どうも、天野レイです。
今は、修練場で神田ユウと
何故こんなことになったかと言いますと、ちょっとばかしからかってみたら見事にキレてしまい闘っていたら、何処からか聞き付けて来たらしい野次馬達がどちらが勝つかの賭けをし始める始末ですよ。
「俺は、神田に賭けるぞ!」
「俺も神田に賭ける!」
「なら俺は、新入りだ!」
「俺も新入りに賭けるぞ!」
「何の騒ぎだ?」
「どうやら神田と新入りで、模擬戦してるらしくてな。
それを聞き付けた賭け好きな連中が集まってどっちが勝つかの賭けをしてんだよ」
「以外にも新入りがあの神田といい勝負を繰り広げてんだよな」
「なら俺もその賭けに参加しようかな?」
「なかなかに粘るじゃねーか」
「この程度で負けてたら今頃は、数え切れないほどに死にまくってるからな」
イイゾォー イケー ソコダー
「(何か知らんが、ギャラリーがいつの間にかすごい数にまで増えてるし)」
「チッ、いい加減にくたばりやがれ!」
「だが断る!
神田大明神め!」
ブチッ
「誰が、神田大明神だ!
このお面野郎が!」
「なら、神助なんてのはどうだ?」
「てめぇ、ぶっ殺すぞ」
「殺れるもんなら殺ってみやがれ、神ちゃん(笑)」
プッチン
「抜刀!!
イノセンス発動!!!」
「!? ヤバイぞ!
神田の野郎イノセンス発動しやがった!」
「!?オイ!誰かアイツを止めろ!」
「ほほう、イノセンス対決をご所望か。
ならば俺も、イノセンス発動!」
「!? 新入りの奴までイノセンス発動しやがった!」
「オイ! これ以上はマジでヤバイぞ!」
「誰か早くあの二人を止めろ!」
ワーワー ギャーギャー
「行くぞ!」
「掛かってこいやぁ!」
「チッ、さっさとくたばりやがれ、お面野郎!」
「ハッ、そう簡単にくたばってたまるかっての
か ん ちゃ ん (笑)」
「誰が、神ちゃんだ!」
「youだよ~」
レイは問いに対し、神田を指差しながら答える。
「てめぇ、覚悟はできてんだろうな?」
「覚悟? 知らないこですね」
「死ね」
「だが断る」
「当たらなければ、どうということはない!」
レイと神田は、お互いの攻撃を避けながら闘い続けている。
「オイ!誰かアイツらを早く止めろ!」
「お前アイツら止めてこい!」
「バカ言うな!
あの中に入って行けるわけがないだろうが!」
「誰でもいいから早くアイツら止めろ!」
「そういうなら、お前が止めに入ればいいだろうが!」
「あんなかに飛び込めるわけがないだろうが!」
「誰でもいいから、アイツら止めれそうな奴を連れてこい!
大至急だ!」
「今のアイツらを止めれる奴とかいるのか?!」
「リナリーちゃんならば止められるはずだ!」
「バカ言うな!
リナリーちゃんは今任務中で居ないだろうが!」
「!! そう言えばそうだった!」
「それじゃあ、どうやってあの二人を止めんだよ!」
「「「こっちが、聞きてーよ!!」」」
「もうだめだ~」
「諦めんなよ! まだ、可能性があるかも知んないだろうが!」
「一体何の騒ぎだ?」
「リーバー班長!
丁度良いところに来てくれました!
あの二人をどうにかして止めてください!」
リーバー班長が通りかかり、助けを求めるも、
「? あの二人?」
「………お前ら、俺にあれを止めろと?」
「「「ハイ!お願いします!!」」」
「無理に決まってんだろうが!」
二人の闘いをチラッ、と観ただけでギャラリー達のお願いは一蹴されてしまった。
「そんな、嘘だー」
「止めに入ろうモノなら、逆にこっちが殺られるわ!」
「なら誰か室長連れてこい!」
「生け贄として差し出せば、あの二人もきっと止まるはずだ!」
「いや無理だろ!」
「いや、その案で逝くぞ!
お前らついてこい!」
オォー ハヤクシバリアゲテツレテクルゾー
いや~、案外神田をからかって遊ぶのも面白いもんだな~(笑)。
それにしても、ギャラリーの皆さんがよくわからないが、この世の終わりのような顔をしてるけど何かあったのかな?
「余所見とは随分と余裕そうじゃねーかよ!」
「おっと、危ないな~。
今の俺じゃなかったら死んでたぞ~、多分」
「なら、さっさと死にやがれ!」
「嫌でこざるよ」
「(チッ、コイツ予想以上に粘りやがる)」
「HAHAHA!お前の力はその程度か?
神ちゃん(笑)」
「だから、誰が神ちゃんだ!!
このお面野郎が!」
「そろそろ面倒臭くなってきたし決着を着けますか」
「ハッ、望むところだ!」
次の一撃で決着をつけようとしているのを見て、周りのギャラリー達は慌て始めた。
「お前ら早く室長連れてこい!」
『どうしたんだ?』
ギャラリー達が無線ゴーレムで室長捕獲に向かったメンバーと取り合っている。
「アイツらそろそろ決着をつける気でいやがるんだよ!」
『え? マジで?』
「マジもマジ、おおマジだよ!!
だから、早くこい!」
『わかった! 今すぐに戻る!』
「よし、やっと戻って来やがった!」
「これでどうにかなるはずだ!」
「戻って来たぞー!」
「あれ? お前ら室長はどうした?」
「「「あっ」」」
「間違えてあの二人の中心地点に放り投げちゃいました」
「………まあ、落下地点の事を考えたら丁度良いところに落ちたってところか」
「死ね!」
「嫌なこった!」
二人が決着をつけようと走り出した瞬間、
「「!?」」
「何だ?」
「何が落ちて来たんだ?」
「痛いな~もう、いきなり縛って来たと思ったら連れ出して、しかも放り投げるなんて酷いじゃないかッ!」
「「………」」
二人の中間地点に縄でぐるぐる巻きに縛られているコムイ室長が降ってきた。
「あれ?これは一体どういう状況だい?」
「…コムイ」
「…コムイ室長」
「「一体なにやってんだ?」」
「それは、僕が聴きたいんだけど」
「チッ、そこのお面野郎を殺るのはまた今度にしといてやるよ」
「俺は大分楽しめたし、今はいいか」
突然のコムイ室長の乱入によって、二人はやる気を無くしたらしく修練場から出ていった。
「えっ? ちょっと待ってよ。一体何があったの?」
「いや~、あの二人がやっと止まったよ」
「止まってよかったな~」
「ああ、全くだよ」
「一時はどうなることかと肝を冷やしたぜ」
「ちょっと~、誰か何があったのか教えてよ。そして、この縄を誰かほどいてよ」
ギャラリー達も話し合いながら修練場から出ていった。
……コムイ室長を残して。
「無視しないで誰か縄ほどいてよ~」
シーーーン
「あれ? もしかして、置いて行かれちゃった?」
どうにか事態は治まりを迎えたようです。そして、コムイ室長は、訳もわからずにドナドナよろしく連れ去られてきて、放置された模様です。
入団後に修練場にて神田と闘った天野レイでした
誤字報告等ありましたらよろしくお願いします。