ハイスクールD×D+D トンデモDr. 珍道中   作:栗ンプ

3 / 10
始まります


トンデモDr. 散策

全く……この世界に来てからロクな目に遭っていないぞ。そう言えば私の事を世界一ツイてない男と言った奴等がいたが、あながち間違いでも無さそうだな。

さて、無事逃げて来れたは良いもののこれからどうしようか。地上に出る方法が分からない以上此処にいる事になりそうだがそれは危険だ、しかし材料も無ければ道具も無しにどうやって脱出装置を作ろうか……ふむ、何処かから拝借するか? いや、周りを見ても家など無さそうだしな。

取り敢えずは見晴らしの良い場所に行って此処を見回すとするか。あの山などが良さそうか……

やれやれ、とんだ災難だな。

 

 

ふぅ……体力仕事は苦手だというのに何故私がこんな目に、やっと着いたか。

ほぅ……成る程な、確かに冥界というだけはあるな。見渡す限りの整地されていない森や地面、謎のバカでかい怪鳥、それにあれは何だ? 見たことも無い生き物もいるぞ。

ククク……これはこれで楽しめそうだな、精々いい成果を残してくれ給え、研究材料の諸君。

さて、何処かに人が、いや悪魔が住んでそうな場所は有るかな? ん? あれは……明らかに人工物だな、それに誰か住んでいそうだ。場所も丁度いいしあそこに行こうか。

なに、襲ってくる様ならまたお見舞いしてやればいいだけの事だ。

 

 

やっと着いたか、道中未知の生物に襲われもしたが何の問題無い。

さぁ、どんな奴が待ち受けているか。

チャイムを鳴らすと、はいと若い女性の声が聞こえて来る。透き通る様な声だ、きっと綺麗な人…悪魔なのだろう。私が道を聞きたいと言うと、少し待って下さいと言うと共に通話を切り家の中から足音が聞こえる。ドアが開くと中からは鮮やかな水色の髪を肩まで伸ばした見惚れるほどの美女がそこに居た。

いや、私は余り興味が無いのだがね。同性愛者という訳では無く、単に人間にだ。もっとも彼女は悪魔なんだろうけどね。

彼女は私を見るや否やハッと目を見開きポツリと人間? と呟いた。そうだと言うと彼女はここでは何ですから中にどうぞと言ってきたので失礼ながらお邪魔させてもらう事にした。

話が通じる相手で良かったよ。

 

 

彼女の家に上がりソファに座っていると紅茶を出してくれた。

ふむ、どうやら普通の紅茶の様だ。有難く頂くとしよう。

反対側のソファに座ると彼女先ず私の事を聞いてきた、人に名を聞く時は先ず自分から名乗るものであろう?

と言ってやったら彼女はそれもそうねと言い少し笑った後自己紹介を始めた。

 

 

 

「私の名前はソフィア、ソフィア・ヘルキャットよ…よろしくね。信じないかも知れないけれど私は悪魔なの。」

 

「''魔女''か……成る程、冥界らしいね。私はGabriel Vermilion。人間であり世界最高の賢人だ。」

 

「ガブリエル……。」

 

「ああ、皮肉なものだろう? ''天使''の名を持つ''人間''が''悪魔''の家に居るなんて、奇妙な運命で何とも笑えるjokeだよ。」

 

 

 

もっとも私は運命など信じていないがね、HAHAHAと笑って言ってやったがソフィアは少し引きつった笑顔をしている。どうやら彼女にはお気に召さなかった様だね。どうやってここに来たの? と聞かれたので私にも分からない、気付いたら此処にいたんだ、と言うと彼女は何か考え事をする様に顎に手をやるとそう、とだけ言った。

さて、そんな事はどうでも良い……本題に入ろうか。無駄話している時間など無い、時間は有限なのだ。時は金なり。一刻も早く地上に出る方法を聞かなければね。

彼女に人間のいる所に行きたいと言うと、それなら人間界に出なければならないと言った。やはりこの世界にも地上と呼べるものががある様だ、それを聞いて安心したよ。どうやって出るのか聞くと彼女の様な悪魔達は魔法陣とやらで地上と冥界を行き来できるらしい。

魔法? 魔法だって? そんな非科学的で糞みたいなものある訳が無いだろう、笑えないjokeだ。科学者である私を侮辱しているのかね? ……

と言いたいが此処は異世界だ……前にも似た様な事をしたね。

兎も角その魔法陣とやらで私を地上連れて行ってくれないかと言うと此処は危険だし構わない、準備するから少し待って。と言ってくれた、話が分かる様で助かるよ。良い悪魔も居たものだな、悪魔に良いも悪いも有るのか分からないがね。

 

 

彼女が準備を終えたらしく私を呼ぶ声が聞こえる。

部屋を移動し、少し開けた場所に出ると床には何やら不可思議な紋章が描かれている。

成る程、これが魔法陣か。確かに''それっぽい''な、しかし本当にこんな物で移動出来るのか? 私が疑う様に見つめていると彼女が大丈夫よ、少なくとも死にはしないわ。と言った。おい、少なくともとはどういう意味だね? 死にはしないが何かが起きるのか?

彼女が大丈夫だから早くしなさい、と言って私を無理矢理魔法陣の中に立たせた。全く強引な女性だ。私を移動させ彼女が魔法陣の外に出るとそうだ、と何か思い出した様に私に話しかけた。

 

 

 

「貴方からは神器を反応を感じないから大丈夫だとは思うけど、地上に出てもはぐれ悪魔や堕天使がいるかも知れないから気をつけてね。」

 

「神器? 神器とは何だ、それにはぐれ悪魔に堕天使だと? 一体何を言っているのかね? 地上にも悪魔達がいるのかね、安全では無いのかね?」

 

「大丈夫よ、貴方の方から関わろうとしなければ。それじゃあ縁があったらまた会いましょう。」

 

「おい待ちたまえ!最後に一つ聞かせろ。此処を出た後空を漂ってました何て事は無いだろうね⁉︎」

 

 

 

彼女は私の問いに答えずそれじゃあねとだけ言い放ち、此処に来た時と同じ様な眩い光が私を包み込む。

クソッ!fuck!やっぱりあいつは紛れもなく悪魔だ!もう二度と悪魔など信じるものか!

クソくらえだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は冥界から姿を消した……

 




第3話でした!
原作キャラがまだ出てきてないってどういう事なの……
まぁメインはDr.だし仕方ないね!(ごめんなさい)
気付かれた人もいるでしょうがこの博士はSCP財団の博士の良くない所ばかりを持っています(ブライトの迷惑、クレフの凶暴、ジェラルドの不運など)
でもキング博士は難しいので無しです(リンゴとかどう扱っていけばいいの…)

それでは次回にお会いしましょう、感想などお待ちしておりますのでドシドシ送ってくれてもいいんだからね!(お願いします)

ではまたノシ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。