(但し変態しません)
「〜♪」
あれから色んな人と友達になった。それで色々な事を話した。自己紹介、自分が住んでた所、そして何故火星に行く事になったか?皆、それぞれ自分なりの理由があってここに連れて来られたんだって...凄いと思った。僕なんか...火星に来れば自分のことが解るかもしれない。そんな自分勝手な理由で参加してるのに。
「はぁ...僕なんかがここに居ていいのだろうか?」
...いやいや。折角研究員の人達に無理を言って(彼らからすれば願ってもない事なので無理ではない)参加して貰ったんだ。僕は僕なりに頑張ってやる。
「その為にも...!」
じょうじ...
じょうじ...
動物の中には嗅覚で...聴覚で...またあるものは第六感でその危険を察知する者がいる。では、彼はその危険をどうやって予知したか?全部である。
「ここが危ない!!」
だから、彼は向かうのだ。自分から最も近い場所へ...恐らく敵がいるであろう場所へ。
「じょうじ」
「なんで...」
訳が解らなかった。まだ...火星には到着してない筈。
「じょうじ」
なのに、目の前にはゴキブリがいる...
「じょう...」
嗚呼、私はここで死ぬんだな
「zi」バキィ!!
「間に合った!!」
「オズ...君?」
なんで私なんか...いや、それよりも
「逃げて!君じゃあいつには勝てない!!」
「僕だったら大丈夫です!!」
「じょうじ!!」
危ない!?
ガシッ「せい!!」ブン
「嘘...」
あんなに小さい子が背負い投げを...
「早くしてください!!僕がこいつを抑えてるうちに!!」
「ギ...ギギ...」
こんな小さい子に任せるのは駄目だって解ってる...でも、
「解った。必ず生きて!!」
「そちらこそ!!」
ごめんなさい。
「じょう!!」ブォン
「ぐうっ!?」
不意を打たれたテラフォーマーは直ぐに体勢を立て直す為、抑えていた子供を投げ飛ばす。
「じょうじ...」
テラフォーマーが狙うものには優先順位がある。
アネックス計画に関わる者ならば誰もが知っている事だ。
1つ 武器を持っている者
2つ 1人でいる者
3つ 怪我をしてる者
そして4つ 女
優先順位があるという事は当然避けるべき人間の順位もあるという事である。
1つ 単純に戦闘力が高い者(しかも武器を持たない奴)
2つ 複数人でいる者
3つ 万全な状態の者
4つ 男
目の前の者は、強く、武器を持たず、万全な状態...その上
「じょうじ」
男だった。本来ならば避けるべき存在。だが、奴をここで仕留めなければならないと
「じょうじ」
ここで仕留めなければとてつもない事が起きると感じていた。
「君は僕の友達に手を出した。」
だから先ほどの
「だから、全力で倒させてもらう。」
目の前の
To be continued...
彼らが避けるべき人間の順位云々は...作者の独自解釈です。