私の名前はGabriel Vermilion
研究者であり科学者であり発明家であり世界最高の賢人である。
皆からは私の事をDr.Vermilion、Dr.V、或いはDr.何やってんだ、と言われている。私をマッドサイエンティストと呼ぶ者も居るが、そんなクソッタレな輩は解雇してやったよ。彼奴はいい成果を残してくれた。
……話が逸れたな、まぁ気軽に呼んでくれ給え。さて私は今、何時もの様に白衣を着て、とある研究所で新しい発明品を作り上げたところだ。周りには薬品や鉄屑が散らばり、デスクで私の助手がパソコンで最終チェックを行っている。私は今まで様々な物を発明した。
生物の知能指数を無理矢理上げる音波装置、細胞を活性化させ自然治癒能力を高める液体薬品、全自動歯ブラシ等、人類の歴史に残る貢献をして来たつもりだ。
もっとも、音波装置は生物が耐えきれず脳味噌が破裂し、液体薬品は活性化が激しすぎて肉塊へ、歯ブラシは歯を全て削り取り顎まで到達する等の失敗例は有ったが、そんな些細な事は今どうでもいい。何せ今回作り上げた物はそんな物が3歳児の糞の玩具に思える程の代物だからだ。
何とこいつは別の次元、所謂「平行世界」という奴に行ける装置だ。これを作るのに幾らの費用と人材を投与したか……畜生め、全く思い出したくも無いね。
ん? 何故こんな物を作ったかだって?
……いい質問だね、教えよう。私はね、飽きたんだよこの世界に。
正直この世界でやれる事はやり尽くしたと言っても過言では無い、しかし世界は広い。
私の知らない世界などまだまだ未知数なのだよ、宇宙に行って別の星に行く事も考えだが生憎と今の技術ではまだ不可能なのでね、代わりに平行世界とやらに行く事に決めたのだよ……ん? 宇宙に行く方が簡単だって?
……まぁそう言うな、私はこちらの方が楽だったのだよ。
しかし平行世界に行くのも色々と問題が有ってね、先ず向こうの世界がどういう世界かが分からないんだよ。この世界と全く同じかも知れないし、全く違うかも知れないし、もしかしたら漫画やアニメの世界と同じ知れない。
まぁ、私はサブカルが好きなので何ら問題は無いがな。大体の物は読破しているよ……どうでもいいがね。此方で指定出来れば楽なのだが生憎とそういう機能は持っていなくてね、人生とはそう上手くは行かないものだ、全く嘆かわしい。
次に向こうの世界に行けたとしても余り介入し過ぎてはいけないんだ。人と関わりすぎてもいけないし、向こうで何かを残す事も出来ない。あくまで最低限だがね。
何故かって? そうだね、君はMary Sueと言う人物を知っているかい? つまりはそう言うことだ。皮肉なものだね、物語に無理矢理介入した挙句、引っ掻き回しつまらなくさせる。糞にも劣る虫唾が走る行為だよ。そんなMaryが気に食わない私が今似たような事をしようとしている。人間とは欲には逆らえないものだな。まぁ介入しないのは好き放題出来るし、面倒事が無くて助かるがね。
「Dr. そろそろ時間です」
おっと、助手がチェックを終えたようだ。
もうそんな時間か。さて、長々と失礼したね。
そろそろ出発しようか、鬼が出るか蛇が出るか楽しみなものだ。神のみぞ知る向こうの世界には何が待っているのか、私を楽しませてくれ。
嘆く事も許されない退屈だけは御免だよ?
その日Dr.は眩い光と共にこの世から姿を消した……
どうも、栗ンプです。
今回はハイスクールD×Dの方に挑戦します、東方はどうしたと思われる方もいらっしゃるかも知れませんが……
すみません!書きたくなったんです!許して下さい!
さて、今回のテーマ?はアメリカンチックにブッとんだ主人公を動かす、です。暴言やFワードや皮肉なんかもたっぷり飛び出しますがそこはアメリカンな心で許してください。
まぁ分かった人も居るでしょうが、モデルがSCPのブライト博士なので……
至らぬ点が多々あると思いますがよろしくお願いします!
それではまたノシ