む、気付けばもう日が暮れているじゃないか。畜生、無駄な事をし過ぎた様だ。まだ一匹も材料を捕まえていないじゃないか。クソッタレ、やはりこいつを材料にするべきか? ……いや、貴重な助手だやはり取っておこう。それに材料はまだまだ沢山あるそうだしね。
「さて、早速だがバイサー君。君はこの近くにいる堕天使や悪魔や天使を知っているかね?」
「ええ、知っているけどそれがどうかしたの? ……まさか。」
「そのまさかだよ、私達は今から奴等の元に向かう。そして材料調達する。異論は認めないよ。」
「待ちなさい!いくら何でも危険よ!それに相手が何人いるかまでは分からない……」
「君には爆弾、私にはスイッチ、いいね?」
「アッハイ。」
「結構、では行こうか。」
さて他にはどんな奴らがいるのか、楽しみだね。
とある公園
オッス!俺イッセー!駒王学園2年所属のピチピチの高校生だ!
聞いてくれよ、実は俺彼女が出来ちまったんだ!天野夕麻ちゃんって名前なんだけど、それがスッゲーとびきりの美人でさぁ!くぅ〜年齢=彼女無しだった俺にこんないい子が付き合ってくれるなんて本当夢みたいだよ!でもさ、おかしいんだよな。夕麻ちゃんがお願いがあるって言うからさ、俺が何? って聞いたら俺に死んでくれなんて言うんだぜ? おかしいよな!ははは……はは……は……
あれ? 夕麻ちゃん何で背中から羽なんか生えてるんだ? あれ何で俺、血出してんだ?
あれ?……
「恨むなら、その身に神器を宿らせた神を恨んで頂戴ね。」
羽の生えた少女は何処かへと去っていった。それ故に気付かなかった。死んだ人間に近づく真紅の髪をもつ一人の少女の存在に、彼女もまた死んだ人間と共に消えていった。そして二人の少女は気付かなかった。茂みに隠れる二つの存在に。Gabrielとバイサーは公園に気配が無くなると。静かに茂みから出てきた。彼らが何時から此処にいたのか、それは少し時間を溯る。
とある路地
「ふむ、どうかねバイサー君。何か気配を感じるかね? 生憎と私はそんな機能は持っていないのでね、君だけが頼りなのだよ。」
「少し待って頂戴、今探すから……ん、この先に堕天使がいるみたいね、それと神器持ちの人間も一人いるわ。」
「それは朗報だ!二人も材料がいるなど素晴らしいではないかね!早速行くとしようかバイサー君!」
「あ!ちょっと待ちなさい!堕天使とはいえ元は天使なのよ!あいつらの武器は私達悪魔には毒なのよ!だからここは作戦でも考えてから……」
「君の事情など知った事では無いのだよ、それにモタモタしていると二人共に逃げられてしまうでは無いか!グズグズせずにサッサとついて来いbitch!」
バイサーの制御も聞かずに、博士は暴言を吐きながらダッシュで走り去っていった。バイサーは仕方なくついていったがこの先にあんな者が待っているなんて知る由もなかった……
博士が現場に到着しバイサーも少し遅れて到着した。遅いぞ、何をしているのだ、などと悪態をついてくるがそんな事はどうでも良かった。少し先では堕天使が一般人らしき少年を殺している光景が目に入ってきたからだ。博士は、あのfuckin'bitchめ!私の材料に傷をつけやがって!などと言っているが、それを無視してバイサーは博士を無理矢理引っ張り茂みの中に押し込むと自らも茂みに隠れた。少しすると地面から光が見えて中から真紅の髪をもつ少女が現れた。バイサーは少女を見ると目を見開き息を殺した。しばらくして少女が殺された少年を抱え消えていくのを見届けると二人は茂みから出てきた。
博士は茂みから出るや否や頭を抱え地団駄を踏みながら罵倒とオンパーレを繰り広げた。
そして現在に戻る。
「クソ!FUCK!一体何なのだあいつらは!私の材料を傷つける、勝手に持ち去る、オマケに他の材料も見失う、クソッタレ!やはり私は運が無いのか⁉︎ これが私の運命ならば!神がいるならば!この手で引き裂いてやりたいところだ!畜生め!」
「落ち着きなさい博士、二兎を追う者は一兎をも得ず、よ。それより、堕天使の方は兎も角悪魔の方は相手が悪いわ。」
「バイサー君!君は奴らが誰か知っているのかね⁉︎ 知っているなら教えたまえ、今すぐに!」
「堕天使の方は分からないけれど悪魔の方は見たことがあるわ。冥界でも有名な魔王の妹よ。」
「悪魔とはあの紅髮の女かね? それに魔王の妹だって?」
「ええ、確か名前はリアス・グレモリー……だったかしら。」
クソッタレ!あの女が魔王の妹だって? 冗談じゃ無いぞ!笑えないjokeは嫌いなんだ!それならば此処は魔王の拠点も同じじゃ無いか!材料に困らないとは言えそこまでは聞いていないぞ!……
ん? ちょっと待て、いろいろと聞き覚えのある単語が出てきたぞ?
確か少年の方はイッセーとか呼ばれていたね。頭の中で何かの記憶が蘇る。
リアス、神器、イッセー、駒王町、悪魔、堕天使………
………ッ⁉︎ まさか此処は!
ばんなそかな!確かに異世界は異世界だが、あれはcomicやanimationだぞ!そんな事が、まさか此処は……ハイスクールD×Dか!!!!!!?????
私はこの世界で一番驚愕した事実を知った……
やっと主人公出せた……
そして博士が世界を知りました。
博士はこれからも場を乱して欲しいですね
てはまたノシ