今回は自分も驚きの10,000字越え…
だけど、戦闘無し…しかもクリス視点とあのお方視点も少ないです…
本編7話が中心となっていますが、前半部分が殆ど無い展開…どうしよう…
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エピソード予告変更しました。
私は警報を聞いた時にノイズが現れた思っていたけど…まだ体も魔力も全回復していないけど、ヒルデに頼んで探索魔法を使用し状況を把握した…この前と同じ聖遺物の反応が出たので、どうやらあの鎧の少女と響ちゃんが戦闘をしているみたいだった。
「ヒルデ!!援護しに行くわ!バリアジャケットお願い!」
私はヒルデにバリアジャケットの展開しようとしたけど、ヒルデから予想外の回答が返ってきた。
〔拒否します…マスターの安全を最優先にします…今のマスターは戦えるとは思えません〕
ヒルデの回答はもっともだったけど…何も出来ないままは嫌だったが…
〔響さんは無事ですよ…天羽々斬の反応がありました…あの二人がいれば問題は無いと思います…お願いです…無理をこれ以上なさらないでください…マスター〕
懇願するようなヒルデの言葉に私は従うしかなかった
「ゴメン…ヒルデ…今は治療に専念しないとね…ありがとう…止めてくれて…」
私はヒルデに一言謝った…私は警報に従って避難したけど…避難先で別れてからそれ程時間が経っていない未来ちゃんはどうしているのか…心配したけど…どうやらヒルデがジークと情報を共有して探してくれていたみたいだけど
〔マスター!!ジークから通信です…再起動を無事確認しましたが、それ以外にマスターにとっては大変良くない問題が発生しました…〕
ヒルデの慌てている念話に少し驚いてしまうがどういう事なの?
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〔自動修復システム終了…全機能オールグリーン…ジークフリード、愛称ジーク再起動します…〕
ジークは再起動したが此処が何所だか分からなかったが…どうやらマスターの月華ではなく第三者の手に渡っている事に気がついた。
一応ここが何所なのかを知るために近くでされている会話を解析してた。
〔マスターの声じゃないな…これは成人男性と…もう一つは、もしかして未来の声か?〕
この時、聞いたのは特異災害対策機動部に未来が保護されたことだ。
ジークは話を聞いていた時に、マスターが最も恐れていた事態が発生した事が起こっている事を知った。
響がシンフォギア装者という事が未来に知られてしまった事だ。
その事を報告するためにヒルデに情報リンクを開始し月華に今得た情報を伝えた。
月華も予想外の事が起こったのでどうするかを迷っているみたいだったが、現在月華自身も軽率な行動を控えようとしていた…
「ジーク…未来ちゃんの事を頼めるかしら…私は怪我で暫く治療に専念しないといけないから…」
ジークは月華から自分が再起動するまでの情報を知ったが…両手の負傷を心配したがヒルデがサポートするなら問題ないと判断した。
月華の念話の後、ヒルデと念話は続いていた…
〔ジーク…あの時は…〕とヒルデが謝罪を言おうとしているのを〔やめろ〕の一言で止めた
〔ヒルデ…あの時の誓いを忘れたか?何があってもマスターを守る…お前はそれを守った…俺がどうこう言える立場じゃない…この後もマスターの事頼むぞ〕
ジークは気にしていないように言ったがヒルデは〔分かりました…家族は守ります…この借りはいつか返します〕と言って通信を切った。
〔マスターの事しっかりと守ってくれよ…ヒルデこんな事になった理由は後で聞くが…おそらく俺が自己修復中だからマスターを、独占したいからか、後で回収すれば問題ないと判断したからだと思うが…ヒルデはマスターの事に関しては、かなり度が過ぎる程だから俺をこんな扱いにしたんだな…全く…別に構わないが…この知らない更新データは何だ?〕
ジークはある違和感を感じた…
その違和感は時期に分かった…なぜならそれは…
〔俺とヒルデの知らない情報が追加されている…カートリッジシステムの申請の為の連絡と注意点の説明…送信主は…あの神様か?〕
ジークは不振に思っていたが…なぜ今更連絡してくるのかが分からなかった…
その理由は、この数年は全く連絡もなかった事と、ペナルティ付きであるランクDの月華に、なぜ自分たちの強化出来るカートリッジシステムが申請できるのかが分からなかったからだ…
〔本来であればマスターに報告したい所だが…合流した時にでも報告すればいい…ヒルデもこの事は知っているだろう…〕
そのメールは…月華の担当の神ではなく…ある人物の機転で申請された善意の贈り物だと気付くのは後の話…
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ネフシュタンの鎧を解除させ、その後に少女はシンフォギア…紛失された〈イチイバル〉を起動せた事とその正体は、行方不明となっていたギア装着候補であった[雪音クリス]であった事…
戦闘はあったが、響も怪我は重傷は無く疲労ぐらいで問題なく、翼も無茶はしたものも問題はなく、一番の問題であった二人の確執はもうなかった。
問題は今回の事件の首謀者と思われる女性[フィーネ]の襲来…大きく事態が動いていた。
今回の襲撃でのもう一つの問題は…グラムが援護に来ていない事だ。
彼女はデュランダルの封印での負傷で動けないと見られた。
様々な問題が山積みとなっている時、響は今回の事で
その時、了子が響の胸を指で触り叫び声をあげて「何てことを!!」と抗議したが今の響はガングニールの欠片が体組織と融合している為、驚異的な回復力とエネルギーはそのおかげだと言ったが…翼は少し不審に思ったのか表情を曇れせたが…
了子は問題はないと言った事に響は安堵の声を上げていた。
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すっかり遅くなったわね…
私は避難場所から寮に帰ろうとしていた。
今回の鎧の少女の襲撃で未来ちゃんに響ちゃんの秘密がばれてしまった。
私は嫌な予感しかしない…絶対今まで不安になっていた感情が爆発して大喧嘩になっていないといいのだけど…
ここで、私の秘密がばれたら最悪の展開ね…慎重に行動した方がいいわね…
せっかくのお好み焼きも、気分的にいらなくなってしまったが、明日の朝でも食べればいいと思っていた時に、偶々公園から帰る道の途中で、おそらく女の子が泣いているを男の子が慰めようとしているけど泣き止まないので困っているようで…それを見かけた私と同い年ぐらいの少女がどうやら女の子をいじめていると思い注意したのだろうけど…何か困ってるみたいだ。
私は、初めは無視しようと思っていたが、振り向いた時に彼女と目が合ってしまったので、取りあえず訳だけでも聞いておこうとしたが…私はある違和感に気がついたが…後回しにした。
普通に話を聞いたら、只の迷子で、そこでこの子が虐めて泣かしていると思い注意していただけだったので父親を捜す事になった。
取りあえず交番の場所は覚えていたので、そこまで案内する事にした…
交番へ行く途中に手を繋いで兄妹を連れて歩く所を見て私は言葉遣いは荒いけど面倒見は良いんだなと思ってしまう…
私も、人付き合いをしようとせず、一人でふさぎこんだ時に、前世の私の幼馴染もよく慰められた事を思い出してしまう…
何でそんな彼と友人になれたのかは今でも疑問だ…そして大親友あの娘もなんで友達になってくれたんだろう…幼馴染と男友達の二人は知っていたみたいだが…
「月華さんから聞いてみればいいと思うよ…僕も聞いたのは最近だし…」
「でもな…あいつ結構こうゆう事を、面と向かって話すの嫌がるから、いつか話してくれるんじゃねえか?」
と二人にははぐらされたけど…その答えを聞くことは出来ない…
昔の事を思い出して落ち込んでいた時に鼻歌が聞こえた…
明るく元気づけるような優しい鼻歌だった…
女の子が彼女に「お姉ちゃん。歌好きなの?」と聞くが「歌なんて大嫌いだ…特に壊す事しか出来ないアタシの歌はな…」と少し悲しげに言ったけど…どうゆう事?
交番の前まで行くと、どうやら父親も探していたらしく二人は走って行ってしまった…
彼女と私もその後をついて行きお礼を言われたが彼女も私も成り行きでやった為、少し照れくさい…
彼女は兄妹に「仲いいんだな?そうだなそんな風に仲良くするにはどうしたらいいんだ?」と聞いていたけど…やっぱり訳ありかな?
兄妹の子からは「そんなの、分からないよ。いつも喧嘩しちゃうし」と言った後「喧嘩しちゃうけど、すぐ仲直りするから仲良し」と妹が言った…
彼女は少し思った事があったみたいだ。何があったかは知らないけど…彼女は何者なの?
私は少し気になった事があったので、少し話しかけた。
「あの子たちになんであんな質問したの?」
私が質問した事が意外だったのか「アンタには関係ない…」の一言で終わってしまう。
私は、その言葉に構わず言った。
「あなたに何があったのかは聞かないわ…もし誰かと喧嘩した時に、何もしないと後悔する時もある事は覚えておいて…まあ…それが最善だと思っても後悔する事はあるけどね…」
私の言葉に彼女も反応したしたいだ。
「じゃあ…どうしたらよかったんだ…アタシは正しいと思って行動した…唯一の味方だって思っていた恩人に…言われたようにした…けど結局は…」
彼女はまた黙ってしまう…本当に訳ありね…シンフォギアのコンバーターペンダント持ってるって事は…彼女が鎧の少女本人か関係者なのだろう…
本来であれば警戒対象なのだが…あの兄妹の傍にいたり、「壊す事しか出来ないアタシの歌はな…」と少し悲しげに言った事…その二つで信用できるかと言えば微妙な所だが…さっき「恩人」と言ったけどその人の命令でやった事なのだろうか…
その時、ふとある言葉が浮かび夕飯として食べようとしたお好み焼きを彼女にこう言って渡した。
「ある人が言ってたわ…『お腹空いているまま考え事していると…嫌な答えばかり浮かんでくる』って本当かどうかは分からないけど気晴らしにはなると思うわ…冷たくなってるけど味は保証するわ…」
彼女は私の行動に「同情はいらない」や「お節介はいらない」と言ってるけど聞かない振りをして彼女から去った…
全く…私らしくないわね…
その時だった…
〔マスター…ジークから通信です…やはり響さんと未来さんが今回の事で険悪になっているそうです…この様子だと未来さんがマスターの所に訪れるかと思います…〕
ヒルデの通信に壮大な溜息をつく…
「私…自分の秘密以上に、人間関係が複雑になってるは気のせいかしら…」
自分の問題より、友人や敵かもしれない人に気にかけてる私に呆れながら寮に帰った。
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未来は特異災害対策機動部に保護された後に解放され寮の部屋で今日の出来事を考えていた
響がなんであんなことをしていたのか…
ノイズと戦っていた事…自分が思っていた事以上の事があり過ぎて気持ちの整理がつかない…
その後、響が帰って来た時に事情を話そうとしたが、その事で響と口喧嘩となって部屋から飛び出てしまった…
少し気持ちを整理したいと思い外で歩こうとも思ったが時間も遅いので迷惑だと思いつつ月華の部屋に行ってしまう…
月華の部屋の前まで来たが、この前の愚痴を聞いてもらった時に、げっそりと引き攣った顔で付き合ってもらったのを思い出し遠慮がちになってしまう。
そういえば月華のブレスレットの宝石を預かったままだった事を思い出したが部屋に置いてきてしまった…
遅い時間だけど外で散歩でもしようと思っていた時に、月華に鉢合わせしてしまった。
話を聞いてみると、野暮用で帰宅が遅くなってしまったのと、その理由の説明を寮長に報告していたらしい…
何か訳ありと察してくれた月華に部屋に入れてもらった後に「夜も遅いから言いにくいなら私から聞くけど…響ちゃんと何かあったの?」月華の直球的な質問に長い沈黙が流れてしまう。
そんな沈黙を破るように、月華の携帯が鳴り少し退室するしたが、未来は月華の両親からの電話だろうと思っていた。
そういえば、月華の両親の事は一度も聞いていない…あの過保護な二人をどうやって説得して寮に入れたのかを知りたくなり話題として振ってから響の事を相談しようと思っていた。
戻って来た時に「誰からの電話だったの?」と聞いた時に、月華はあまり良い事ではないように思える暗い表情を見せていた。
月華は少し考えてから「家の遺産の相続の事で電話していただけ」と場を明るくするように気を遣って軽く言ったが…なぜ遺産の相続の話がされているのかを疑問に思った未来は月華の両親の事を聞いたが…聞いてはいけなかったと後悔した。
「未来ちゃん…私の両親はノイズ被害に巻き込まれて行方不明なの」
それは…事実上の死亡扱いを意味していた…
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私は後悔していた…
それは未来ちゃんが私の両親について聞いてきたので知っているだろうと思ってもういない事を言ったのだが…
どうやら知らなかったらしく逆に心配されてしまったが遺産に関してはすべて知人としてジークとヒルデが後見人をしてくれている。
私は、はぐらかすつもりで言ったのだが逆効果だったみたいだった。
私は話題をそらすために「何か用があったんじゃないの?」と聞いたけど…やはり私の両親の事でショックだったらしい…
私の両親は響ちゃんと未来ちゃんの両親と仲が良かった
それだからこそショックが大きかったのだと思う
未来ちゃんにはいつ頃からか聞かれたのであの転校の後でなった事を言った
未来ちゃんには「あんなことにならなければ…」と落ち込んでいたので、私はそれは違う事を言った
「私は気にしてはいないわ…一人は慣れてるし。それと
未来ちゃんはやはりあの事を罪悪感を持っていた…響ちゃんの世話を焼くのも最悪の別れ方をした私にも優しく接してくれるのは償いの意味もあったのだろうと私は思った。
私も二人とは友達でいたかったが響ちゃん以上の秘密がある…
その事を考えれば二人とも私に係わらない方が普通の生活が出来ると思っていたけど…響ちゃんが装者になった事を知ってこの先でノイズ対策で万が一あえなくなる事を不安に思っている…
だからあえて私は…
「未来ちゃんこれだけは言っておくわ…今すぐにとは言わないけど、響ちゃんと仲直りしてあげて…私の事は気にしなくていいわ…だって私は友達にはなれないから」
未来ちゃんは「なんでそんな事言うの?」と聞いてきたので私は秘密を一つ明かすことした。
「私があんな事をしたから天罰があっただけよ…未来ちゃん……あの時私は転校する時にある事をしたの…それは…」
これは私なりの罰だ…これを言えば私が言った「その資格が私にはない」の一言の意味が分かると思ったのだ。
「いじめの主犯と加担していた先生を病院送りにしたのは私が仕組んだのよ」
その告白に未来ちゃんは「知ってるわ…だってあの人たちが後で私に言いに来た…『私たちが一番狂っていた…あんなことをしなければ自分が保てなかった』って謝りに来たの…あの時の暴行受けた人たちが全員」
私は予想外のだった事に余計な事をしてしまったと後悔した。
あの事件の後の事は知らなかったが…いじめが無くなったのは主犯と加担していた先生を病院送りになった事と、響があの最悪な状況での生還者と知りその糾弾した事に対しての罪悪感から謝りに来たのだ…響ちゃん直接言えなかったので代わりに未来ちゃんに言ったらしい…
「月華もその事や他の事で悩んでいたのを知らなかった…私もあの人達同じよ…響も月華も私を責めなかった…そんな優しさに私は…甘えてるだけ…」
「それは…響ちゃんは未来ちゃんが近くにいて甘えられたから今でも友達でいられるのよ…私がした事も良い事とは言えない…このほかにも私は秘密を隠してる…その嘘は…二人を本当の意味で裏切る事だから…」
未来ちゃんは黙ってしまったがその事は追及しなかった…だけど次の一言だけは私は二人を遠ざけようとする思いを大きく揺らいでしまった…
「そんな秘密なんてどうでもいい…月華は今でも大切な友達よ…」
本当に…優しいのは私じゃない。この二人だ…
最低だけど…私は未来ちゃんに質問をした。
「未来ちゃん…響ちゃんの秘密って何だったの?」
その質問に未来ちゃんは言おうとするけど言えなかった…結局は「言えない…言えば月華を巻き込むから」とその後黙ってしまった…
そうだよね…言えないはずだよね?でも私は知っているんだ…響ちゃんが戦っていた事も…私は未来ちゃんが知らなかった事を知ってる…だからあえて私は…
「未来ちゃん…友達と思ってるなら言えるよね?言えないのは私の為?だったら私の秘密も同じと思ってくれともいいわ…友達だからって何でも言えるわけじゃない…それを分かっているの?」
未来ちゃんは黙ってしまった…
本当は分かっているけど、自分で納得できる答えが出ていないだけなのだ…
「私はその秘密が言えない…だから『友達と言う資格がない』って言ったのよ…未来ちゃん…私もね…こんな秘密が無ければ普通の友達でいられたのにって思った事があったわ…」
本当は仲直りしたいけど…私はこのままでいいかな…一人は慣れてるから…私はあえて未来ちゃんに冷たくしよう…
「帰って…もう話したくない…」
私の言葉に未来ちゃんは無言で帰って行った…
私はジークに念話で未来ちゃんの様子を見る様に頼んだ…
「後は…響ちゃんに会わないと…私は間違わない…これでいいだよね…」
ヒルデは何も言わなかった。
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次の日に学校で二人の様子を見に行ったけど…やっぱり最悪の状態ね…
偶然、朝に見かけた時別々に登校している二人を見たのだ。
いつもだったら二人仲良く登校しているから…
私もこういう時にどうしたらいいか分からない所は、前世の時と変わっていないわね…
どうしようかは決めているけど…そのタイミングがつかめない…
私は二人が仲互いのまま終わってしまうのは嫌だった…
結局は話すタイミングが、見つからず昼休みになってしまった…
屋上で両手のリハビリのつもりで作ったサンドイッチを、食べながら自分がこんなにヘタレだったのかと自己嫌悪していた時に、誰かが屋上に来たけど…昇降口の横で身を隠して確認してみると未来ちゃんだった…
話しかけようとした時に、響ちゃんも来た…
その会話は響ちゃんが今まで隠し事をしていた事の謝罪だった…
けど未来ちゃんも、もう理解していると思う…
昨日の事で、色々な事が起き過ぎたせいか未来ちゃんも限界だった…
想像以上の秘密を知ってしまったからこそ…どんな言葉も信じられなくなる…
そんな自分に未来ちゃんは傍にいる資格がないと思ったのだろう…
「これ以上…私は響の友達でいられない…」
「ゴメン」と言った後に走り去っていった未来ちゃんに響ちゃんが泣いていたのを見た時…私はこの最悪のタイミングで決行する事を決めた…
「何があったかは知らないけど…立花さん何かあったの?」
私は響ちゃんに声をかけたけど、どうやら私がいた事が意外だったのか涙を急いで拭いた後に何もなかったようにしたかったみたいだけどもう遅い…
「月華ちゃん…なんでここにいるの?」
「お昼をここで食べちゃいけないの?私のお気に入りの場所だから…」
こんな状況では沈黙が長くなるし、やっぱり気まずいわね…さて…本題にいこうかしら…二人の為にも…
おそらく響ちゃんは、今の未来ちゃんとの事情は国家機密で話せないだろう…
私は「前から聞きたかった事があるんだけど…聞いても良い」と言ってから本題を言った
「ねえ、立花さん…なんで私と仲良くしたいの?私は友達じゃない…あんなことをした私を…心配してくれるの?」
私は響ちゃんの気持ちを知りたかった…
こんな最悪のタイミングだけど…こんな時だからこそ聞きたかった…響ちゃんはこんな時に嘘はつかない…
いや、いつだって真剣に私の事を思ってくれたからこそ私がした事の真実を知って欲しかった。
「月華ちゃん…嘘つくの下手だから…あの時…嫌われたと思ったけど…あの時泣いていた顔見たの初めてだった…
今もこうしてちゃんと話してくれるし…月華ちゃん…忘れたの?『私嫌いな人とは、話さないから』って言ったの…」
確かに言ったような気がするわ…自分で墓穴掘ってるわね…でもよく覚えているのね…本当に…
「気まぐれよ…小日向さんに借りがあるからこうして話しているだけよ…あの事も話していないようだしね…」
響ちゃんは「なんの事?」みたいな顔してるけど…私は真相を話した…あの時なんであんな事を言ったのかを…
いじめをしていたあのバカ共が響ちゃんを標的にするのをやめ未来ちゃんを見せしめで虐めようとした為にあえて酷い事を言って絶交した事…
そしてその計画したバカ共と見逃した教師たちを病院送りにしたのは自分がやった事を話した…
「これでも仲直りしたいって思えるの?私は思えない…私は自分がした事は許せない…どんな理由があっても…私は友達の資格なんてない…だからもう私に…構わないで…」
私は自分のした罪を全て話した…軽蔑したのならそれでもかまわない…だけど…
「そうだったんだ…ゴメン…何も知らないで…月華ちゃんを追い詰めて…」
響ちゃんからでた言葉は謝罪だった…
「月華ちゃん…本当は優しいから…こんなことしたくないのにさせちゃって…実はね…卒業する時に謝れたんだ…いじめをしていた子に…全員じゃないけど…ね」
「知ってるわ…小日向さんに聞いたから…だけどその人たちを傷つける結果になったのは変わらない…だから…私は一人でなろうと思った…それが罪滅ぼしになるから…」
「それは違う…じゃあなんで未来を支えてくれたの?」
私が言った事を否定した響ちゃんは逆に聞いてきたのだ…
「友達じゃないなら未来の事も無視してるのにそれをしないのは…月華ちゃんが優しいからだよ……自分の事を後回しにして優しく出来るから…」
…私はそんな出来た人間じゃないのに…それは響ちゃんと未来ちゃんの事だから出来たのよ…
「だからね…もう一度やり直したいって思ったんだ。未来とは今は…あんな感じだけどね…また三人であの時みたいに仲良くしたいんだ…だから仲直りしたい」
響ちゃんはそう言うと私に握手をしようと手を伸ばしてくれる…
私は…一度離したこの手を握る資格はあるのかを考えてしまう…だけど、響ちゃんの本音は分かった…だから私は…
その手を取らずに響ちゃんを通り過ぎた…
響ちゃんが悲しそうな顔をしているのが分かった…だから私は此処で私の本音を言おう…
「勘違いしないで…響ちゃん…」
響ちゃんから「今、月華ちゃんなんて…」と戸惑う声が聞こえたけど…そうだよね…名前で呼んだのは響ちゃんに対しては久しぶりだから…
「どんな理由があって、未来ちゃんと仲が悪くなったかは知らないけど…未来ちゃんも本音で言ったと思わないわ…だから…私が先に仲直りして手を繋ぐなんて出来ない…だって今まで響ちゃんを支えてくれたのは未来ちゃんでしょ…だから私はその手を握らない…先に手を繋がなきゃいけないのは未来ちゃんじゃないの?」
これは私なりの考えた事だ…
未来ちゃんだってこのままで終わる事は望まない…私もそう思いたい…
「未来ちゃんと手を繋げないのなら…私は仲直りなんて出来ないわ…二人の傍に居られる事が、私にとっては一番楽しかったし…嬉しかった…二人の問題に私はどうこう言う資格は無いから、私は何もこの事に関しては何も言わない…けどね…私は響ちゃんの落ち込んだ顔見たくない…だから早く仲直りして…」
私の言いたい事はすべて言った…
私の言った事を理解した響ちゃんが私に嬉しそうにこう言ってくれた
「未来と絶対仲直りして来るから…その時、また手を繋いでもらえるかな!!」
私はその言葉で二人は上手く仲直り出来る事を確信した…だから私はこう答えた…
「嫌よ…」
響ちゃんは「なんで?」と聞き返してきたけど私の返事に苦笑した後に「月華ちゃんらしいや」と言ってくれた…
私は左手を上げて包帯の巻かれた手を見せて…
「こんな怪我をして手で仲直りなんて嫌よ…治ったら…考えておくわ…」
今思えば…なんて断り方かな…自分でも少し呆れてしまった…
私は二人に本当の思いを言った…
だけど、私は友達には戻れないだろう…
最悪の裏切りとなる重大な私の秘密……本当の嘘つきは…私だ…
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クリスは困惑していた。
これまで自分の信念を貫いてきたが今回の事で自分がしていた事が分からなくなったからだ。
彼女の目的は、
その目的に力を[フィーネ]に与えてもらった事でクリスは言われるがまま実行した。
戦う意思と力を持つ者を滅ぼす事で自分の目的が果たせると信じた結果は…
今回の戦闘でも自分のやっている事に疑問を持つようになった。
ソロモンの杖によるフィーネに操られたノイズの総攻撃から、敵である自分を庇った拉致対象の装者に事もあった。
デュランダルを時間もかけずに起動させ、その力を使って見せたあの装者に説得されたが言ってる事は綺麗事だと思っていたが…そのノイズの総攻撃から庇った理由もクリスが危ないからと言う理由からだった…
前回の戦闘では自分が優位だったはずだった天羽々斬の装者も、何かが変わったみたいに絶唱の後遺症も感じさせないぐらいに強くなっていた…
その後、フィーネの口から出たのは見限りの言葉だった…
あの戦闘の後、フィーネを追ったが追いつくことが出来ずに真意を聞くことは出来なかった…拠点へ戻ろうと公園を偶々通ろうとした時に、まだ幼い兄妹の面倒を見る事になってしまった…
その時、偶然目が合った自分と同い年ぐらいの少女も面倒くさそうな顔をしながらも交番までの道のりを案内してくれたが…彼女の両手には包帯が巻かれていた…
幼い兄妹と手を繋ぎながら父親を捜しながら交番を目指していた時に、不意に鼻歌を歌ってた…
妹の方に歌が好きなのかと聞かれたが…
歌は…嫌いだった…自分の目的の為とはいえ、その歌を武器にして戦っている破壊の歌なんて好きになんてなれなかった…
その言葉に、少し離れて道案内をしている彼女が顔色が少し曇ったようなように見えたのは気のせいだっただろうか?
同行してくれている彼女の両手の包帯を見た幼い兄妹に心配されていたが…「軽い火傷だから…心配しないで」と安心させるように言ったが、さっきから手を繋ごうとした時に拒否した事から軽い火傷ではないのだろう…
クリスはあるもう一人の装者の事を思い出した…
あのグラムと名乗った装者は今回は見かけなかったが、それはデュランダルの力を抑えた事による負傷が原因じゃないのか…
正体は分からないが…彼女が戦う理由は何なのだろうか?
なぜ自分と同じように戦う意思と力を持つ者を滅ぼすような事をしないのか疑問に思った。
交番に着き父親との再会の後、礼を言われ照れくさいのでそっぽを向いてしまうが、幼い兄妹に聞きたい事があったので聞いた…
「仲いいんだな?そうだなそんな風に仲良くするにはどうしたらいいんだ?」
その二人の答えは「そんなの、分からないよ。いつも喧嘩しちゃうし」と兄言った後「喧嘩しちゃうけど、すぐ仲直りするから仲良し」と妹が言った…
自分が納得するような答えではなかった。
その後、交番から立ち去った後、付き合ってくれていた少女が急に「あの子たちになんであんな質問したの?」と話しかけてきたが…個人的な理由だったので、「アンタには関係ない」の一言で済ましてしまった…
その言葉に何か確信したのか
「あなたに何があったのかは聞かないわ…もし誰かと喧嘩した時に、何もしないと後悔する時もある事は覚えておいて…まあ…それが最善だと思っても後悔する事はあるけどね…」
彼女も似たようなことがあったのか、事情も聴かずにアドバイスしたのだ…
「じゃあ…どうしたらよかったんだ…アタシは正しいと思って行動した…唯一の味方だって思っていた恩人に…言われたようにした…けど結局は…」
いつの間にかクリスは自分の思っていた事を抑えきれずに彼女に話していた…
彼女も訳ありと見たらしく左手に持っていた袋を無理矢理渡した後に
「ある人が言ってたわ…『お腹空いているまま考え事していると…嫌な答えばかり浮かんでくる』って本当かどうかは分からないけど気晴らしにはなると思うわ…冷たくなってるけど味は保証するわ…」
クリスはそんなお節介はいらなかったが文句も聞かずにそのまま立ち去ってしまった…
公園で渡されたお好み焼きを食べながらも嫌な考えは無くならなかった…
しかし、やる事は決まっていた…拠点のに戻りフィーネの真意を聞く事…
それを目的に拠点に戻った時に言われた真実は…
只フィーネの目的の為に利用された事と…ある実験の成果によりネフシュタンの鎧を纏う事が出来る様になった事と、完全聖遺物の覚醒為にクリスを利用していた事だった。
「カ・ディンギルは完成してると同然…貴方一人に固執している理由は無いのよ」
その言葉を聞いた後にされた事は…ソロモンの杖によるノイズでの口封じだった。
次回 エピソード13「その借りは返さないと…ね」