D.Gray-man~神様転生せし者~本編完結   作:矛盾者

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IFルートを書くことにしました。

続くかは不明


IFルート1

 

 

千年伯爵達の襲撃から数日経った今はアレン・ウォーカーの教団に対する裏切り行為についての尋問や戦死者と行方不明者のリスト作りをしていた。そのリストのなかで天野レイをどうすべきか上の判断を待っていた。

 

黒の教団ではノアに連れ去られたブックマンとラビみたいに目撃者が居る訳ではないので天野レイを戦死扱いにするかブックマン達と同じ様に行方不明扱いにするかアレン・ウォーカーと同じで裏切り者扱いにするかで揉めていた。

 

 

曰く、天野レイはノアに連れ去られた。

曰く、天野レイはアクマとの戦闘で死んだ。

曰く、天野レイの死体が見つかってないから生きている。

曰く、天野レイは教団を裏切った。

 

コムイ達は天野レイはノアに連れ去られたりせずに教団に帰って来ようとしていると、死体も見つかっていないことから生きてると信じているが、他の人達は生きてるとするならば未だに教団に戻って来ていないのは可笑しい、仮に教団に戻って来ようとしているならば近くの支部などに姿を現す筈なのに現して居ないのは最早死んでいる。

ノアに連れ去られた訳でもなく生きていて教団に戻ってこないということはアレン・ウォーカー同様に裏切ったのでは?

と、言った風に上層部では意見が別れていた。最終的には天野レイは行方不明者兼裏切り者の可能性有りとして扱うことに決まった。

そして、天野レイの事を知っている人達は、決して声に出さないだけで、

 

「「「(どうせ、何処かで迷子に成ってるだけだろうな、その内にひょっこりと帰ってくるだろ)」」」

 

と全くを持って、天野レイの安否に関しての心配等はしていないのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教団で天野レイの処遇が決まってから幾ばくかの月日が過ぎた頃、その噂の張本人はそんな事を知ってか知らずか、アクマから逃げ切った後は教団には戻らずに今は自由気ままに旅を楽しんでいた。

 

「(今頃教団じゃ死亡扱いか、行方不明者として捜索されてるかもな~)」

 

「(まぁ、もしも教団の人達に見つかっても戻る気は欠片ほどもないんだけどな~)」

 

どうやら教団に戻る気はないようだ。

 

「さ~て、今は教団に居た頃のように何かに縛られたりせずに自由の身になったわけだしこの調子で旅を楽しませて貰いますか~」

 

そんなことを呟きながら建物の上から街を眺めていた。その際に見知った人物が視界の端に写ったのであった。

 

「ん? あれは神田とジョニーだ」

 

「神田は何となくで任務とかでこの街に来てるんだろうってのはわかるが、ジョニーが神田と共に行動してる意味がわからん」

 

「そして、なんで神田は此処に居てもわかるくらいの殺気を大道芸をしてるピエロに飛ばしてんだよ」

 

「なに? 神田ってなんかピエロに恨みでも持ってんの? それとも只単にあのピエロが神田に対して衝動的に斬り付けたくなるオーラでも発してんのか?」

 

 

 

神田side

 

 

「(さっきから何処かからか視線を感じるが敵意や殺意が感じられないからほっといて大丈夫か)」

 

「(それよりもなんだ?

このピエロをものっっすごい斬りてぇ)」

 

「(見れば見るほどムカムカする)」

 

「(なんなんだ?

これも二日酔いのせいか?)」

 

「(斬りてぇ)」

 

「(あーーー、斬りてぇ)」

 

六幻に手を掛けてピエロを見るその目はまるで餓えた獣が獲物を見つけた獣の目のようだった。

 

「神田ッ。

なにしてんのさ」

 

「ついてきてよ」

 

「いやちょっと、アイツを斬り「それどころじゃないの!!」」

 

神田はジョニーに何処かに引っ張られていった。

 

 

神田sideout

 

 

 

「殺気を振り撒いてた神田はジョニーに引っ張られて連れてかれてるし」

 

そんな事を呟いていると、広場で爆発が起こった。

 

「!? アクマ!」

 

「(なんでこんな所にアクマがいきなり出てきてんだ? まあ、神田が居るし大丈夫か)」

 

呑気にそんなことを思っていると、神田が攻撃をする前にアクマが爆発した。

 

「え? なんで爆発したんだ?」

 

「って、あの仮面はアレン!」

 

「(通りで神田がピエロに対して殺気を振り撒いてたのかがよくわかった)」

 

「(あれ? そういえばなんでアレンの奴こんな所で大道芸なんてやってたんだ? アイツの性格からして、教団を逃げ出したとは考えづらいしな~)」

 

「(神田とジョニーの反応を見る限りだと俺と同じ様に教団から逃げたと見るのが妥当なんだろうけどな~)」

 

「って、方舟のゲートがアレン達の足下で開こうとしてるし」

 

「(それをみたアレンが一人でどっかに行ったらアレンをまるで追い掛けるかの様にゲートも閉じてるし)」

 

「(神田達はアレンの後を追いかけて行ったし俺も少し化かし追い掛けてみるか)」

 

誰にも気付かれる事もなく建物の上を移動しながら神田達の後をバレないように追跡し始めた。

 

 

「(追い付いてみたら神田によるアクマの虐殺ショーが起こってるし。

アレンは気を失ってるのかジョニーにおぶられてるしで最早なにがなんだか訳わかんね~な)」

 

「(まあいいや、アレンの無事も確認出来たことだし神田に気づかれる前に逃げるか)」

 

 

物影からバレないように様子を伺っていたレイは静かにその場を後にしてまた自由気ままな旅に戻っていくのであった。

 

そして、コレから先に待ち受ける運命は誰にも気付かれることも知られることもなく今も進み続けていた。その運命がコレからもたらすのは破壊かそれとも再生か、負の感情かそれとも正の感情か

 

それを知るものは神を含め誰一人として今はまだ存在しないのであった。

 

 

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