さぁやってまいりました、神話生物『宇宙からの色』でございます。そして《SAN》チェックです。0/1D4です。しかしレミリア、あなたは昨日この宇宙からの色に攻撃されているので1/1D6とします。発狂してもおかしくありませんからね。
「はーい……」
白夜 《SAN》46 → 38 成功
シノ 《SAN》40 → 02 クリティカル
タカトシ《SAN》40 → 26 成功
アリア 《SAN》35 → 96 ファンブル
レミリア《SAN》50 → 71 失敗
クリティカルですかぁ。では次の戦闘ラウンドに突入した場合シノを標的にするのは最後にするとします。ファンブルを出したアリアは1D6で判定してください。ショックが大きかったということにします。
「(コロコロ)……あ、ごめんなさい。6だわ」
「(コロコロ)……やっば、5」
盛り上がってまいりました。ふたりとも《アイデア》で判定をお願いします。それからアリア、あなたはあと1点正気度を失ったら不定の狂気を発症します。気をつけてください。
「気を付けられるものじゃないと思うんだけどな……」
アリア 《アイデア》55 → 81 失敗
レミリア《アイデア》75 → 51 成功
「女神様ぁ!」
「チッ、まぁそうよね。頭いいもの私」
初発狂記念としまして5パーセントの《クトゥルフ神話》技能をプレゼントします。まぁ、ほかの人達にも3パーセントの《クトゥルフ神話》技能を差し上げましょう。
それではレミリア、発狂の種類を決定します。1D10をどうぞ。
「(コロコロ)……5」
5番は極度の恐怖症です。これから戦闘ラウンドに入りますので1D6を振っていただき、出目と同じラウンド数行動不能とします。1D6をお願いします
「(コロコロ)……1。よし、まだ女神は私を見放していないわ。とりあえずロールプレイしましょうか。あ、あれって……咲夜」
「お、お嬢様?」
「ご、ごめんなさい、その、動けないの。怖くて……」
「ご安心を、咲夜があなたを御守りします」
はい、というわけでみんな大好き戦闘ラウンドに入ります。《DEX》を教えてください。
「8」
「8」
「11」
「15」
「14」
「16です」
確認しました。シノと白夜は1D100をお願いします。
「90」
「32」
了解です。戦闘を行う順番は咲夜→アリア→宇宙からの色→レミリア→叉木→津田→武彦→白夜→シノという順番です。NPCである叉木と武彦は基本的に私が操作しますが、やってほしいことがあるのならそちらを優先します。
続きまして、各PCの場所について伺います。どういう並びで行動していますか?
「間違いなく私と叉木さん、十六夜さんが先頭だろう。《ナビゲート》やってるんだしな」
「異論はありません。ただ私が一番の戦力なので、ふたりよりも少し前ということにします」
「私は咲夜の後ろについて行っているわ」
「オレは天草先輩と七条先輩の近くにいます」
「じゃあ私は津田くんの後ろでいいかな」
「ってことは状況的に俺が最後尾、その前に串灘さんがいるってことにしよう」
ふむ、いいですね。特におかしなところはなさそうです。宇宙からの色は白夜を襲ったので、白夜がいる場所……最後尾付近にいます。つまり先頭に歩いていた人が最も宇宙からの色から遠いです。
「待ってGM、固まって移動しているのだから密集陣形のはず。そこまでみんなとの距離はないでしょう?」
そうですね。大型ライトを照らす、《投擲》で物を投げて攻撃するなど遠距離攻撃はラウンド中に移動せずともできるものとします。
最初のラウンドですが、レミリアは緊張症によって動けません。咲夜はレミリアを守ることを最優先としているので、緊張症が解けるまでレミリアのそばから離れることができません。
以上、この状態で戦闘ラウンドに入ります。
「まずは私から……ですが、怖がっているお嬢様を守るのでパスします。もし宇宙からの色がお嬢様を狙ってきたときは迎撃します」
「次は私ね。巨大ライトを宇宙からの色に照射するわ。効果はどう?」
宇宙からの色は巨大ライトを当てられると、その光を嫌がっているらしくぬるぬると動き回っています。効果はあるようですが消滅する気配はなく、撤退もしません。
さぁ、宇宙からの色の攻撃です。(コロコロ)……宇宙からの色は津田くん、あなたに向かっていきます。
宇宙からの色《エサにする》?? → 22 成功
成功です。攻撃から逃れるには《回避》で成功する必要があります。ダイス振ります?
「振るに決まっているでしょう!」
タカトシ《回避》22 → 81 失敗
まぁ技能に振っていないとそうなりますね。津田は宇宙からの光に取り憑かれ、ヌメヌメした気持ち悪い感触に包まれます。肉体的ダメージ判定に参ります。1D6のダメージです。
1D6 → 2
タカトシ《耐久力》16 → 14
「いっ……!?」
「津田ぁっ!」
「津田くん!」
まだまだ攻撃は止まりませんよ。津田くん、あなたの《MP》はいくつですか?
「え? 9ですね」
ではあなたは《STR》《CON》《POW》《DEX》《APP》をそれぞれ1ポイント失います。
「はぁっ!?」
いやぁ、宇宙からの色の攻撃をまともに受けたのっていつ以来でしょうか。まぁそういうリアクションになりますよね。
津田は宇宙からの色に纏わりつかれズキズキとした痛みを全身に感じます。しかしそれ以上に、肉体的なダメージ以上に、自分の中のなにか大切なものが吸い取られていくような感覚を味わいます。一刻も早く、この光を遠ざけなければいけませんが自分ではどうすることもできず、こうしている間にもどんどん何かを吸い取られていくような感覚に襲われていきます。
《SAN》チェックです。1D3/1D6でお願いします。
タカトシ《SAN》40 → 94 失敗
「(コロコロ)……3。う、うわぁああ、って情けなく叫ぶ!」
「まぁ、そうなるわよね。仕方がないわよ」
「いいから助けてください!」
「次は私なんだけど、ごめんなさいね。緊張症になっているから動けないわ。パスよ」
続きまして叉木の行動です。……てちょっと待ってください。津田は眼鏡をかけていましたよね? 眼鏡が外れたかどうかの判定をします。《幸運》でロールしてください。
タカトシ《幸運》45 → 01 クリティカル
なんでこんなどうでもいいところで良い目を出すんです? じゃあ津田くんはこのシナリオでは眼鏡が壊れるかどうかの判定を免除します。面倒だったのでGM的にも嬉しい誤算です。
さて、叉木の行動でしたね。彼もアリアに倣い、津田を助けるために急いでスマフォのライトを宇宙からの色を照射します。しかしまだ、宇宙からの色は津田の体から離れることもしません。
津田の番になりましたが、宇宙からの色による攻撃を直に受けていますので飛ばします。武彦の番です。
武彦も自分が持っていたスマフォのライトを宇宙からの色に照射します。すると、宇宙からの色は耐えきれなくなったのか、津田の体を離れて森の奥へと逃げていきました。戦闘終了です。レミリアさんは緊張症から解放されます。
「……ごめんなさい。体が固まっていたわ」
「ああ、お嬢様。御無事で」
「私のことはいいわよ。津田さん、大丈夫なの?」
「はぁ……はぁ……ええ、なんとか……」
まだ軽傷ですね。顔色が悪くなっていますが、すぐに良くなるでしょう。宇宙からの色に吸収されたものは戻りませんが。
「あれはとんでもないやつです。なにか、オレの中から大切なものが吸い出しているようでした」
「……なぁ、本当に大丈夫なのか?」
「歩ける?」
「……こういうことを言うとすぐにボケそうな先輩たちがガチで心配してくれている」
「流石にふざけている場合じゃないからな」
「緊急事態だからね、真面目にいくよ。いつにも増してGMの殺意が高いしね」
えー、そうですか? 結構あなたたち私に殺されていません? 小説にしているのは全員無事に生還しているからアレですけど。
「難易度的には高い方だろ。まぁ、ヤバかったがいい情報が来た。奴は大型ライトひとつとスマフォのライトふたつを照射すれば逃げる。多分大型ライトをふたつ照射させても同じ効果が得られるだろう」
あ、気付きました? そうですよ。意外と簡単でしょう?
「いや、不意打ちがあるから何度も繰り返されたら流石にマズい。ライトを照らすだけだから何の技能もいらないだろうが、何かの拍子にライトが壊れたりしたらたまったもんじゃない。加えて俺は夜に弱いんだ。時間かけていると眠気に襲われちまう」
あ、そういえばそんな設定ありましたね。でも大丈夫です。眠気に襲われ始めるのは10時半からですから。まだまだ全然平気ですし、眠気が吹っ飛ぶようなことが起きれば万事解決ですよ。さて、ではそろそろ先に進みましょうか。
自分たちを狙う敵がついに正体を現し、仲間が襲われたあなたたち。不安な気持ちを募らせつつ夜の森を進んでいきます。(コロコロ)(コロコロ)……さぁ、6回目の判定です。
シノ 《ナビゲート》53 → 50 成功
咲夜 《ナビゲート》45 → 79 失敗
叉木 《ナビゲート》60 → 45 成功
シノと叉木は『あっち』、咲夜は『こっち』に進むべきだと思いました。
「「「「「「『あっち』に進みましょう(むぞ)」」」」」」
わかりました。(コロコロ)……では続きまして《目星》をお願いします。
「ここでダイスを振るってことはだ」
「また来るみたいね」
白夜 《目星》52 → 05 クリティカル
シノ 《目星》53 → 16 成功
タカトシ《目星》42 → 08 成功
アリア 《目星》40 → 27 成功
レミリア《目星》15 → 55 失敗
咲夜 《目星》35 → 16 成功
あらら、なんかこの判定の時は皆さんダイスが冴えていますね。宇宙からの色が襲来します。不意打ち対象は天草シノ、あなたです。ただし《目星》が成功しているので不意打ちを回避しました。
戦闘ラウンドに入ります。《DEX》値の変動がありますので、津田と武彦の行動順が入れ替わります。今回は先頭を歩いていた人が宇宙からの色に近いです。
「私から行動です。豊穣神の蔦で攻撃します。ダブルストライクです。捕らえて《POW》を吸収します」
宇宙からの色は逃れようと動き回ります。《DEX》対抗です。成功すると捕縛します。
咲夜 《DEX》対抗 60 → 97 ファンブル
「なっ!?」
あららファンブルですか。本当は二段攻撃なんですがそれも失敗したものとします。宇宙からの色は咲夜の攻撃を華麗に回避しました。
「じゃあ次は私ね。大型ライトを照射するわ」
了解です。宇宙からの色は嫌がっています。まだ撤収しません。
宇宙からの色の攻撃です。攻撃対象は(コロコロ)……おやまあ、味を占めたみたいです。津田くん、君にラブコール。どこか嬉々とした感じで迫ってきます。その勢い、かつての生徒会顧問教師、横島ナルコのごとし。
「貞操の危機を感じるんですが……ってマジですか!」
宇宙からの色《エサにする》?? → 14 成功
タカトシ 《回避》20 → 64 失敗
はいはい、ダメですねー。上から5つのステータスを1減少させてください。さらに肉体的ダメージ判定参ります。
1D6 → 6
……あっ、やっば。本気出しすぎたかも。
タカトシ《耐久力》14 → 08
「ぐはっはっ!?」
「津田さん!? 今助けるわ! 大型ライトを照射する!」
それでは2つの大型ライトを当てられた宇宙からの色は撤収します。しかしどこか満足気です。戦闘終了です。
「ひ、酷い目に遭った……」
「なぁ、GM。津田は大丈夫なのか? ダメージ6って結構ヤバいダメージじゃなかったか?」
「パンチやキックで人がぶっ飛ぶのが5からだったはずだから相当なダメージよ。というか気絶の一歩手前じゃない」
「GM、このダメージは《応急手当》できますか?」
できるはずです。そういえばあなた、治癒魔法なくても《応急手当》はありましたね。
「そうです。純粋なヒーラーなんですよ。それに持ち物に応急キットもあります」
よろしい。+20で判定してください。
咲夜 《応急手当》70 → 20 成功
1D3の耐久力回復です。
「(コロコロ)……よし、3です」
タカトシ《耐久力》08 → 11
「ふう、これで少しはマシになったでしょう」
「ありがとうございます……これでなんとか歩けそうです」
「いえ、肝心のアタッカーである私が攻撃をスカしたせいですから……申し訳ございません」
「大丈夫ですって」
ああ、よかった……ちょっとやりすぎたかなと寒くなりましたよ。瀕死でもまだ生きててもらわないと。まだまだボス戦が待っているんですから。
連続での戦闘、そして傷つき弱っていく津田を庇いつつ、あなたたちは先に進みます。……あ、一応撤収することはできますよ? 時間はかかりますが。
「そんな悠長なことしていられるか。だったらこのまま進んだ方が安心だろう」
そうですね。私としてもそっちの方がいいと思います。ですのでこのまま続行させていただきます。(コロコロ)(コロコロ)……ふむ。では7回目の《ナビゲート》判定に参りましょう。
「まだ着かないのか……」
シノ 《ナビゲート》53 → 96 ファンブル
咲夜 《ナビゲート》45 → 86 失敗
叉木 《ナビゲート》60 → 29 成功
おやおやおや。意見が割れました。シノは『あっち』、咲夜は『こっち』、叉木は『そっち』に進むべきだと思いました。
「また誰かがやらかしたな」
「《聞き耳》で決めていいんじゃないか?」
「宇宙からの色のことも考えると《目星》も併用すべきだろう」
「ああ……そうね。《目星》、必要ね確かに」
どちらもやるということでいいですね? ではまず《聞き耳》から判定しましょう。
『あっち』
白夜 《聞き耳》63 → 33 成功
アリア 《聞き耳》50 → 19 成功
『こっち』
シノ 《聞き耳》55 → 00 ファンブル
タカトシ《聞き耳》52 → 92 失敗
『そっち』
レミリア《聞き耳》63 → 20 成功
咲夜 《聞き耳》45 → 98 ファンブル
怖い出目がいっぱいですが何もありません。えー、まず『そっち』ですが何も聞こえません。『こっち』も当然何も聞こえません。そして……『あっち』なのですが、その……シュルルルッという蛇の声らしきものが微かに聞こえます。足元を見ても蛇らしいものがいないのに、なぜかそんな音が耳に入ってきた気がします。
「これは天草さんがやらかしたな。『あっち』は危険だ。絶対に行かない方がいい」
「シノちゃん、『あっち』は違うんじゃないかな? って忠告してみるよ」
「ん? そうか。アリアが言うなら違うのかもしれんな。私は引くぞ」
「じゃあ残りは『こっち』と『そっち』なんだけど……どっちに行く?」
「《目星》で決めようぜ。宇宙からの色に遭いたくないし、この感じじゃあ違う道なら何回も選んで大丈夫そうだしな」
「それもそうね。じゃあまた分かれて《目星》をしましょうか」
-20パーセントの補正をかけて判定してください。
『こっち』
白夜 《目星》42 → 11 成功
アリア 《目星》30 → 34 失敗
レミリア《目星》05 → 30 失敗
『そっち』
シノ 《目星》43 → 24 成功
タカトシ《目星》32 → 13 成功
咲夜 《目星》25 → 85 失敗
オーケーです。では『こっち』ですがチラリと虹色の光が見えたような気がしました。『そっち』は何も見えません。
「おい、『こっち』は行かない方がいい。奴がいるのをちらっとだが見えた」
「本当? 全然見えなかったわ」
「だって《目星》たったの5ですものレミリアさん」
「『そっち』は何も見えませんし、大丈夫そうです」
「ああ、津田の言う通り。『そっち』には何もないと思うぞ」
「私にも何も見えませんでした。しれっと失敗したことを誤魔化して便乗します」
「決まりだな。叉木さんの言う通り、『そっち』に行こう」
不気味な蛇の気配と宇宙からの色を避け、あなたたちは叉木の言う『そっち』の方向に歩きだします。……それでは《目星》をどうぞ。こちらは-10パーセントですよ。
「知っているぜ」
白夜 《目星》52 → 09 成功
シノ 《目星》53 → 88 失敗
タカトシ《目星》42 → 48 失敗
アリア 《目星》40 → 09 成功
レミリア《目星》15 → 12 成功
咲夜 《目星》35 → 39 失敗
「あらぁ、初めて《目星》に成功したわぁ」
おめでとうございます。良いものを見つけましたよ。行方不明になっていたBグループのツアー客の変死体です。見つけた御褒美の《SAN》チェックです。成功者全員、1/1D6でお願いします。
白夜 《SAN》46 → 39 成功
アリア 《SAN》29 → 02 クリティカル
レミリア《SAN》45 → 37 成功
クリティカルですか。じゃあアリアは《SAN》値減少はさせないでいいです。《目星》が失敗したということにしましょう。
「……チッ。やっぱいなくなっちまったやつらはダメか。ぼそっと小さく悪態をつくぜ。後ろにいんだし聞こえねえだろ」
「……私は心の中で、お気の毒にと合掌するわ。本当に残念よ」
(コロコロ)(コロコロ)……それでは8回目の判定です。
シノ 《ナビゲート》53 → 77 失敗
咲夜 《ナビゲート》45 → 81 失敗
叉木 《ナビゲート》60 → 99 ファンブル
(あ、これヤバいかも)えっと、シノと咲夜は『あっち』、叉木は『こっち』に進むべきだと思いました。
「さっきと同じでいいんじゃないか?」
「そうですね。叉木さんに従いましょう」
(ああ……やっぱり。あと一回成功したら到着だったのに)ではあなたたちは『こっち』に進みます。(コロコロ)……さぁ、《目星》判定です。
白夜 《目星》52 → 38 成功
シノ 《目星》53 → 92 失敗
タカトシ《目星》42 → 90 失敗
アリア 《目星》40 → 52 失敗
レミリア《目星》15 → 09 成功
咲夜 《目星》35 → 39 失敗
「私のダイスが本気を出してきたわね。さぁ、かかってきなさい」
もう何が来るかわかっているようで結構です。ところがどっこい、宇宙からの色の標的はレミリアではなく天草シノ、あなたです。1D100をどうぞ。《INT》の4倍以内の出目が出たら不意打ちを回避できます。ああ、攻撃を食らいたいなら振らなくてもいいですが。
「嫌に決まっているだろうが」
シノ 《INT》×4=68 → 29 成功
「むっ……うわっと! あっぶないな!」
ナイス回避です。さぁ、戦闘ラウンドに入ります。ステータスに変動はありますが行動順の変動はありません。今回も先頭を歩いていた人たちが宇宙からの色に近いです。
「今度こそ攻撃を当てます。蔦で縛り上げます」
自動成功です。それでは宇宙からの色との《DEX》対抗です。
咲夜 《DEX》対抗 60 → 43 成功
オーケーです。咲夜の攻撃は宇宙からの色に届きました。宇宙からの色は実態を持ちませんので、咲夜は蔦で縛ることを一度諦め、蔦を使って《POW》に直接ダメージを与える戦法に切り替えます。ダブルストライクですので、二回目の行動で宇宙からの色の《POW》にダメージを与えます。1D6のダメージです。
1D6 → 4
おおっと、このダメージは宇宙からの色に効いたらしいです。思わぬダメージを受け、驚いた様子の宇宙からの色は逃走します。戦闘終了です。
「まさかダメージを与えてくる敵が来るとは想定していなかったようですね。ふぅ、仕事をしました」
「でかしたわ、咲夜」
いやぁ、よかったですね。宇宙からの色を撃退し、少し安心した様子で『こっち』に進むあなたたち。やがてその道は少しずつ狭くなっていき……ぽっかりと空いた大きな洞窟のある場所にあなたたちは辿り着きました。
「あん? 洞窟? 生命の木じゃなくて?」
はい。洞窟です。
「……ねぇ? 私すっごく、すっごく嫌な予感がするんだけど」
「あのGM? ちょっと聞いてもいい?」
どうしましたか? 市民七条。
「さっきの《ナビゲート》なんだけど……もしかして叉木さん、やらかしていた?」
さぁ? それはあなたのセキュリティクリアランスに開示されている情報ではないので何とも。
「いや絶対やらかしているだろう!?」
「なにやってんのこのおっさん! 神樹の森にいったい何年関わっているのよ!」
しかしこの道を選んだのはあなたたちです。あなたたちの意志で、この場所に来たのです。
この洞窟に辿り着いたとき、あなたたちを先導していた叉木の顔が真っ青になっています。武彦も「お、おい……ここって……」とガタガタ震えています。
なぜふたりがこんなリアクションをしているのか、いきなりでよくわからないあなたたちですが洞窟に浮かび上がる6つの光を見て、体から温度がなくなっていくような感覚に陥っていきます。
洞窟の中の6つの光。それらはすべて何かの生き物の眼球でした。しかしその大きさと、背筋の凍るギラギラした輝きから、それがとんでもなく危険な生物であることを本能が全力で告げ警報を鳴らしています。
そして思い出すのは今日の昼間に聞いた手長ババアのあの言葉。神樹の森の奥の奥にある洞穴。そこにいったいなにが棲みついていると言っていたのか、思い出したくないのにあなたたちは嫌でも思い出してしまうことでしょう。あんなに楽しそうに、自分たちの信じる伝説に出てくる神様の話をされたのですから。
硬直しているあなたたちの前に絶望が形を成してその姿を現す。信じたくない衝動に駆られるだろう。こんな見上げるほどに巨大な蛇がこの世に存在するなんて。そして人間ひとりを軽く一呑みしてしまうほどの巨大な頭部を3つも持っているなんて。
3つの頭からテラテラと光る唾液を纏わせる舌を震わせる大蛇。この大蛇こそかの伝説の怪物、八岐大蛇の落とし子であり、この神樹の森の守り神……ミツクビ様であると。
悟るだろう。伝説は本物であり、こんなバケモノは人の手でどうにかなるような、そんな生易しいものではないと。そして、自分たちは死地に迷い込んでしまったのだと。
――To be continued…