いまいちエロくない…………いや、こういうエロっぽい描写書くの初めてだから仕方ないのかもしれないが。
まあ別に読まなくても支障はないので、こういうの嫌なら読み飛ばせばいい。
多分もう閑話書かないから。これが最初で最後だと思われ。
触れ合うように、唇と唇を触れ合わせる。
ぼう、と熱に浮かされたかのような潤んだ眼差しで自身を見つめる少女に。
全身から力を抜き、全てを委ねるように自身の腕の中へともたれかかる少女に。
最早止まれるはずも無かった。
触れ合わせた唇から舌を突き出し、少女の口内を犯していく。
「んんっ?!」
驚いたように目を見開き、けれど一切の抵抗をしない少女の口の中を蹂躙していく。
「ん、ちゅ…………ちゅる、ん…………ちゅう」
舌と絡ませ、歯茎を舐め、唾液を送り込む。
なすがままの少女の瞳が段々ととろん、と蕩けていき、その頬が上気していく。
「ぷはっ」
一度顔を離す、はあ、はあ、と荒い息を互いに吐き。
「拒まないの?」
口元に弧を描きながら、再び顔を近づけ。
「ごしゅ…………じん…………さまぁ」
小さく呟くシャルの声に。
「拒まないなら」
このまま。
「染め上げてあげる」
再び口付ける。
今度は送り込むのではなく、貪るようなキス。
「えろ…………ん、ちゅ…………んん…………ん、む…………ちゅる」
唇を窄め、絡めた舌を啜る。そうすれば、おずおずとシャルの舌が伸ばされ、再びそれを自身のモノと絡め合わせ、互いの口内を犯しあう。
「はあ…………はむ…………はあ…………ん、ちゅ、むう、むう…………ちゅる…………ちゅ…………」
貪りあうように、気づけば、自身だけでなく、シャルもまた唇を突き出し、積極的に舌を伸ばしていた。
「ごひゅじん…………ひゃま…………ごひゅじんひゃま」
何度も、何度も、絡めた舌のせいで上手く言葉にならないのに、それでも何度も、何度も、自身を呼ぶシャルが愛おしくて。
「シャル…………ちゅ…………ちゅる…………ん…………ちゅ…………」
思考が白くなっていく、ただただ目の前の愛おしい少女の存在だけが自身の中に焼き付いていく。
「ん…………ちゅ…………はっ…………はっ…………ちゅ、ちゅる、んん」
貪る。
「あむ…………ちゅ…………ちゅるる…………ん…………ちゅる」
貪る。
「ごひゅじんひゃま…………ごひゅじんひゃま!」
ただ、互いを必死になって貪る。
「シャル…………シャルっ!」
互いに名を呼び合い、舌を絡め合い、唾液を交換し。
そうして。
「はあ…………はあ…………はあ…………」
「はっ…………はっ…………はっ…………」
すとん、と互いにそのまま地面の上に腰を落とす。
いつの間にか、日がどっぷりと落ち、夕暮れから夜へと移行しようとしていた。
「なあ…………シャル」
足元に広がった芝生に、くったりと、疲れた体を投げ出す。
ぺたん、と両足を投げ出したまま座るシャルは、呆然としたまま答えず。
「寂しいこと、言うなよ」
けれど、その様子を気にかけず、言葉を投げかける。
「冷たいこと、言うなよ」
声は届いている。ならば、それでいいと言葉を続ける。
「ああ、認めるよ。俺だってさ」
――――お前らのことが、好きなんだよ。
告げた一言に、ぴくり、と少女が反応し、初めてこちらをまともに見る。
「普通に考えて、お前らみたいな可愛い女の子が自分のこと好きだって全力でアピールしてきてて、気にならないはずないだろ」
驚いたまま動かない様子の少女の腕を取り。
「お前さ、エアも、シアも、シャルも、チークも、イナズマも、リップルも、難しく考えすぎなんだよ」
その勢いのままに押し倒す。
シャルの上から覆いかぶさるようなその態勢に、シャルが目を白黒させ。
「好きだよ…………だったらそれで良いよ。余計なこと考えて、気持ちを捨てるなんてもったいないだろ」
だから。
「聞かせてくれよ、昨日みたいに、お前の、本当の気持ち」
真正面からシャルの目を見据え、呟き。
「…………………………………………………………………………きだよ」
ぽつり、とシャルが呟き。
「好き、だよ! 好きに決まってる、大好きだよ、ボクだって、ボクだってご主人様のこと、好きに決まってる! でも、ボクは――――っ!」
でも、と続けた瞬間、その唇を塞ぐ。
「ん――――っ?!」
目を見開き、言葉が止まる。
そうして口を離し。
「でも、も、けど、もいらねえよ…………それだけ聞ければ十分だ」
手を引き、その背にもう片方の手を回し、シャルを抱き起す。
抱き起し、そのままぎゅっと抱きしめる。
「あっ」
シャルが短く呟き、やがて口を閉ざす。
「良いんだよ、そんだけで…………好きになるのに、理由も理論も理屈も必要無い」
必要なのは。
「ただ好きって気持ちだけあれば、それでいいんだ」
ゆっくりとした口調で、諭すように、あやすように、その背を撫でる。
「素直で良いんだ、隠さなくていいんだ、我が儘で良いんだ」
だから。
「こんな時くらい、臆病じゃなくても良いんだ」
う、と、シャルが呻く。
「良い…………のかな…………ボク…………ご主人様のこと…………好きで…………いいのかな」
言葉に時折嗚咽を交えながら、ゆっくりとシャルが紡いだ言葉に頷き。
「良いんだよ…………誰よりも、何よりも、俺が許してやる」
ひっく、ひっく、とシャルのその目端から何かが零れ落ちる。
「笑えよ、シャル…………その方が、お前には似合ってる」
自身の腕の中で涙を零す少女に、優しく呟き。
「いつもみたいな、笑顔、見せてくれよ」
ぽん、ぽん、とその背を優しく叩くと、やがてゆっくりと、シャルが顔を上げて。
「あの…………ね…………ごしゅじん…………さま」
泣きながら、その瞳から涙を流しながら、それでも。
「大好きです、ご主人様」
その笑顔は、今まで見た中で、一番綺麗だった。
ベロチューはR18にはならねえんだってさ。
妖怪曰く「本番無いなら全裸でもR15だぞ、運営に確かめたからな」とのことなので、恐らくこれは普通に投稿しても大丈夫だろうと思っておく。
本番…………? 10歳児ができるわけねえだろ。
感想でも言われてたが、ハルトくんの前世はホストだったんだろうか…………自分で書いててそんな気がしてきた。
とりま、シャルちゃんにエロいことできたので、割と満足。