仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー NOVEL大戦BREAKER   作:火野荒シオンLv.X-ビリオン

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シオン「物語が始まる前に、始めに申し上げます……アーニャスタシアさんごめんなさい……!後水橋神代さん……!」←精一杯の土下座しながら
零(あぁ、これ、確実に何かやらかしましたね……)
翔(…まぁ、さっきちらりと覗いてきたが……死人が出てないだけまだマシな方だな……)


第1章
奪われた幻想郷


とある世界、そこは誰も知らない世界…

知っていたとしても、異世界でその世界を認知しているものだけである世界。

その世界の名は『幻想郷』………忘れ去られ行く者たちだけが本来入れる、特殊な世界。

明確に言えば、幻想郷には星という概念は無く、別の星に結界を境界線として繋がっているような世界であり、それ故に知っている者は、総ての世界においてもまだ、限りなく少ない。

この世界では、『妖怪』と呼ばれる存在や、『幽霊』に『吸血鬼』、『妖精』など、人外の者たちが多く住んでおり、僅かながら人間も住んでいる。

 

そんな幻想的な住民が多く住まう世界にある、1つの神社………"博麗神社"と呼ばれる場所で、二人の少年少女が、茶を飲んで一服していた。

少年の方は髪の毛も含め全体的に黒い格好をしており、少女の方は緑色の髪の毛に巫女の装束を身にまとっている格好をしていた。

二人は同じタイミングで茶を啜り、ある程度飲み終えると、またもや同じタイミングで口から湯飲みを離す。

 

「……はぁ………縁側で二人仲良くお茶を飲む……なんか、ムードがあるな……」

「ですねぇ………しかも景色はとても綺麗ですから、よりお茶の美味しさが引き立ちますね……」

 

少年---"桜井(さくらい)カズキ"の言葉に、少女---"東風谷(こちや)早苗(さなえ)"は賛同し頷く。

そして二人は再びお茶を………啜ろうとした瞬間、突然彼らの頭に痛みが伴った。

二人は同時に振り向くと、彼らの背後には赤と白の巫女の装束を纏い、大きな赤いリボンをした少女が、箒を片手に仁王立ちしていた。

 

「アンタら………人の家でよくもまぁそんなにいちゃついてられるわね……見ててこっちが腹立つんですけど…」

「いっ、てぇー……!そんな理由で叩かないでくれよ、霊夢(れいむ)……」

「そうですよ………というか二人の一時を邪魔しないでくださいよ……」

「邪魔されたくないんだったらアンタの神社でいちゃつきなさいよ!なんでわざわざ私の家でいちゃつくのよ!!」

「「ここの見晴らしがいいから」」

「それはここにいる理由でしょ!!……あーもう、めんどくさくなってきたわ……」

 

赤いリボンの少女ーーー博麗霊夢は彼らの返答に頭を抱える。

それを見たカズキは彼女にばれないよう苦笑しており、早苗に関しては再びお茶を飲み始めていた。

 

「---おーい、カズキ~早苗~霊夢~」

「ん……この如何にも間抜けそうな声は……」

「誰が間抜けじゃい!」

「あ、聞かれた」

 

……と、そんな彼らに向けて、おーいと呼ぶ声が聞こえてくる。

声が聞こえた方向を見てみると、一人の少年と、その後ろに何人かの少女が、博麗神社に向かってきているのが見えた。

少年の方は霊夢以上に赤い服を身に纏い、如何にもチャラそうな雰囲気を醸し出している。

 

「おい地の文まで変なこと言うなよ!?余計変な印象をつけられるじゃねーか!?」

「……ダイヤ……誰に向かって叫んでるの?」

「安心しろつぼみ。ダイヤは今、心のそこから疲れてるんだ……だから俺たち以外には聞こえない声が聞こえてるんだ」

「おい忍(しのぶ)!?」

 

真っ赤な少年---"赤獅子(あかじし)ダイヤ"は、後ろにいたグレーのパーカーを羽織った、緑髪のロングの少女---"神崎(かんざき)忍"の言葉に驚く。

その近くでは如何にも魔法使いの見た目をした金髪の少女---"霧雨(きりさめ)魔理紗(まりさ)"が声を必死にこらえながら笑っており、ダイヤはその辺で体育座りをして落ち込んでしまっていた。

しかしカズキはそんな彼を豪快に無視し、忍たちに「よっ」と手を振る。

 

「早かったな、お前ら……」

「なんだよ、早く来たらいけないのか」

「いや、そういう訳じゃあないけど……ちょーっと、"それ"を準備するのは早すぎるかと………」

「まぁまぁ、いいじゃないですか。もしかしたら予定より早く、皆さんが集まるかもしれませんし。それに"パーティー"を開くなら、早めに準備しといた方がいいですよ」

 

カズキは忍たちが手に持ってる荷物を見て呟くが、忍の近くにいたピンクのツインテールの少女---"花咲(はなさき)つぼみ"が割って入ってくる。

……そう、今回カズキたちが博麗神社に来てる理由………それはこの神社で、パーティーを開くことになっているからだ。

何故パーティーを開くことになったかと言われると、それはダイヤが突然『暇だからパーティーでも開こうぜー!』と突拍子もなく提案したからだ。

しかし、かつてこの幻想郷を支配しようと侵略してきたダークネクロフィアという組織を壊滅させて以来、あまりにも平和になりすぎたのもあり、逆に退屈になっていた幻想郷の住民たちにとっては良い余興だと感じたのだろう………

そんなこんなで、幻想郷の住民たちはダイヤの提案に賛同し、この博麗神社でパーティーを執り行うことになったというわけだ。

 

「んで、キリトたちや苗木たちはいつ来るって?」

「早くても3時はちょっと過ぎるぐらいにだってさ」

「後、プラチナもパールも、ちょっと遅れてくるらしいぜー。レミリアたちは昼頃から来るって言ってたけど」

「……吸血鬼なのに昼間から行動しようなんてよく思えるな……まぁ、日差し対策はしているからなんだろうけど」

「他の皆さんは?」

「さとりたちは地底から出るまで時間かかるから遅れるんだとよ。他のやつらも自分の準備をしてから来るって言うし……紫(ゆかり)を使えば移動なんて楽なんだろうけど、肝心のあいつがいなかったんだよなぁ……」

「?あの人、どこかに出掛けてるのか?」

 

一通り他のものたちの集まり具合を聞いた最中、紫という人物がいなかったとダイヤの口から発せられる。

………八雲(やぐも)紫…………それはこの幻想郷の創立者の一人で、彼女の力はあらゆるものに境界を引いたりすることができる。

それを応用し、様々な場所へ移動できるスキマと呼ばれる特殊な空間の裂け目を作ることができるのだが………彼女がいない今、その移動手段が使えないというのを知り、カズキは頭を抱えていた。

 

「うーん……となるとパーティーが始まるの、かなり遅くなるぞ………ダイヤ、お前場所が遠いやつらをオーロラで向かえに行けよ」

「そうしたいのも山々なんだけどよ………つぼみが許可してくれなくて………」

「そりゃあダイヤが他の娘達といちゃついて時間が無駄にかかるのが目に見えるからに決まってるじゃない」

「「あぁ………」」

「……なぁ、なんで俺、そんなに信用されないんだ………?」

 

あまりにもの酷い言われようにダイヤは軽くへこんでしまう。

…まぁ、実際に重症なほどのタラシなのだから、それに関してはなにも言えないのだが………

 

「…とにかく、さっさと準備すりゃあ、向かえに行ける時間も増えるだろうし、さっさと準備を終わらせようぜ~?」

「それもそうですねー」

「…よし、じゃあ少し早いが、俺たちだけで準備でもするか!!」

「「「おー!」」」

「あ、霊夢~。冷蔵庫使わせてもらうぜー」

「……別に構わないけど、その量、入りきるかしら…」

 

少し予定より早いものの、カズキたちはパーティーの準備をしようと博麗神社の奥の座敷に

 

 

 

---バッ、キィィィィィィィィン!!!

「「「!?」」」

 

 

……向かおうとして、突然なにかが派手に割れる音が、辺り一面に響き渡る。

何事かと全員驚いていると、忍が空を見上げ、叫んでいた。

 

「な、なんだ今の音!?」

「!今の感覚……まさか!?」

「!お、おいみんな!!空を見ろ!!」

「…!?おいおい……なんだ、ありゃあ……!!?」

 

---その場にいた全員が空を見上げた先には、とてつもなく巨大な、船だった……

その見た目は海賊船そのもの………しかし彼らが知ってる海賊船とは、比べ物にならないほど巨大なものだった。

 

彼らがその大きさに圧巻していると、海賊船からなにかが落ちていくのが見える。

その物体が落ちていく場所………それはこの神社の近くにある、人里だった。

 

「!何か落ちていくぜ!?」

「しかもあの場所……人里がある!」

「やべぇ!?みんな、急いで人里に向かうぞ!!」

<テレポート プリーズ>

 

 

それを見たカズキたちは驚き、ダイヤは叫びながら指輪のようなものを嵌め、それを腰についた手のようなものに指輪を翳す。

するとその場にいたものたち全員の下に、魔方陣のようなものが浮かび上がる。

そして魔方陣が全員を包むように浮かび上がると、その場から誰もいなくなっていた。

 

 

 

~~~

 

 

 

人里………文字通り普通の人間たちが住まう場所……

そこに住まう人々は、突如として現れた海賊船に驚き、逃げ惑っていた。

その最中、村の中央に魔方陣のようなものが現れ、そこから先程まで博麗神社にいたカズキたちが現れた。

 

 

「---よし!着いたぞ!!」

「あの落ちてきてるやつは!?」

「……まだ上だ!!」

 

彼らは到着するやいなや、再び空を見上げる。

空から降ってくる物体は、あと数十秒程でこの人里まで落ちてくるぐらいの距離で、それを見た何人かは不味いと判断し、魔理紗に至ってはスペルカードと呼ばれるものを取り出し、自身の攻撃で防ごうとしていた。

だが………落ちてくる物体はあれほど加速して落ちてきたはずなのに、突然その場でピタリと、落下せずにそのまま止まっていた。

 

「…?動きが、止まった……?」

「……いや、まだ微かにだけど、ブレてるように動いてる……」

「てっきり砲弾かと思ったけど………それにしては形はいびつね…」

---グニャリ

「!形が変わった……!?」

 

突如として止まった謎の物体に全員気を引き閉めていると、空でピタリと制止していた謎の物体が突然グニャリと形を変え始める。

それを見た全員がさらに警戒していると、謎の物体から【黒い腕のようなもの】が無数に沸き出てきていた。

それを見た全員は驚いていると、物体からどんどん手が生え、やがて物体から顔までが出てくる。

顔まで出てきた"何か"はゆっくりと物体から抜け出し、完全に抜け出すと、そのまま地面に降り立つ。

そして………真っ黒の顔からギョロリと目を開き、バリバリと音を立てながら口のようなものを作り上げ、不気味な雄叫びをあげていた。

 

『---ウ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛!!!』

「ひっ……!?」

「な、なんだ、あの生き物……」

「!おいやべぇ!!まだ出てきているぞ!?」

 

ダイヤの言葉通り、黒い人形の生き物はぞろぞろと謎の物体から涌き出てきてくる。

今のところはただ雄叫びをあげているだけだが、いつ人々を襲うかもしれないことを考え、カズキは懐にしまってある物を取り出そうとする。

 

 

 

『貴様らぁ!この映像が見えているかぁ!!』

 

 

 

……が、その瞬間、大きな声が響き渡り、上空にバーチャル映像のようなものが現れる。

そこに写っていたのは、一人の男………それを見てカズキたちは、瞬時に理解した。

---あの男が、親玉だと。

 

 

 

『俺たちは無限海道、宇宙海賊をやっている』

「宇宙、海賊だと……」

「ゴーカイジャーとはまた別のやつってか……」

『さて、長話もなんだ、早速用件を言うぜ………―――この幻想郷のやつらに告げる……貴様らの世界は、たった今からこの俺、世界一の宇宙海賊、バン様の"私物"の1つにする!』

「なっ……!?」

 

突然映像に写った男---バンの言葉に、誰もが驚く。

しかしバンは、人里にいたものたちの反応がわかりきっていたのか、鼻で軽く笑いながらなおも続ける。

 

『まず手始めに、俺が今ほしいのは、この土地だ。だから最初の間は貴様ら全員、俺の船で大人しくしてもらう……その為の刺客は今、送り込んだはずだ』

「刺客……まさか、あの黒いのが!?」

『今貴様らのとこにいる黒いやつは、俺の優秀な発明家が造り上げた特殊生命体【ブラックパイレーツソルジャー】、通称【BPS】だ。俺様たちの指示で今は貴様らをこの船まで連れて帰るようにしてるが、同時に逆らえば容赦なく殺すようにも指示している。死にたくなかったら、まず俺様の船へ大人しく……ちっ、言い終わる前に逃げ始めてやがる……行け』

 

バンは何らかの形で地上の様子を見ているのか、人々が彼の言葉を途中で聞かず、逃げ出しているのに舌打ちする。

そして何かに指示を出した瞬間、黒い生き物………BPSたちが雄叫びをあげながら、近くにいる里の人々を襲い始めた。

その運動性能はすさまじく、すぐさま里の人々を捉えていってしまう。

それを見たカズキたちは急いで人々を助けるべく、襲われている人のところまで向かうと、BPSを蹴り飛ばしていく。

 

『ウ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ"…!?』

「早く逃げてください!!」

「す、すいませんっ……!」

「カズキーッ!!こいつら、運動神経とかはいいが、他はその辺の雑魚怪人と同じレベルだ!」

「分かった!!」

 

ダイヤの声を聞き、カズキは懐から黒い物体と、オレンジが描かれた錠前のようなものを取り出すと、それを腰に装着させる。

同時に他のものたちも、カズキとはまた違った、ベルトのようなものを取り出したり、呼び出したりしており、また忍の所には金っぽい色の、つぼみの所には白色の蝙蝠が飛んでいた。

 

<ドライバーオン!プリーズ シャバドゥビタッチヘーンシン♪シャバドゥビタッチヘーンシン♪>

<サイクロン!>

<ジョーカァー!!>

『っしゃあ!キバっていくぜ!!がぶり!!』

『あらあらぁ、敵が多いわね……ま、ここにいるみんななら大丈夫でしょうけど』

 

それぞれ腰に装着されたベルトから、独特の音声が聞こえ始める。

そして……

 

 

 

「「「---変身!!」」」

『ロォック、オン!ソイヤッ!オレンジアームズッ!花道・オン・ステージ!!』

<フレイム プリーズ ヒー、ヒー、ヒーヒーヒー!!>

<サイクロン!ジョーカァー!!>

 

 

 

全員が叫んだと同時に、カズキの方は腰に巻いた黒い物体---戦極ドライバーにオレンジの錠前"オレンジロックシード"を装着させ、カッティングブレードを倒し、ダイヤは指に嵌めた指輪"ウィザードリング"を手型のベルト---"ウィザードライバー"に翳す。

忍の方は金色の蝙蝠---"キバットバット三世"に腕を噛ませたあと、腰のベルトの真ん中付近に引っ掻け、つぼみは白い蝙蝠---"キバーラ"を手に取る。

霊夢と魔理紗に関しては、手に持っていたメモリのようなもの---"ガイアメモリ"を、腰に巻いた"ダブルドライバー"に装填させ、早苗は呼び出したベルト---"オルタリング"の両サイドのスイッチのようなものを同時に押していた。

 

そしてそれぞれから独特な音声が再び流れ始め、カズキは青いアンダースーツを纏った上で、空から巨大なオレンジ降ってきてそれが頭に突き刺さり、ダイヤは横から赤い魔方陣が彼を包み、忍にはガラスのような鎧が身に纏われ、つぼみの方にはハート型の花びらのようなものが舞い始めると共に、白い人型の蝙蝠のような姿をする。

霊夢と魔理紗に関しては、魔理紗の方が突然パタリと倒れたのに対し、霊夢の方に突如として風が彼女を纏い、足から少しずつ、左が緑、右が黒のスーツが構築されていく。

早苗の方に関しては、ベルトの中心が強く発光すると共に、その身を金色の姿をした異形に変えていた。

 

そして忍の方は纏ったガラスが一気に弾け飛び、つぼみとはまた違った人型の蝙蝠の姿になり、ダイヤの方は赤い魔方陣が体全体を通過し終えると、黒いローブを纏い、赤い仮面のようなものを被った魔法使いのような姿に………

最後にカズキの頭に突き刺さったオレンジのようなものが、ゆっくりと開かれ、やがて鎧へと姿を変えていく……

その鎧が完全に変形し終えると、身体全体からオレンジ色のエネルギーのようなものが軽く噴き出し、鎧武者のような姿をしていた。

 

「さぁみんな!ここからは俺たちのステージだ!!」

「「「おう!!」」」

 

鎧武者となったカズキ………否、今は【仮面ライダー鎧武】と呼ぶべきそのものは、大橙丸(だいだいまる)という武器を片手に持つと、ダイヤたちに向かって叫ぶ。

それにダイヤたちは大声で返事をすると、BPSたちに向かって攻撃を始めていた。

 

「おらぁ!」

『ウ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛!?』

『ウ゛、ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛!!!』

「おおっとあぶねぇ!ほらよっと!!」

『ウ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛!!?』

「おらおら!こっちに来やがれ!!」

 

鎧武OA(オレンジアームズ)は周囲にいたBPSたちを切りつけながら、BPSたちを引き寄せる。

BPSたちは唸り声のようなものをあげながら、鎧武OAの方に向かって走ってくる。

しかし群がってくる数が予想以上に多かったのか、それを見た鎧武OAはやべっ、と小声で本音を漏らす。

と、その群生に向かって誰かが銃弾を放ったのか、それらがBPSたちに命中していく。

鎧武OAが振り向くと、魔法使いのような姿になったダイヤ………"仮面ライダーウィザード"が、ウィザーソードガンと呼ばれる武器を指で回している姿が見えた。

 

「ダイヤ!すまん、助かった!!」

「おいカズキ!呼ぶのはいいけど、数に圧倒されんじゃねーぞ!」

「全くだ!こっちからも集まってきてるんだから、まだまだ尋常じゃない数がやって来るぞ!!ハァァァァ!!」

 

ウィザードFS(フレイムスタイル)の言葉に、人型の蝙蝠の姿になった忍………"仮面ライダーキバ"がBPSを蹴り飛ばしながら賛同する。

その近くでは白い人型の蝙蝠になったつぼみ………"仮面ライダーキバーラ"が迫り来るBPSたちを華麗に捌いており、それを見た鎧武OAは「だったらこれで!」と叫びながら、腰から無双セイバーと呼ばれる武器を抜き取り、向かってくるBPSたちを切り裂いていく。

そしてそのままBPSたちの群れに突っ込んでいき、それを見たウィザードは呑気なことを呟いていた。

 

「ハァァァァ!!」

「おおっと、あんな数に向かっていくなんて、カズキもだいぶ物好きになったなぁ……」

「戦闘狂のお前にだけは、あいつも言われたくないだろうけど、な!!」

「ちょっとダイヤ!こっちも助けなさいよ!!」

『こいつら向かってくるの早いから、メモリチェンジする暇すらないんだぜ!?というか私の体が持ち去られそうになってるんだけど!!』

「おおっと、こりゃあやべぇなっと!!」

 

と、ウィザードFSに助けを求めるように、左が緑、右が黒色の異色なスーツを身に纏った霊夢………"仮面ライダーダブル"が叫んでいた。

同時にダブルCJ(サイクロンジョーカー)の中から魔理紗の声が聞こえ、彼女の言葉を聞いたウィザードは、ウィザーソードガンを剣の形に変形させながら、魔理紗の体を持ち去ろうとするBPSを切り裂いていた。

そして魔理紗の体を受け止めると、ダブルCJの方に向かって叫ぶ。

 

「なぁ魔理紗!お前の体、どうすればいい!?」

『あぁもう!そんなの自分で考えてくれ!!』

「いや、考えてくれって言われても……っとぉ!?」

 

どうやら魔理紗の意識はダブルCJの方にあるのか、ダブルCJはウィザードに向かって叫ぶ。

その言葉に対してウィザードは頭を悩ませていると、BPSたちが彼に襲いかかる。

ウィザードは魔理紗の体を支えたまま回避を行うが、数が多いのもあって一気に追い込まれていく。

と、そこに金色の姿をした異形になった早苗………"仮面ライダーアギト"が、エネルギーが込められた拳でBPSを殴り飛ばしていた。

 

「ハァッ!!」

『ウ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛!?』

「大丈夫ですかダイヤさん!?」

「サンキュー早苗!!」

「!今度はカズキ君が危ない!」

 

アギトはウィザードを助けた直後に、鎧武OAが苦戦しているのに気付き、彼の方へ向かって走る。

そして足にエネルギーを溜めた状態で軽くジャンプすると、そのまま右足を突き出しながら飛び蹴りを放っていた。

BPSたちはそれに直撃すると、大きく蹴り飛ばされ、近くの民家に激突する。

 

「ちょ、この数はさすがに……」

「ハァーッ!!」

『『『ウ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛!!?』』』

「カズキ君大丈夫ですか!?」

「た、助かったよ、早苗……でも……」

『あぁもう!なんなんだぜ、この数はよ!』

 

鎧武OAはアギトに礼を言いつつ、辺りを見回す。

………先程攻撃されたBPSたちは、形が崩れながら消滅はしていく………

しかし倒しても倒しても、全くと言っていいほど数が減っている様子はなく、むしろだんだん増えてきているようにも思えてきた。

鎧武OAは舌打ちしつつ、未だにBPSたちを産み出してる物体の方を見る。

 

「やっぱあれを壊さないと、駄目みたいだな……」

「ですね……けど、あれを破壊するには、あの数を一気に蹴散らさないと……」

「こうなったら、カチドキで一気に」

「---おおっと!それはさせねぇぜ!!」

「「「!」」」

 

鎧武OAが腰についているホルダーから、別のロックシードを取ろうとした瞬間、上から声が聞こえる。

全員が上を見上げると、先程まで写ってた映像はいつの間にか消えていた。

……その代わりに、先程映像に写っていた男………バンが、空から急降下しながら、こちらに向かってきているのが見えた。

それを見た全員が驚くが、バンは空中でくるりと半回転すると、ブーツに取り付けられたスイッチを押す。

そしてブーツからジェット噴射が放出されると、ゆっくりと減速していき、着地する頃には完全に急降下してきたときの勢いは消えていた。

 

「…っと……やっぱこの降り方、身体に負担がかかるわ……」

「お前……さっきの映像の……」

「そうだ。この俺がバン様だ……にしても派手に邪魔してくれたなぁ、あぁ?」

「ふざけんな!!お前がいきなりこの世界を支配するだのなんだの言って、攻めてきたくせに!!」

「それがどうした」

「ッ!?」

 

鎧武OAは叫ぶが、バンから放たれる威圧感に押し負けてしまう。

しかしバンは構わず、BPSたちに向かって「この辺一帯から攻め始めろ」と指示を始め、BPSたちは雄叫びをあげながら、人里から出ていく。

それを見たキバーラは追いかけようとするが、バンが「待ちやがれ!」と叫び、思わず動きを止め、振り返っていた。

 

「……これ以上テメェらに好き勝手されたら困るんでな……俺が【今この場にいる全員を】相手にしてやるよ」

「なっ…!」

「どうした?俺を倒せばお前たちはお望み通り、またこの世界での平和を取り戻せる。だったらここで俺を倒せば、すべてが一瞬で片付くんじゃあないのか?」

 

バンの言葉に、鎧武OAたちは後退りする。

……確かに目の前に敵の親玉がいるのであれば、彼を倒した方が早いだろう………

しかし、今この場にいる全員を相手にすると、余裕のある顔で告げるほど………それに彼がこの場に降り立った瞬間、鎧武OAたちは察していた………目の前の存在は、明らかに強い、と………

仮に今この場にいる全員で相手をしても、下手したら簡単に壊滅させられるかもしれないし、全員で戦っている間に、先程人里から他の場所に放たれたBPSたちが人々をどんどん襲っていくだろう……だが、何人かが人々を助けに行こうものならば、確実にバンとの勝率が下がる………

それに、目の前の敵が、そう簡単に全員をこの人里から離れさせるわけがない………そう考えると、どのみちバンを、相手にしないといけないことになる。

ウィザードFSがその事に舌打ちしてると、バンが呆れたような顔をしながら、懐から何かを取り出し、それを見た鎧武OAは驚いていた。

 

「……ったく、どうせ誰もこの場から離れさせるつもりはねぇんだ………だったら大人しく、俺とでも戦えよ」

「!?それ、は………」

「戦極ドライバー……!?」

「はっ、さすがは仮面ライダーになるやつは分かるか……ここに来る前にぶっ倒してきた電王とかいうやつも、すぐにこれがなんだか分かったみたいだしな」

「電王を……倒しただと?」

「そうだ。確か名前は……エイタ、っつー呼ばれてたっけな?」

「栄太…だと!?」

「ん?その様子じゃあ、テメェらとあいつは知り合いってことか」

 

栄太の名前を出されたウィザードFSは、驚きを隠せずにいた。

それに気付いたバンは彼らの関係に気付くが、ウィザードFSはバンに向かって叫ぶ。

 

「おい!栄太を倒したってのはどういうことだ!?」

「言葉通りの意味に決まってんだろ……あの時仕留め損ねはしたが、あの大怪我だ………下手したらもう、ポックリと逝っちまったかもなぁ……?」

「ん、なろ………!」

「ダイヤ!落ち着け!やつのペースに呑み込まれるな!」

「……と、無駄話もなんだ。さっさと終わらせてやるよ…!」

『ロオック・オン!ソイヤッ!!パイレーツアームズッ!出航!オン・ザ・マリン!!』

 

バンの言葉を聞いたウィザードFSは、衝動で彼に襲いかかろうとするが、それを慌ててキバが抑える。

そうしてる間にバンは戦極ドライバーを巻き付け、パイレーツロックシードを取り付けてカッティングブレードを倒すと、そのまま栄太を倒した姿………仮面ライダー狩武になる。

狩武はカリビアンサーベルと共に、細長い銃のような武器"マリンマグナム"を呼び出し、それぞれを両手で持つと、仮面の下から笑っていた。

 

「ははははっ!さぁ、強奪の時間だ!!はぁっ!」

「っ!?きゃあ!?」

「つぼみ!!」

「余所見をしてる場合か!おらよぉ!!」

「ぐ、あぁ!?」

「忍!!」

 

狩武はマリンマグナムを構えると、距離的に一番遠いキバーラに向かって発砲する。

その攻撃はキバーラも予期していなかったためか攻撃が直撃し、悲鳴をあげながら吹き飛ばされていた。

それを見たキバが叫ぶが、その間に狩武は間合いを詰め、そのままキバをカリビアンサーベルで攻撃する。

攻撃が命中してしまったキバはその場で膝をつき、切られた部分を押さえる。

狩武はそれを見て笑いながら、再度キバを斬ろうとカリビアンサーベルを構えていると、ダブルCJが彼に向かって殴りかかり、攻撃を阻止していた。

 

「『ハァァァ!』」

「おっと……その程度じゃあ俺は倒せねぇ、よ!」

「きゃぁぁぁ!?」

『ぐぁっ!!?』

「霊夢!魔理紗!!」

「あんにゃろー……調子に乗りやがって………!!」

 

だが、攻撃したときの一瞬の硬直を突かれ、ダブルCJまでもが狩武の攻撃をまともに受けてしまう。

それを見たウィザードFSは怒りで拳を握りながら、腰のホルダーに取り付けられた白く輝く指輪を1つ手に取り、右手に嵌めたフレイムウィザードリングと入れ換えで指輪を嵌める。

 

「カズキッ!早苗ッ!!通常フォームじゃあ太刀打ちすらできない!いきなり最強フォームでいくぞ!!」

<イィィィィィィンフィニティィィィィィィ!!プリィィィィィズ!!ヒィィィィスィィィィィフゥゥゥゥドォォォォォォボォォォォォォザァバビュウゥゥゥドゴォォォォォォン!!>

「分かった!」

『カチドキ!フルーツバスケット!!ロォック・オープン!!極(きわみ)アームズッ!大!大!大!大!大!将!!軍!!!』

「はぁぁぁぁ………!」

 

指輪を嵌めたダイヤは未だに攻撃を受けていない鎧武OAたちに向かって叫びながら、嵌めた指輪---"インフィニティーウィザードリング"を翳す。

するとウィザードFSの足元から光り輝く魔方陣が現れ、彼の体を潜り抜けていく。

そして完全に潜り抜け、潜り抜けるとに付着したキラキラ石が弾け飛ぶと、銀色に近い輝きを放った姿になったウィザード………"インフィニティースタイル"と呼ばれる存在になっていた。

それと同時に鎧武OAも戦極ドライバーからオレンジロックシードとフェイスプレートと呼ばれるものを外し、カチドキロックシードをオレンジロックシードを取り付けていた場所に、そして金色の鍵………"極ロックシード"をフェイスプレートが取り付けられていた場所に持っていき、カチドキロックシードにある鍵穴に差し込む。

そしてそのまま極ロックシードで解錠すると、鎧武OAの周りにフルーツの鎧が降ってきて、そのまま彼を中心に円を描くように回り始める。

そしてそのままフルーツの鎧は彼に向かっていき、それが弾け飛ぶと、銀色の南蛮甲冑の姿をした鎧武"極アームズ"になっていた。

同じくアギトの方も金色の姿から紅蓮に近い、灼熱の姿………"バーニングフォーム"になっており、オルタリングからシャイニングカリバーと呼ばれる武器を呼び出し、それを手に取る。

 

先程よりも力が強くなった3人は、狩武に対し、身構える。

一方の狩武はというと………派手に笑っていた。

 

「---はっ、ははっ、はははははっ!!まさか姿まで変えることができるなんてなぁ……しかも、パワーアップしてるって感じが伝わってくる………!いいぜ……俺にこの世界を奪われたくなけりゃあ、全力でかかってきなぁ!!」

「その減らず口……叩き割る!」

<イィィィィィィンフィニティィィィィィィ!!>

「!ぐっ!?」

 

ウィザードISは笑いながら告げる狩武を無視しながら、右手に斧と剣が合わさったような武器"アックスカリバー"を呼び出すと、再度インフィニティーウィザードリングをドライバーに翳す。

するとドライバーから音声が聞こえた瞬間、突然ウィザードISの姿が消え、同時に狩武の背中がなにかに斬られたような痛みを感じる。

しかし、その一瞬でウィザードISがその場から消えた理由がわかり、軽く舌打ちしていた。

 

「っ……今のは………高速で移動してるのか……」

「余所見をしてる場合か!」

『ブドウ・龍・砲!』

「!っとぉ……俺と撃ち合おうってか!」

「!あぶねぇ!!」

『メロンディフェンダー!!』

 

すると狩武が一瞬だけウィザードISに気をとられている瞬間を狙って、鎧武極はブドウ龍砲と呼ばれる武器を呼び出し、狩武に向かって発砲する。

しかし狩武にはその攻撃をかわされ、逆にあちら側から発砲される。

それを見た鎧武極はメロンディフェンダーと呼ばれる盾を呼び出し、その攻撃を防ぐ……が、マリンマグナムの火力が強すぎたのか、そのままメロンディフェンダーごと鎧武極を吹き飛ばしていた。

 

「ぐ、おぉ!?」

「カズキ君!ッ……はぁぁぁぁ!!」

「おおっと……遅ぇぜ!!」

「きゃぁぁ!?」

「早苗!!」

 

吹き飛ばされた鎧武極を見たアギトBFは、シャイニングカリバーで狩武に斬りかかるも、それもあっさりと避けられた上に背中からカウンターをもらってしまう。

そのまま地面に倒れ伏せたアギトBFに向けてマリンマグナムが構えられるが、狩武とアギトBFの間にウィザードISが現れ、狩武目掛けて剣先を真っ直ぐ放つ。

狩武はそれを後ろに飛ぶように避けながら、マリンマグナムで彼らを攻撃する。

しかしウィザードISは高速移動の応用で、迫ってくる攻撃を一瞬でバラバラにして防いでいた。

 

「ほぉ……中々やるじゃあねぇか……んで、さっき俺に一撃を加えたあと、高速移動で何をしてた?」

「高速移動と言うよりは時間干渉なんだけど、ある意味似た様なもんだからどうでもいいか……お前の質問に答えると、先にやられた仲間を救出してた。お前からの攻撃が意外と重かったらしいからな……あいつらはまだ戦えるって言ってたが、ここで全滅させられるよりはマシだろ」

「……成程、よく見てみりゃあ、いつの間にか他のやつらがいねぇな………」

 

ウィザードISの言葉に狩武は辺りを見回し、納得する。

そして………狩武は苛立ったような声を出しながら、ウィザードISの方を向いていた。

 

「…勝手に逃がしやがって……よほど俺を怒らせたいようだなぁ……?」

『パイレーツスカァッシュ!』

「!ヤバいやつが来る!!」

「---ぬぅん!!」

 

狩武はウィザードISの方を向いたままカッティングブレードを1回倒し、カリビアンサーベルを地面に突き刺す。

そして右手にエネルギーが収縮されるのを見た鎧武極は急いで別の武器を呼び出そうとするも、その前に狩武は右手で地面を殴り付ける。

それと同時に黒い衝撃波が狩武が殴ったところから発生し、人里そのものを一瞬で包んでいく。

そしてその衝撃波の中にいる鎧武極たちは………まるで強力な重力空間に囚われたかのごとく、体全体が重くなっていた。

 

「な、んだ……これ………!?」

「から、だが……思う、ように…」

「うご、かな、い……!」

「さぁて、と………これで少しは高速移動も押さえられるだろうよ………最も……」

「…!!」

「---それをさせるつもりはねぇがな!!」

 

衝撃波を放った張本人である狩武は何事もないように動き、ウィザードISの前に立つ。

そして………未だに膨大なエネルギーを纏っている拳を、彼に向けて突き出していた。

避けることもできないままウィザードISにその拳は直撃………そして彼の体からボキボキッ、と不吉な音が聞こえると同時に、そのまま勢いよく、木々を薙ぎ倒しながら吹っ飛んでいってしまった。

 

「ぐ、がぁぁぁぁぁ!!?」

「ダイヤァァァァァ!!!」

「おぉう……ぺらっぺらの紙のように吹っ飛んでいったな………少しやり過ぎたか…」

「ぐっ………こ、ん、のぉぉぉぉぉぉ!!」

『大橙丸!バナスピアー!!』

 

目で認識できないほど殴り飛ばされてしまったウィザードISを見た鎧武極は、怒りを露にしながら武器を召喚し、無理矢理体を動かして狩武に攻撃を仕掛ける。

が、狩武。軽々とそれを回避すると、先程地面に突き刺したカリビアンサーベルを抜き取り、鎧武極を素早く切り裂いていく。

何度か攻撃をされた鎧武極はその場で膝をつくが、狩武は容赦なく彼に追撃を浴びせる。

その一撃がスーツ全体に一気に不可を与えたのか、そのまま変身が解けてしまっていた。

 

「が、はぁ、ぁあ……っ!」

「カズキ君!!」

「ったく……よえぇよえぇ………いくらなんでも弱すぎる………おい、そこの赤いの。もうお前たちの敗けは確定だ。おとなしく尻尾でも巻いて逃げるんだな。もっとも、そのうち捕まることになるだろうがよ」

「誰、が……!」

 

狩武は変身が解けたカズキを見ながら、ガッカリとした雰囲気を出す。

そしてアギトBFの方を向き、おとなしく敗けを認めろと宣告してくる。

もちろんアギトBFは敗けを認めるつもりはなく、カズキ同様無理矢理体を動かそうとする……

………その瞬間だった。

 

---ビューーーン!!

「…?……今の、は……なんの…」

「おっと、やーっと始まったか……」

「なに、を……したんですか………!」

「なぁに、簡単なことさ………この世界に新しく、特殊なバリアー………お前たちのところで言う結界を張ったんだよ」

「結界……ですって…!?」

 

突如としてどこからか音が聞こえ、アギトBFは何事かと思っていると、狩武から放たれた言葉に驚いていた。

 

「元々俺らは、この地にはちょっとした目的があってやってきた。幻想郷そのものに関しては、近いうちに手に入れようと思ってたのもあった。つまり実質のところ、今回の幻想郷の征服は"オマケ"程度っつーことだ」

「なん、ですって……」

「目的そのものについては教えるつもりはねーが、今作ってるバリアーについては少し教えてやる。今俺の船から放たれてるエネルギーがバリアーを作ってる。そのバリアーは空間干渉をほぼ"完全に"シャットアウトする代物……そしてバリアーが張られている間は、余程のことがない限りは俺たち以外は往き来できないようになってる。しかもかなり強力に作ってあるから、無理矢理突破しようにも生半可な力じゃあ不可能だ」

「そ、それって……」

「そうだ!テメェが考えてるように、テメェらは【この世界から出られない】上に、【他のやつらも介入できない】ってことだ」

 

狩武は空を見上げながらアギトBFに告げ、それを聞いたアギトBFは絶句してしまう。

その一方でカズキは、怒りに震えた声で狩武に激怒する。

 

「お、まえ……今………幻想郷を……支配しようと、したのは……オマケ…って……言っただろ……ふざ、けんな………!お前、たちのせいで……人々が、酷い目に、遭ってるんだぞ……!!」

「それがどうした」

「な」

「世の中は総て、力が強いやつだけが、欲しいものを手に入れられる。弱いやつは、あらゆるものを奪われる………現に俺はテメェらに勝って手に入れた。そしてテメェらは俺に負けて、この世界を奪われた。それだけのことだろ」

 

だが狩武はカズキの言葉をひと蹴りし、そのまま冷酷な言葉を彼に突きつける。

……確かに、現に自分達は目の前の男一人に、簡単にやられてしまった………狩武から見ればもう、勝敗は決しているのだろう……

だが、カズキはまだ諦めてなかった……彼は既にボロボロの体を無理に立ち上がらせようとしながら、狩武の方を睨む。

しかし狩武は彼のことなど眼中にも入れなくなってしまい、そのまま少しずつ展開されていくバリアーを見守っていた。

 

「まだ、だ……俺たちは……まだ…負けて、なんか……!」

「……さて、もうそろそろバリアーも張り終わる頃か…」

「ぐ……させま、せ………がぁっ!?」

「早苗ッ!!」

 

アギトBFは腕にエネルギーを集中させるが、その前に狩武に腹を強く蹴られてしまう。

それと同時に変身が維持できなくなったのか、そのまま変身が解けてしまい、早苗はその場で強く咳き込んでいた。

変身が解けてしまったのを見たカズキは叫ぶが、狩武は変身を解きながら、早苗の胸ぐらをつかむ。

 

「あ、ぅぅ…!」

「や……やめろ!早苗に手を出すな……ッ!」

「……さっきから思ってたが、この女、テメェの女か?」

「そ、れが……どうし、た……!いいか、ら……その手を……離せッ!」

「やっぱそーゆーことか………だったらついでだ。この女、俺が貰ってくぜ」

「なっ!?」

 

突然バンが早苗を貰っていくと宣言し、カズキは驚きのあまり顔を歪める。

そのままやめるように叫ぶが、バンは無視しながら軽くブーツを触り、ジェット噴射で浮かび上がる。

 

「早苗!早苗!!」

「カズキ…君……!!」

「ははっ、この女を返してほしけりゃあ、俺の元まで辿り着いて、俺を倒してみな!最も、そんなに長く待つつもりはねぇがよぉ!!」

 

カズキは届かぬとわかっていても、必死に手を伸ばし、早苗も助けを求めるように手を伸ばす。

しかしバンは彼らの気持ちを無視し、カズキにまるで挑発するように叫びながら、早苗を連れてそのまま彼自身の船へと向かって行ってしまった。

 

 

「さ、なえ………早苗ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

 

 

 

そして………ただ一人その場に残されてしまったカズキは、悲痛な叫び声をあげていた。

 

 

 

~~~

 

 

 

それと同時刻………ゆっくりと展開していくバリアー………

それが完全に展開される瞬間、何かがバリアーを掻い潜って、この幻想郷に入り込んでいた。

やがてそれは不時着する形で山に落ちていた。

不時着してきたものは、電車のようなもので、暫くしてから入り口が開かれる。

そこから出てきたのは………栄太とモモタロスだった。

 

『うぅ、いでで………まさか着いた途端こうなるとはな…』

「仕方ないだろ……まさかいきなりバリアー張られてるって言われたら、急いで突っ込むしかないよ……というかここの結界無理矢理突破しちゃったから、後で霊夢に謝らないと………と、そんなこと心配してる場合じゃあない!!」

 

栄太は派手に壊れた借りたデンライナーを軽く横目で見つつも、大事なことを思い出し、彼らはバンの海賊船がある方向を見回す。

そして遠目からではあるものの、人里の現状を見て、悔しさのあまり握り拳を作っていた。

 

『だーっ!あいつら、調子に乗りやがって……!』

「くっ……遅かった…!」

『おい栄太!急いでカズキやダイヤを探すぞ!』

「あぁ……まずは人里の方に行ってみよう!」

 

モモタロスの言葉に栄太は頷くと、借りたデンライナーに搭載されてあるバイクを取りに、中に入っていた。

 

 

 

~~~

 

 

 

栄太がバイクを取りに行ったのと同じ頃…………人里から少し離れた場所に、灰色のオーロラのようなものが、突然現れていた。

そのオーロラから二人、誰かが潜り抜けてくる……

二人がオーロラから出てくると、オーロラはその場で消えてしまう。

しかし二人は構わず辺りを見回し、そして人里の方を最後に眺めていた。

 

 

 

「……ここか、最近噂になってる海賊がいる幻想郷は…」

「えぇ……けれどこの有り様……酷いわね…」

「……とにかく、先にこの世界の住人たちを探そう…」

 

二人………内一人は女性で、霊夢とほぼ同じ外見をした少女と、もう一人………目が緑色で頭がツンツンした青年はポツリと呟くと、そのまま人里まで向かって歩いていく。

だが………彼らの前に突然BPSたちが現れるのを見て、歩むのを止めていた。

 

『『『ウ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛………!』』』

「……こいつらは海賊のやつらの傘下か何かか………」

「そうみたいね……仕方無い、片していくわよ」

「いや、霊夢は戦わなくていい……俺一人で片付ける」

 

青年は少女---"博麗霊夢"を制止させながら、ゆっくりと前へ歩み寄る……

そして懐から白い物体---"ディケイドライバー"を取り出し、腰に装着していた。

それを見ただけで敵だと判断したのか、BPSたちは青年に向かって襲いかかる。

しかし青年はそれらを軽くあしらいながら、一枚のカードを構える。

 

 

「お前たちに言葉が通じるかは知らないが、教えといてやる………通りすがりの仮面ライダーだ!覚えておけ!!」

『カメン・ライド ディケイド!』

 

青年---"相原(あいはら)真人(まさと)"はBPSたちに向かって叫ぶと同時に、ディケイドライバーのバックルを開き、カードをディケイドライバーに挿入する。

そしてバックルを閉じた瞬間音声が鳴り響き、彼の体は透明に近いスーツに覆われる。その横には全く同じものが並んでおり、それらが彼のスーツの方に収集される。

そして何本かの細長い棒のようなものがマスクに突き刺さり、同時に体全体がマゼンタカラーに包まれる。

マゼンタを中心に所々に黒と白のラインが迸り、顔のマスクはまるでバーコードのようなものをした存在---"仮面ライダーディケイド"は、腰にある"ライドブッカー"と呼ばれるものを剣の形状にすると、そのままBPSたちに切りかかっていった。

 

 

 

~~~

 

 

 

とある森の中………人はおろか、生物の気配すら、今はそこにない空間………

そんなまさしく静寂とも言える空間に、突然何もない場所からバチッ、と電流が迸る。

そしてそこからバキバキ、と音をたてながら、その場所に【裂け目】のようなものが現れる………

その裂け目は一定の大きさになったと同時に、その裂け目から誰かが飛び出る。

 

「ぐぁっ!?い、痛い……!ここは………」

 

裂け目から出てきたのは、全身が黒い服を身に纏った青年で、青年はゆっくりと立ち上がりながら、辺りを見回す。

 

「……ここは俺たちがよく来る、幻想郷か?だけどおかしい……俺はさっきまで、エギルの店で明日奈たちと一緒にいたはずだ………そしたら苗木君と日向君が俺を迎えに来て、それでもう少し準備に時間がかかるって言おうとしたら、突然裂け目みたいなものが現れて、それに飲み込まれて……うぅ、駄目だ、わからん」

 

青年---"桐ヶ谷(きりがや)和人(かずと)"……通称"キリト"は、辺りを見回したあと、その前の状況を整理し始める。

しかし、あまりこういう分野で考えるのは得意でなかったのか、彼はその場で考えるのを諦めていた。

と、それと同時に彼の背後の裂け目が閉じていってしまい、それを見たキリトは「…帰り道も塞がれたか……」と呟く。

 

「……とりあえず、一旦探索してみよう………何となく俺たちがよく来る幻想郷って感じはするが、確認が取れなくちゃ意味がないからな……しかし………どこをどう歩いていけばいいのやら………」

 

キリトは諦めたようなため息をつきながら、ゆっくりと立ち上がる。

そしてまずはこの場所を抜け出そうと思い、とりあえずはと目の前の道を歩きだしていた。

 

 

 

~~~

 

 

 

キリトが動き出したのと同時刻………深い森の中で、二人の青年が立ち往生していた。

一人は中立な顔立ちで、黒いパーカーを着た小柄な人物で、もう一人は高校生らしい服装で、緑がかった髪をしていた。

 

「うーん……迷ったね………」

「どうしますか、苗木(なえぎ)さん」

「どうしますかって言われても………」

 

制服を来た青年---"日向(ひなた)創(はじめ)"は、小柄な青年---"苗木誠(まこと)"に向かってどうするか尋ねるが、苗木自身もこればかりはどうしようにもならないと言った表情をしていた。

 

「まさかキリトさんたちを迎えに行った時に、変な裂け目に飲み込まれるとは………」

「あの裂け目、結局なんだったんだろう……キリト君に関してはどこにもいないし……」

 

苗木はボソリと呟きながら、森の中を一通り見回す。

……そう、彼らもキリト同様、同じ裂け目のようなものに吸い込まれ、この森の中に迷い混んでしまったのだ。

しかも厄介なことに、共に巻き込まれたはずのキリトの姿が見えず、気付いたときには苗木と日向の二人だけが、共にその場で倒れていた。

 

「……とにかく、ここから抜け出さないと、ここがどこかもわからないなぁ……」

「ですね………とりあえず出口を………?」

「?どうしたの日向君」

「……いや、あそこの茂み……」

 

ふと、何かを見つけたのか、日向は彼らがいる場所から数メートル離れた場所を突然指差す。

二人は目を凝らして、その場所を見ると………茂みからうっすらと、子供の手のようなものが見えていた。

それに気付いた二人は、急いでその茂みの元まで向かう。

そして茂みを掻き分けると………5、6歳ほどの小さな女の子が倒れていた。

 

「!こんな森の中に……女の子………?」

「苗木さん、この子、すごく傷だらけです!」

 

苗木は何故このような場所に子供がいるのかを疑問に思うが、日向の言葉にハッとし、彼女を抱える。

……まだ幼き体は擦り傷だらけで、傷ができてからまだそう長い時間は経ってないと見られる………

幸い傷の数は多いものの、範囲が小さいものばかりであったため、苗木たちは念のためにポケットに入れてた絆創膏を取り出し、少女に張り付けていく。

……と、張り付けている間に少女のまぶたがゆっくりと開き、それに気づいた二人は少女に声を掛ける。

 

「……ぅ……ん………」

「!目を覚ました!」

「よかった……君、怪我してたけど、大丈夫かい?」

「…ここ、どこ……?わたしは……だれ?」

「!日向君……この子………」

「記憶を、無くしてる……」

 

だが、少女は首を動かさないまま辺りを見回し、ボソリと呟く。

どうやら自分自身のことも分からないのか、それを知った二人は驚いてしまう。

と、そんな彼らの心情を知らぬまま少女が話しかけてくる。

 

「……おにいちゃん……たちは………だれ…?」

「あ、えっと……ボクは苗木誠。こっちが日向創君だよ」

「…君、名前は?」

「…わからない……」

「……やっぱり記憶喪失か…」

「この子がこんな場所で、傷だらけで倒れてたのと関係があるのかな?」

「……とにかく、この子を連れて、この森から抜け出しましょう」

 

日向は記憶喪失の女の子を背中におんぶさせると、そのまま森の中を歩いていく。

それを見た苗木は慌てて彼のあとを追いかけていた。

 

 

 

~~~

 

 

 

人里から少し離れた場所………その道端で、二人の人間が倒れていた。

一人は金髪のショートボブでペルシアンドレスというものを身に纏った少女で、もう一人は明るめの茶髪に、青と水色と白のジャケットのようなものを着た男性だった。

二人はどうやら気を失っているようで、その場からピクリとも動かない………

その為彼らは、近くで電流を迸らせている"裂け目"の存在に気づかぬまま、裂け目はゆっくりと閉じていった………

 

 

 

~~~

 

 

 

それぞれの場所で、様々な動きがある最中………ゆっくりと広がっていったバリアーは、完全に張り終わってしまっていた。

これにより、誰もこの世界から抜け出せず、入り込むこともできなくなってしまった……

…………そう、思われていた…………

 

 

---バチッ、バチバチッ、パリィーン!!

「---うーし、早速到着っと……零(れい)、早速ここがどこか調べてくれ」

「ま、待ってくださいよリーダー……そんな急かさないでくださいよ……というかリーダー自らが調べりゃいいじゃないですか……」

 

突然バリアーの一部分が不吉な音をたて、その部位だけ壊れてしまう。

それと同時に、紅色のオーロラが現れ、そこから一人の青年が現れる……

青年の見た目は、黒髪の短髪に赤い瞳をしており、ある意味季節外れな灰色のコートを身に纏っている……

その青年の後ろからもう一人、白いTシャツに青いジャケットを着た青年がオーロラの中から出てくる。

青年---"星野(ほしの)零"は荷物をその場で下ろすと、左腕につけている時計を弄くる。

すると腕時計から何かの画像が現れ、零はそれを見ながら青年に告げていた。

 

「えー、と………あ、ここ、幻想郷って場所みたいですね。なんか妖怪やらなんやらが暮らしてるってホムルさんが言ってたやつですよ」

「へぇ……ここが噂の幻想郷ってところか……強いやつが多いと聞いてたからな……腕試しにはもってこいな場所だな」

「……ところでリーダー……気のせいかさっき、何かがパリーンって割れる音が聞こえたんですけど……」

「気のせいだろ」

 

零の言葉を適当に受け流し、青年---"登竜(とうりゅう)翔(かける)"は辺りを見回す。

そして………

 

 

 

「……臭うぜ………飛びっきりの"戦い"が出来るってのがなぁ………!」

「…それって臭うものなんですか?」

「お前この間もそういうのは言葉のあやだって俺言わなかったっけか?」

 

 

 

…何を思ったのか、その場でニヤリと笑みを浮かべていた。

……まるで獲物を狩るような、そんな笑みを………




結論1:最初のカズキと早苗のイチャイチャを容赦なく掻き消すバンマジ外道←
結論2:気絶したまま今回の話を終えた水橋神代さんのキャラたちェ
結論3:明らかにシリアスブレイクしに来てる翔ェ(但し8割ほど零が原因)
総括:詰め込めすぎ駄目、絶対(今回の文字数:20357字)
……うん、詰め込め過ぎてるしその殆どがシリアスで埋め尽くされてる←


幻想郷の説明に何か覚えがあるなーと思った人、それはバナナ幻想入りからコピペしたからです←
堂々と人の神社でいちゃつくバカップルェwしかも理由が理由ww
そりゃあ霊夢も怒りますよ……あんな堂々とされてたら尚更。
そしてダイヤの扱いェ……いや、アーニャスタシアさん本人から好きにしてくださいと許可はもらっている(※本当に)ので、加減してはいますけども←

パーティーを開くにしては集まりが少し先なのに食材やらパーティーグッズやらなんやらを早々に持ってくるダイヤたちェ。
いくらなんでも霊夢の家に大勢集まるとして、全員分の食材が霊夢の家の冷蔵庫に収まる訳がないでしょ……そもそも霊夢の家に冷蔵庫的なものがあるかどうか知らないけど←
まぁあるとしても、現代風のではなくて、何らかの形で氷を下に敷き詰めた大きめの箱みたいなものでしょうけども。
そしてあまりにも気が早いお嬢様ww

ほのぼの展開から急転する勢いで幻想郷に入り込んでくるバンたちェ。
なお、この時点で博麗大結界は大ダメージ、後もう少しでってレベルまで崩壊してます。
……その後に色々ダメージを受けた上に、翔のオーロラで止めを刺されますが←
そしていきなり空から現れた巨大な海賊船に驚く人里の人々たち……そりゃあ逃げ出しもしますよ……

今回出てきた雑魚要因のブラックパイレーツソルジャー、通称BPSは、実は身体能力が高いだけで、そこまで強いわけではありません。むしろショッカーの戦闘員よりは弱い方です。
ただ、人里に落ちてきたBPSたちを無尽蔵に産み出す黒い物体のせいで、出てくる数は異常………しかもかなりのスピードで産み出されるので、数で押されたら危険な存在です。
また、実はこの段階ではBPSたちは………と言ったところで、それ以降は今後のお楽しみです。

そしてバーチャル映像を通して堂々と幻想郷征服宣言をするバンマジ大物過ぎる。
場所が場所だったらどうなってたんだろうか………主に放仮ごさんのところとか。
そして………この時点でスピンオフに投稿してた予告の台詞を豪快に詐欺にしてしまいました←

後、執筆してて疲れた部分が、6人(正確には7人)の変身部分です。
無駄に細かく変身描写を書こうとして、変なところで省いてたりしてましたからね………
特にキバーラの変身なんか、どういった感じだっけー?的な感じになってました←
後、それの反動のせいか、BPSたちとの戦闘シーンが若干短くなってしまいました←←

カズキたちを相手にたった一人で相手にする発言を堂々とするバンマジ(ry
しかもカズキたちを自分に向けさせるように言いくるめる始末……アンタなにもんや←

カリビアンサーベルに続き、新しく出てきた狩武専用武器、マリンマグナム。
見た目はアポロマグナムみたいな形状を思い浮かべたらいいです。
威力的にはかなり高い分、連射性能はほぼ皆無となっています。
他にもまだ武器がありますが、それも後々に出ますね。
そして最強フォーム(早苗に関してはまだバーニング止まりだったけど)さえも簡単にあしらうバンマz(ry
なお、ダイヤがデビルスタイルになってたら、まだ少しはマシになってた……筈…←
どちらにしろ一撃で大ダメージ受けてた忍たちを助ける意味では、インフィニティーになるという選択肢は間違ってはいませんでしたが。

そんなこんなで地味に活躍したダイヤを容赦なく殴り飛ばすバンェ……
というかバンが全体的にもう、悪役過ぎる………!
カズキの言葉すら容赦なくバッサリと切り捨てるって……悪役過ぎるやろお前………
その上早苗を普通にかっ拐っていく始末………お前、大魔王にでもなるつもりなん?←
というかたった一人でほのぼの展開からシリアス、並びに鬱展開に持ち込めるってなんなの←←

ここで前回派手にやられた栄太(後モモタロス)の登場。
栄太はこの時点ではまだ怪我は完治してはいませんが……果たして無事にカズキたちを救えるのかどうか……
というか急いでたからって借り物壊すなww

そしてさらりと二組目に登場したのは、仮面ライダー大好きさんのところのキャラたちです。
………といってもこの人、実は小説書いてないみたいなんですよね…………うん……
そんでもって送られてきた二人とも、ディブレイカーに次ぐレベルでおかしい性能を持ってるんですよね………
………まぁ、その壊れ性能が全く機能しない回を設けてはいますけど、ね………?(唐突のゲス顔)

3、4組目はアーニャスタシアさんのところのキリトたちです。
3人に関しては唐突な事故………みたいな感じで一足先にカズキたちがいる幻想郷に入り込んでしまったって形です。
そしてバリアーのせいで入れなくなったのが確定したアスナたちェ。
そして苗木たちが見つけた少女(正確には幼女)はいったい何者なのか………?

5組目は水橋神代スカーレットさんのところの橋姫とリイマジブレイド………なんですけど………
………一言も喋らせてあげられなくてごめんなさい…………!
なんかもう、既にこの時2万字に逝きかけてたからというのもあって………本当に申し訳ない……
次回はちゃんと喋らせるつもりです。というか喋らせます(使命感)

そして最後の最後でシリアスを(バンたちのバリアーと博麗大結界ごと)ブレイクする翔ェ……
何故うちのキャラはこうも展開を急激に変化させるのが得意なのか………
というか零はボケに走るなw

さて、次回はそれぞれの出逢いを描いていこうと思います。
……多分次回も長くなるんだろうなぁ………
というか2話目にして合計字数が既に3万越えてるってどういうことなの(白目
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