聖戦士伝説かと思ったらUXとBXも混ざってた   作:グラビ屯

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ダンバインのスパロボ復帰が多い割に……と思ったので書いてみた。


01 ウチ(=リの国)は廃棄場ではありません

「シュンジ殿、また領内に地上界から……」

「また? オーラロード開き過ぎでしょこの国……」

 

 困り顔で伝えてくる騎士団長:ザン・ブラスさんの報告に頭を抱える俺。

 

「で、今度は何が?」

「はあ、また人型機動兵器で……エステバリスとか」

「まさかネルガルのジンタイプ自爆のアレか!? パイロットはテンカワ・アキト!?」

「ええ。お知り合いで?」

「(俺と)同じ声揃ってどーすんだよ……つーか、月の木連襲撃イベントどうなるんだって…………あー、とりあえず保護しといて下さい」

 

 

*****

 

 

 俺の名は『シュンジ・イザワ(17)』。前世の名も『井沢 俊司(21)』……転生、あるいは並行存在への意識転移者……とでも言う人間だ。

 俺と同じ名前の主人公が登場するPSゲーム『聖戦士ダンバイン・聖戦士伝説』の世界に来てしまった……と、思っていたのだが、同一の原作である『聖戦士ダンバイン』を持つ『スーパーロボット大戦UX、及びBX』の世界にも繋がっていたらしい。

 

 ……超ハードな旧第4次やimpactに繋がってなくて幸いだったとも言える。

 

 従って地上界――この『リの国』がある『バイストン・ウェル』の外――は世界の危機レベルの戦闘・戦争が頻発しているので、大爆発や精神波の集中が発生する度に移動ゲートである『オーラロード』が開き、巻き込まれた人間や機械がこの世界にやって来てしまう。

そして、本来ならバイストン・ウェルに住む『フェラリオ族』による召喚ではない強引なオーラロードの解放は……なぜかこの国にばかり出口が開くのである。泣きたい。

 

 まあ、いずれは戦乱に巻き込まれることは確定しているので、人材や技術は有効に活用させてもらっているが。

 

 

*****

 

 

「戦争とか面倒なだけなんだけどなあ……」

「なにを言われますか! シュンジ王は故・ゴード王から聖戦士としてこの国を託され、立派にやっているではないですか!」

 

 うなだれる俺をキラキラした目で見てくるのはザン団長の息子さん、レン・ブラス君。

正直期待が重いです。

 

「あのっ、シュンジさんは凄いと思います。私より少し年上なだけなのに国を運営したり、オーラバトラーを開発したり……」

 

 たどたどしく告げてくる『ファフナー・マークゼクス』のパイロット、羽佐間 翔子ちゃん。彼女もレン君と同じで過剰な尊敬がキツい……俺は指示出したり判子捺してるだけだからね? 凄いのは現場の人たちだからね?

「なんでもいいから戦場! 次の戦場はどこだよシュンジぃ!」

「あまりカイザーを置きっぱなしでは腕が鈍る。まあ、お前なら俺たちを遊ばせはせんと信じているがな」

 

 狂暴な笑顔で無茶なことを言ってくる『マジンカイザーSKL』のパイロット、海動 剣と真上 遼。

最初は年上だし『さん』を付けていたが……もうその気は無くなった。なんだよこのケダモノコンビ(地獄公務員です)。役には立つけどお前らのエサ(=敵)見つけるの大変なんだよ。

 

「井沢君! 今日も来てしまったぞ! リュクスとの縁談は考えてくれたかね!」

「だからなんで他国の執務室に勝手に入ってくるんですかサコミズ王ぉぉぉぉ!」

 何故か妙に気に入られてしまったせいでやたらと娘とくっ付けようとしてくる『ホウジョウ国』の王、シンジロウ・サコミズ氏。

いや、悪い人じゃないんだけどさ……原作(=リーンの翼)主人公のエイサップ君からNTLはしたくないんだってば。

 

 

「シュンジさん、肩お揉みしますね。んしょ、んしょ……」

 

 ああ……マジで俺の癒しは『フェラリオ』のフィナ・エスティナしかいない……

 




リの国に何が過去、何が落ちてきてたかはお察し。




特にBX。
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