“ガリョウテンセイ”
“ブラスターパンチ”
互いの最大火力が激突し、そうして相殺し合う。
けれどそれは先ほどまでの相打ちとはまるで意味が異なる。
メガシンカポケモン同士の最大火力の打ち合い。
ただの余震、余波だけで足元がぐらぐらと揺れる。
ただ立っているだけのことすら難しいほどに、轟々と空間を流れる空気が風を生み、足元の石作りのフィールドは揺れ、二度、三度と互いがぶつかり合い、弾け合い、地面に何度となく衝突しながら再び態勢を整え直し、再度突撃する。
再びの均衡。
だが相殺した際の余波で受ける互いのダメージは比べものにならない。
すでに両者共に、体力の半分は削れていると見る。
どちらが優勢と言うものでも無い。エアのほうが体力の総量が高いし、メタグロスのほうが単純に防御力が高い。
だから均衡。割合的には同じくらい。
そしてこの均衡をどこで崩すか。
それこそが、最大の問題。
必ずチャンピオンはどこかで仕掛けてくるはずだ。
何せこのまま互いに相打てば、残りのポケモンの数で自身の勝ちだ。
だから、何としてもどこかでズラしてくる。
均衡を打ち崩し、一気に押し込んでくる。
そのどこか、のタイミングを測れるか否か。
そこにかかっている。
「“ブラスターパンチ”」
「“ガリョウテンセイ”!」
打ち合い、弾かれ、再び打ち合い、弾かれ。
徐々に削れていく互いの体力。最早最初の時の静けさを剥ぎ捨てたかのように、獰猛で荒々しいメタグロス。そしてエアもまた、精一杯に睨みつけてはいるが、限界が近いことを理解しているようだった。
けれど動かない。
チャンピオンは動かない。
このままでは両者共倒れだと言うのに。
「…………どういう、つもりだ」
呟きに焦りの感情が乗る。
だが待て、待って欲しい。
実は隠れてすでにトレーナーズスキルか何かを使っているのではないか?
それともやはりメガメタグロスのほうが少しだけ耐久が高いのではないか?
考え出せばキリの無いことだが。
要約すれば一つの疑問に行き当たる。
手が震える。
そんなはずはない、とは思う。
けれど最早瀕死直前となってまで動かないチャンピオンの姿にまさか、と思う。
もし、そうだとすれば。
このままダメージレースを続ければ負けるのはこちらだ。
だが、だがである。
それがチャンピオンの狙いだとすれば。
相手の手札は分からないが。
少なくとも、均衡を崩すための手札はもう残り少ない。
先に見せ、対処されれば均衡が一気に傾く。
そうなれば勝機はさらに薄くなるだろう。
ブラフか、それとも――――――――
「っ………………………………………………………………エア!!!」
「っ?! 了解!」
“キズナパワー『こうげき』”
“ガリョウテンセイ”
圧し掛かる重圧に耐えきれず、札を切る。
もしこれで対処されたとすれば――――。
「ようやく動いてくれたね」
“こうへいなるしんぱん”
“ブラスターパンチ”
本来ならば威力を倍増させたはずの一撃は、けれど。
「崩せ」
「なっ」
弾かれる…………
「これで決めろ!!! コメット!!!」
恐らくこの試合初めてだろう、チャンピオンの叫びに。
「了解」
極めて自然にメタグロスが応え。
“ミーティア”
あふれ出さんほどのエネルギーがその鉄槌に集中していく。
そうして。
“ブラスターパンチ”
振り上げ、跳躍する。
弾かれたように、エアの真上五メートル以上へと跳びあがり。
「これで、終われ」
振り下ろす。
“くうかんしん”
直後、轟音と震動がフィールドを破壊しつくした。
* * *
読まれた。
即座にそのことに気づいた。
自身の攻撃が弾かれた瞬間
異能、理解する。それが異能だと。
公明正大なる裁定。
それはつまり
それはつまり、全ての要素を抜き去った素の能力で、自身が目の前の少女に劣っていると言うことに他ならず。
「っ」
そのことについて考えるよりも早く、体が弾かれ吹き飛ばされる。
フィールドに二度、三度バウンドしながらも態勢を立て直し。
直後、真上から降り注ぐ圧倒的破壊の一撃に目を見開いた。
轟音、そして衝撃。
全身がバラバラになるかと錯覚するほどの衝撃に、呼吸すらも一瞬止まり。
ああ、また無理だったか。
一瞬、ほんの一瞬、そんな気持ちが沸き出てきて。
視線が合う。
吹き飛ばされながら、視線が合う。
自身のトレーナーと。
最愛の人と。
視線が合い。
――――何よ。
見ていた。
――――何よ、その目。
不安そうに。
――――気に入らない。
悲しそうに。
――――そんな目、させたくないのに。
ただ、ただ。
――――私が、不甲斐ないから。
きゅっと唇を噛みしめ。
“むすぶきずな”
瞬間、彼との絆を感じ取る。
そして同時理解する。流れ込む感情に、笑みを浮かべる。
――――何よ、そんな顔して。
そんな不安そうな表情をしておいて。
――――まだ勝つつもりなの?
勝ちたい、そんな欲望にも似た感情をひたすら感じ、笑ってしまう。
――――そうよね。
ああ、そうだ。
――――負けたく、無いわよね。
そんなもの自身だって同じだ。
――――だから、そんな顔、止めなさい。
ぐっと、拳を握る。
直後、浮遊感が途切れ、背中に感じる衝撃。
地面に叩きつけられたと気づき、かはっ、と呼吸が漏れ出し。
「…………はる、と」
呟く、自身の最も大事な人の名を。
「はる、と…………ハルト」
震える手で、足で、それでも立とうと、力を込め。
「エア…………エア!!!」
呼ばれる名に、込められた感情に。
――――アンタが私の名を呼んでくれるなら。
そうやって。
――――アンタが諦めないならば。
いつまでも、いつまでも。
「――――やってやる!!!」
起き上がる。
* * *
信じられない、と言った表情でチャンピオンが目を見開く。
否、チャンピオンだけでない。
メタグロスもまた同じ、先ほどの技の反動だろうか、指先一つ動かせないまま、目を見開き硬直していた。
「…………エア…………エア!!!」
「わか…………ってる、わよ!!!」
ふらふらの体を起こしながら、それでも力強く頷く。
それでも、ダメージは隠しきれていない。
あと一撃で確実に倒れる。
体力はとっくに限界、気力だけで立っているような状況。
これ以上は無理だと言うようなその状況で。
「それでも!!!」
「勝つ!!!」
エアが
「正真正銘、これが最後だ!!!」
「ルウウウ…………オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」
メガシンカ状態に、さらにゲンシカイキのエネルギーを合成する。
その瞬間に生まれる爆発的な力の奔流を、手繰り。
オ メ ガ シ ン カ
一気に昇華する!!!
* * *
十六、七だった背丈が再び縮んでいく。
十三か四か。やや小柄な少女と言った辺りで収縮は止まる。
否、それは収縮では無く
メガシンカ状態から外見的な変化はそれほどない。ただ少し背が縮んだ程度の物。
だがその身に纏う空気は明らかに異なっている。
その全身から発する龍のオーラが弾け。
「ルオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!
龍の咆哮と共に、空に変化が訪れる。
闇、そう闇だ。
室内の上空が暗い闇へと包まれていく。
黒色のペンキを空にぶちまけたかのように、黒一色に塗りたくられた空に、やがてぽつりぽつりと光が生まれる。
それは言うなれば。
星空。
ホウエンでも夜になれば見れる美しく幻想的な光景。
だが変化がそれで終わらない。
生まれ、生まれ、生まれ続ける夜空の星がやがて空を埋め尽くさんばかりに増えた頃。
ひらり、ひらりと、流れ落ちてくる。
光が、星が。
光のシャワー、星の雨。
これが。
“うちゅうから りゅうせいが ふりそそぐ”
エアによって捻じ曲げられた天候が『りゅうせいう』と言う形を取って顕現する。
そうして、場に。
“りゅうせいのおう”が降誕する。
* * *
それはまさしく、流れ星。
浮かび上がり、飛びあがり。
そうして闇夜へと消えていく。
一瞬、場を支配する沈黙。
誰もがただ目前の出来事を見るだけしかできなかった。
自身も、チャンピオンも、そして当事者であるメタグロスすら、技の反動に動けず、ただ事を見守ることしかできなかった。
そうして。
それが降り注ぐ。
赤い、赤い光。
それが全身を包む炎なのだと、直後他の二人も気づいただろう。
夜の空から降り注ぐ赤い光。
それはまさしく、流星だった。
故に、名前も至ってシンプルだ。
“シューティングスター”
降り注ぐ火の玉が、真っすぐにメタグロスへと降り注ぎ。
直後、視界が真っ白に染まった。
* * *
「はあ…………はあ…………はあ…………」
全身が痛みに悲鳴を上げる。
それでも、倒れることはしない、出来ない。
少なくとも、相手が倒れるまでは、自身だって倒れられない。
それはまさしく全身全霊の一撃だった。
今の自身が出せる…………否、自身と言う存在が極めた最強にして、究極の一撃。
反動の大きさに、その一撃でオメガシンカも解除されていく。
否、オメガシンカどころか、メガシンカすらも解けていく。
最早気力すらも残っていない。体力など当に空っぽだ。
正真正銘、自身の最後の一撃。
「ぐ……………………ふう…………ふう…………」
ふらふらである、今にも倒れそうである、こちらを見るだけの余裕すらも無いようだ。
立っている。
立って、まだ武器を握っている。
「素晴らしい」
相手のトレーナーが…………チャンピオンが呟く。
「素晴らしい一撃だった」
最早限界だった。
「生まれて二十年以上、トレーナーになって十年を超えるけれど」
膝を突く。
「ここまで追い詰められたことは一度として無かった」
両手を突き、体を支える。
「素直に称賛するよ、紛れも無く、キミたちは今まで戦ってきた中で最強の挑戦者だった」
最早そうしなければ立っていられなかった。
「勝ちたい…………そう思えたのは、初めてだ。本当に、本当にありがとう」
呼吸を乱しながら、ゆっくり顔を上げ。
「ああ…………本当に、ありがとう。これで」
目の前にメタグロスがゆったりと迫っていて。
「これで、僕たちの勝ちだ」
「終われ」
呟きと共に、鉄槌を振り上げ。
「結ばれし糸へ、集え…………!!」
震える手で、ぴん、と目の前のメタグロスを指さし。
「“きずなぼし”」
“きずなぼし”
降り注ぐ流星が、メタグロスから最後の力を奪い去った。
* * *
「……………………あ」
ぱくぱく、と何かを告げようと何度も口を開き。
けれど、それらは言葉にならず、ずどん、とメタグロスが崩れ落ちる。
「ぐ…………ごめ…………げん、かい」
同時に、エアもまた崩れ落ち。動かなくなる。
「…………………………………………」
「…………………………………………」
呆然とし、動かないチャンピオン。
震える全身を抑えようとして、けれど失敗する自身。
「……………………コメット?」
やがて、チャンピオン…………ダイゴが、震える声で呟き。
けれどメタグロスは反応しない。
最早完全に動かない。
誰がどう見たって分かる。
最早メタグロスは『ひんし』である。
そのことに、ダイゴがようやく気づき。
「……………………は、はは」
笑みを零す。
それは先ほどまでのとも違い、以前に見たものともまた違う。
「あははははははははははは…………ははははは…………」
震えた笑い声。
「なるほど……………………」
そうして何か納得したように一つ呟き。
「これが、悔しいと言うことかい」
顔を手で覆いながら、口元が弧を描く。
「……………………ふふ」
そうして、その顔に笑みを浮かべながら、こちらを見つめ。
「ボクの負けだね」
そう告げた。
大誤算「主人公には勝てなかったよ…………」
次で三章終了予定。
長かった…………本当に長かった。
と言うか、七月の時点でメガメタグロスVSゲンシメガマンダの組み合わせは決定してたけど、ずっと書きたかったシーンようやく書けて非情に満足している。
“チャンピオン”のダイゴ
ヤイバ(エアームド) 特性:するどいめ、がんじょう 持ち物:ごつごつメット
わざ:ステルスロック、まきびし、ふきとばし、はねやすめ、どくどく
裏特性:りょうよく
場の状態を範囲とするわざを2回使用できる。
専用トレーナーズスキル(P):やいばのつばさ
直接攻撃技を受けた時、相手に最大HPの1/8の『はがね』タイプのダメージを与える。
ジャイロ(フォレトス) 特性:がんじょう 持ち物:いのちのたま
わざ:ジャイロボール、ころがる、ボルトチェンジ、だいばくはつ
裏特性:じくかいてん
“ころがる”“ジャイロボール”などの技の威力を1.5倍にする。
専用トレーナーズスキル(P):しなばもろとも
『ひんし』になるダメ―ジを受けた時、“だいばくはつ”を使用する。
ココ(ボスゴドラ) 特性:がんじょう、いしあたま、ヘヴィメタル 持ち物:たべのこし
わざ:ヘビーボンバー、すてみタックル、ストーンエッジ、ばかぢから
裏特性:はがねのよろい
物理技を『こうげき』でなく『ぼうぎょ』でダメージ計算する。
専用トレーナーズスキル(A):メタルバースト
発動ターン相手から攻撃を受けている場合、わざのダメージを1.5倍にする。
備考:特異個体(10m級)につき全能力値1.5倍。
リボルヴ(ハッサム) 特性:むしのしらせ、テクニシャン 持ち物:きれいなぬけがら
わざ:バレットパンチ、とんぼがえり、むしくい、ばかぢから
裏特性:リロード
拳を使った技を2-6回連続で出す。
専用トレーナーズスキル(A):クイックドロウ
“バレットパンチ”を6回連続で出す。
ヴォルカノ(ヒードラン) 特性:もらいび 持ち物:ふうせん
わざ:マグマストーム、だいもんじ、だいちのちから、ラスターカノン
裏特性:かざんのあるじ
自身と同じタイプの技の威力を1.5倍で無く2倍にし、さらに『ほのお』技が相手のタイプ相性の不利を無視する。
専用トレーナーズスキル(A):ヴォルケイノ
5ターンの間、場の状態を『ひのうみ』へと変更する。
専用トレーナーズスキル(P):だいかさい
場の状態が『ひのうみ』の時、自身の『ほのお』タイプの技の威力を1.5倍にし、攻撃が必中する。
アビリティ:かさいりゅう
場が『ひのうみ』になった時、一度だけ『ほのお』タイプの技を使用する。
アビリティ:しゃくねつブラッド
『ほのお』タイプの攻撃技が、相手の特性を無視する。
コメット(メタグロス) Lv120 特性:クリアボディ、てつのこぶし 持ち物:メタグロスナイト
わざ:ブラスターパンチ、バレットパンチ、アームハンマー、れいとうパンチ
特技:ブラスターパンチ 『はがね』タイプ
分類:コメットパンチ+サイコキネシス+じしん
効果:威力150 命中95 わざの命中回避関係無く、“くうかんしん”の追加攻撃を行う。特性『てつのこぶし』の時、威力が1.2倍になる。
特技:くうかんしん 『エスパー』タイプ
分類:サイコキネシス+じしん
効果:威力100 命中100 このわざは『とくこう』でなく『こうげき』の能力でダメージ計算をする。特性“ふゆう”や『ひこう』タイプに対してダメージが2倍になる。
裏特性:サイコアシスト
物理技を使用した時、自身の『こうげき』に『とくこう』を足してダメージ計算する。特殊技を使用した時、自身の『とくこう』に『こうげき』を足してダメージ計算する。
専用トレーナーズスキル(A):ミーティア
使用したターンに使うわざの威力を2倍にするが、次のターン動けなくなる。メガシンカ時のみ使用可能。
専用トレーナーズスキル(P):しょうりのやくどう
自身の攻撃技で相手を倒した時、攻撃技のデメリット効果を無視する。
トレーナーズスキル(P):はがねのせいしん
『はがね』タイプを持つポケモンの『ぼうぎょ』と『とくぼう』を高いほうの能力と同値にし、『ほのお』『かくとう』『じめん』わざを半減する。
トレーナーズスキル(P):こうてつのいし
『はがね』タイプを持つポケモンが『ねむり』『こんらん』にならなくなる。また『まひ』『やけど』などのダメージや能力減少を無効化する。
トレーナーズスキル(P):はがねのおう
自身の手持ちの『はがね』タイプのポケモンの全能力を1.5倍にする。
トレーナーズスキル(A):こうへいなるしんぱん
発動ターンのみ、互いの裏特性やトレーナーズスキルによる技の強化、能力ランクの変化、タイプ相性を無視してダメージ計算する。
==================================
“■■■■■■■■”ハルト
名前:エア(ボーマンダ) 性格:いじっぱり 特性:じしんかじょう 持ち物:オリジンクォーツ
技:「りゅうせいぐん」「ガリョウテンセイ」「かりゅうのまい」「じしん」
裏特性:らせんきどう(螺旋軌道)
『ひこう』タイプのわざが相手のタイプ・わざ・どうぐで半減されず、さらに威力が1.2倍になる
特技:かりゅうのまい 『ほのお』タイプ
分類:ほのおのきば+りゅうのまい
効果:『こうげき』ランクと『すばやさ』ランクを1段階上昇させる、3ターンの間ほのおをまとった状態となり『こおり』タイプの攻撃を半減、『みず』タイプの攻撃が弱点となり、『こおり』状態にならない。さらに自身の『ノーマル』わざを『ほのお』タイプに変更する(スキン系の特性を持つ時、両方のタイプを持ち、相性の良い方でダメージ計算する)。
特技:ガリョウテンセイ 『ノーマル』タイプ
分類:すてみタックル+そらをとぶ
効果:威力160(140) 命中100 空中へ飛び上がり、ターンの終わりに攻撃する。空中にいる間はほとんどの技を受けない。相手に与えたダメージの1/4(3)を自分も受ける。
トレーナーズスキル(P):むすぶきずな
自身の攻撃技を『なつき度』に応じて威力を強化し、急所に当てやすくなる。
専用トレーナーズスキル(P):そらのおう
『ひこう』わざを使用した時、50%の確率でもう一度行動できる。
専用Tスキル(A):アルファシンカ
ターン開始時発動、持ち物『オリジンクォーツ』の時、3ターンの間ゲンシカイキする。レベル+30、HP+30、こうげき+20、ぼうぎょ+20、とくぼう+20、すばやさ+10の種族値を加算する。タイプを『ドラゴン』単体に変更し、特性を“しっそうもうつい”に変更する。
名前:エア(ゲンシボーマンダ)(アルファボーマンダ) Lv150 性格:いじっぱり 特性:しっそうもうつい 持ち物:オリジンクォーツ
タイプ:『ドラゴン』
わざ:「かりゅうのまい」「デッドリーチェイサー」「りゅうせいぐん」
特性:しっそうもうつい
毎ターン『すばやさ』ランクを1段階上昇させる。物理技を使用した時『すばやさ』の半分を『こうげき』に加算する。自身が攻撃技を使用した時、相手が交代するならば、交代前の相手を攻撃し、わざの威力を2倍にする。
特技:デッドリーチェイサー 『ドラゴン』タイプ
分類:ガリョウテンセイ+ドラゴンクロー
効果:威力130(120) 命中:100(90) このわざがはずれた時、自身の最大HPの1/4の反動ダメージを受ける。
裏特性:りったいきどう
相手が交代を行う時、交代前の相手を攻撃できるわざを使用できる。
専用トレーナーズスキル:ドラゴンハント
自身の直接攻撃するわざが命中した時、相手を強制交代させる。
固有スキル:オメガシンカ
オメガボーマンダへとオメガシンカする。レベル+60、タイプに『ひこう』を追加し、特性を“りゅうせいのおう”へと変更する。
名前:エア(ゲンシボーマンダ)(アルファボーマンダ) Lv150 性格:いじっぱり 特性:ターボブレイズ 持ち物:オリジンクォーツ
タイプ:『ドラゴン』『ほのお』
わざ:「ブレイズクロス」「メテオフレア」
特技:ブレイズクロス 『ほのお』タイプ
分類:ドラゴンクロー+ほのおのキバ
効果:威力75 命中90 2回攻撃する。10%の確率で相手を『やけど』にする。
特技:メテオフレア 『ほのお』タイプ
分類:りゅうせいぐん+かえんほうしゃ
効果:威力150 命中90 『ドラゴン』タイプと相性に良い方でダメージ計算し、不利なタイプ相性を無視する。
裏特性:ブレイズバースト
自身の攻撃技が相手の裏特性、トレーナーズスキル、能力ランクの変化を無視する。
専用トレーナーズスキル(A):もえひろがるほのお
自身の行動前に使用可能。自身の技の威力を半減し、相手の“まもる”や“みきり”などを解除して攻撃する。
専用トレーナーズスキル(P):きえんばんじょう
自身の攻撃技で相手を倒した時、ゲンシカイキのターンカウントが1上昇する。
名前:エア(オメガボーマンダ) Lv180 性格:いじっぱり 特性:りゅうせいのおう 持ち物:オリジンクォーツ
タイプ:『ドラゴン』『ひこう』
技:「シューティングスター」
特性:りゅうせいのおう
この特性のポケモンが場にいる限り、天候を“りゅうせいう”に変化させる。天候が“りゅうせいう”の時、『ドラゴン』タイプのわざの威力を1.2倍にし、『すばやさ』を二段階上昇させる。
天候:りゅうせいう
“うちゅうから りゅうせいが ふりそそぐ”
場にいる『ドラゴン』ポケモンの全能力を1.2倍にする。『ドラゴン』わざの威力を1.5倍にする。『りゅうせいぐん』が必中になる。『ドラゴン』タイプのポケモンの能力が下がらなくなる。
特技:シューティングスター 『ドラゴン』タイプ
分類:デッドリーチェイサー+りゅうせいぐん+かりゅうのまい
効果:威力250(180) 命中100(90) 優先度+2
空中へ飛びあがり、ターンの終わりに攻撃する。空中にいる間はほとんどの技を受けない。
自身の『とくこう』を『こうげき』に足し、相手の『ぼうぎょ』か『とくぼう』の低い方でダメージ計算する。このわざのタイプは『ひこう』『ドラゴン』『ほのお』の中から一番良い相性で判定する。相手の特性を無視して攻撃できる。
裏特性:メテオストライク
自身の攻撃技が相手のタイプ・わざ・どうぐで半減、無効化されず、さらに威力が1.2倍になる。
専用トレーナーズスキル:きずなぼし
自分の攻撃で相手が『ひんし』にならなかった時、“りゅうせいぐん”で追加攻撃する。
名前:シア(グレイシア) 性格:おだやか 特性:ゆきがくれ 持ち物:ひかりのねんど
技:「アシストフリーズ」「いのりのことだま」「オーロラベール」「まもる」
特技:いのりのことだま 『ノーマル』タイプ
分類:ねがいごと+バトンタッチ
効果:優先度+4
次のターンの終了時に最大HPの半分と状態異常を回復する。交代した場合、同じ位置にいるポケモンが回復する。このわざを使用したターンに『ひんし』になった時、次のターン、交代した味方のHPと状態異常を全回復し、このわざを使用したポケモンの能力ランクを引き継ぐ。
特技:アシストフリーズ 『こおり』タイプ
分類:れいとうビーム+アシストパワー+あられ
効果:威力60 命中100
自分のいずれかの能力ランクが1つ上がる度に威力が20上がる。10%の確率で、2ターンの間天候が『あられ』になり、30%の確率で相手を『こおり』状態にする。
裏特性:なかまおもい(仲間想い)
『ひんし』になった味方の数だけ『こうげき』『ぼうぎょ』『とくこう』『とくぼう』『すばやさ』の能力ランクが上昇する
専用トレーナーズスキル(P):さいごのいって
『ひんし』ダメージを負った時、自身がわざを繰り出すまで『ひんし』にならない。このスキルが発動した時、必ず持ち物を使用する。使用に条件のある道具でも、条件に関わらず効果が必ず発動する。
専用トレーナーズスキル(P):こおりのかべ
タイプ相性が『こうかはばつぐん』の技の受けるダメージが3/4になる。
固有スキル:ゆきのじょおう
場に出ている間、天候を『あられ』に変更する。天候が『あられ』の間、相手の全能力を1ランク減少させる。また自身の攻撃で相手が『こおり』状態になる時、相手の状態異常と平行して相手を『こおり』状態にする。
名前:シャル(シャンデラ) 性格:おくびょう 特性:すりぬけ 持ち物:こだわりメガネ
技:「シャドーフレア」「みがわり」「ちいさくなる」「サイコキネシス」
裏特性:かげぬい
自身か相手が戦闘に出てきたターン、自身が相手より先に行動した時、そのターンのみ相手は行動も入れ替えもできない。ただし特性“かげふみ”を持っているか『ゴースト』タイプには無効。
特技:シャドーフレア タイプ『ほのお』『ゴースト』
分類:れんごく+シャドーボール
効果:威力110(90) 命中100(95)
100%の確率で相手を『やけど』にする。このわざのタイプは『ほのお』『ゴースト』のどちらか相性の良いほうになる。“かげぬい”状態の相手を攻撃した時、威力が2倍になる
専用トレーナーズスキル(P):かげおに
“かげぬい”が成功したターン、相手を対象とした相手のトレーナーズスキルや裏特性を無効化する。
専用トレーナーズスキル(A):かげはみ
“かげぬい”が成功した相手を対象とした相手の全能力を1段階下げ、自身の全能力を1段階上昇させる。さらに相手を対象としたトレーナーズスキルの対象を、以降自身に変更する。この効果は戦闘終了時まで続き、自身が『ひんし』でも発動する。また相手が『ゴースト』タイプだった時“かげぬい”が無効化されず、相手の最大HPの1/2のダメージを与え、与えたダメージ分自身のHPを回復する。
固有スキル:かげのまのて
『かげぬい』状態が解除される時、相手に最大HPの1/8の『ゴースト』タイプのダメージを与える。
名前:チーク(デデンネ) 性格:わんぱく 特性:ほおぶくろ 持ち物:オボンのみ
技:「ほっぺすりすり」「なれあい」「ボルトチェンジ」「リサイクル」
裏特性:ぬすみぐい
直接相手を攻撃する技を出した時、相手の持ち物がきのみだった場合、それを自身が消費する。きのみ以外の場合、その持ち物をその戦闘中使えなくする。
特技:なれあい 『ノーマル』タイプ
分類:あまえる+なかまづくり
効果:優先度+3 相手の『こうげき』ランクを2段階下げ、相手の特性を自身と同じにする
専用Tスキル(P):れんたいかん
“なれあい”使用時、相手が場から離れるまで、互いの能力ランクの上下を除いた自身より高い能力を自身と同じ数値にする。相手は自身が覚えることのできるわざ以外を使えなくなる。
専用Tスキル(P):こうきしん
戦闘に出て最初に出す技が変化技だった時、技の優先度を+2する。自身の変化技が相手の“まもる”や“みきり”などを無効化して出せる。
固有スキル:ビリビリでんぱ
『マヒ』状態の敵を、必ず行動不能にする。同じ相手には使えない。
名前:イナズマ(デンリュウ) 性格:ひかえめ 特性:せいでんき 持ち物:しろいハーブ
技:「レールガン」「わたはじき」「じゅうでん」「10まんボルト」
裏特性:でんじかそく
『でんき』タイプのわざを使用したり、受けるたびに『じりょくカウンター』を一つ貯める。『じりょくカウンター』が1つ貯まるごとに『とくこう』と『すばやさ』のランクが1段階上昇する(最大6個)。
特技:わたはじき 『くさ』タイプ
分類:わたほうし+コットンガード
効果:自身の『ぼうぎょ』ランクを3(2)段階上昇させ、さらに8(5)ターンの間相手全体の『すばやさ』ランクを3(2)段階下げる
特技:レールガン 『でんき』タイプ
分類:かみなり+じばそうさ
効果:威力180(150) 命中100(85) 優先度+1
『じりょくカウンター』が2つ以上無い時、このわざは失敗する。『じりょくカウンター』が3個以上の時、多い分だけこのわざの威力を30上昇させる(最大4つ分)。このわざを使用した時、場の『じりょくカウンター』を全て取り除き、100%の確率で『とくこう』を二段階下げる。自身の場に「まきびし」「どくびし」「ステルスロック」などがある時、威力50の追加攻撃を行い、「まきびし」「どくびし」「ステルスロック」などを取り除く。
専用トレーナーズスキル(P):かじょうはつでん
「じゅうでん」を使用した時、『じりょくカウンター』を6つ増やし、次に使用する『でんき』わざの威力を2倍にするが、『でんき』わざを使用した時、自身の『とくこう』を12段階下げる。
専用トレーナーズスキル(A):きずなへんげ
自身の技で相手を倒した時、メガシンカを行う。
専用トレーナーズスキル(P):むげんでんりょく
自身がメガシンカをした時、自身を『じゅうでん』状態にし、『じりょくカウンター』を6つ増やす。さらに自身が場にいる間、毎ターン『じりょくカウンター』を2つ増やす。
専用トレーナーズスキル(P):エゴイズム
自身がメガシンカした時、自身の特性を“てんいむほう”にする。
特性:てんいむほう
自身の『でんき』わざを使用する時、相手のタイプ相性の不利、特性、技、裏特性、トレーナーズスキルを無視して攻撃できる。
固有スキル:エヴォリューション(モフモフ)
メガデンリュウへと進化する。メガデンリュウ時限定のトレーナーズスキルが常時使用できるようになる。自身が受ける物理攻撃のダメージが半減する。
名前:リップル(ヌメルゴン) 性格:おだやか 特性:うるおいボディ 持ち物:たべのこし
技:「だいもんじ」「りゅうせいぐん」「どくどくゆうかい」「まとわりつく」
裏特性:うるおい
弱点タイプで攻撃されそうな時、そのターンのみ自身のタイプを『みず』へと変える。タイプが変わった時、自身のHPを1/4回復する。
特技:どくどくゆうかい 『どく』タイプ
分類:どくどく+とける
効果:優先度+2 『ぼうぎょ』を二段階上げ、『もうどくまとい』状態になる。自身か相手が直接攻撃を使うと相手を『もうどく』にする。このわざを使用以降、場にいる限り、『どく』『もうどく』状態にならなくなる。
専用トレーナーズスキル(P):スコール
自身が戦闘に出た時、5Tの間天候を『ねったいこうう』にする。天候が『あめ』の時、ターン終了時に自身の状態異常を回復し、味方の場の設置物を除去する。
天候:ねったいこうう
この天候は『あめ』として扱う。場のポケモンはターン終了時『こおり』状態が回復する。また『ほのお』タイプのわざが半減されない。
専用トレーナーズスキル(P):いやしのあまおと
天候が『あめ』の時、毎ターン開始時自身の最大HPの1/8回復する。また自身や相手の特性、技の効果で能力が下がらなくなる。
固有スキル:スリップガード
相手の物理技の威力を半減し、自身の『すばやさ』を1段階上昇させる。相手を直接攻撃する技を受けた時、相手の『こうげき』『すばやさ』を1段階下げる。この効果で下げられた能力は、交代しても戻らない。
トレーナーズスキル(P):つなぐてとて
技や特性、トレーナーズスキルなどの確率を手持ちの数×10%高める。
専用トレーナーズスキル(P):ドールズ
ヒトガタポケモンの全ての能力値を1.2倍にし、攻撃が急所に当たりやすくなる(急所ランク+1)。レベルの上限が+20される。ヒトガタポケモンが使用するわざのデメリット効果を大きく緩和する。ヒトガタポケモン各自の固有スキルが使用可能になる。
トレーナーズスキル(A):つながるきずな
行動直前時発動、戦闘に出ているポケモンの全能力を2段階向上させる、スキル発動以降、交代をしても戦闘に出ていたポケモンの能力ランクや状態変化を全て引き継ぐ。
トレーナーズスキル(A):スイッチバック
ポケモンを交代時発動、交代にターン消費をせず、交代したポケモンに再度指示を出せる。連続で使用すると失敗する。
トレーナーズスキル(A):キズナパワー
ターン開始時発動、『こうげき』『ぼうぎょ』『とくこう』『とくぼう』『すばやさ』『きゅうしょ』『めいちゅう』『かいひ』『かいふく』『かんつう』『むこうか』の中から一つ選択し、発動する。このスキルは1試合中○回しか使えない。
『こうげき』→ターン中のみ自身の物理攻撃のダメージが2倍になる。
『ぼうぎょ』→ターン中のみ自身への物理攻撃のダメージを半減する。
『とくこう』→ターン中のみ自身の特殊攻撃のダメージを2倍にする。
『とくぼう』→ターン中のみ自身への特殊攻撃のダメージを半減する。
『すばやさ』→ターン中のみ自身の『すばやさ』を2倍にし、優先度を+4する。
『きゅうしょ』→ターン中のみ自身の攻撃が必ず急所に当たる。
『めいちゅう』→ターン中一度だけ自身のわざが必中になる。
『かいひ』→ターン中一度だけ相手のわざを必ず回避する(必中技には無効)。
『かいふく』→発動時、自身のHPを1/2回復する。
『かんつう』→ターン中一度だけ自身の攻撃が相手の『ぼうぎょ』『とくぼう』を無視する(0にする)。
『うちけし』→発動時、自身に影響のある不利な効果を全て解除する。
専用トレーナーズスキル(A):エース
手持ちが6体以上でかつ『エア』以外の3体以上が『ひんし』の時、行動時に発動可能。発動ターン一度のみ『エア』の攻撃の威力を2倍にし、相手のわざの優先度を-5する。
専用トレーナーズスキル(A):ゲンシカイキ
ターン開始時発動、レベル120以上で種族値合計600以上のオリジンクォーツを持つポケモンを『ゲンシカイキ』させる。