第三クトゥルフ神話『比叡山の奇妙な冒険』 作:カロライナ
そうだな・・・あれは最初に話した女に見える4兄弟が、家の寺に宿泊した日の夜だったかな? ちょっとした夜中の軽食を買いに、えーっと・・・アイツの名前なんだっけ・・・。・・・たしか、春風 フユキ・・・・違ぇ。ユキか。そいつとコンビニに行って帰ってきた時だったんだよ。
家の寺は正面から入って本堂に向かうよりも、裏手から入って森を抜けて行った方が多少不気味だけど、最短ルートで帰れるからそのルートを通ってたんだ。
そしたらよ、突然ウチの敷地内の森からカツン.....カツン.....って釘を打つような音が聞こえたんだわ。真夜中の電灯も無い森の中で丑の刻参りのような音がするんだぜ?
流石にあれにはビビったわ。
【丑の刻を想像したSANチェック0/1D2】
僧兵80→22【成功】
ユキ95→81【成功】
多分、隣のユキも身を寄せてきたから結構ビビッてたんだと思う。
だけどよ、カツン...カツン....釘打ちの音を聞いていると、無性に心臓がキリキリ痛みつつもメラメラと怒りも湧き上がって来たんだ。・・・よく考えてみろよ。その丑の刻参りをしているクソヤロウは、勝手に寺の敷地内に侵入し挙句の果てには、その寺の所有物である木に釘を打ち付けて誰かを呪っているだけではなく、ウチの財産を傷付けているんだぜ?
しかもこの寺は俺が将来、継ぐ寺なんだ。どこの馬の骨かも分からないクソに傷物にされちゃ、困るんだよ。
俺は決めたね。説得(物理)をしに行こうと。
「そ、僧兵さん・・・帰ろうよ・・・。」
ユキの奴は、完全にへっぴり腰だったんだが、俺が絶対に行くと伝えたら、身体を震わせながら怯えながらもついて来てくれたんだ。・・・コイツの兄共は、よく平常心を保っていられるなと思ったぜ。俺は前かがみになった。まぁ、それ以上に兄共の方が女っぽいから、弟の女装だなんて気にもならねぇのかもしれねぇけど。
へっぴり腰になって丑の刻参りの術者を見たら、腰を抜かすんじゃねぇの?って思うぐらいのユキを連れながら、音の震源地へと俺達は向かって行ったんだ。
そしたらさ。その奥には何が居たと思う? ・・・ご想像の通り居ましたよ。
ウチの財産に傷を付けるスカポンタンの姿が。頭に蝋燭を鬼の角のように巻き付け、白装束を羽織り、左手に五寸釘の突き刺さった藁人形。右手にデカい金槌を握りしめる女の姿が。勝手に財産を傷つけやがって・・・・・死ね。
【異様な光景を見た為SANチェック0/1D3】
僧兵80→87【失敗】
1D3→3
ユキ95→55【成功】
「見ぃ・・・・・たぁ・・・なぁ・・・・・・。」
・・・笑うなよ? 俺は。・・・俺が腰までは抜かさなかったが、その光景に呆気にとられて動けなくなっちまった。・・・それに対してユキは非常に冷静だったのは覚えている。女を見据えて、手元の細長い袋から、棒状の物を取り出していたな。
女はそれだけ呟くと、新手の聖火ランナーの如く頭に蝋燭の炎を2本灯したまま逃げて行ったんだ。ニュータイプだ!! ぶっ
俺も我に返って、すぐに説得(物理)するために追いかけたんだよ。
次の瞬間何が起こったと思う?
ライフル89→59【成功】
幸運90→81【成功】
ライフル89→67【成功】
幸運90→46【成功】
ライフル89→64【成功】
幸運90→84【成功】
3D4→10
ショックロール
女??→77【失敗】
背後からの発砲音さ。
今思えば、本物の銃器に比べて発砲音は小さかったとは思うけどな。3発タタタッってよ。2秒後ぐらいに「ギャッ」って女の悲鳴と激しく転倒する音が聞こえて、結局そのキチ女はお縄となったさ。
その後は親父を呼んできて、藁人形を引き抜いた後、木に特性の腐敗防止の傷薬を塗り込んで藁人形はお祓いをしてから、火にくべたよ。
まぁ、一つ目の話は、そんなところだな。
・・・・え? 短すぎてつまらない? ・・・・しゃーねぇなぁ。明日はもう少し長く話すか。
【後書き】
4,5作目も今のところ書く予定です。
最近、CoCはボイセ勢になりましたね・・・。テキセも嫌いじゃないですよ。
Lobiでの募集しか参加したことが無いので、
いつかは、まともなツイッターの募集にも参加してみたいものです。