ポケットモンスタードールズ   作:水代

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本戦開始一戦目前半

 

 

 こつん、こつん、と。

 選手用廊下を歩きながら、腰の付けたボールを手で触れる。

 ホウエンリーグ本戦の会場はリーグ街中央にある、巨大なドーム型スタジアムで行われる。

 リーグ街の先にある門は、このスタジアムの勝者だけが潜ることが許される。

 

 負ければこの街を去る、勝てば残る。

 

 シンプルな世界だと思う。

 

 選手用個別控室のあるスタジアム西側から選手用廊下を抜けて南へ。

 そこからスタジアム中央へと続く階段がある。

 一歩、一歩、足を進め、階段を登って行く。

 階段の先、スタジアムフィールドのほうからアナウンスの声が聞こえる。

 

「……………………さて」

 

 登るごとに、聞こえるアナウンスの声は大きくなるが、反比例するように自身の耳はその音が遮断していく。

 そうして階段を登り切り、最後の通路。

 

 ここを抜ければ、スタジアムフィールド。

 

 決戦の場だ。

 

 こん、こん、こん、と端から六つのボールを指でノックしていく。

 かたり、とその六つ全てのボールが揺れる。

 

 ふっ、と笑い。

 

「…………行くよ」

 

 そうして、足を踏み出す。

 

 

『さあ…………さあさあさあ!!! いよいよ始まります』

 

 

 実況席でアナウンサーが何かを喋っている。

 

『夏の風物詩、今年の夏も熱く盛り上がってまいりましょう!』

 

 けれど知らない、耳に入っては来ない。

 

『今年このリーグ本戦に出場するトレーナーは…………たったの8名! 予選通過者100名に対してたったの8名、毎年のことながらチャンピオンロードと言う場所がどれだけ過酷な場所か分かるでしょう』

 

 視線は真っすぐ、前だけを見据え。

 

『しかし、たった8名と言うなかれ、その過酷なるチャンピオンロードを突破した選りすぐりのエリートトレーナーたち8名による夏の祭典』

 

 スタジアムフィールドの端、トレーナーエリアに立つ。

 

 

『ホウエンリーグ本戦!!! 開 催 で す !!!』

 

 

 ボールを構え…………投げた。

 

 

 * * *

 

 

 ホウエンリーグ本戦に出場するトレーナーの数は8名。

 例年から見るとやや少ない、と言った数らしい。

 

 三度、だ。

 

 トーナメント形式のため、三度勝てば優勝が決定する。

 トーナメント表は、リーグ側が抽選を行い決定する。

 テレビで公開しており、参加者たちにはナビに直接連絡が届く。

 

 そして自身の一回戦の相手は。

 

「チーク!」

「ウッキー!」

 

 自身の先発はチーク。

 そして相手の先発は、エテボース。

 

「『プラスパワー』使用だ、突っ込むぞ!」

 

 “アイテムマスター『プラスパワー』”

 

「キュイッ!」

 

 “ねこだまし”

 

 安定、と言うより最早定石とすら言える、エテボースの初手“ねこだまし”。

 そして、定石だからこそ、対処も分かる。

 

「さてと…………いきなり切るよ、()()()()()()

「了解さネ」

かわせ! 躱して、相手の足を止めろ」

 

 “キズナパワー『かいひ』”

 

 エテボースが放つ“ねこだまし”をチークが横にずれて避ける。

 そうして、わざを放った一瞬の硬直を狙って。

 

 “ほっぺすりすり”

 

「き、キュイ?!」

 

 電撃を纏い、ぶつかるようにエテボースに触れたチークが。

 

「戻ってこい」

 

“ボルトチェンジ”

 

 そのままエテボースを蹴り飛ばして、ボールの中に戻った。

 

 

 * * *

 

 “アイテムマスター”ヒロアキ…………それが自身の一回戦の相手だ。

 噂によると某有名なトレーナーアイテムの生産会社の社長子息らしい。

 何だか誰かを思い出させる話である。

 

 それを裏付けるかのように大量の数の道具を膨大な種類揃えているらしい。

 そして“アイテムマスター”の二つ名を裏付けるかのようなトレーナーズスキル。

 

 厄介な相手ではあるが…………まあそれでもやるしかないのだ。

 

 

「さて…………お披露目だ、イナズマ!」

 

 次いで出したのは、イナズマ。

 

「…………はい!」

 

 前よりも、少しだけ前向きな、やってやる、と言った様子に少しだけ苦笑しながら。

 

「弾け」

「ウッキ! 投げろ」

 

 エテボースが所持物を投げようとして。

 

 “からだがしびれてうごけない”

 

 先ほどの『マヒ』がいきなり仕事してくれたらしい、痙攣したエテボースは動けない。

 その隙に、イナズマが動く。

 

 “わたはじき”

 

 その全身から弾けるように綿毛が飛び出し、相手の機動力を確実に奪う。

 

「っち」

 相手トレーナーが舌打ちする。麻痺は相手にとっても面倒らしい。

「次だ、貯めろ! イナズマ!」

「先に『マヒ』を解く、『かいふくのくすり』だ」

 

 “アイテムマスター『かいふくのくすり』”

 

 相手のトレーナーが投げつけた『かいふくのくすり』がエテボースへと降り注ぎ、その体を癒す。

 

 同時に、ばちん、とその足元で電気が弾ける。

 

「さあ…………行くぞ、ぶっこめ!」

「大丈夫です」

 

 “かじょうはつでん”

 “じゅうでん”

 

 バチバチバチバチバチ、と。

 今にも爆発しそうなほどの大量の電気がイナズマの周囲で弾け。

 

「行け! ウッキ」

「キュイ!」

 

 “なげつける『おうじゃのしるし』”

 

 投げられた道具がイナズマに当たり。

 

「あうっ…………い、痛い」

 

 一瞬、イナズマが怯む。

 

「リロードだ、ウッキ」

 

 “アイテムギフト『どくどくだま』”

 

 一瞬の隙を突いて相手トレーナーが道具を投げる。

 あの毒々しい色の玉は…………『どくどくだま』以外にあり得ないだろう。

 一瞬にしてエテボースが『もうどく』に犯される。

 だが『かいふくのくすり』を使えば元通り、と言うわけか。

 

 けれど、こちらのほうが一手早い。

 

「イナズマ、行けるか?」

「…………はい! 行けます、マスター」

 

 意気込みのあるイナズマの返事に、一つ頷き。

 

「じゃあ…………ぶっ放せ!」

「はい!!」

 

 ばちん、と。

 イナズマの足元で電気が弾ける。

 トレーナーズスキルも込みの“じゅうでん”によって、一瞬で場が磁力で満たされ。

 

 その磁力を引き寄せ、集め、誘導し、放つ。

 

 だから自身もシンプルに名を付けた。

 

 

 “レールガン”

 

 

 一言で言えば電撃のビーム。

 最早光の柱とすら呼んで過言ではない圧倒的な電撃の奔流。

 イナズマが欲し、求めた、必殺の電撃。

 

 だが。

 

 それでも。

 

使()()! ウッキ」

 

 “アイテムウェスト『きあいのハチマキ』”

 

「きゅ…………キュイ」

 

 生き残る、耐えきる。恐らく『きあいのタスキ』が『きあいのハチマキ』辺りを仕込んでいたのだろう。

 “アイテムマスター”の名を持つ相手だ、その辺、()()()()()()()()スキルを持っていても不思議ではない。

 

 ただ。

 

「きゅ…………きゅ…………い」

 

 タイミングが悪かった。

 よりにもよって直前で『どくどくだま』なんて持たせるから。

「っ…………」

 『もうどく』のダメージで最後の闘志まで削り取られる。

 

「ぐ…………う…………」

 

 と、同時に力を使い過ぎたイナズマが、一瞬、がくり、と膝を折りそうになる。

 トレーナーズスキル、の反動だ。一撃の威力を跳ね上げることができる代わりに、『とくこう』ランクが最低値まで落ちる。

 だから最初からその対策もしている。もぐもぐ、と口の中で事前に持たせておいたソレを食べて。

「…………う、まずっ」

 青い顔をしながら無理矢理飲み込む。

 瞬間、イナズマの全身へ力が再びこめられる。

「イナズマ」

「…………うぐぅ、ま、まず…………だ、大丈夫、行けます!」

 『しろいハーブ』を持たせていたのだが、味に問題があったらしい。

 まあ普通に考えて、ハーブなんて単品でしかも生食いするものでは無いから、当然なのかもしれないが。

 

「後でケーキ食べさせてやるから頑張れ」

「っ!? ホントですか!!?」

「勝てばな」

 

 負けたらリーグ街退場だから無理だ。

 

「絶対、勝ちます!」

 

 やる気は出たようで良かった…………と言って良いのか。

 視線をやると、先ほどのイナズマの圧倒的火力に悩んでいるのだろうか、相手トレーナーが少し悩んでいる様子だった。

 だがすぐさまボールを一つ掴むと、振りかぶり、投げる。

 

 出てきたのは。

 

「ギュアアアオオォォォォォォァ!」

 

 バンギラス。現れたと同時に特性によって『すなあらし』が巻き起こる。

 持ち物は恐らく『こだわりハチマキ』『とつげきチョッキ』『こうかくレンズ』の三つ。

 高い『こうげき』種族値から放たれる“じしん”は確かに脅威だろう。

 

 と、なれば。

 

「イナズマ、積め」

「受け取れギララ! 『プラスパワー』さらに“じしん”だ!」

 

 互いの指示が飛ぶ、だが“わたはじき”の効果で動きを制限されているバンギラスよりイナズマのほうが速い。

 

 “わたはじき”

 

 その全身に再び綿毛を纏い…………それを揺らすと同時、吹かせる。

 特技を作ったばかりの頃と違い、実戦で何度となく使ってきたわざだ。

 いい加減成長の一つもする。

 

 その『ぼうぎょ』ランクの上昇率は、ようやく“コットンガード”と同じ3に、『すばやさ』ランクの下降率に至っては、本来の“わたほうし”を超える3ランクになった。

 つまりたった二度の使用で自身の『ぼうぎょ』を極限まで高め、相手の『すばやさ』を最低辺にまで落とす凶悪なわざへと成長した。

 しかも弾く綿の量が増えたせいか、効果継続ターンも大分伸び、目算だが以前が5ターン程度とするならば、今は8ターン程度にまで伸びるかなり優秀なわざに成長した。

 

 …………いや、実機時代にこんなわざあればチートすぎてゲーム機ぶん投げるレベルだが、この世界だと優秀なわざ、程度で済んでしまうのが恐ろしくもある。

 

 さらに『ぼうぎょ』を上げたイナズマに。

 

 “アイテムマスター『プラスパワー』”

 “じしん”

 

「グギャアアアアアォォォォォ!」

 『プラスパワー』によって『こうげき』の上昇したバンギラスの“じしん”が容赦なく突き刺さる。

 

 けれども。

 

「……………………ん、ちょっとだけ、痛かったです」

 

 僅かに眉根を潜めたイナズマだったが…………それだけだ。

 

「……………………………………は?」

 

 さすがの光景に、相手のトレーナーが一瞬呆ける。

 

「イナズマ、貯めろ」

 

 トレーナーが呆けようと、試合は進んでいるのだ。

 例え相手のバンギラスが指示が無いと動けないとしても、そんなもの呆けているほうが悪い。

 

 だから。

 

 “じゅうでん”

 

 “つながるきずな”

 

  絆を紡ぐ(全体能力ランクの二段階向上)

 

  思いを重ねる(個別能力ランク上昇の全体化)

 

  心を繋げ(全能力ランクの累計化)

 

  縁を結ぶ(全体能力ランクの共有化)

 

 バチン、とイナズマの傍で電気が弾ける。

 同時に自身と、イナズマと、そしてボールの中の五匹との間にラインが結ばれる。

 

「っ!」

 その音に、相手トレーナーが我に返る。

 

「「戻れ!!」」

 

 次の指示は同時。

 

「なっ?!」

「読めるさ…………さっきの火力は怖いもんな」

 

 例え“とつげきチョッキ”と“すなあらし”で『とくぼう』が跳ね上がっていても、先ほどのあのバカげた威力を見ればそれは受けたくないだろう、ただじゃすまないのは明白だろうし、最悪一撃で落ちでもしたら、ほぼ詰みだ。

 そして“レールガン”を警戒するならば、次の手なんて読めている。

 

「くそっ…………来い! ディッくん!」

「さあ、行くぞ、シア!」

 

 互いに投げたボールからポケモンたちが飛び出す。

 こちらはシア。

 そして相手は。

 

「いらっしゃーい、ホルードくーん」

「タイミングばっちりでしたね、マスター」

 

 『じめん』タイプが出てくるのは予想できていた。事前の情報から相手の『じめん』タイプはホルードかグライオンの2体だと予想できていたし、ならばそのどちらにも刺さる『こおり』タイプのシアが最適解だろう。

 さらに今のシアはトレーナーズスキルにより『こうげき』『とくこう』『とくぼう』『すばやさ』が2段階、『ぼうぎょ』が6段階上昇している。

 元は受けを意識して育てただけあり、鉄壁と言っても過言ではない状態だ。

 

「さて…………シア、やるぞ」

「ご随意のままに、マスター」

 

 シアの言葉に、にぃ、と笑い。

 

「シア、やれ!」

「戻れ! ディッくん! 行け、ピピ!」

 

 咄嗟の判断、ホルードを戻し、出したのは。

 

「ルァッキー!」

 

 薄桃色の真ん丸。と言うとポケモンじゃなくて、ピンクの悪魔が出てくるが、今回はポケモンだ。

 ラッキー。特殊受け最強クラスの一体。

 だから、シアの『とくこう』2倍の攻撃でも受けきられてしまう可能性はある。

 

「攻撃だったら、ね」

 

 “あくび”

 

 シアが口元に手を当て、欠伸をする。

 ふざけているように見えて、実機時代に恐ろしいほど有用性の高かった立派な変化技だ。

 それを受けたラッキーもまた、僅かに目をすぼめ、欠伸をかみ殺す。

 

「なっ…………またかっ、また読まれた」

 

 顔を顰め、焦った様子を隠しきれなくなってきた相手トレーナーに、僅かに笑みを浮かべる。

 

「さて、シア…………行くぞ」

「はい、マスター!」

「くっ…………ピピ! ばら撒け!」

「ラァッキィー!」

 

 先手を取ったのはこちら。

「さて……………………行くわよ」

 シアが目を細め、ぐっ、と拳を握る。

 

 ふわり、と、シアの全身から水色の光球のようなものが浮かび上がって、その拳の中へと吸い込まれていく。

 

 一つ、二つ、三つ、四つ、と次々と光が集まり、拳の中の輝きを増していく。

 

 そうして全部で十四の輝きが集ったその拳を、ラッキーへと向け…………ばっ、と開く。

 

 “つなぐてとて”

 

 “アシストフリーズ”

 

 絶対零度もかくやの冷気の光がラッキーへと降り注ぐ。

「ルァァァァ?!」

 全身を凍てつかせる冷気にラッキーの動きが徐々に鈍って行き。

 その全身を凍り付かせる。

「…………ぐっ、くそ! 『かいふくのくすり』だ!」

 

 “アイテムマスター『かいふくのくすり』”

 

 相手のトレーナーの投げた『かいふくのくすり』によってラッキーのHPが全回復し、さらに『こおり』状態が解除される。

 

「無駄だよ!」

 

 『こおり』状態から解き放たれたラッキーに向け、シアがもう一度、拳へと光を収束させ。

 

 “つなぐてとて”

 

 “アシストフリーズ”

 

「もう一発だ!」

「クソガアアアアアアアアアア!」

 

 再び放たれた凍てつく冷気の光がラッキーを襲い。

「ラ…………ラッ」

 ()()()()()()()()()()()()

 

 さらに先ほどのわざと合わせ、ラッキーの周囲に渦巻く冷気がどんどんと上がって行き。

 

 はらりはらり

 

 『すなあらし』が冷気によって凍り付き、『あられ』が振りだす。

 轟々、と凄まじい勢いで吹き付ける容赦の無い『あられ』がラッキーのHPを一方的に削って行き。

 

 そして。

 

「シア!」

「行きます!」

 

 シアの手に冷気が収束する。

 

 相手はそれを見ていることしかできない。

 

 ラッキー以外の手持ちは『ホルード』『グライオン』『バンギラス』と残り一体。

 

 残りの一体が何なのか、最後まで分からなかったが、恐らくエース級ポケモンだと予想している。

 

 つまり。

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 勿論『ヤチェのみ』等でダメージを軽減できるだろうが。

 『こおり』状態はどうにもならない。

 

 大よそ事前調査の時点で分かっていたことではあるが。

 

 任意のタイミングで任意の道具を使用できるトレーナーズスキルがある。

 確かに強力だ、何せピンチなら『かいふくのくすり』を使えば元通り。

 先ほどもそれで凌がれた。

 

 だが。

 

 それは連続では使えないと予想できる。

 当たりまえだが、投げて使う、と言うやり方である以上、準備と言うものが必要だ。

 だから、道具パックの中から使う道具を出している時間が必要になる。

 

 だから。

 

 だから、無意味なのだ。

 

 例え2ターンに一度使えたとして。

 

 『すばやさ』の差が明確過ぎて、凌ぎきれない。

 ここを凌いでも、次のターンで落ちるかどうかの差。

 

 故に――――――――。

 

 “つながるてとて”

 

 “アシストフリーズ”

 

 撃ち抜く冷気の光がラッキーを襲う、だが倒れない。さすがにしぶとい、もしかすると『オボンのみ』辺りでも持たせていたのかもしれない。

 あの圧倒的HP種族値で『オボンのみ』は確かに驚異的だが。

 

 もう無意味だ。

 

 “つながるてとて”

 

 “アシストフリーズ”

 

 三度目の正直。

 放たれた凍てつく光に。

 

「…………キィ…………」

 

 倒れる。

 

 ――――――――ラッキーはここで捨てるしかない。

 

 道具の使用にスキルが特化しすぎて。

 

 リーグトレーナーならかなりの割合で持っているはずの“スイッチバック”などの高等技術を持っていない。

 

 これで。

 

「四対六」

 

 こちらの損害はほぼ無いと言っても過言ではない。

 魅せ札も切った、相手はそれに目が眩んでいる。

 

 だから。

 

「…………さて、このまま勝ちに行かせてもらうよ」

 

 不敵に笑った。

 




トレーナーズスキル(A):キズナパワー
ターン開始時発動、『こうげき』『ぼうぎょ』『とくこう』『とくぼう』『すばやさ』『きゅうしょ』『めいちゅう』『かいひ』『かいふく』『かんつう』『むこうか』の中から一つ選択し、発動する。
『かいひ』→ターン中一度だけ相手のわざを必ず回避する(必中技には無効)。

裏特性:でんじかそく
『でんき』タイプのわざを使用したり、受けるたびに『じりょくカウンター』を一つ貯める。『じりょくカウンター』が1つ貯まるごとに『とくこう』と『すばやさ』のランクが1段階上昇する(最大6個)。

特技:わたはじき 『くさ』タイプ
分類:わたほうし+コットンガード
効果:自身の『ぼうぎょ』ランクを3(2)段階上昇させ、さらに8(5)ターンの間相手全体の『すばやさ』ランクを3(2)段階下げる

特技:レールガン 『でんき』タイプ
分類:かみなり+じばそうさ
効果:威力180(150) 命中100(85) 優先度+1 
『じりょくカウンター』が2つ以上無い時、このわざは失敗する。『じりょくカウンター』が3個以上の時、多い分だけこのわざの威力を30上昇させる(最大4つ分)。このわざを使用した時、場の『じりょくカウンター』を全て取り除き、100%の確率で『とくこう』を二段階下げる。自身の場に「まきびし」「どくびし」「ステルスロック」などがある時、威力50の追加攻撃を行い、「まきびし」「どくびし」「ステルスロック」などを取り除く。

専用トレーナーズスキル(P):かじょうはつでん
「じゅうでん」を使用した時、『じりょくカウンター』を6つ増やし、次に使用する『でんき』わざの威力を2倍にするが、『でんき』わざを使用した時、自身の『とくこう』を12段階下げる。


トレーナーズスキル(A):つながるきずな
行動直前時発動、戦闘に出ているポケモンの全能力を2段階向上させる、スキル発動以降、あらゆる状況で交代をしても戦闘に出ていたポケモンの能力ランクや状態変化を全て引き継ぐ(『ひんし』からの交代でも引き継ぐ)。
(多少手直し入れたのでもう一度記載)


トレーナーズスキル(P):つなぐてとて
技や特性、トレーナーズスキルなどの確率を手持ちの数×10%高める。


特技:アシストフリーズ 『こおり』タイプ
分類:れいとうビーム+アシストパワー+あられ
効果:威力60 命中100
自分のいずれかの能力ランクが1つ上がる度に威力が20上がる。10%の確率で、2ターンの間天候が『あられ』になり、30%の確率で相手を『こおり』状態にする。




“アイテムマスター”ヒロアキ

使用ポケモン


エテボース 特性:テクニシャン 持ち物:おうじゃのしるし、きあいのハチマキ、ノーマルジュエル
わざ:なげつける、ねこだまし、とんぼがえり、かたきうち


ホルード 特性:???? 持ち物:????
わざ:????、????、????、????


ラッキー 特性:しぜんかいふく 持ち物:しんかのきせき、たべのこし、オボンのみ
わざ:わざ:ちきゅうなげ、いやしのねがい、にほんばれ、ステルスロック


グライオン 特性:???? 持ち物:????
わざ:????、????、????、????

バンギラス 特性:すなおこし 持ち物:こうかくレンズ、こだわりハチマキ、とつげきチョッキ
わざ:じしん、????、????、????

???? 特性:???? 持ち物????
わざ:????、????、????、????

共通裏特性:コレクター
持ち物を3種まで持てる

共有トレーナーズスキル(P):アイテムギフト
ターン開始時、持ち物枠が空いている味方に「どうぐ」を持たせる。“アイテムチェンジ”を使用した時、この効果は使用できない。

共有トレーナーズスキル(P):????

共有トレーナーズスキル(P):????

共有トレーナーズスキル(A):アイテムマスター
ターン開始時、任意の道具を一つ選択する。選択した道具を任意のタイミングで使用できる。1度使用すると1ターンの間はこの効果を使用できない。

共有トレーナーズスキル(A):アイテムウェスト
1ターンに1度、任意のタイミングで自身の消費する持ち物を条件を無視して発動させる。ただし効果が無かった場合でも、持ち物を消費する。





水代大変なことに気づいた。
確かに徹夜してハルトくんの手持ちはデータ作った。


相手のデータ作ってなかった


あと本戦2人、四天王4人にチャンピオン…………あ、あと7人、だと(震え声


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