「お前さぁー、暴走しすぎ」
「う、うるさい!!」
ここは私のクソ上司である
漢字だけみると女っぽいけど正真正銘男だ
しかも超がつく程女好き
「今失礼な事考えただろ」
やれやれと呆れている雷音
なんか様になるなと思ってしまう。こいつは性格こそクソだが顔はまぁ…………良いんだ
「また失礼な事考えている」
いちいちうるさい
「で、また報告書書けばいいの?」
「いや、報告書はいい」
はい、と差し出された物を見てみると飛行機のチケットだった
しかも今日の7時出発
目の前でニコニコと笑っている雷音を殴りたくなる
「このANA600便に乗って先にロンドンに行け、燐を明日向かわせる」
「燐姉くるの!?」
やった!
燐姉こと一条燐は私の姉的存在で大好きだ
だけど少し、いや大分おかしい
そんな燐姉一緒に向こうの武偵と協力するらしい
「ついでにその便貴族とか金持ちがわんさかいるから警護の方もよろしく」
あはは、そういう事ですか
マジでめんどー
「そういえばなんで雷音は一緒に行かないの?」
退出する時に聞いてみる
私達は基本的に3人の方がバランスが取れている
まぁ、燐姉だけでも充分連携とれるけど
何を勘違いしたのかニヤニヤとしだす
殴りたい……
「いやぁー、この前キャバk「くたばれ」
聞いて損した
そもそもこんな奴の答える事なんてろくなもんじゃないって改めて認識した
「お前な、もっとオブラートに包めよ!」
部屋の隅で落ち込んでいるがスルー
荷物まとめなきゃいけないのに付き合いきれん
「女の子にフラれないよーにねー」
挨拶のかわりにそう告げ執務室を後にした
パンッ!!
聞き慣れた銃声
ここは空飛ぶリゾートと呼ばれる最新鋭の旅客機である
突然の銃声に読んでいた書類から目を離してガバメントを抜く
久しぶりにゆっくりできると思ったのに
急いで廊下に飛びだすとCAらしき女がいた
「AttentionPleaseでやがります」
ふざけた口調でしゃべり何かを投げると煙がまかれる
煙の匂いでは特に問題なさそうだ
そのまま女を追おうとしたら
「君!!あぶな……って縷依?」
なんとキンジとアリアがいた
二人とも旅行っすか?
「縷依!!武偵殺しの狙いがアリアなんだ!」
へー、そう
と答えると二人とも変な顔する
「関係ない、制裁を下すだけだ」
今だにポカンとしている二人を引っ張って1Fのバーカウンターに向かう
そこには先程のCAがいた
「BonSour~。きーくん、アリアと……るーくん」
こんな呼び方する奴は一人しかいない
初対面で私にふざけたあだ名をつけた奴がいた
「峰・理子か……」
くふふと笑い変装をとくCA、いや理子
「さすがるーくん!優秀だねー」
なんかムカつく
「るーくん
「おい!理子どういうことだ!!オルメスとはなんだ!?」
オルメスの言葉にアリアが反応する
それにしても驚いた
あのおバカな峰・理子がアリアの、いやオルメスの宿敵だったとは
「だから!縷依!!お前が私の邪魔をするn「邪魔しないよ」………えっ?」
理子が驚いた表情をする
「これはH家とリュパン家の戦いだろ?じゃあ、手を出す必要はない」
両者の
初代同士はお互い認めあっていた良いライバル関係だったとか
私は二人がお互いに高めあえば良いと思っている。そう告げると二人はポカンとするがすぐさま食いつく
「「なんであたしがあんた(お前)なんかの家と慣れあわなきゃいけないのよ(んだ)!!」」
あら、仲がよろしい事で
放置することにした縷依はバーのソファーに座る
キンジが何かいいたそうにしてるがスルー
バン!!
ガチャン!!
流れ弾に当たらないようにしながら両者の激しい喧嘩をボーと眺める
アリアと理子の変則的な動きで手が出せないキンジ
「くふふ、バイバイアリア」
理子が胸の真ん中にワルサーをあて容赦なく引き金を引くとゆっくりとアリアの体が倒れていく
その光景にキンジが叫ぶ
防弾制服を着ているからといってダメージはハンパない。それとナイフで切られた側頭部からの大量出血で危うい状況である
「キンジ、早くアリア連れていけ!!」
キンジが急いで力が抜けているアリアを抱き抱えて2階へ移動する
私が二人を逃がしているのを止めずにただ見てる理子
「るーくん、邪魔しないんじゃなかったのー?」
髪をゆらゆらとさせ狂喜に満ちた表情をしている
「意識のないアリアを殺ったってつまらないだろ?」
くふふ、と笑いそれもそうだと言う理子
「じゃあるーくん!お話しよー!くふっ、“氷剣の死神”さん?」
こいつ!
雷音達が私の情報を隠していたのに
そこらへんのハッカーが破れるものじゃない
「まさかまさかのるーくんが“あそこの人”だったとはねー」
そう言いワルサーを構える
「俺はお前と戦うつもりはない」
「これ聞いたらそんな事言ってらんないよ。るーくん」
くふふと笑いゆっくりと近づいてくる
「るーくんE・U来ない?るーくん今以上に強くなれるよ、あっ!あと
胸騒ぎがする
これ以上聞いてはいけない
だけど………
「
強くなった??」
刹那___
バァァァアアン!!
バー内の全ての酒が割れ氷となり縷依の周りに漂い幻想的な雰囲気である
「私の質問に黙って答えなさい」
縷依が言葉を紡ぐごとに鋭利な形に変化させていく
強烈な殺気に今まで余裕な態度を取っていた理子にも恐怖の色が伺える
これが彼、いや彼女の“氷剣の死神”の由来だろう
「あいつは……お前らの仲間か?」
理子は言葉も発っせずただ頷く
「そうか……、私は必ずお前を倒す。そう伝えておいて」
理子にそう告げ再びバーのソファーに座る
一方理子は殺気から解放された安心で崩れ落ちるが足早にこの場を後にする
「るーくん怖かった」
アリア達の元に向かう途中そうつぶやいく
だかすぐさま狂喜の表情を浮かべ宿敵であるアリアの部屋に向かう
やっとひいおじいさまを越えて理子は理子になるんだ!
そう胸に秘め扉を開けた
その数分後理子は苦い表情をして逃げ出すのだった
更新遅くなりすみませんm(_ _)m
なかなか良いアイディアが浮かばなくこんな遅くなってしまいました