世界を堕とす輪廻の徒花〜たったひとつの約束〜 作:超天元突破メガネ
どうにか駄文を良くしようと必死になっていたら、いつの間にか2週間経過していました、、、
3章「ずっと明日を待っていた〜calls from the past〜」
壊世の果て
赤黒い光に包まれた中を、12人のアークスを乗せた揚陸艇が進む。
「何、ここ、、、!?」
怯えるヒツギ。アメリアスはそっと、その肩に手を乗せる。
「落ち着いて。、、、来るよ!!」
アメリアスが叫んだ、その時。
前方から、白と黒に輝く、巨大な花状の物体が飛来した!
「あれが、、、『深遠なる闇』!?」
飛来した花へと向けて、周囲の揚陸艇がミサイルを発射する。
しかし花は高速で周囲を飛び回り、花弁から放たれたレーザーでミサイルを焼き尽くし、そばにいた揚陸艇をいとも容易く破壊する。
そして、その姿を見せつけるが如く、アークスの前に舞い降りた。
「あんなの、どうしろって言うんだ、、、!?」
「やる事は一緒さ、、、ブッ潰す!」
ゼノがガンスラッシュ、、、創世器を握りしめる。
「聞こえるかい、皆!!」
「シャオさん!?」
通信を送った少年、、、オラクルの管理者が、アメリアス達に伝える。
「君達なら大丈夫!外の『双子』はほとんど全滅させた!思いっきりやってくれ!!僕は、、、君達を信じている!!」
「ならば、、、そうさせてもらおう!!」
レギアスを先頭に、アークス達が武器を構え直す。
その時、『深遠なる闇』が動いた。
大きく舞い上がり、、、揚陸艇の中央へと落下してくる!
「うわああああああああ!!」
『深遠なる闇』に激突され、大きく揺れる揚陸艇。乗っていた12人が、たまらず倒れこむ。
『深遠なる闇』は少し離れると、揚陸艇に並走する形で飛び続ける。
「あれは、、、!?」
起き上がったヒツギは、花弁のような部位についている鎌状の物体に気付いた。
それはこちらへと伸び、、、ヒツギへと振り下ろされる!
「危なっ!?」
ヒツギはかろうじて回避すると、そのまま鎌を斬りつけた。
根元の辺りを見ると、他のメンバーも一気に攻撃を入れている。
「たあっ!」
マリアの振るった一撃が、鎌状の部位を叩き壊した。
『深遠なる闇』は正面へと移動し、再び花弁を見せつける。
やはり花弁一つ一つに、張り出した部位が見えた。
「眼と、、、あれは鋏?」
「ヒツギ!!すぐに回復しといて!!」
アメリアスはヒツギに叫ぶと、放たれるレーザーをかわしながら、眼の部位へと蹴撃を加えていく。
「これでも、、、喰らえっ!!」
渾身の一撃で、眼を砕くアメリアス。しかし、横から伸びてきた鋏に、体を掴まれた!
「嘘っ!?」
鋏はアメリアスを持ち上げ、揚陸艇へと叩き落す!
「きゃあああっ!!!」
「アメリアス!?、、、クソっ!!」
吹き飛ぶアメリアスを見て、アイカはロッドを振り上げる。
「バーランツィオン!!」
複合テクニック、バーランツィオン。高位のテクニック職が放てる、強力な技。
アイカは両腕に氷と光の刃を生み出し、一気に鋏を切り刻む!
3つの部位を失った『深遠なる闇』は、一瞬体勢を崩すと、中央にある巨大な白色の球体を露出させた。
「コアが見えた!今です!!」
「よっしゃあっ!!一気に叩くぜ!!」
「うおおおおおっ!!!」
隙を見せた『深遠なる闇』に、12人が畳み掛ける!
『深遠なる闇』はコアを再び装甲に隠し、揚陸艇から距離をとった。
「何を、、、わっ!」
突然宇宙空間の瓦礫が飛来し、リナは慌てて回避する。
すると一瞬、周囲にノイズが走った。
「、、、!?」
映像に入るような、灰色のノイズ。それが、文字通り「世界」に発生したのだ。
思わず目を閉じたアメリアスが、再び目を開けると、その一瞬で、周囲の空間が真っ白に染まっていた。
「どうなってるの、、、!?」
レーダーを見ても、なぜか位置情報が機能しない。しかし、、、
「周囲に、ナベリウスの地殻に類似した成分、、、!?まさかこれが!?」
真っ白な空間を生み出している無数のチリに、アメリアスは目を見開いた。
「アメリアス!前を見ろ!!」
不意に、クラリスクレイスの声が聞こえ、アメリアスは視界を前に戻す。
そこには、まるで色が入れ替わったかのように、黒くなった花弁を踊らせる『深遠なる闇』の姿があった。
「色が変わって、、、っ!!」
上空から降ってきた散弾を、アメリアスはステップで回避する。
「やることは変わらない!行くぞ!!」
ヒューイが接近した「深遠なる闇』に突撃し、花弁へと攻撃を入れていく。
「向こうの反応が変化した!あっちも消耗しているようだ!!」
「まかしときなさい!はあああっ!!」
シャオの声を受け、サラが花弁を切り刻む。
すると再び、『深遠なる闇』が後方へと飛んだ。
「何を、、、!?」
『深遠なる闇』が中心の茎から剣を形成し、突撃と同時に大きく薙ぎ払う!
「グランヴェイヴ・エスケープっ!!」
アメリアスは宙返りして、なんとか剣をやり過ごした。
『深遠なる闇』の攻撃は、苛烈さを増していく。
カスラに至っては、味方の回復が中心になってしまっているほどだ。
「ほらほらアンタ達!若いんだからしっかり動きなさい!」
するとマリアが、花弁に攻撃しながら叫んだ。
「そうだ!最早怯える事も有るまい!!」
最前線で刀を振るうレギアスも、後続達に呼びかける。
「そ、そうだな、、、行くぞ皆ぁぁぁ!!」
「「うおおおおおおおおおおっ!!!!」」
ゼノの声に後押しされ、ヒツギ達が一気に花弁を打ち砕いた!
「コア、露出しました!!」
「よし!畳み掛けるぞ!!」
露出した弱点へと、12人が猛攻する!!
『深遠なる闇』は怯んだように体勢を崩すと、揚陸艇から離れていく。
すると再び、視界が一瞬灰色に染まった。
「またノイズ、、、!?」
揚陸艇に再接近し、上を向く『深遠なる闇』。
すると中央のコアが大きく開き、、、羽化するかの如く、黄金の巨人が現れた!
「まさか、、、これが本体!?」
「ようやくお出ましね!」
『深遠なる闇』はその腕を振り上げ、同時に8個のビットを射出する。
『、、、逃ガサン!』
「そうはいかないって!」
声と共に振り下ろされた腕を避け、アメリアスはビットへと飛んだ。
「モーメントゲイル!!」
周囲のビットを纏めて吹き飛ばし、追撃を重ねていく。
『深遠なる闇』は腕を引き寄せ、一気に突き出した!
『堕チロ!』
何人か吹き飛ばされたが、すぐに立て直し、周囲のビットを破壊する。
「ラスト!でやあっ!!」
ヒツギが8つ目のビットを切り裂くと、『深遠なる闇』が頭を押さえて倒れこんだ。
「行くぜええええっ!!!」
カスラ達のテクニックを援護に、前衛が頭部に猛攻を加えていく!
『下ラン!!』
『深遠なる闇』は起き上がると、大きく両腕で薙ぎ払いを繰り出した。
「しまっ、、、!!」
退避していなかった数人が、大きく吹き飛ぶ。
「大丈夫ですか!?」
「心配ない!元『六芒』を舐めんなよ!」
駆け寄ったアメリアスに笑みを投げ、ゼノは再出現したビットに飛びかかる。
「行くわよアメリアス!アークスの最強チームで来たんだから、負けるわけにはいかないわ!!」
「そうですね!だあああああっ!!!」
サラが纏めてビットを掴み取り、そこにアメリアスが突進。2人のコンビネーションで、一気にビットを叩き壊した!
『終ワリダ!』
『深遠なる闇』が放つレーザーを掻い潜り、12人が連携して、ビットを破壊していく。
「行って!イツキ君!!」
「うおおおおおっ!!!」
イツキの振り下ろしたガンスラッシュが、最後のビットを破壊する!
「行いいいいいいいいくうううううぞおおおおおおお!!!」
クラリスクレイスのテクニックと共に、ヒューイの拳が『深遠なる闇』に突き刺さる。
「はあああああああっ!!!」
レギアス、マリア、ゼノ、サラ、4人が次々と、頭部に飛びかかっていく!
「アイカ!思いっきり行きますよ!」
「了解!イツキ、リナ、ヒツギ!!」
「これで、、、決める!!」
一斉攻撃を食らった『深遠なる闇』の体が、大きく傾いだ。
そこに、アメリアスが疾走する!
「イル・グランツ!からのヴィントジーカー・ファイナルストライク!!」
無数の光弾と、アメリアスの渾身の一撃が、同時にヒットした!!
「これで、、、!!」
『無駄ダ!』
しかし、『深遠なる闇』は身を起こし、アメリアスを大きく吹き飛ばす!
「きゃあああっ!!!」
「アメリアス!!くううっ!!」
落下してきたアメリアスの体を、ヒツギはギリギリで受け止める。
『此処二、、、滅べ!!』
畳み掛けるように、周囲に衝撃波と光柱が降り注ぐ!!
「わあっ!!」「ぐうっ!」「うわっ!」
揚陸艇を覆い尽くす猛攻に、12人全員が倒れ伏した。
「ううっ、、、!負ける、、、訳には!」
ジェットブーツを作動させ、アメリアスは強引に起き上がる。
しかし、『深遠なる闇』は後退し、両腕を大きく上げた。
『ナラバ、、、形ヲ示セ!』
広げられた腕へと闇が集まり、、、巨大なエネルギー弾を形作っていく!!
「なんだこの反応、、、!?そこにいては危険だ!逃げてくれっ!!」
シャオの声も、うずくまるアメリアスには届かない。
(マトイ、、、シオンさん、、、私は、、、!)
、、、急に意識が遠のき、アメリアスは甲板に倒れこんだ。
深遠様は攻撃がとにかく激しいんですよね。初心者の自分にはキツイ相手です。
さて、次章はついに決着です!
また少し間が空くかもですが、のんびりとお待ちください!
ではでは、ではではではでは!!