~恋姫†無双~竜と鳳の守護者 永久凍結 作:ミスターキシドー
特に書く事ないです
それではどうぞ
いつもの日課の鍛錬の時間の事だった
「ふっ!ふっ!ふっ!ふっ!」
いつも通りの素振りをしていると何か気配を感じたのだがそれも一瞬ですぐに気配が消えてしまった
「なんだ?今の・・・」
俺は素振りをやめてあたりを見渡すが誰もいない
仕方ないと前を向くと・・・
「・・・」
「・・・」
甘寧さんが目の前にいた
って、えぇぇぇぇ!?
「うおぉぉ!?」
「鳳炎、話があるんだが・・・」
「いやいや!それよりも急に現れてそのリアクションはおかしいでしょ!?」
「・・・りあくしょん?」
「あ、えっと・・・動作みたいなものです」
急に目の前に現れたせいでカタカナ言葉を使っちゃたよ・・・
てか、目の前に接近されるまで気づかないなんてどんな気配遮断能力だよこの人
「ふむ、そうか。それで、話があるんだが・・・」
「あ、はい、何ですか?」
とりあえずは持っていた剣をおき甘寧さんの話を聞く事にした
「実はだな、話というのは蓮華様の事なんだが・・・」
「孫権さんのですか?」
「あぁ、それが・・・」
甘寧さんの話とは最近孫権さんの様子がおかしいとの事だった
なんでも最近何かとつけて彼方此方歩き回っていて落ち着きがなかったり
ため息が増えたりなどと、元気がないようにも見えるが食欲がなかったりする訳ではないからどうしたのか?との事らしい
てか、あの孫権さんが?
俺の印象は俺の事をストーカーしていた時のイメージだからな・・・
「う〜ん・・・女子の日とかじゃないよね?」
「女子の日?それは何だ?」
「えっと・・・月経」
「・・・っ!?」///
最初は何の事か理解できなかったようだが少しして理解したのか顔を真っ赤にする
「き、貴様は一体な、何を!?」
「いやいや!?まってまって!俺、一応医学の心得もあるからそれで聞いただけだから!」
俺の言った事を勘違いして受け止めたのか腰にある剣を抜こうとしている甘寧さんにちゃんと理由を言い聞かせる
すると、その言葉が届いたのか腰剣から手を離す
「そ、それならばいいんだ・・・それで、その可能性もあるというのか?」
「まぁ一応ね、でも食欲が普通ならその線もないかな・・・」
となると別の件かな・・・
う〜ん、女の人の悩みとなると俺では解決できないしな・・・
「調子が悪いのでなければ、悩みとかじゃないですか?」
「悩み・・・ふむ、悩みとなると私ではどうにもできないな・・・」
「え?何で?」
甘寧さんは孫権さんの御付きなんだから相談ごととかされてるのかと思ったんだけど・・・
「いや、私は蓮華様にとっての影だ・・・故に私はただ孫権様の言葉を聞きそれをただ実行するのみの存在だ・・・」
「・・・どんだけの自己献身なんですか」
それだけ尽くすにはそれだけの理由もあるんだろうな・・・
「あぁ、あの日あの時、蓮華様と出会ったあの瞬間から私はあの人の忠実なる影になった・・・そう、あれは私がまだ江賊の錦帆賊にいた時の事だ・・・」
said甘寧whis過去
あれは、真蓮様が私たち錦帆賊の討伐に来て我々と戦をしていたときの事だった
私は呉軍の将である凌操殿との一騎打ちに勝利し黄祖の元へと帰るが私はあまり黄祖からは好かれてはおらず冷遇されていたのだ、その時の私も黄祖の事はあまりよくは思っていなかったそして・・・
「私の命運もこれまでか・・・」
黄祖の軍に身を寄せていた私たちもろとも負けてしまった事によって私はとらえられてしまったのだった・・・
そこで私は死ぬ運命なのかと悟り思いを決していた時だ
「貴方が甘寧ね?」
「貴様は・・・孫堅の血縁のものか」
私はまだその頃は蓮華様の事は知らず、今にしてみれば失礼極まりない態度だった・・・
そして蓮華様は私に言ってくださった
「貴方、私たちの仲間にならない?」
「何?」
その時私はなんて愚かな事を、と思った、今まで敵対していた人間を、しかも呉軍の将である凌操殿を殺したこの私を仲間に加えようなんてな・・・
「貴様・・・本気か?」
「えぇ、当たり前じゃない・・・私はいつだって本気でしか物事を言わない主義よ」
その時の事は今でもはっきり覚えている、蓮華様の言った一つ一つの言葉の全てに本気の重みがあり、そしてその時に感じた王の器・・・私はこの人のために、この人の影になるとその時心の底から思えた
「・・・姓は甘名は寧、字は興覇そして真名は思春です。我が身をあなた様の盾とし、剣とし、そして影として生涯この身は貴方様のために」
私はその場に平伏してその場で生涯の忠誠を誓ったのだ・・・
saidend
「あの日のあの瞬間から私は孫権様の影として生きる事を決めた、故に私自身から孫権様への進言などは極力さけるようにしている」
そう言う甘寧さん、けれど・・・
「けど、それは少し間違ってると思うよ甘寧さん」
「何?・・・・何が間違ってるというのだ」
俺が言うと甘寧さんは少し殺気を放ち言ってくる
こえぇ・・・けど、間違ってる事は間違ってるって言わないと
「確かに、甘寧さんにとってのそのあり方は自分なりのあり方なのかもしれない・・・けど、それじゃあただの自己満足だよ」
「自己満足だと!」
「そう、自分のあり方は自分で納得してるのかもしれないけど、孫権さんにとってはそれだけではただそばにいてくれるだけの人形とかわらない、正しく影でしかない」
俺が話すたび殺気が強まってくる
怖い、けど・・・ここは耐えないと
「ただそばにいるなら誰にだってできる、けど!孫権さんが甘寧さんに求めたのはそんな事なの!?違うよ、絶対に違う!そばで孫権さんを支えてくれる柱となってくれる人だと、そう信じて彼女は君をそば付きにしたんだと俺は思う・・・だから、彼女が苦しんでたり、悩んだりしてるんだったら甘寧さんが一番に聞いてあげるべきなんじゃないのかな・・・」
そう言い切って俺は甘寧さんの顔を見ると・・・
「・・・」
さっきの殺気だった顔ではなく思案顔、自分の今までのあり方を考え直している、そんな顔をしている
「・・・そうか、そうだったな。影とはただそばにいるだけの存在ではないという事か、何故そんな簡単な事がわからなかったのだろうな私は」
そう言って清々しいような顔をする甘寧さん
よかった、俺の言ってくれた事を理解してくれたんだ・・・
そう思っていると誰かがこっちに近づいてくる
「あら?甘寧に鳳炎じゃない?珍しいわね二人で一緒にいるなんて」
やって来た人物はさっきまで話の渦中にいた本人だった
「そ、蓮華様・・・どうなされましたか」
甘寧さんも急に話の人間が来て驚いたのか少し話し方がおかしくなったがすぐに通常状態に戻した
「思春に話があって探していたのだけど・・・お邪魔だったかしら?」
「いえ、大丈夫です。少し鳳炎に相談をしていただけですので」
「へぇ〜?思春が相談なんて珍しいじゃない?一体なんの話をしていたのかしら?」
孫権さんは俺たちの話の内容に興味があるのか少し眼を輝かせて聞いてくる
「それは・・・いえ、言うなら今ですね。蓮華様の事について相談していたのですよ」
「え?私の事?」
まさか話の内容が自分の事だと思わなかったのか少し驚いた顔をした
「はい、これは私自身の事なのですが・・・」
そういってさっきあった事を甘寧さんは孫権様には話し始めた
自分の今までのあり方とそして俺の話を聞いてどう思ったのか、そしてこれからの事の考え方を全部話した
「そう、私の事をそんなにも考えてくれてたのね・・・」
「はい、ですから私は自分がどんなあり方であるべきか考えました・・・私は影です・・・ですが、影とは光が強いほど影は濃くなり光の白さを際立たせます、光(孫権)の貴方様を支え私は影として貴方をこの国一の王にしてみせます」
そう言った甘寧さんの姿はとても凛々しくそしてとても綺麗だった
後日
あの後、何故最近様子がおかしかったのか聞いてみたら・・・
『どこか調子が調子悪い?いえ?別に何ともないけど・・・あぁそう言えば、あの時は・・・鳳炎と最近全く接触できてなくてなんか物足りないな〜とか、やっぱり会いに行こうかな〜?けどこないだ怒られたばっかだったしな〜とか考えて、結局どうしようかって考えてたときね』
と・・・あれ?なんか思って内容と全然違うぞ?
てかそんなくだらない事で悩んでいたんですか!?
とまぁ、一波乱?こそあったけど無事に終わったと思ったのですが・・・
「なんでまたここにいるんですか?」
「む?よく気づいたな、今回は気配を消していたのだが・・・」
甘寧さんがあの日から頻繁に俺の鍛錬している所にくるようになった
何故か気配を消した状態で・・・
「まぁ、とりあえず・・・ここに来るのはまぁ良しとしますが・・・何でこんな近いんですか?」
「気にするな、問題ない」
「いや、俺の方が問題が「問題ない」・・・はい」
・・・はい、問題ないです
甘寧さんに何故かなつかれたようです・・・
別に悪いとかそんなんではないけど・・・近い、異様に近い
どのくらいって言えば肩と肩がくっつくくらい近いときがある
「・・・私はお前に感謝している、私自信の足らなかった考えをお前は教えてくれたのだからな。だから、お前には私の真名を預けたい」
「え?いいんですか?」
そう聞くと甘寧さんは静かにうなずいた
「あぁ、私の真名は思春だこれからもよろしく頼む」
「わかりました、俺は朱雀です。これからもよろしくお願いします」
なんやかんやで、思春さんと仲良くなったということ・・・かな?
続く
おまけ
「そう言えば、一つ聞きたかったんだけど・・・手まりって興味ある?」
「手まり?ふむ、興味は無くはないが・・・何故だ?」
「いや、もし興味があるのならやってみないかなぁ〜なんて・・・」
「?まぁやれというならやってみるが」
「それじゃあ、はい」ビュッ
「ふむ」パスッ
「今度はこっちに投げてみてください」
「む・・・はぁ!イグナイトパス!」ビシュウウゥゥゥゥ!!
「え?」ズゴーーン!!
「・・・いぐないとぱす?今何故か電波が」
「・・・今のあたってたら大けがだな」
どうも、ミスターキシドーです
最近小説の評価が下がって来てるのに気づいてなんかちょっぴり寂しい・・・・
まぁ、自己満足小説ですから仕方ないと言えば仕方ないか・・・
このまま評価がだだ下がりだとさすがにやる気は下がりますけどね
それではノシ