ともあれ、波の国編は4~5話で終わらせたい…
タイトルは真実だ…
先程の襲撃から少し経った後で俺達は男達を木に縛り付けた。
「霧隠れの中忍ってとこか…こいつはいかなる犠牲を払ってでも戦い続けることで知られる忍だ。」
「何故我々の動きを見切った?」
男の一人が聞く。
「さっきコウヤも言ってただろう。数日雨も降ってない、今日みたいな晴れの日に水溜まりなんてあるわけ無いでしょ。」
「アンタ、それ知っててなんでガキにやらせた?」
「私がその気になればこいつらくらい瞬殺出来ます…が、私には知る必要があったのです。この敵のターゲットが誰であろうか…」
「…どうゆうことだ?」
「つまり、狙われているのはあなたなのか、それとも我々忍のうちの誰かなのか、ということです。」
「我々はあなたが忍に狙われてるなんて話は聞いてない。依頼内容はギャングや盗賊などただの武装集団からの護衛だった筈…これだとBランク以上の任務だ…」
「依頼は橋を造るまでの支援護衛という話だった筈です。敵が忍者であるなら迷わず高額なBランク任務に設定される筈…。なにかワケありみたいですが、依頼で嘘をつかれると困ります。これだと我々の任務外ってことになりますね。」
「この任務…まだ私達には早いわ…やめましょ。ナルトの傷口を開いて毒血を抜くのにも麻酔が要るし…里に帰って医者に見せないと!!」
「うーん…」
カカシはナルトを一度見て、
「こりゃ荷が重いな。ナルトの治療ついでに里に戻るか。」
そうカカシが言った後にナルトが大胆な行動に出る。
ザクッ!!
「グッ…!!」
ナルトは自分の手の甲…ちょうど傷口をクナイで自ら刺す。
溢れだす血。周りが驚愕する。
「ナルト!!なにやってんのよ!!」
「…………………(俺ってば強くなってる筈なのに…どんどん任務こなして、一人で毎日術の特訓もしてんのに…!!俺ってばもう二度と助けられるような真似はしねぇ…!!怖じ気づいたり、逃げ腰にもならねぇ…俺はサスケには負けねぇ…それに、コウヤにも…
この左手の痛みに誓うんだってばよ!!)」
「俺がこのクナイでオッサンは守る!!任務続行だ!!」
「ナルト、景気よく毒血を抜くのはいいが、それ以上は出血多量で…死ぬぞ。」
「………」ガクガク
「早く止めないとマズいぞ…マジで。」
「ダ、ダメダメ!!こんなんで死ねるかってばよー!!」
「ちょっと手、見せて見ろ。」
「ナルト…アンタって自虐的性格ねー…それってマゾよ?」
サクラの言葉もあまり今は否定できないなナルト…
ナルトは慌てながらもカカシに手を見せる。
「(傷口がもう治りかけている…)「あのさ、あのさ」ん?」
「俺ってばさ、大丈夫?先生ってばやけに真顔…
あ!そうだ、コウヤ!!」
「なんだ?」
俺がどうかしたのか?
「コウヤってばずっと前に初めてあった時俺のケガ治してくれただろ?あれはできないの!?」
「一応できるが…」
「じゃあさじゃあさ!!俺の傷ちょちょいのちょいで治してくれってばよ!!」
「あれはそこまで得意なわけじゃないしな…」
「いいからさ!!頼むってばよ~!!」
はあ…仕方ないな…
「わかった。だが包帯は念のため巻いてもらえよ。」
そう言って俺は医療忍術?を使う。?がついているのはそうであるという保証がないからだ。専門の知識もなく、完全に偶然だったしな。
「コウヤ、医療忍術が使えるのか?」
「医療忍術モドキくらいのモノですよ…そこまでの治癒力はありません。」
そして術をかけた後にナルトはカカシに包帯を巻いてもらった。
暗い森の中。その中に怪しげなツリーハウスにも似たような物があった。
「失敗したじゃとー!?お前達が元腕利きの忍者だと言うから高い金を出して雇ったんじゃ!!」
その中では一人の男が数人に向かって怒鳴っていた。そんなときに
「グチグチうるせぇな…」
包帯を巻いた男が巨大な剣を振るう。男はさっきまで怒鳴っていた男の首元に剣を突き付け
「今度は俺様がこの“首切り包丁”でそいつを殺してやるよ。」
「ほ、本当に大丈夫だろうな?敵もかなりの忍を雇ったそうじゃし、その上鬼兄弟の暗殺失敗で警戒を強めておるとなると容易なことでは…」
「この俺様を誰だと思ってる?」
「霧隠れの鬼人といわれたこの…
桃地再不斬をな!!」
ふう…なかなか大変でした。
最近コウヤの口数が少ないような…