(おい、あいつって例の...)
(確か最年少なのに戦闘訓練はトップって噂の...)
(馬鹿野郎、それだったら最下位な訳ねーじゃん。どうせガセネタだろう...)
「うぅ...何でか知らないけど皆僕の事見ている。」
やっぱりこの前アマンダお姉さんとお話するのに夢中で、挨拶回りするのを忘れてたのがいけなかったのかなぁ。
「ちょっといいかい?」
「ひっ!?」
「おっとっと。すまない。怖がらせてしまったかな?」
「い、いえ。急に話しかけられて、びっくりしてしまって...ごめんなさい。(綺麗な人だなぁ)」
「...こちらこそすまない。流石にいきなり話しかけるのはちょっと失礼だったかもね。(可愛いな)」
あれ?そういえばこの人何処かで...あ、
「も、もしかして1位の人ですか?」
「ん、知ってたのかい?いやーこんな小さい子にも知ってもらえて嬉しい限りだよ。」
何というか...イメージと違う様な...
(おい、あの1位に話しかけられてるぞ...)
(す、すげぇ。ひょっとしてあいつすげー奴なんじゃ...)
(ばかいえ。偶然だ偶然)
「えーと...それで、何の様ですか?」
「いや何、お爺様が言ってたカレがどれ程の者か一目見ようとね。」
「カレ?」
「あー、いや。こっちの話。単に自己紹介をしようと思って。知ってると思うけれど僕はジョセフ・G・ニュートン。気軽にジョーって呼んでくれ。」
「僕はオズ。よろしくお願いします。ジョーさん。」
端から見れば1位と101位が握手をしているだろうこの光景。しかし、
方や長い時を掛けて完成された人類の到達点。
方や数々の犠牲を出して生まれた最凶の生物兵器。
この出会いは果たして神の悪戯か、それとも...
Side ニュートン
我々の一族は嘗て、人ならざる者に出会った。どうやら強き者を狩る事を至上の喜びとしてる彼らは一族をその対象とした事があった。
三日三晩どころじゃない。約一ヶ月間は戦ったとされてる。当時は鉄砲なんざまともなのが無かったらしいから、殆ど素手だけだったそうだ。
結果?まあ...なんとか...
勝ったには勝ったらしいが...その日から一族はより一層品種改良に力を入れたとだけ言わせてもらおう。気を付けろよ?カレはそれ以上なのだから。
「わかってますよ。お爺様。」
会ってみてわかった。彼の中に眠るバケモノは誰よりも強い。いや、少し違うな。
どんな生物よりも強いといったところか。多分、この僕でさえも...
「ははっ。本当に面白いなぁ。」
オズ...外の世界から来た男で、その能力
(この場合だと手品)を使って王にまでなった偉大なる魔法使いの名を持つ者。
「果たして、君は偉大な王となるのか...それとも?」
To be continued...
主人公がランキング最下位な理由は
その優しさから、テラフォーマーに遭遇しても実力を発揮する事が出来ない
(変態したら別だけど)
仮に変態したとしてもテラフォーマーをズタズタにする為、サンプル回収が望めない。
と、上層部が判断したからです。