聖戦士伝説かと思ったらUXとBXも混ざってた   作:グラビ屯

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王様のお仕事。


03 領内治安もお仕事です

 オーラバトラーの材料となるバイストン・ウェルの現住生物『強獣』。こいつらは森や荒野などを生息地とするため、めったに人の居住圏には入ってこないが……たまに繁殖し過ぎたやつらによる被害が出たりする。

 で、そういうのを退治するのが国主と騎士団の役目なのだが……

 

「あの……シュンジさん、私、あれ竜宮島で見た気がするんですが……あと、あっちは何か、触手みたいなのがウネウネと……」

「言うな。分かってるから言わないでくれ」

 

 体調の回復した翔子ちゃんが強獣退治に参加してくれたのだが……うん、なんかフェストゥムっぽいのとかクトゥルー系神話生物っぽいのが混じってるんだよねーアハハー(棒)

 

「いつものことだ、気にするな」

「今日も暴れ甲斐がありそうだぜぇ!」

 

 相変わらず元気だよねー地獄公務員のお二人は。

 

……そう、『いつものこと』なんだ。まだバジュラっぽいのやら神格級生物がいないだけ今日はマシな方だ。オーラマシンの良質な材料になるから痛し痒し……だといいなあ。

 

「いくぜぇ! インフェルノブラスタァァァァァァッ!」

 

 そして展開されるカイザー地獄! 森は焼くなって言ってんだろこのケダモノコンビィ! セーフリミッターなんざ解除しなきゃ良かった!

 

「す、凄いです……わたしも!」

「いや翔子ちゃんあの二人見本にしないでってば!」

 マークゼクスで突撃しようとするのを『サレナ・バイン(仮)』を前に出して止める。君の機体で突撃したら森がクレーターになるからね!? 分かってる!?

 

――――あなたはそこに……

 

「やかましい! 黙ってろ!」

 

 接近してきたフェストゥムタイプをオーラ斬りで真っ二つにする。

 え? サレナに手ぐらい付けてますよそりゃ。『オーラバトラー』なんだから。

 

「相変わらず鮮やかな腕だ。海動、貴様も見習え」

「ほっとけ! 俺ぁ力一杯振り回す方が好きなんだよ!」

 

 誉められても嬉しくねえよ! デタラメスペック機体とバグ技量とチート知識がなきゃ生き残れない世界じゃあな!

 

「シュンジさん、『ひらめき』かけました! 次、いけます!」

「了解! 愛しちゃうぜフィナ! ド畜生ーーっ!」

「ええっ!? 愛し……ってシュンジさん、そういう……」

「シュンジはロリコンだからな。真上ぃ、『覚醒』かけろやぁ!」

「断る。貴様の『熱血』で十分だろうが」

「えっと……れ、恋愛は自由ですしね」

 

 試しに『精神コマンド』のこと教えてみたらみんなあっさり使いこなしてくれましたよ…………ええ、俺はロリコンですが何か? あと翔子ちゃん、そのフォローは地味に心が痛いデス。

 

「はい! わたしもシュンジさんが大好きです!」

 

 嬉しいけど最終回っぽいからヤメテ!

 

 

――――あなたはs

 

 

「だからやかましいって言ってんだろうが糞フェストゥムがぁ!」

 

 爆発的な感情を込めて『ハイパー化』した剣を振るい、フェストゥムを『消し飛ばす』。

 

「ヒューッ! やっぱシュンジのハイパーはクールだぜ!」

「ああ、奴もまた……地獄だ!」

 

 ヤメテ!

 

 




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