ザレゴトフィアンマ ~戯言遣いとボンゴレマフィア~   作:昆布さん

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どうしてこうなった・・・潤さんがやけにゲームの話ばっかり振って来やがる・・・でも実はそれに反応して、しかもMUGENまで出してくる今作のツナがある意味一番マニア・・・何か宝島社のムックにこんなこと書いてあった気がする。


標的15 最終戦(最終選)

運命がどちらを選ぼうが、そんなことはどれもみんな同じ事だ。

 

・・・・・

 

「懐かしいなあ…」

2年ぶりくらいになるのかな?

「ええ、でもこの学校よく大変な事になるよなあ…」

「そーなのか?」

毒刀を零崎に投げてぼく達は並盛中学に辿り着いた。今のところ誰もいないし、どこに狐さんがいるのかは分かっているので足取りは比較的軽い。

少なくとも澄百合学園跡地へ乗り込んだときよりは。あのときは完全なるアウェーである上にどこに誰がいるのかも校門のところにいたノイズ君以外知らなかったから、警戒心はいやでも上がる。

それに対して今回はボンゴレにとってのホームグラウンド。

しかもリボーン君が学校中に張り巡らせたアジト網のおかげで屋上以外には人がいないことが確認されている。この状況下でむやみやたらと警戒して精神力を磨り減らすわけにもいかない。

「あ…鍵かかってる。どうします?」

「いーたん、あれ。」

はいはい。それでは左胸のホルスターから…

鍵開け専用刃物(アンチロックドブレード)に活躍してもらいましょうか。」

細長い刃物を鍵穴に突き刺してガチャガチャやる。と、3秒もしないうちにカチャリと言う音がして鍵が外れた。

「お待たせしました、西東さん。」

「待ったぜ、俺の敵。」

これまでの死装束のような着流しから一転、白はそのままにスーツを着て、狐の面を外している。

「しかしこの学校よく大変な事になるよなあ。マフィアの内部抗争の舞台になったり、戦争の初日に床ぶち抜かれたり、よくマフィアに入り込まれるし。風水的にまずいんじゃねえのか?」

御託はそこまでで良いだろう。という声が西東の後ろから聞こえてきた。

「おお、そうだな。それじゃあ俺の娘とボンゴレの若造はお前に任せる。こっちはこっちで対談といくぜ」

「好きにしろ。」

その声が聞こえたとたん、潤さんが両腕をクロスさせて飛んできた拳を受け止めた。

「ふむ。さすがにこれは受けるか。」

緩くウェーブのかかった紫の髪。黒いスーツの上からでも分かる筋肉質な体。黒い瞳はどろどろとした色で奥が覗き込めない。

「いーたん、そっち任せたぜ。」

「はい。いってきます。」

では行きましょうか。と声をかけて西東とぼくはこの場から消える。

「良いのか?相手は人類最恐の化け物だぞ?」

「あの男が人類最恐なら潤さんは人類最強ですよ。ついでに綱吉君はそうですね…史上最強の学生ってトコですか」

さて。適当に見つけた教室の真ん中辺りで向かい合う。ぼくの右手には黒光りする人殺しの金属塊…ジェリコ。ピタリと狙いをつけてぼくはきく。

「るれろさんもなしにどうやってあのパーヴェントをおさえてたんですか?」

「不思議か?」

当たり前だ。

「あの男、下手すりゃ真心よりも強いかも知れない。いや、それでなくても底が知れない。人形師のるれろさんもいなければ、病毒に冒されてる印象もないし、もちろん操想術師の時宮時刻でさえ術をかけっぱなしにすることはできなかった。」

そうなのだ。真心は自分に掛けられた操想術を解くことができた。ならばパーヴェントもできるはずだ。

心臓のビート。それすらも操作して術を解いたあいつにできて更に底の知れないあの男にできないはずがない。

しかし西東はあっさりと種を明かした。

「ハッ。おさえてたんじゃねえ。手を組んでたんだよ。…というより互いに利用していたといったところだ。」

信じられない、信じられる話ではない。

「『信じられない』ふん。あいつはこう言ったんだよ。世界が終わるとき人間はどういう顔をするのか、どんな顔をするのか見てみたいってな。くくく。その顔が恐怖だったら御の字だとよ。知ってるか?パーヴェントの意味。恐怖だぜ。」

「そんな馬鹿な話が…」

そう、出来過ぎてる。馬鹿みたいに。

何度か教室が小刻みに揺れた。上ははたしてどうなっているんだろうか。

 

・・・・・

 

「ぶるあああっ!」

「うおっ!?」

突く、蹴る、突く、蹴る、薙いで振るってぶち込んで。

「あーやべー。ちっと厳しそうだわこれ。ツナ!手伝え!」

「はい!はぁぁぁぁ…」

綱吉の目つきが険しくなる。リングの力を発動させずに、額に死ぬ気の炎を灯す。握った拳は硬く強く。

死ぬ気を超えた超死ぬ気。そしてそれを更に超えていく。

「ほう。それが死ぬ気の到達点か…」

「そうだ。いくぞ!」

掌を後ろに構え、オレンジ色の炎を噴射して一気に懐に飛び込む。

「はあ!」

今度は綱吉が攻める。

突き、蹴り、突き、蹴り、カウンターを躱して拳を叩き込む。

「ふむ…悪くない。だが甘い!」

「ッ!」

ただ突き出される拳を躱して再びストレートを放つ。

「その程度か。」

掴む。右手を出すために左腕を引いているので突き出すには時間がかかる。コンマ一秒が命取り。なので綱吉は両手を開いた。左手から噴出される炎。

「ぬ?」

「X-BURNER!」

逆噴射を訝しむパーヴェントの眼前で止まった右掌から暴力的な炎が迸る。

「やったか?」

「避けろツナ!」

「ぶるあああっ!」

ドゴンッ!痛烈なフックが綱吉の体をとらえ、続いてそのままの勢いで繰り出された裏拳が大きく弾き飛ばす。

「く…ぅ…ほとんど効いていない…」

ほとんどどころじゃねえよ。と潤はジャケットを捨て、Yシャツにネクタイという姿になったパーヴェントを睨み据える。

「全く効いてねえぜ。ドリームオーラでも張ってんじゃねえの?」

「ドリームウイルスじゃないんだから…」

「でもま、二人がかりでいけばティウンティウンとはいかないわな。」

どんだけロックマン好きなんだよと呟くと綱吉は再びパーヴェントに挑みかかる。

「莫迦の一つ覚えか?」

「どうだかな!」

綱吉が両手足を用いてラッシュをかけるがパーヴェントはそのことごとくを弾き受け止め流して防ぐ。そしてその背中に赤い一撃。

「スタンドモードなしじゃタンデムコンボはかわせねえ…ぜ!」

「今度はジョジョかよ。どんだけ漫画好きなんだよアンタ…は!」

前後からタイミングをずらし、攪乱しながらの連打。

「ぶるぅぅぅあぁぁぁぁっ!」

裏拳とフックのコンビネーション。回転して力任せに二人を弾き飛ばす。

「ったく…よ-く分かった!劇場版の珍しく辟易してる悟空の気持ちがあたしにはよーく分かった!面接とかっちゅうウソつき大会に出ても良いからとりあえず終わらせたい気分だ!」

「相手はブロリーじゃないぞ。」

わーってるよ。といって潤は再度パーヴェントを見据える。

「ところでさー、リカバリーって10を限界枚数入れとくのと200を一枚入れておくの、どっちが良いんだろうな?っていうかどーよ?フォルダ全部リカバリーのロックマンで天下一武道会の出場者と戦ってもらうってのは?」

「MUGENでもやってろ…」

強いて言えば、と苦笑しながら綱吉は答える。

「リカバリーを使う前に消滅させられるんじゃないのか?」

「なるほど、そりゃそうだ。」

そして二人は再度パーヴェントに飛び掛かった。

 




死ぬ・・・中間試験にかこつけやがって・・・俺ツ○ヤのカード持ってねえからサントラ借りられねえ・・・ほっとんど中毒症状みたいになってきた・・・助けて・・・っとまあそれはともかく、バトル編は次回で最終回、+エンディングと後日談を2,3上げたらフィナーレとなりますのでお楽しみに。
ちゃおちゃおー・・・やってらんないからフィニッシュ決めちゃいます、というわけで本日2話連続投稿!
改めて・・・ちゃおちゃおー。
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