「ねーねー、私にはスタンドないのー?」
「ふむふむ、どうやらこの本によると『矢』で貫かれた素質ある者が幽波紋を発現するようね。」
「や、矢ぁ?美鈴あんたいつそんなのにやられたのよ。」
「ねーねー私のスタンドは?」
「そういえばそんなことがあったような…なかったような…。」
「はっきりしないわね、まったく。矢で打たれたか打たれなかったかを覚えてないなんて世界広しといえどもあんただけだと思うわよ。」
「えへへ、照れますよお嬢様ぁ///」
「褒めてないッ!」
「ねーねー私の。」
「パチェは?なんかなかったの?」
「いや、ないと思うわ。でもこれを見て。」
ズキュン!
するとシルクハットをかぶった少年のようなモノが現れた
ヘブンズ・ドアー
「このスタンドの名前は『天国の扉』
使い方は…レミィ!」
「ひゅい!?」
刹那、レミリアの顔が本のようになってしまった!
「な、なによこれー!早く戻しなさいよ!」
「どうやらこの本のページを見たものをこうすることが出来るらしいわ、そして本になった相手の記憶を読んだり書き加えたり消したりすることができる。」
「ひっ、ひぐぅ。えっぐ、えっぐ」
「それ一番あんたに渡しちゃいけないヤツだわ…ってフラン!何で泣いてるのよあんたは!」
「だっ、だってぇ。ひぐ、わた、わたしも、スタンド、ほしぃぃえっぐ。」
「パチェ〜(困)」
「しょうがないわねぇ。フラン、強く心の中に意識を傾けるのよ、そしたらスタンドが浮かび上がってくるから。」
「ぅぅぅ、スタンドぉ、スタンドくださぃぃ。」
ズキュン!
するとフランの横に人間の体を持った猫のようなモノが現れた!
「おおお!妹様!やりましたね!それが妹様のスタンドですよ!」
「やったぁ!お姉ちゃん!見て見て!スタンド!スタンドだよぉ!」
「それじゃ私も…むむむむむ!どっせーい!」
ズキュン!
「これがレミィのスタンドね…ってキモ!これはやばいわ…」
「お姉ちゃんのスタンドつよそー!」
「そ、そうかしら。」
「お嬢様!スタンドは見た目じゃなくて力ですよ!」
「そ、それもそうね。パチェ解説。」
「はいはい、フランのスタンドの名前は『キラークイーン』よ。触れたモノを爆弾に変える[第一の爆弾]、左手からちっちゃい自動追尾型爆弾を射出する[第二の爆弾]を操るわ。」
「ば、爆弾!?フラン、家の中ではぜっt」
「点火ー!」
ドグォォォォン!
「ギャー!フランのバカー!」
「すごーい!つよいよ!かっこいいよー!それになんか猫みたいでかわいいよー!」
「レミィのは『キング・クリムゾン』ね、少しの間時を吹き飛ばすことができるわ。」
「???」
「言葉通りの意味よ、キング・クリムゾンの能力の中ではこの世の時間は消し飛び、そして全ての存在がこの時間の中で動いた足跡を、覚えていない。空の雲はちぎれ飛んだことに気づかず、消えた炎は消えた瞬間を炎自身さえ認識しない。」
「つまり『結果』ね、この世には『結果』だけが残る…そう言いたいのね、パチェ。
「その通りよ。全くバカげた姉妹ね、見た目はキモいけど。」
「それは言いっこなしよ!」
「あのー、つかぬことを聞きますが…。咲夜さんはどこですかね?」
「それが………」
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(十六夜 咲夜、君は素晴らしい素質を持っている。我が世界を使うがいい、君はこの世を支配できる。全てが思い通りだ)
「あの男、DIOは確かに私に向かってそう言った。世界…、ふふふっいい響きね。私はッ!まさに世界を支配する力を手に入れたッ!DIOから譲り受けた石仮面とこの最強のスタンド、『世界』によって!アーッハッハッハ!取るに足らん生命どもよ、支配してやるわ、私の知と力の前にひれ伏すがいいわ!」
ところどころに原文を織り込むのが楽しくなってきた今日此の頃