ポケットモンスタードールズ   作:水代

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レジェフェス爆死したので、最後に一回だけとため込んだ石3000で10連回したらSSR4枚抜きとかいうね、その運をもっと早くください、って感じ。
ティアマト出なかったけど、かりおっさん出たからまあいいかって感じ。


空を超えて⑦

 目の前に置かれた巨大な虹色の石(キーストーン)を前にして、ヒガナが思わず唸る。

 隕石がホウエンへと降り注ぐのは間も無くと言ったところ。

 具体的に何分などと観測するのは宇宙センターでやってくれているが、凡そあと十分、十五分以内といったところらしい。

 着々と近づくタイムリミットに焦りを感じるのは事実だが、だからと言って自分にできること以上のことはできないのが現実というもので、どれだけ思うところがあろうと、龍神様に関しては完全に彼らに任せるしかないのが実情だった。

 

「そろそろ、かな」

 

 タイミングはこちらに任せられている。

 作戦自体は聞いているが、余りにも荒唐無稽であり、現実味を感じられないとしか言いようがなく。

 けれど、現状でそれ以外にあるのか、という疑問を問いかけられればそれ以外にないとしか言いようも無いのも事実だった。

 目の前に置かれた巨石に向かって手を伸ばす。

 指先がとん、と触れ。

 

「……行こう」

 

 呟きと共に、巨石が光を放つ。

 ヒガナにできることは、ヒガナができること。

 字面にすれば当たり前すぎることだが、結局それが分かっていなかったからここまで拗れたことになってしまったのだと思う。

 否、分かってはいたのだ。

 ヒガナは自分が凡人であることを自覚している。

 だが同時に、彼女から託された使命があることも強く自覚している。

 凡人の自分が手段を選んでいられない、そう思ったからこそ綺麗汚いを問わずあらゆる手を使ってきたのだ。

 けれど、本当はもっと他人を頼れば良かったのだ。

 この使命はヒガナの物だ。ヒガナが必ず成就させなければならないもの。

 けれど、それをヒガナ一人でやる必要は無かったのだ。

 何なら流星の民に助けを求めても良かったのだ。

 流星の民は閉鎖的な存在だが、決して完全に閉じているわけではない。

 ルネの民を始めとして一部の人間とは今も尚、流星の滝の奥で繋がりを保っているのだ。

 ルネの民の現在の代表的存在であるミクリは前チャンピオンとも友誼があり、実際のところ、ヒガナさえその気ならばもっとやりようというのはいくらでもあったはずなのだ。

 

 何でもやると、そう思った。

 

 たった一つ……他人に助けを求めるということを除けば。

 

「結局、私じゃ足りなかった……そういうことなんだろうね」

 

 黒の降り注ぐ空を見上げながら、ヒガナがそう呟く。

 

 直後。

 

「キリュァァァァァァァ!」

 

 咆哮が空に響き渡った。

 

 

 * * *

 

 

 異能とは個人の性質が非常に強く表れる。

 

 例えばダイゴならば『硬化』。

 余り知られた事実ではないがダイゴの異能は本来『はがね』タイプのポケモンだけに発揮されるものではない。ダイゴが『はがね』タイプを好いているため敢えて尖らせているが、本来は『いわ』タイプや『じめん』タイプなども範囲に含もうと思えばできる。

 

 勘違いされやすいのだが、異能の性質とは本人の気質とはほぼ関係が無い。

 別に異能の性質が『硬化』だからと言って、頭でっかちになったり、堅い性格になったり、などということは無いし、物理的に体が硬いなどということも特にない。

 強いて言うならば属性、とでも言うのか。

 

 シキの属性は『逆転』。

 文字通り、『ひっくり返し』『逆さ』にすること。

 

 異能の干渉範囲とは、個々の異能の強度に依存する。

 そしてシキの異能は世界最高峰と呼んで差し支えないレベルにある。

 その干渉範囲は一時的にではあるが、概念すら逆転させることも可能だ。

 

 話は少し変わるが、レックウザと戦う上で一番問題となることが一つある。

 

 それは高さ、だ。

 常に上を取られている、というのはそれだけで非常に不利だ。ポケモンバトルでもそれは変わらない。

 当たり前だがこの世の全てがレックウザのように慣性や重力などと言った物理法則を無視して動いているわけではない。

 飛ばした攻撃は上へと進むほどに勢いを失うし、降り注ぐ一撃は加速し続ける。

 そもそも直接攻撃の類が完全に届かないというだけでも大きな不利である。

 

 さらに話は変わるが、ホウエン地方東端にサイユウシティと呼ばれる場所がある。

 ポケモンリーグが存在する島にあり、その二つを結ぶチャンピオンロードと呼ばれる場所には、多くの野生のポケモンが住み着いており、中では年がら年中ホウエンでも最強格のポケモンたちが縄張り争いを繰り広げている。

 その中には四天王やチャンピオンが直々に育成した個体もおり、チャンピオンロードを抜けんとするトレーナーたちと相対し、チャンピオンロードの難易度を大きく上げる要因となっている。

 

 さて、では以上のもろもろを含め。

 

「始めましょうか」

 

 黒く染まりゆく空を見上げながら呟くシキの中で一つ、撃鉄が落ちた。

 

 “じょうげはんてん”

 

 

 * * *

 

 

 人生なんて何があるか分かった物じゃない。

 

「きっとボクの見ていた世界はボクの思っていたよりずっと狭い世界だったんだろうね」

 

 勝手に退屈して、勝手に諦めて、世界を斜に見ていた。

 でも世界は思ったよりもずっと広くて、大きくて、綺麗だった。

 染まりゆく黒の空を見上げながら、ダイゴが笑う。

 

「ここ最近、知らないことばかり起こるせいで、人生が楽しくて仕方ないよ」

 

 その人生も、このままではあと十分十五分かそこらで終わってしまうわけではあるが。

 そうはさせないためにも、自分たちはここにいるのだと分かっている。

 だからそうやることは簡単なのだ。

 

「さあ、ホウエンに伝説を刻もう」

 

 きっとそれは、一生忘れられないほど楽しい記憶になるだろうから。

 場違いなくらい気楽に、気軽に、右手に持ったボールのスイッチを押し。

 

「行っておいで、ギガ」

 

 ボールから放たれた赤い光が巨大なシルエットを生み出し。

 

 グルゴガアアアアアアアアアアアアアア!

 

 全長三十メートルを超す、超巨大な鉄蛇ポケモンがその姿を現す。

 かつてダイゴが育成し、チャンピオンロードに放流した個体の一体。

 ギガイアスを背に乗せたハガネール。

 その力は。

 

 “ちょうじゅうりょく”

 

 上から下へと圧をかける、という一点のみで他を圧倒する。

 

「さあ、始めよう」

 

 

 * * *

 

 

 ふわり、と足元から浮き上がっていく感覚。

 自分で提案しておいてなんだが、本当にできるのかこんなこと、と言ったところ。

 レックウザと戦う上で、こちらだけ地上で戦うというのがどれだけ不利か、というのは最早分かりきった話だ。

 それの対策として、シキがレックウザと戦った方法が異能で浮かびあがる……いや、正確には()()()()()()()()()とかいう意味の分からない状態になることだったらしいが、まあ要は浮かび上がるということだろう……ことだったらしいというのを聞いてふと思いついた手である。

 ポケモンの技で“じゅうりょく”というのがある。

 互いの命中率が上がり、飛んでいるポケモンにも『じめん』タイプの技が通じるようになる、と言ったものだが、実機ならただの補助技だろうと、現実なら実際に重圧がかかってくる。

 そこで思い出したのがかつてチャンピオンロード内で出会ったハガネール。

 こちらのポケモンの足を鈍らせるほどの強烈な重圧を放つあのポケモン。

 

 そしてシキの『反転』という異能。

 この二つを組み合わせれば、レックウザとの闘いにおける高さという不利を克服できるのではないか、と考えたわけだが。

 

 上から下へを下から上へ。

 

 そんな小学生の考えた雑理論みたいなことを、本気に捉えて実現させてしまった二人は、さすがというべきなのか。

 少なくとも、ダイゴとシキ、この二人でなければ絶対に実現はできなかったのだろうことは分かる。

 正直自分からすれば、超越種も異能者もどちらも自分の常識を超えているという点では大して違いなど無い。

 なんだこれ、物理法則に喧嘩売り過ぎだろ、と言いたいがそんなものは今更過ぎる話。

 

 そうしてどんどん浮かび上がっていく体。

 全身で浮力という普通に生きていれば滅多に感じることの無い感覚を感じながら。

 ふと思う。

 

 どこまで飛ぶんだこれ。

 

 そんな思考を読んだかのように、暗雲のギリギリ下で浮力が止まる。

 とは言っても、落ちる気配も無い。

 それに、サクラに念動力で浮かび上がらせてもらった時のような宇宙空間にいるかのようにな上下感覚の曖昧さも無い。

 一歩、恐る恐る足を踏み出せば足の裏が確かに()()()()()感触があった。

 

「すっごいな」

 

 だがこれなら、戦える。

 少なくとも、地の利……いや、空の利というべきか……を一方的に取られたということも無い。

 視線を下へと向ける。

 

 ―――レックウザが猛スピードで突っ込んだせいで半壊した『そらのはしら』が見えた。

 

 まあ予想はされたことなので事前に下に置いてきたヒガナにはボーマンダたちの入ったボールを渡してきたので、恐らく脱出しているだろうが。

 レックウザはまだ出てこない。その間にこちらも準備をしておく。

 

 “つながるきずな”

 

 最早慣れ切った技。今となっては自然と使っているそれとて当時の自分にはまさしく魔法のようなものだった。

 

 “とうしゅうかそく”

 

 絆という目に見えない曖昧なもののバトンパス。

 結局、自分にはそれしかなかった。

 ジラーチ曰く多少の主人公補正とかいうものがあったようだが、実際の話、ハルトという少年は凡庸なトレーナーの域を出ない。

 ダイゴのような圧倒的才も、シキのような極まった異能も無い。

 ハルトにあるのは、他が知らないような多少の知識、そして誰よりも大切な仲間たちだけだった。

 

 だがそれでも、ダイゴもシキも、制することができる。

 

 この世界は優しい世界だ。

 碓氷晴人の世界において、何の実行力も持たない絆や思い、そんなものが力を持つ。

 思いを滾らせれば力となる。繋がる絆は強さになる。

 さて、この世界を創った神とは一体どんな性格をしているのだろう。

 

 なんて考え、苦笑する。

 

 ―――それは少し呑気が過ぎる、か。

 

 苦笑し、直後。

 

 眼下で黒が蠢いた。

 

「っ、来た」

 

 どん、と半壊しかけていた『そらのはしら』がレックウザが飛び出した勢いで完全に崩壊していく。

 勢いを駆って空へと駆け上がってくる黒い龍へと一体目のポケモンを出す。

 

「走れ、チーク!」

 

 放ったボールから飛び出したチークがレックウザへと走りだす。

 能力ランクを最大まで積んだお陰か、その動きはレックウザと比較してもまだついていけている。

 これなら、そう思い。

 

 キリュウウアアアアアアアアアアアア!

 

 レックウザが叫んだ……途端に。

 轟、と風が呻いた。

「な、何だ」

 暗雲が渦巻き、風が逆巻く。

 そうして。

 

 “かざぎりのしんいき”

 

 びゅうびゅう、というか最早、ごうごう、と嵐でも起きているかのような音を発しながら超巨大な竜巻が足元に形成されていく。

 レックウザが上昇を止める。否、それが限界に近いのだろう。暗雲のすぐ下、自分たちと同じ高さで。

 足場を創るかのように、風が渦巻く。竜巻がまるで巨大な柱のようだった。

 足場が悪い。直後、走りにくそうにするチークを見て気づいた。

 上下左右全方向から風が叩きつけられているような感覚、まるで嵐の中で立っているような感覚に陥るがこの中で走っているチークも凄い。

 とは言え、その速度が随分と遅くなってしまっている、折角積んだ能力ランクがほぼ意味を成していない。

 

 ならば、と二つ、ボールを手に取り、投げる。

 

「アルファ、オメガ!」

 

 ボールから放たれる光は質量を無視して風を突き破り。

 竜巻の外へ向けて放たれた二体が反発する重力の足場に立ち。

 

「邪魔だね、この風」

「うざってえ!」

 

 “おおつなみ”

 

 “ストーンエッジ”

 

 アルファ(カイオーガ)が呼び出し、放たれた洪水が竜巻へと飲み込まれていく。

 飲み込まれた海水は竜巻の中で流れる。その重さに確かに竜巻の威力を弱め。

 どん、と叩きつけたオメガ(グラードン)の拳から放たれた巨大な岩の刃が竜巻を切り裂いていく。

 乱され、切り裂かれた竜巻が勢いを失くし。

 足場が安定する、と同時にチークがレックウザへと接近する。

 邪魔、と言わんばかりにレックウザが咆哮(ハイパーボイス)を放つが、ばちん、と電流が弾けると同時に、弾かれるようにチークの体が真横にずれ、咆哮を避ける。

 そうして、レックウザへとついに密着し。

 

 “なれあい”

 

 技を放つ、だがその瞬間レックウザが完全にチークを捉え。

 

 “ハイパーボイス”

 

 龍の咆哮がチークを吹き飛ばし、一撃で『ひんし』に至らせる。

「ひひ……おしごと、かんりょう……さネ」

 それでもやることはやった、と笑うチークをボールに戻しながら。

 直後、空の暗雲が消えた。

「特性だったか」

 少なくとも、『らんきりゅう』だけでも消そうと思って選択した“なれあい”だったが、暗雲まで消えたのは僥倖だった。

 だが伝説のポケモン相手にそんなもの長続きしない。

 数秒もあればまた下がった能力も戻るだろうし、特性も取り戻すだろう、実際すでに暗雲は再び集まり始めている。

 

 けれど、まあ。

 

「その数秒で十分ってね」

 

 別に、ここにいるのは自分一人ではないのだ。

 暗雲の消えた空から一体の巨人が降り注ぐ。

 

「ギガ!」

 

 叫ぶ少女の声。

 それに呼応するかのように、太古の巨神が拳を振り上げ。

 

 “リバースモノクローム”

 “スロースタート”

 “いかさまロンリ”

 

 速度と攻撃力を上げた巨人がレックウザへとその拳を突き刺す。

 直前までチークに気を取られていたレックウザにその奇襲は避けられない一撃となって襲い掛かる。

 

 “アルティメットブロウ”

 

 伝説殺しの一撃がレックウザを抉り、その()()()()()する。

 一度は集まりかけていた暗雲が再び消え去っていく。

 

「シャル!」

 その絶好の好機を黙ってみている自分ではない。

 場にシャルを出し、さらに指示を出す。

 

 “かげぬい”

 

 足元から伸びる影がレックウザを捉える。

 能力ランクを積み上げ、ようやくその『すばやさ(速度)』へと届いた影はレジギガスを注視していたレックウザを捉え、縛り上げる。

 とは言え、伝説相手にそんなものが何の役に立つのか、と言わんばかり。あっさりとレックウザは影を振り払い。

 

 ()()()()()()()

 

 目の前の天敵から一瞬とは言え、視線を逸らした、意識を逸らした。

 その隙をシキは抉る。

 レジギガスの二発目の拳がレックウザへと刺さる。

 悲鳴を上げるレックウザ、と同時にその全身が蒼白い光に包まれていく。

 

 “むげんきかん”

 

「やっぱりあったか、回復能力……シキ!!!」

「分かってるわ」

 トクサネシティでの一見で、もしかするとそういうものがあるかもしれない、という予感はあった。

 その予想はあったからこそ、備えもまたある。

 

「ララ!」

 

 シキの投げたボールから出てきたのは……ハピナス。

 他者を回復することに特化した育成を施したハピナスがシキの異能の影響を受け、場の状態を書き換える、その名も。

 

 “リバースヒール”

 

 回復をダメージに。自身とて一度は戦い、味わったためその厄介さはよく知っている。

 とは言え、本来ならば伝説のポケモン……超越種を相手にそんなものは通用しない。

 だが今だけは別だ。レジギガスという同じ伝説格を通した異能はいくらか効果を減じながらも確かにレックウザへと届き。

 

 レックウザが絶叫する。

 

 当然だろう、絶対の回復機能が逆にダメージへと変換されたのだ。

 今ならいけるか、という僅かな思考。

 けれどダメだと即座に断ずる。

 

 実際のところ、レジギガス、ゲンシグラードン、ゲンシカイオーガと三体の伝説種を使い、さらに自分、シキ、ダイゴとトレーナーとしてトップの人間がそれを補い、ヒガナの協力によってレックウザをこちらで指定した場所におびき寄せた時点で()()()()ならば難しくはあるが決して不可能ではない、と思っている。

 

 ただしそれはレックウザがまともに戦ってくれるなら、という条件が付くし、例えそれでレックウザを倒したとしてもそれだけでは()()だ。

 

 まず第一にレックウザが逃げればそれで全ての条件が崩壊する。

 一応ハガネールが“りょういきふうさ”という特技によって逃亡を阻止しようとしているが、レックウザ相手にどこまで通じるかも分かった物ではない。

 

 そして第二に()()()()()()()()()()()()()()()()()のだ。

 何故ならレックウザを倒しても、直後に隕石が降ってくる。

 これを正攻法でどうにかできるのはレックウザだけだが、そのレックウザが傷つき『ひんし』状態ではそれも不可能となる。

 

 つまり今俺たちに突き付けられた条件は、この暴走状態のレックウザを止めながらもそのレックウザを弱らせずに隕石を破壊する、という無理難題だった。

 しかも隕石自体はホウエンに降ってくることは分かっても、ホウエンのどこに降り注ぐかは大雑把にしか分からない。

 ある程度予測できても、今度はそこにレックウザをどうやって連れていくかの問題もある。

 ヒガナが呼び出せたのはここが『そらのはしら』だから、だ。

 レックウザを祭る『流星の民』と『ルネの民』の神殿、そして祭壇。

 この場所にあの巨大なキーストーンを運び込んだからこそ、祈りが届くのだ、とヒガナは言う。

 

 じゃあ、どうすればいいのか。

 

 結局、そんなもの一つしかない。

 

 それは、つまり。

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 それしかないのだ。

 

 




この手に限る(この手しか知りません)。


ちょっとご報告、転勤でご引っ越しになりました。
更新に響くかは分からないけど、まあ一応ね。
全く関係ないけど、夜寝るときに「寝てる間に職場に隕石落ちて明日仕事休みにならねえかなあ」って週七回くらい思ってるの俺だけかな。

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