ザレゴトフィアンマ ~戯言遣いとボンゴレマフィア~ 作:昆布さん
でも実際問題活躍しそうなキャラじゃないしなあ…いーちゃん。となると鏡写しの人識に頑張ってもらうしかないよなあ…
などと言いつつ実際に一番頑張るのはおそらくルビ機能だろうなあ…
自殺なんてしませんよう。だって痛そうじゃないですか。
・・・・・
というわけでぼくがいるのは並盛のホテルだ。
で、ルームメイトはというと…
「うにー…ヒマだよ~…いーちゃん、なんか面白い話ってない?」
「ないよ。」
言わずと知れた元青色サヴァンの玖渚友だ。
なんでついてきたのか、理由は単純。
「いーちゃんと旅行にいきたかったから。」
なんて単純な理由だ。まあそれはともかく、いちおうぼく一人で動くのには限界があるので、まあ、報告書やら何やらのために助手を一人連れているようなものだ。
「つれないなあいーちゃんは。でも凄いよね…スイートルームなんて借りるお金、いーちゃんにあったんだ…」
さらりと失礼なことを言うな。去年仕事で知り合った戦場ヶ原さんじゃないんだから。ときどき阿良々木君の気持ちが分かるのが怖い。
「いや、ぼくじゃなくて拠点ってことでボンゴレが資金を出してくれてるんだ。ついでに、あっちのアパートの部屋も家賃未納にならないようにしてくれるってさ。」
ふうん。というと玖渚はまたヒマだよ~を連呼する。
正直ちょっといらっと来たし、あのクソ狐も今のところはなんのアクションも見せていないのでちょっと考えて僕は言った。
「だったら友、二人でどこか食事に行くか?」
そうきくと玖渚はパッと破顔して
「うにっ♪」
と頷いた。
・・・・・
「そういや友、いっしょに旅行なんていつ以来だっけ?」
並んで歩く玖渚に聞くと
「さっちゃんの時以来だよ。」
「あー。
なんというか…本当に壊し屋としか言いようのないヤツだった。
10年ほど前には玖渚他数人の仲間達と一緒に世界中のネットワークで暴れ回り、6年前は
今も元気にどこかで何かを壊していることだろう。
それはそれとして、今ぼくらの後ろを赤いニット帽の女性がつけているようだ。生憎とぼくはそれに気付かないほどじゃない…ハズ。位のレベルに達しているらしく、勘だけならなかなかのものらしい。くるりと振り返る。
「なんかさあ、今ちょっとしたデジャヴを感じてるんだけど、君、どこかで僕と会ったことない?」
「うふふ。どうでしょうねえ?多分無いと思いますよ。私もちょっと知り合いに似てるかな~…って思ってついていただけですから。」
あっそ。とぼくにしては素っ気なく彼女に背を向ける。
「で、なにたべる?」
「うーん…どうしようかな~…」
…殺気!じゃなくて殺意!
「うおおッ!?」
振り向きながら身をかがめると、ぼくの頭上を大きな鋏が突き抜けていった。
そのままだったら背中を抉られてたところだ。
「ははあ…やっぱりそういうことか…」
「うふふ、そういうことですよ」
「うむー…いーちゃんはトラブルメーカーなんだよ…」
酷いな…せめてトラブルホイホイくらいにしておいて欲しいものだ。それはともかく…
「マジにかからないと殺されそうだ…相手は殺し名だからな…」
噂に聞いた零崎で今もっともキレている殺人鬼零崎舞織を前にして、懐かしく思いながらぼくは玖渚の手を掴むと…少なくともぼく主観では一瞬でステップを踏み、人混みに紛れ込んだ!うん、我ながら上出来だ。それにちょうど目の前に寿司屋がある。
「友、ここにするか?」
「うん。おなか空いたんだよ」
さり気なく顔を横に向けながら、視界の端で彼女を捜す。しかし見つからない。ぼくは一息つくと安心して店に入った。
・・・・・
おいおい、町中で暴れちゃ駄目だろうが。
彼女の後ろにいる青年が言う。かなり小柄でまだらに染まった髪の毛と顔面刺青が特徴的な青年だ。
「やっぱりアレがあなたの言ってた『アイツ』ですか…」
舞織がそうきくと青年はかははと笑う。
まさかこんな旅先であいつと会うとはなあ。しかも女連れで。こいつは…
「傑作…ですか?お兄ちゃん。」
兎吊木垓輔って打ち込むのクソめんどくせえな…普通にでてこねえもん。
兎を吊る木ってうってからいらんものを削って、垓の字を手書き文字入力してから普通に輔を変換して…作業の量がハンパじゃねえ!害悪細菌って書いてグリーングリーングリーンってのもあるし、多分一番ルビ機能が頑張るキャラクターだろうな…ちなみにオレの頭の中では兎吊木ニアイコール解体業者。というかあの鉄球クレーン。
…さっきから今ンところ出る予定のない兎吊木の話しかしてねえ。
まあ本題といっても実はい-ちゃんは気付かないうちに護衛対象の関係者に接触していたのでした。ぐらいのものですが。並盛+寿司=山本の親父の店!これオレの脳内における方程式。
吉見浅尾岩瀬の中日投手陣の黄金方程式と同じくらいイコール。…こんな後書きを書いてみても分かるのはオレが中日ファンだってことぐらいだ。後書きもかなりぐだぐだになってきたのでこの辺で締めます。ちゃおちゃおー。