある。
これはなんなのだろうか?こんな生き物が存在するのだろうか?
テラフォーマー達は元ゴキブリという事もあって、地球上にいる生物はある程度はその本能を持って知っている。だが、紀元前からずっと姿をほとんど変えずに生きてきた彼等でさえ目の前の生物に関しては何も知らない。
「じょうじ」
あれはなんなのだ?
「じょうじ」
過去のどの生物とも違う
「じょうじ」
強いて言うならば
「じょうじ」
バケモノだtズバッ
「キシャアアア...」
一瞬であった。バケモノがやった事は至極単純。只その腕力を持って引き裂いただけ。だが、研究員はそれを目視出来なかった。あまりに速すぎたのだから。
テラフォーマー達は一匹残らず真っ二つとなった。
「じょ」 「うじ」
「じじ」 「ょう」
そんな状態であるにも関わらず生きていたのは、ひとえにゴキブリとしての特性を持っていたからだろう。
「ギシャ...」
だが、それをバケモノが見逃す筈が無い。
グシャ グシャ グシャ グシャ
その圧倒的な力を持って踏み潰した。
グシャ グシャ グシャ グシャ
何度も、何度も
グシャグシャグシャグシャ
一人残らず踏み抜いた。
それは、せめて苦しまない様に殺す為に行っているのだろうか?
はたまた、バケモノとしての本能なのか?
「ギシャアアアアアア!!!」
彼本人でさえ、それを知らない。
To be continued...
書いてて思った。プレデリアンを強く書きすぎてしまったと。だが後悔はしてない。