ゼロの悪夢   作:BroBro

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I'm back
と言う事で"少し"遅れました。この際弁明はしません、全然内容が浮かびませんでした。約1ヶ月で何とか仕上げました。出来はお察し。
それでは、続きです。

追記:今更序盤のカットしようとしていた部分が丸々入っている事に気付き、顔面蒼白になりながらも急いで全部ぶった切りました。2匹のポケモン?うーん、知らないですね(真顔)




二つの告白 そして笑いへ

 

 

 

学院長室から出たダークライは真っ直ぐ食堂へと向かった。

 

 

「ダークライさん!」

 

 

食堂の入口についた時、洗濯籠を抱えたシエスタが心配そうな顔で駆けてきた。

 

 

「スマナイ。予想外ノ自体ガ発生シタ」

 

「謝るのは私の方です。私のせいでダークライさんとミスヴァリエールが学院長室に呼ばれてしまって・・・」

 

「私ガ勝手ニヤッタ事ダ。オ前ガ気ニスル事ジャナイ」

 

「でも・・・」

 

 

罪悪感が残っているシエスタは更に言葉を紡ごうとしたが、ダークライが片手で制した。これ以上の話し合いは無意味と感じたからである。別に怒っている訳では無い。

 

 

「洗濯物ハアルカ?」

 

「あ、はい。畳んでおきました!」

 

 

抱えていた洗濯籠をダークライに渡す。中の洗濯物は全て綺麗に畳まれていた。

 

畳むという行為を知らなかったダークライは中の洗濯物を見て畳むと言う事を大まかながら理解した。

 

 

「折ルノカ」

 

「折ると言えば確かに折ってますね。畳むと折るの違いはその目的にあります。洗濯物を畳むと収納スペースが多く確保出来ますし、シワも最小限で済みます。手間はかかりますけどそれだけの価値はあると思います」

 

「ナルホド、ソレガ畳ムト言ウ事カ」

 

「でもただ闇雲に畳むだけじゃ余計なシワを作ってしまいます。衣類には畳む際の目印があり、畳む順番もあります。それらをしっかりと把握して居なければ貴族の方々に怒られてしまいます」

 

 

予想以上に面倒な事になった、とダークライは思った。折ると言うだけならばなんて事は無いが、手順が存在すると言うのなら簡単ではない。ダークライは覚えると言う事は得意だが、記憶のメモリ容量は出来るだけ取っておきたい。出来ることなら畳む手順なんて覚えたくは無い。

 

しかし、洗濯物を求めている者はルイズである。ズルでもすれば恐らくバレるだろう。バレたら何を言われるか分からない。ダークライにとって、ルイズに説教を喰らう方が面倒臭かった。

 

と言う訳で、仕方なくシエスタに畳み方を教えてもらう事にした。

 

 

「はい!僭越ながら、元よりダークライさんに洗濯物の畳み方を教えるつもりでした!」

 

「……ソウカ」

 

 

どういう訳か、シエスタのテンションが上がっている事に気付いたダークライに嫌な予感が駆け抜けた。

 

食堂は今は入れないため、ルイズの個室で洗濯物の畳み方を聞く事にした。

 

食堂からルイズの部屋に行くまで結構な距離がある。人間の歩幅ではそれ相応の時間がかかるため、それなりの無言の時間が流れると思われた。

 

 

「シエスタ」

 

 

しかし、歩いて数歩した所でダークライがシエスタを呼び止めた。

 

なんですか、とシエスタが足を止めてダークライへと向き直る。表情は読み取れないが、ダークライが何かを聞こうとしている事が感覚的に分かった。

 

 

「シエスタカラ見テ、私ハドンナ生物ダ?」

 

 

案の定、質問であった。だが予想だにしない質問にシエスタは少し戸惑う。

 

 

「ダークライさんは……優しい方です。確かに最初は怖かったですけど、使用人の私にも皆様と変わらず接してくれて、こんな私を頼ってくれる、優しい方ですよ」

 

 

心の底から浮かべた笑み。それはダークライの心を少なからず動かした。

 

 

「……私ハ、無意識ニ、無差別ニ他生物ニ悪夢ヲ見セル能力ヲ持ッテイル。ソレデモ、私ノ事ヲ優シイト言エルノカ?」

 

 

ただ、居場所が無くなるのが怖いダークライは、この能力を隠したかった。この能力のせいで、散々な目に合わされて来たのだから。

 

もしかしたらこの能力の事を話した時、ルイズに要らないと言われるかもしれない。そう思った。だから、誰にもこの能力の事を話したくはなかった。

 

それでも、目の前にいるシエスタの笑顔に触れて、ダークライは絞り出す様に静かに問を重ねた。この少女が走り去る事を覚悟して。

 

 

「悪夢は怖いですけど、夢はいずれ目覚めるものです。それだけでダークライさんを嫌うなんて、絶対にありませんよ」

 

 

変わらぬ笑顔で、シエスタはダークライに告げた。

 

正直、ダークライは唖然とした。何百年と背負ってきた能力を、この少女は考えることも無く受け入れたのだ。

 

ここは異世界。人の常識や価値観も違うとは分かっていたが、こうも簡単に悩みの種を消去されるとは思っても見なかった。

 

 

「……本当ニ、何トモ思ワナイノカ?」

 

 

現実味がなくて、もう一回聞き直した。

 

 

「何度聞いても変わりませんよ。私はどんなことがあっても、私を助けてくれたダークライさんを嫌う事なんて無いです」

 

 

真っ直ぐに、ダークライを見つめてシエスタが言った。

 

その笑顔が、昔見た少女と重なった。

 

 

「……ソウカ。私ハ……ココニイテモ良イノカ……」

 

「はい、ここは人間も動物も一緒にいる、皆の場所ですから」

 

『--ここは皆の庭だから--』

 

 

シエスタの言葉、それと共に反響するダークライを変えた懐かしの声。瞬間、ダークライの中に突っかえていた何かが消えた。

 

ダークライ一族は基本、決して群れる事の無い孤独な生き物である。しかしこのダークライは別の"何か"を護ると言う事を知ったダークライだ。既に別れを告げているポケモンの世界とは違う、新しい世界。ポケモンすら居ないこの場所でダークライは一人。この世界のダークライの居場所はここだけなのだ。失いたくないと思うのは当たり前だろう。

 

孤独から開放されていたダークライは、また孤独になりたくは無い。だからこそ、忌み嫌われる能力をルイズに知って欲しく無かった。

 

しかし人間の価値観の違いを知ったダークライに、既に恐れるものは無い。

 

 

(マスターナラバ、大丈夫カ)

 

 

と、妙な確信があった。今までの行動のせいだろうか。理由はダークライにも分からない。

 

でも、どうせなら、全て話してやろうと決めた。そして、ルイズにも隠していること全て話してもらおうと考えた。

 

同時に、隣で共に歩いている少女を見る。授業で誰もいなくなった廊下に響く小さな鼻歌。意気揚々と、楽しそうに口ずさみながらルイズの部屋に向かって歩いている。

 

ダークライがここまで人間に接近を許した事は少ない。有るとしたら、崖から落下している少女を助けた時と、ディアルガの攻撃を受けて意識を失いかけている時に勝手に介抱した者達くらいか。少なくとも、意識がハッキリとしている人間に自分から近付いた事は極端に少ない。

 

考えてみれば、初めての世界で自ら接近した少女もシエスタだった。シエスタに近付く時に何の躊躇いも感じない自分自身が、少し不思議だった。

 

ルイズに自分の真実を明かそうとする決意をしたのも、この少女のお陰である。そして、少なからずダークライの居場所を教えてくれたのも、この少女だ。

 

 

(マスタート秤ニカケラレンナ)

 

 

この1日で、ダークライの中の好感度の順位が変動した。

 

 

 

1位 シエスタ

 

2位 ルイズ

 

3位 サラマンダー

 

最下位 洗濯物

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

授業が始まって誰もいなくなった廊下を私は考え事をしながら歩く。

 

私の使い魔、ダークライが伝説のガンダールヴのルーンを宿している。その話を聞いた時はそりゃ驚いたけど、それ程不思議でも無いと後々になって思えてきた。

 

だってあんな喋る生き物聴いたことも無いし、悪魔だって言われたら信じてしまうほどの見た目をしているのよ。伝説の使い魔の証を持っているって言われても納得しちゃうわよ。

 

ダークライがガンダールヴだって言うのは複雑だけど嬉しい。でも、私はダークライの主として相応しいのだろうか?

 

伝説の使い魔の主、ガンダールヴの主と言えば始祖ブリミルで、その力は強大だったと言う。そんな偉大な人の使い魔が今の私の使い魔で、簡単に認めてしまう程の力を持っている。

 

でも、私は?今の私は魔法が使えなくて、ただ戸惑っているだけの何も出来ない貴族だ。いや、これじゃ貴族と胸を張って言えもしない。

 

ただ爆発させるだけの私なんかじゃ、ダークライの主失格よね……。

 

 

「……今の私は、出来ることをやるだけね」

 

 

出来ることが少ないなら、少ない中でもダークライに出来る限りの事を教えよう。そして、私も出来る限りの事をやって行こう。

 

ガンダールヴが使い魔だというのなら、もしかしたら私のこの爆発の力は与えられた物なのかもしれない。妄想とか言うな!そう思っても良いじゃない!

 

だから、私はこの力を鍛える事にするの。ダークライが眠らせる力を持っているなら、私はダークライを超える様な印象を植え付ける超爆発の力を手に入れる!主として、使い魔に劣るなんてやっぱり嫌よね。

 

少しでもダークライを超えたい。一部でもいいから、周りにダークライの主だと誇れる様になりたい。

 

だから、今は認められなくても、何時かみんなを見返すくらい強くなる。

 

 

「ダークライは、認めてくれるかな……?」

 

 

今日ダークライの過去を聞く。恐らく、あの使い魔の事だから私の事も聞いてくるだろう。

 

その時は、ダークライはどんな反応をするだろう。やっぱり皆見たいに私を拒絶するのだろうか……。

 

 

「……もしそうだとしても、言わなきゃ駄目よね」

 

 

隠していてもろくなことが無い。やっぱりあとが怖い。特にダークライに隠し事をしたらどんな目にあうかわかったものじゃないもの。やっぱり隠していて後からバレるより今言った方が怖さは軽減する気がする。

 

あ、ついでにダークライに学園生活と言う物も教えよう。それと、日常生活の基本も。うちの使い魔は何処か色々とおかしな所があるし。

 

 

「……自然に授業サボっちゃった」

 

 

今更とんでもない事を思い出して、少し心の中にモヤモヤが残った。

 

 

 

後に分かった事だけど、オールドオスマンが私にその時間の休みを作ってくれていた。感謝してもしきれない。

 

お陰で、ダークライとの話の内容を集中して考えられる時間が作れたのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は過ぎて既に夜半。上空には二つの月が輝き、生徒達が自室へと帰っている。そんな中で、ルイズとダークライは学園の前に広がっている草原にいた。ここはダークライが最初に呼ばれた所であり、ダークライの寿命が伸びた所でもある。

 

風に当たりながら話を聞きたいと言うルイズの要望をダークライが承諾し、こうして夜風に吹かれている。

 

寒いような、暖かい様な風を背に受けながら、ダークライはルイズに全てを話した。

 

 

自分が別の世界から来たという事。

悪夢を見せる自分の能力。

 

 

それを黙ってルイズは聞いていた。異世界と言う話は余りにも非現実的で、滑稽な話だ。しかし、目の前にいるポケモンと呼ばれる生き物はハルゲニアでは見たことも無いし、聴いたこともない生き物である。それに加え、『モンスターボール』や『わざマシン』、『ポケモンセンター』等の知らない単語すら話す。有り得なくても、信じるに足る内容の話が多い。

 

そして何よりも、大切な使い魔の話である。例えどれ程の内容であろうとも、ルイズは最初から信じる気でいた。

 

ダークライの出身を全て信じたルイズは、次の話待った。ダークライの能力の話である。

 

 

「私ハ……」

 

 

今までとは違う、神妙な声でダークライは話を区切った。それだけで、ルイズはこの話こそダークライが打ち明けたくなかった話なのだと確信する。

 

数回息を吸う。ドキドキと煩く鳴る胸の鼓動を抑えながら、ダークライを待った。

 

そして、ダークライがゆっくりと言葉を発した。

 

 

「……私ハ、生物ニ無意識ニ悪夢ヲ見セル能力ヲ持ッテイル」

 

 

真剣な顔で放たれた言葉。ルイズは一瞬目を見開き

 

 

大爆笑した。

 

 

「あはははははははははッ!」

 

 

大草原不可避。爆笑必須。よりにもよって誰もいない草原でルイズは腹から大きく声を出し、ダークライの絞り出した真実の声を笑った。

 

 

「ナ、何ガ可笑シイ?」

 

 

珍しくダークライが戸惑う。勿論ダークライは本気で喋った。それこそ仇の名前を言うかの如く、腹を決めて。

 

なのに帰ってきたのは驚きでもなんでもなく唐突の大爆笑。驚かない方がおかしい。

 

 

「ハハハッ、いや、ごめんなさい。悪気は無いの。でも、貴方がそんなに神妙に話すから、つい……ふふ」

 

「私ハ本気ナンダ」

 

「分かってるわよ、でもね、たかが夢でそんなに本気になるかしら?」

 

 

昼間のシエスタと同じ種の言葉。しかしこうも爆笑されては何処か腹立たしい。

 

 

「私が悪夢だけで貴方を見捨てると思った?その世界の人間は随分神経質の様だけど、夢は何時か覚めるものよ。無理やり眠らせて無理やり悪夢を見せるなら最悪だけど、貴方に悪気は無いし、貴方を責めるのはお門違いと言うものでしょう?」

 

 

だから物置に住んでいるのね、可愛い所あるじゃない。と、一人納得した様に呟いているルイズを見て、ダークライは少し呆れた。

 

なんせ真剣に言ったのだ。それが爆笑で返されて、しかも真剣に話していたと言うことをルイズは分かっていた。タチが悪い。せめてもう少し笑いを堪えてくれればシリアスになっただろうに。これでもダークライ種は傷つきやすい。

 

だがそれと同時に、とてつもない安心感に包まれた。自分はここに居てもいいと。自分を認めてくれる数少ない者に、見捨てられずに済んだと。まあその安心感よりも傷ついた心の傷の方が大きい気がするが、結果オーライだろう。

 

 

(ココノ世界ノ人間ハ、面白イナ)

 

 

そんな事を思いながら、ダークライは今も尚笑いを堪えているルイズに目を向けた。

 

桃色の髪に整った顔。メスであるにも関わらず胸と言う物が極端に小さいこの主を、自分の悪の部分すらも受け入れたこの少女を、この先守り続けるであろう自分のマスターを改めて目に焼き付けた。

 

 

「いやぁ、緊張していた私が馬鹿みたい」

 

 

こっちの言葉だ、とダークライは心の底から思った。

 

 

「私ハ話タ、次ハマスターダ」

 

 

そう言って鋭い目でルイズを睨んだ。ドキッとルイズの心臓が動く。やはりwin-winの関係をダークライは求めていた。

 

 

「やっぱり、私の事も聞きたいの?」

 

「当タリ前ダ」

 

「……いいわ、でも私の話は笑えないわよ」

 

「ソウカ、ナラバ心シテ聞コウ」

 

 

そう言ってダークライはルイズの話を黙って聞いた。

 

魔法に関しての実績は無に近く、成功した実習は無し。どんな魔法をやろうとしても起きるのは大爆発。魔法の成功率はゼロ、魔法に用いた物質もゼロに返すことから、周りから呼ばれたあだ名はゼロのルイズだった。

 

どれ程努力しようとも、どれ程勉強しようとも成果が成さない。ライバル視する者は居ようとも仲間は居ない。だから、この事実を聞いたらダークライにも拒絶されるのでは無いかと思って話さなかった。錬金の魔法の時にはヒヤッとしたという。

 

 

「フッ……」

 

 

そんなルイズの話をダークライは鼻で笑った。

 

 

「なッ、何が可笑しいのよ!?」

 

「イヤ、仲間ガ欲シイノカ。ソウカソウカ」

 

「なによ!ほ、欲しいに決まってんじゃない!誰が好んで一人で居るもんですか!」

 

「気ヲ悪クシタナラ謝ル。ダガ、オ前ハソンナ自分ガ恥ズカシイノカ?」

 

 

その問を答えるのに、ルイズは少し間を置いた。

 

 

「……最初はそう思ってたわ。でも、貴方がガンダールヴなのかもしれないって知った時、もしかしたらこの爆発の力は特別な力なのかもしれないって思ったの。他の人に嫌われる、私だけの力。最初は嫌だったけど、あなたもこんな気持ちを味わっていたのよね」

 

 

ただ、黙ってダークライはルイズの話を聞いた。ダークライも悩んでいたが、そんなダークライの主であるルイズは、それ以上に悩みを抱えていた。

 

 

「だから開き直ったのよ、私は。魔法が出来ないなら、一層のこと爆発の力に全力を注ぐ。何時か誰かの役に立つと信じてね。そしてその時がきたらこの学校の皆を驚かせてやるの。ゼロのルイズはこんなに凄い貴族だったのかってね!」

 

 

徐々に笑顔を取り戻していくルイズ。そんな彼女を見て、またダークライは呆れたような目で見ていた。

 

 

「だから、私はもうこの力を拒んだりしない。寧ろ、誇りを持って生きようと思うわ」

 

「ナラ、モウ魔法ハ習ワナイノカ?」

 

「習うわよ。爆発もさせて魔法も出来るようにするわ」

 

「欲張リダナ」

 

「欲張りな位が丁度いいでしょ?」

 

 

そう言ってニッと笑う。その姿が妙に面白くて、ダークライは肩を竦めた。

 

 

「フッ、自ラ修羅ノ道ヲ行クノカ。ソレモ悪クナイ。ナラバ、私ハ使イ魔トシテマスターヲ支エヨウ」

 

「ふふ……ありがとう。頼りにしてるわ」

 

「アア、マスターガ嫌ウ光ハ、私ガ全テ飲ミ込モウ」

 

 

行く宛もなく、ただ仕方なく使い魔をしていたダークライはこの時、真に使い魔となった。

 

 




後書きポケモン図鑑(マイナーポケモン編)

『マスキッパ』虫とりポケモン

タイプ:くさ
高さ:1.4m
重さ:27.0kg
とくせい:ふゆう

『図鑑説明』
甘い匂いの唾液で獲物をおびき寄せ、大きな顎で食べるポケモン。ハエトリソウの様な見た目だが、残念ながらタイプのジレンマには逆らえず虫タイプが苦手。アニメでの出演が多く、マイナーと称していいか分からなかったが、ゲームでは全くと言っていいほど使っている者が居ないのでこうして書かせて頂く。これによって出来るだけ多くの人が使ってくれる事を願う。
攻撃と特攻が高いが素早さがえらく低い。そのため攻撃力を生かせない場面も屡々見られる。草タイプでは珍しく浮遊を持っている為、使い所はあるが、スピードがメインの草タイプでは鈍足と言うのはとても致命的である為、じめんタイプでなくとも殺られる事は多い。正直、モジャンボの方が強い。しかしパワータイプの草タイプと言う事もあり、パワーウィップは強力である。使い分ければ、強力なダメージを与える事も期待できる。それまでのお膳立ては大事であるが。

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