ポケットモンスタードールズ   作:水代

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四天王プリム②

 天候の上書きができない、となればこの相手にひたすら一方的に有利なフィールドでやるしかない、と言うこと。

 こうなる前に、エアでもう少しリードを広げておきたかったのだが、あのユキメノコで完全に断たれてしまった。

 

「さて…………行って、トドゼルガ」

「ガアアアアアアアアォォォォォォォ!!!」

 

 プリムが投げたボールから、トドゼルガが現れる。

 まあ予想できたことではある、実機時代、と言うか三世代、ルビーサファイアの頃には最後の一体だったこともあるポケモンだけに、これは予想できた。

 

 ただ。

 

「で…………かっ…………」

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()はさすがに予想できなかったが。

 

「な…………な…………なんだこれ?!」

「お…………おっきい…………」

 さしものリップルも目の前に立ちはだかる巨体に唖然とする。

 余りにもでかすぎる。でかければ強い、確かにそれは真理ではあるが、では大きいほどバトルに使えるか、と言われればそんなこと決してない。

 まず小回りが利かない、十メートル級ともなれば、自身の巨体で自ら死角を作ってしまう。視界が遮られ、死角に逃げられてもその巨体故に俊敏に狙いをつけることも出来ない。

 確かに全体的に能力値は高いが、巨体故に鈍重になる。

 実機時代ならば単純に受けて殴る、と言うスタイルで使えるかもしれないがこの世界でターンなんて存在しない。鈍重な体で一度攻撃する間に、手の早い相手ならば二度、三度、下手すれば四度、五度と攻撃される。

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 故に、バトル用に使用するポケモンのサイズとして最大でも五メートル前後が限界だと言われている。

 四天王ならば、そんな当たり前のこと、当然のように知っているだろう。

 だとするならば…………この選択に、意味があると言うべきだろうか。

 

 一瞬の迷い、そして。

 

「リップル! “だいもんじ”」

「了解!」

「トドゼルガ“じしん”!」

「ガアアアオオオオオオオォォォォォォォ!!」

 

 “だいもんじ”

 

 巨体故か、やはりその動きは鈍い。

 先制を取ったリップルの“だいもんじ”がトドゼルガを燃やし。

 

 “あついしぼう”

 

 これっぽっちも効いた様子を見せないままに、トドゼルガが吼える。

「ガアアアアアアオオオオオオオオオオオオオオオオ!」

 

 “じしん”

 

 どん、どん、どん、と氷上で何度となくトドゼルガが跳ねる。

 その度に、ごうんごうん、とフィールド全体が大きく揺れ、リップルが上下に揺さぶられる。

「リップル!」

「だ、大丈夫…………耐えれる、よ! マスター」

 『ぼうぎょ』はやや低めのリップルだが、それでも能力ランクを二段階も積んでいる、何とか耐えきってくれた。

 

 そう、思った直後。

 

 “クレバス”

 

 ぴきり、とリップルの足元に罅が入り。

 

 “ じ わ れ ”

 

 突如フィールドに出来た裂け目にリップルが落ちて行き。

「あ…………」

 目を見開き、何かを呟こうとして。

 

 “い ち げ き ひ っ さ つ”

 

「…………う…………く…………」

 ずどん、と裂け目に落ち、底で動かなくなる。

「あ…………え…………」

 余りにも突然の展開に、思考が一瞬理解を拒み。

「も、戻れ!」

 直後、現状を理解し即座にリップルを戻す。

 

 一撃必殺?!

 来るなら“ぜったいれいど”だと思っていた、それだけは警戒していただけに“じわれ”など完全に予想外だった。

 次の手を考える。

 

 一瞬考え、けれどすぐに次のボールを取る。

 

「行って、シャル!」

 

 エアに続く二枚目の切り札をここで出す。

 できればここで二体、倒しておきたい。

 そう考え。

 

“かげぬい”

 

 場に出たシャルの足元から伸びた影が、目前の巨大なトドゼルガの動きを止める。

「お、おおおおお、おおっきい?!」

 その圧倒的サイズに、さしものシャルも驚きに目を見開き。

「シャル、撃て!」

「あ、は、はい!」

 その両手に黒い炎を産み出し。

 

 “シャドーフレア”

 

 放たれた黒い炎がトドゼルガの全身を燃やしていく。

「ガアアアアァァァオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

 トドゼルガが絶叫し、同時に“かげぬい”が解除される。

 

 “あついしぼう”

 

 直後に、トドゼルガがその巨大な体をごろりと、回転させ体に残る火を消してしまう。

「耐え…………っ」

「ご、ごご、ご主人様?!」

 耐えられた、そう理解すると同時、シャルが悲鳴染みた声を上げる。

 ばっと、視線を向ければ。

「あ、あわ…………わ…………」

 足元から徐々に凍り付いていくシャルの姿、見る間にその全身が『こおり』つき、完全にシャルが動きを止める。

 

「ようやく一体、凍ってくれましたか」

 

 ぽつり、と呟くプリムの言葉に、はっとなる。

「トレーナーズスキル…………天候か、場の方か」

 恐らくは『もうふぶき』か『だいひょうが』のどちかの効果と言ったところか。

 シャルの“かげぬい”は裏特性やトレーナーズスキルの発動を止めることはできても、すでに発動し天候や場の状態として()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()物に対しては効力を発揮しない。

 

「くそ、シャル! 燃やせ!」

 『ほのお』技ならばこの氷を溶かして攻撃できる、そう考え指示し。

「トドゼルガ、ここで終わらせなさい」

 同時、プリムが指示を出して。

 

 “こおるこおり”

 

 “ ぜ っ た い れ い ど ”

 

 トドゼルガが放った冷気が、一瞬にしてシャルを覆い。

 

 “ い ち げ き ひ っ さ つ ”

 

「っう…………ごめん…………なさ……い……」

 徐々に氷が解け、氷の束縛から解放されると同時に、シャルが倒れる。

 “ぜったいれいど”が命中したのだと気づき、思わず顔を顰める。

 運が悪かった、と切り捨てることは出来るが、さすがのさすがに、これまでパーティのメイン火力として戦ってきたシャルが何も出来ずに落とされた、と言うのは堪えるものがある。

「すまん…………シャル」

 シャルをボールに戻し、さらに思考を重ねていく。

 

 相手の残りは三体。

 内一体、体感だがあの巨大かつ異様なタフネスのトドゼルガは残りHP3割、と言ったところだろうか。

 恐らく特性が“あついしぼう”なのだと思う。リップルの“だいもんじ”と言い、シャルの“シャドーフレア”と言い、異常なほどに()()()()()

 恐らく場の状態(だいひょうが)天候(もうふぶき)のどちらかで『ほのお』タイプのわざが半減、さらに特性“あついしぼう”でさらに半減。

 いくらシャルの『とくこう』が二段階積まれていて、さらに『かげぬい』状態でさらに威力二倍になっていても、四分の一まで減少されたら等倍と変わらない。

  それでも普通のトドゼルガならば或いは『ひんし』に追い込めたかもしれないが、あの巨体から来るタフネスで受けられてしまっている。

 

 とは言え、恐らく『ほのお』タイプの技以外の通りは悪くないと見る。

 少なくとも、イナズマでも出せばほぼ倒せる自信はある。

 と成れば、問題は残り二体。

 

 こちらの残りは三体。数の上では互角だが、メインアタッカー二体がやられてしまっている現状はこちらに不利、と見るべきか。

 

「…………エースより早くイナズマが落ちたらほぼ詰みか」

 

 頭の中で展開を思い描く。

 そして、次のボールを選択する。

 

「…………頼む、イナズマ!」

 

 投げられたボールからイナズマが飛び出し。

 

「行け!」

「行きます!」

 

 即座に動き出す。

 

 “キズナパワー『すばやさ』”

 

 “10まんボルト”

 

 放たれた電撃がトドゼルガを襲い、その全身を電流が迸る。

「ガア…………オオォォ…………」

 開幕一手目の奇襲に咄嗟の対応がしきれず、トドゼルガの巨大な体から力が抜け。

 ズシィィン、と地響きを立てながら、トドゼルガが倒れる。

 プリムがトドゼルガを回収し、次のボールを手に取る。

 

 さて、問題は次だ。

 

 次に何が出るか。

 

 候補は二つ。

 

 ユキノオーかオニゴーリ。

 

 どちらか、或いは両方か。

 

 何せこの二体だけが『こおり』タイプのポケモンの中でメガシンカができる。

 

 頭の中で急速に戦略が整っていく。

 いくら読みは並程度でも、ここまで互いの手数が減った状況でなら、これまでの経験を生かせばある程度は対応できる。

 

 次どっちだ。

 

「ヌウオオオオオオオオ!」

 

 出てきたのは、ユキノオー。

 そして、メガシンカの様子は…………無し。

 と、なれば。

 

 続行。

 

「イナズマ!」

「はい!」

 

 声をかける、と同時。

 

 ()()()()()()()()()()()()()()

 

 “ き ず な へ ん げ ”

 

 “ メ ガ シ ン カ ”

 

 その全身が少しずつ縮んでいき、対照的にその黄に近い金の髪が伸びていく。

 メガシンカ。文字通りの現象。

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 “きずなへんげ”。

 アニメで実装され、ゲームに逆輸入されたゲッコウガの特性。

 正確にはサトシのゲッコウガ()()が持つ特異な特性。

 キュウコンの例で分かる通り、自身は残念ながら七世代…………サンムーンをやったことが無い。

 だが、()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 こっちの世界に来た事にそれほど後悔があるわけではないが、出来ればもう二か月遅く来たかったな、とこれに気づいた時思ったものだ。

 

 簡単に言えば()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 ただし、ただのフォルムチェンジではない。

 種族値を大幅に上昇させてのフォルムチェンジだ。

 振り幅100を超える種族値の上昇。これをメガシンカに絡みつけて作ったのが“きずなへんげ”。

 

 文字通り、絆で変化(シンカ)するトレーナーズスキル。

 

 まだフヨウのように常時メガシンカ、とまでは行かないが。それでも。

「メガストーンを持たせないメガシンカ…………ついに完成、だな」

 相手を倒した時、と言う条件が付くのがやや難点だが。

 それでもメガシンカポケモンが持ち物を持てる、と言う利点は想像を絶するほどに大きい。

 

 故に。

 

 “むげんでんりょく”

 

 メガシンカと同時、イナズマの周囲で磁力が弾ける。

 それらをかき集め、束ね、そうして。

 

「撃て」

「りょーかい!」

 

 “レールガン”

 

 放つ。

 

 極光がユキノオーを包み込む。

 前半でエアを見ていて一つ理解したことがある。

 

 異能トレーナーへの対処方法。

 

 有無を言わさない圧倒的な火力で、何もさせないままに撃ち落とす。

 

 異能を持たず、同じ土俵に立てず、相手の土俵で立ち回るほどの知恵も無い以上、その土俵ごと崩してしまうのが一番簡単な異能対策なのだと気づいた。

「ユキノオー! “まもる”!」

「ヌオオオオオ!」

 

 “まもる”

 

 翳す手に、薄い光の盾が生み出され。

 

「無理」

 

 “てんいむほう”

 

「無駄」

 

 パリン、とあっさりと盾が砕ける。

 

「無意味!」

 

 そのままユキノオーが“レールガン”の光に飲み込まれ。

「ぬう…………ぉぉ…………」

 目を回し、ずどん、と倒れ込む。

「…………ご苦労様」

 プリムがユキノオーを回収し。

 

 これで三対一。

 

 ()()()()()()()()()()()()()なのだろうが。

 

「…………ふう」

 

 プリムが一つ息を吐く。

 

 残された最後のボールを手に取り。

 

「…………お願い、オニゴーリ」

 

 投げる。

 

「グゴォォォォ!」

 

 出てきたのは、鬼のような顔だけの一頭身なポケモン、オニゴーリ。

 

「行くわ、オニゴーリ」

 

 プリムが呟き、その手に持ったキーストーンを翳す。

 

 

 メ ガ シ ン カ

 

 

「グウウウウウウウウグゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

 

 

 その姿が光に包まれ、光の球が割れると同時、中から現れたのは、先ほどの一頭身をさらに一回り大きく、ごつごつしくしたような外見のポケモン。

「メガオニゴーリ!」

 絶叫染みた声と共にプリムが声を張る。

「仕上げよ!」

「グゴオオオオオオオオオオオオオ!!」

 その言葉と共に、メガオニゴーリが咆哮を上げ。

 

 “えいきゅうとうど”

 

 変化は足元から始まった。

「…………嘘だろ、おい」

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 嵩を増し、厚さを増し、そして温度は下がって行く。

「まだ…………上があるのかよ」

 思わず零れたその一言と同時。

 

 ぱきぱきぱきぱき、床一面の凹凸が次々と盛り上がっていき、さらに巨大な氷河を作り上げていく。

 見た目の変化はそれだけ…………だがそれ以外の変化は明慮だった。

 

 何よりも大きかったのは。

 

「…………くそ、震えが」

 

 気温がさらに下がった。

 最早マイナスを完全に超えている。

 やばい、やばい、やばい。

 先ほどから震えが止まらない。何でプリムは、あんな薄着で平然とした顔をしていられるのか。

 異能者ってのはフィジカルまで化け物染みているのだろうか、否、その割にシキはポンコツだし、きっとプリムが特別なのだろうと思う。

 

 次の一手を考える。

 

 考え。

 

「やれ!」

「りょーかい」

「応戦して」

「グゴオオオオ!」

 

 “10まんボルト”

 

 イナズマの手から電撃が放たれ。

 

 “ふぶき”

 

 オニゴーリの放った吹雪が一瞬にして電撃を掻き消し、そうしてイナズマを襲う。

「っ…………く…………う…………」

 イナズマは、メガシンカするとタイプに『ドラゴン』が入る。

 弱点となったタイプの最大威力の技に、たまらず苦悶の声を漏らし。

 

「ここっ!」

 

 プリムが声を上げ、オニゴーリが応える。

 

「グゴオオオオ!!!」

 

 “だいれいど”

 

 放たれた冷気が道筋を作るように、イナズマとオニゴーリを一直線に結び。

 

 “ぜったいれいど”

 

 放たれた極限の冷気がイナズマの体を捉える。

 

 “ い ち げ き ひ っ さ つ ”

 

「ぐう…………が…………う…………」

 呻き声をあげ、イナズマがあっさりと崩れ堕ちる。

「なっ…………また一撃必殺?!」

 トドゼルガに、オニゴーリに、どんだけ一撃必殺積んでるんだ、と言いたくなる。

 実機では三割と言う確率の低さもあって、ややロマン傾向にあった一撃必殺技をこうもぽんぽん当てられては堪ったものではない。

 

 残り二体。

 

 それでも。

 

「…………よくやったイナズマ」

 

 正直な話。

 残り一体は誰でも良かった。

 

 それは試合前から決めていたこと。

 

 エアのゲンシカイキでリードを作り。

 

 リップルに『とつげきチョッキ』を持たせて守りを固めた上で“スコール”で『こおり』の状態異常を抑止し。

 

 シャルはいざ落とされても攻めの手が止まらないように、遊撃としておき。

 

 イナズマでエアの作ったリードを広げ。

 

 

「最後の一体…………お前の出番だぞ、()()()!」

 

 

 投げたボールから出てきたのは。

 

「任せるさネ、トレーナー」

 

 チーク。

 

 “こうきしん”

 

 ボールから投げ出された勢いそのままを駆って、メガオニゴーリへと接近し。

 

「オニゴーリ! 止めて」

「グオオオオオオ!」

 メガオニゴーリもそれを阻止しようと動き出すが、ちょこまかと動くチークの動きに翻弄され接近を許す。

 そして。

 

「悪いな、これで詰みだ」

 

 “れんたいかん”

 

 “なれあい”

 

 一瞬の交差。

 けれどその一瞬で仕込みは終わっている。

 

「オニゴーリ! “ふぶき”」

 プリムの指示が飛ぶ。

 

 けれど。

 

「グ…………グオ…………?」

 オニゴーリが戸惑ったような表情を浮かべ、動かない。

「オニゴーリ? “ふぶき”!」

 二度目、プリムが指示を飛ばす。

 けれどオニゴーリは動かない。

 

 “れんたいかん”は相手の素の能力が『デデンネ』と言う種族と同じになるまで制限する、と言うトレーナーズスキルだが同時に使える技もまた『デデンネ』が覚える技、に限定してしまう。

 前までは時間経過で解けていたが、このトレーナーズスキルを作ってから大分時間も経った。何度も繰り返し使い、()()()()()()()()()()までに成長した。

 

 だから、もう詰みなのだ。

 

 オニゴーリが今どんな技を覚えているかは知らないが。

 

 それがデデンネが覚えれる技と被ることなどほぼあり得ない。

 

「戻ってチーク」

 そうしてチークを戻し。

「シア、おいで」

 入れ代りに、場にシアを出す。

 

 “なかまおもい”

 

 裏特性によってシアの能力ランクが四段階向上。これで全能力六段階。

「タッチだ、シア」

「はい、マスター」

 未だに何もできないオニゴーリを他所に、シアをボールに戻し。

「折角だ、偶にはトドメ役、やってみなよ、チーク」

「シシシ、珍しいこともあるもんさネ」

 チークがバトンを受け継いだまま、場に出て。

 

 “ほっぺすりすり”

 

 全身に纏った電撃ごと、オニゴーリへと当たりに行き。

 

「オニゴーリ! “まもる”」

「あっ」

 

 当たる直前で張られた透明の盾にぶつかり、ばたん、と倒れる。

「…………い、いたひ…………さネ」

「えっと…………ドンマイ?」

 呟き、瞬間びゅん、と吹雪が一層に荒れ狂う。

 平然とした顔をしているが、チークもこの寒さにかなり体力を削られているはず。

 

「決めろ」

 

 今回のために仕込んだ、必殺の刃。

 

「ニシシ…………たまにはこう言うのもアリさネ」

 

 “ か み な り ”

 

 ゴロゴロゴロ、と上空に渦巻く雷雲から放たれた雷撃が、荒れ狂う吹雪を切り裂き。

 

「ついでだもってけ」

 

 “キズナパワー『きゅうしょ』”

 

 そこだ、と指で刺したオニゴーリの急所をチークが的確に読み取り“かみなり”で抉る。

 

 ずどん、と一瞬雷鳴が煌めき。

 

「グ…………ゴ…………ォォ…………」

 

 メガオニゴーリを目を回しながら、倒れる。

 

「…………………………………………ふう」

 

 僅かに驚いたように目を見開きながら、やがて一つ息を吐き。

 

「…………私の負け、ですね」

 

 プリムがそっと目を閉じた。

 

 

 




頑張って色々考えたトレーナーズスキル全部使えなかった(


キュウコン(アローラのすがた) 特性:ゆきふらし 持ち物:つめたいいわ
わざ:ふぶき、ムーンフォース、オーロラベール、ぜったいれいど

裏特性:しろげしょう
天候が『あられ』の時、複数を攻撃する技以外を50%の確率で回避する。

専用トレーナーズスキル(P):なないろげしき
戦闘が始まって最初に場に出た時“オーロラベール”を使用する。



ツンベアー 特性:ゆきかき 持ち物:いのちのたま
わざ:ばかぢから、じゃれつく、ストーンエッジ、ぜったいれいど

裏特性:まとうれいき
自身の攻撃技に『こおり』タイプを追加し、相性が良い方でダメージ計算する。

専用トレーナーズスキル(P):ごうわん
直接攻撃技の威力を1.5倍にする。



ユキメノコ 特性:ゆきがくれ 持ち物:きあいのタスキ
わざ:ふぶき、のろい、とおせんぼう、みちづれ

裏特性:くろいかげ
“とおせんぼう”の効果が続いている間、自身が『みちづれ』状態になる。

専用トレーナーズスキル(P):ゆきかげのあくい
場に出た時、変化技を使用する。




トドゼルガ 特性:あついしぼう 持ち物:たべのこし
わざ:こおりのキバ、はらだいこ、じしん、ぜったいれいど

裏特性:ラージサイズ
自身のHPを1.5倍、『こうげき』『ぼうぎょ』『とくぼう』を1.2倍、『すばやさ』を0.6倍にする。

専用トレーナーズスキル(P):クレバス
場の状態が『だいひょうが』ならば、“じしん”を使用した時、“じわれ”の追加攻撃を行う。



ユキノオー 特性:ゆきふらし 持ち物:オボンのみ
わざ:ふぶき、やどりぎのたね、まもる、ぜったいれいど

裏特性:うけとめる
相手の接触技で受けるダメージが最大HPの1/2未満だった時、自身の次に出す技が必ず当たる。

専用トレーナーズスキル(P):こおりのよろい
自身が相手から受ける攻撃技のダメージを0.9倍にする。さらに『ほのお』タイプの技のダメージを半減する。



オニゴーリ 特性:アイスボディ(メガシンカ時:フリーズスキン) 持ち物:オニゴーリーナイト
わざ:ふぶき、はかいこうせん、まもる、ぜったいれいど

裏特性:クリアアイス
自身の『こおり』タイプ技の威力を1.5倍にし、自身が受ける『かくとう』『いわ』『はがね』タイプの技のダメージを半減する。

専用トレーナーズスキル(P):えいきゅうとうど
自身が場に出た時、場の『だいひょうが』を『えいきゅうとうど』に変更する。

場の状態:えいきゅうとうど
『こおり』タイプのわざの威力を3倍にし、『ほのお』『みず』タイプの攻撃技が無効になる。また『こおり』タイプ以外のポケモンは『すばやさ』が1/4になり、毎ターン最大HP1/4の『こおり』タイプのダメ

ージを受ける。天候『あられ』の時発動する技、特性が発動する。天候が『あられ』の時、毎ターン『こおり』タイプ以外のポケモンが30%の確率で『こおり』状態になる。また互いのポケモンが『こおり』タイプの

攻撃技を使用した時、50%の確率で相手を『こおり』状態にする。また“ぜったいれいど”の命中が50になる。



トレーナーズスキル(P):だいひょうが
場の状態を「だいひょうが」に変更する。

場の状態:だいひょうが
『こおり』タイプのわざの威力を2倍にし、『ほのお』『みず』わざの威力を半分にする。また『こおり』タイプ以外のポケモンの『すばやさ』を1/2にし、毎ターン最大HP1/8の『こおり』タイプのダメージを

受ける。天候『あられ』の時発動する技、特性が発動する。天候が『あられ』の時、毎ターン『こおり』タイプ以外のポケモンが10%の確率で『こおり』状態になる。


トレーナーズスキル(P):だいれいど
『こおり』タイプが弱点となるタイプ相性を持つ相手に対して、弱点タイプの数だけ“ぜったいれいど”の命中率が倍化する(2倍⇒60、4倍⇒120)。


トレーナーズスキル(P):ブリザード
場の状態が『だいひょうが』の時、天候を『もうふぶき』に変更する。

天候:もうふぶき
場の『こおり』タイプ以外のポケモンは毎ターン最大HPの1/6のダメージを受ける。“ふぶき”が必ず当たり、威力を2倍にする。この天候は『デルタストリーム』『おわりのだいち』『はじまりのうみ』以外の天

候によって変更されない。天候『あられ』の時に発動する技、特性が発動する。


トレーナーズスキル(P):こおりのつらなり
自身の手持ちのポケモンが全て『こおり』タイプの時、自身のポケモンの『こおり』タイプの攻撃技が不利なタイプ相性を無視する。


トレーナーズスキル(P):すいぶんとうけつ
自身の『こおり』タイプのポケモンが使用する『こおり』タイプの技が『みず』タイプに抜群になる。


トレーナーズスキル(P):こおるこおり
『こおり』状態の相手に対して“ぜったいれいど”が優先度+2され、必ず命中する。









今回のハルトくんのPT


名前:エア(ゲンシボーマンダ)(アルファボーマンダ) Lv150 性格:いじっぱり 特性:ターボブレイズ 持ち物:オリジンクォーツ
タイプ:『ドラゴン』『ほのお』
わざ:「ブレイズクロス」「メテオフレア」

特技:ブレイズクロス 『ほのお』タイプ
分類:ドラゴンクロー+ほのおのキバ
効果:威力75 命中90 2回攻撃する。10%の確率で相手を『やけど』にする。

特技:メテオフレア 『ほのお』タイプ
分類:りゅうせいぐん+かえんほうしゃ
効果:威力150 命中90 『ドラゴン』タイプと相性に良い方でダメージ計算し、不利なタイプ相性を無視する。

裏特性:ブレイズバースト
自身の攻撃技が相手の裏特性、トレーナーズスキル、能力ランクの変化を無視する。

専用トレーナーズスキル(A):もえひろがるほのお
自身の行動前に使用可能。自身の技の威力を半減し、相手の“まもる”や“みきり”などを解除して攻撃する。

専用トレーナーズスキル(P):きえんばんじょう
自身の攻撃技で相手を倒した時、ゲンシカイキのターンカウントが1上昇する。




名前:シア(グレイシア) 性格:おだやか 特性:ゆきがくれ 持ち物:じゃくてんほけん
技:「アシストフリーズ」「いのりのことだま」「あくび」「まもる」

裏特性:なかまおもい
『ひんし』になった味方の数だけ『こうげき』『ぼうぎょ』『とくこう』『とくぼう』『すばやさ』の能力ランクが上昇する

特技:いのりのことだま 『ノーマル』タイプ
分類:ねがいごと+バトンタッチ
効果:優先度+4
次のターンの終了時に最大HPの半分と状態異常を回復する。交代した場合、同じ位置にいるポケモンが回復する。このわざを使用したターンに『ひんし』になった時、次のターン、交代した味方のHPと状態異常を全回復し、このわざを使用したポケモンの能力ランクを引き継ぐ。

特技:アシストフリーズ 『こおり』タイプ
分類:れいとうビーム+アシストパワー+あられ
効果:威力60 命中100
自分のいずれかの能力ランクが1つ上がる度に威力が20上がる。10%の確率で、2ターンの間天候が『あられ』になり、30%の確率で相手を『こおり』状態にする。

専用Tスキル(P):さいごのいって
『ひんし』ダメージを負った時、自身がわざを繰り出すまで『ひんし』にならない。このスキルが発動した時、必ず持ち物を使用する。使用に条件のある道具でも、条件に関わらず効果が必ず発動する。




名前:シャル(シャンデラ) 性格:おくびょう 特性:すりぬけ 持ち物:ひかりのこな
技:「シャドーフレア」「みがわり」「ちいさくなる」「どくどく」

裏特性:かげぬい
自身か相手が戦闘に出てきたターン、自身が相手より先に行動した時、そのターンのみ相手は行動も入れ替えもできない。ただし特性“かげふみ”を持っているか『ゴースト』タイプには無効。

特技:シャドーフレア タイプ『ほのお』『ゴースト』
分類:れんごく+シャドーボール
効果:威力110(90) 命中100(95)
100%の確率で相手を『やけど』にする。このわざのタイプは『ほのお』『ゴースト』のどちらか相性の良いほうになる。“かげぬい”状態の相手を攻撃した時、威力が2倍になる

専用Tスキル(P):かげおに
“かげぬい”が成功したターン、相手を対象とした相手のトレーナーズスキルや裏特性を無効化する。

専用Tスキル(A):かげはみ
“かげぬい”が成功した相手を対象とした相手の全能力を1段階下げ、自身の全能力を1段階上昇させる。さらに相手を対象としたトレーナーズスキルの対象を、以降自身に変更する。この効果は戦闘終了時まで続き、自身が『ひんし』でも発動する。また相手が『ゴースト』タイプだった時“かげぬい”が無効化されず、相手の最大HPの1/2のダメージを与え、与えたダメージ分自身のHPを回復する。




名前:チーク(デデンネ) 性格:わんぱく 特性:ほおぶくろ 持ち物:ラムのみ
技:「ほっぺすりすり」「なれあい」「かみなり」「リサイクル」

裏特性:ぬすみぐい
直接相手を攻撃する技を出した時、相手の持ち物がきのみだった場合、それを自身が消費する。きのみ以外の場合、その持ち物をその戦闘中使えなくする。

特技:なれあい 『ノーマル』タイプ
分類:あまえる+なかまづくり
効果:優先度+3 相手の『こうげき』ランクを2段階下げ、相手の特性を自身と同じにする

専用Tスキル(P):れんたいかん
“なれあい”使用時、相手が場から離れるまで、互いの能力ランクの上下を除いた自身より高い能力を自身と同じ数値にする。相手は自身が覚えることのできるわざ以外を使えなくなる。

専用Tスキル(P):こうきしん
戦闘に出て最初に出す技が変化技だった時、技の優先度を+2する。自身の変化技が相手の“まもる”や“みきり”などを無効化して出せる。





名前:イナズマ(デンリュウ) 性格:ひかえめ 特性:せいでんき 持ち物:ヤチェのみ
技:「レールガン」「わたはじき」「じゅうでん」「10まんボルト」


裏特性:でんじかそく
『でんき』タイプのわざを使用したり、受けるたびに『じりょくカウンター』を一つ貯める。『じりょくカウンター』が1つ貯まるごとに『とくこう』と『すばやさ』のランクが1段階上昇する(最大6個)。

特技:わたはじき 『くさ』タイプ
分類:わたほうし+コットンガード
効果:自身の『ぼうぎょ』ランクを3(2)段階上昇させ、さらに8(5)ターンの間相手全体の『すばやさ』ランクを3(2)段階下げる

特技:レールガン 『でんき』タイプ
分類:かみなり+じばそうさ
効果:威力180(150) 命中100(85) 優先度+1 
『じりょくカウンター』が2つ以上無い時、このわざは失敗する。『じりょくカウンター』が3個以上の時、多い分だけこのわざの威力を30上昇させる(最大4つ分)。このわざを使用した時、場の『じりょくカウンター』を全て取り除き、100%の確率で『とくこう』を二段階下げる。自身の場に「まきびし」「どくびし」「ステルスロック」などがある時、威力50の追加攻撃を行い、「まきびし」「どくびし」「ステルスロック」などを取り除く。

専用トレーナーズスキル(P):かじょうはつでん
「じゅうでん」を使用した時、『じりょくカウンター』を6つ増やし、次に使用する『でんき』わざの威力を2倍にするが、『でんき』わざを使用した時、自身の『とくこう』を12段階下げる。

専用トレーナーズスキル(A):きずなへんげ
自身の技で相手を倒した時、メガシンカを行う。

専用トレーナーズスキル(P):むげんでんりょく
自身がメガシンカをした時、自身を『じゅうでん』状態にし、『じりょくカウンター』を6つ増やす。さらに自身が場にいる間、毎ターン『じりょくカウンター』を2つ増やす。

専用トレーナーズスキル(P):エゴイズム
自身がメガシンカした時、自身の特性を“てんいむほう”にする。

特性:てんいむほう
自身の『でんき』わざを使用する時、相手のタイプ相性の不利、特性、技、裏特性、トレーナーズスキルを無視して攻撃できる。



名前:リップル(ヌメルゴン) 性格:おだやか 特性:うるおいボディ 持ち物:とつげきチョッキ
技:「まとわりつく」「りゅうせいぐん」「どくどくゆうかい」「だいもんじ」



裏特性:うるおい
弱点タイプで攻撃されそうな時、そのターンのみ自身のタイプを『みず』へと変える。タイプが変わった時、自身のHPを1/4回復する。

専用トレーナーズスキル(P):スコール
自身が戦闘に出た時、5Tの間天候を『ねったいこうう』にする。天候が『あめ』の時、ターン終了時に自身の状態異常を回復し、味方の場の設置物を除去する。

天候:ねったいこうう
この天候は『あめ』として扱う。場のポケモンはターン終了時『こおり』状態が回復する。また『ほのお』タイプのわざが半減されない。

専用トレーナーズスキル(P):いやしのあまおと
天候が『あめ』の時、毎ターン開始時自身の最大HPの1/8回復する。また自身や相手の特性、技の効果で能力が下がらなくなる。



トレーナーズスキル(A):つながるきずな
行動直前時発動、戦闘に出ているポケモンの全能力を2段階向上させる、スキル発動以降、交代をしても戦闘に出ていたポケモンの能力ランクや状態変化を全て引き継ぐ。

トレーナーズスキル(A):スイッチバック
ポケモンを交代時発動、交代にターン消費をせず、交代したポケモンに再度指示を出せる。連続で使用すると失敗する。

トレーナーズスキル(A):キズナパワー
ターン開始時発動、『こうげき』『ぼうぎょ』『とくこう』『とくぼう』『すばやさ』『きゅうしょ』『めいちゅう』『かいひ』『かいふく』『かんつう』『むこうか』の中から一つ選択し、発動する。

トレーナーズスキル(P):つなぐてとて
技や特性、トレーナーズスキルなどの確率を手持ちの数×10%高める。






あと二人!!!
あと二人で三章終了!!!
ああああああああああああああああああこのデータ地獄ともおさらばだああああああああああああ!!!

四章は割とフレーバー的と言うか、データ用意せずに場当たり的な勝負増やす。
伝説くらいかな、データ作るの。
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