黒髪と氷剣と吸血鬼   作:Night

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ホント更新遅くてすみません!!


8弾 私に任せろ

 

 

 

「ぐすっ、るーくんっ」

 

な、なんなんだ

なんでこのような事になったのだ

 

説明しよう

ソファーで寝転んでいた私に半ベソで帰ってきた理子が泣きながら抱き着いてきたのだ

 

 

「う~、るーくん!るーくん!!」

 

泣きながら上目遣いでみてくる

身長差のせいだから仕方ないのだが……

 

い、いかん!

変な気を起こすな!!

 

 

邪念を振り払い理子の頭をなでる

 

「もうそろそろ、キンジが来るぞ」

 

理子のフワフワの髪を名残惜しげに離す

 

「そう………、だね。じゃあ、理子はもう行くね」

 

寂しそうに笑う理子に胸がチクリと痛む

気づいた時には理子をおもいっきり抱きしめていた

 

「ちょっ、るーくん!?」

 

「私は何も見ていない、この事件は私が“寝ていた時”に全て起こった事だ」

 

何を言ってるんだろう

報告書を改竄したらただじゃすまされない

まして彼女は武偵殺し

でも彼女の、理子の目を見ていたらとてもじゃないがそんな事できない

 

「るーくん、優しいね」

 

理子が再び泣きそうな表情を浮かべ脱出の準備をする

 

Abientot(またね)、Riko!!」

 

そう言いウインクを送ると理子は途端に真っ赤になる

 

 

「るーくん!!!先に謝っておくねー!!」

 

何をと問おうとしたら爆破して真っ逆さまに落ちて行く理子

次の瞬間衝撃とともに機体が傾く

 

やってくれたな理子

ため息をつくと同時にアリアのガバメントを持ったキンジが飛び出してきた

 

「どうやら子猫ちゃんを逃がしてしまったようだね」

 

うぇっ、気持ちわるっ!!

まさかヒなんとかモードとかなっちゃってるかんじ?

こんなに気持ち悪いなら弱くてもいいわ

 

「さぁ、お姫様も行こうか」

 

っ!!!

 

キンジが寒気がする笑いを浮かべお姫様抱っこをしようとするので背負い投げを決める

 

「やれやれ、困ったお姫様だ」

 

どっちがだ!!

 

キモキンジを置いて逃げるようにコックピットに向かうとそこには小さな手で一生懸命に前に飛ばそうとしているアリアがいた

 

「遅いわ!二人とも!!」

 

キンジも追いつき機長席に座り管制と連絡を取り合う

 

暇だし座ってるか

 

「っ!!ハァ………ハァ」

 

座ろうと椅子に腰かけようとしたら体中が疼きだす

どんどん荒くなる息遣い

それとともに渇いてくる喉

息遣いに気づき心配そうに声をかけてくるアリアとキンジ

 

ちょっと能力の使いすぎたか…

こんな事でへばってられない

 

「だ、大丈夫……」

 

まだ大丈夫だ

そう自分に言い聞かせ落ち着かせ二人に自分の仕事をさせる

 

「こちらANA600便___」

キンジが管制との通信をしているとノイズととも何者かが介入してきた

 

『こちら防衛省___』

 

防衛省だと…?

 

急いで窓に視線をと戦闘機が並走していた

 

チッ、首突っ込むなよ

 

キンジから通信機を引ったくり防衛のオッサンに告げる

 

「おい、さっさと引かせないと撃墜させるぞ」

 

危険を感じたのかキンジが通信機を奪おうとするが額にガバメントを当てるとため息をつき諦める

一方信じてないのか鼻で笑う防衛のオッサン

 

ムカつくわぁー

 

「10秒待つ、10、9、8……3、2……」

 

『そ、そんな事できる訳がない!』

 

ちょっと焦っているオッサン

ばーか、遅いんだよ

 

「そう?あくまで信じないんだ」

 

私、気長くないんだ

 

そう告げ___

 

 

「【氷塊】」

 

大気中に浮かんでいる水滴を全て氷の塊に変え戦闘機にぶつける

機体は傾き高度を下げていく

 

「あんた!何をしたのよ!?」

アリアが隣で喚く

ちょっと今能力使ってるから話掛けないでほしい

 

『おいっ!どうした!!………貴様!何をした!?』

 

「何って、撃墜?」

 

しれっと答える縷依に無線の奥で呆然とするオッサン

 

『お前っ!!武偵法9条に反したらどうなるか分かってるのかっ!』

 

隣でキンジとアリアが心配そうに見てる、大丈夫という意味を込めて笑いかける

 

「そう、ただの(...)武偵ならね」

 

息を吸い告げる

 

 

「私は警視庁特務機関所属刑事___通称

 

 

 

 

 

 

公安0課」

 

 

「じ、じゃああんたさっきの超能力(ステルス)………」

 

「“氷剣の死神”…」

 

『お、おい!!まさか四天王……』

 

キンジの声に反応し明らかに怯えるオッサン

 

「そーいう事だから大人しく(....)………ね?」

 

通信を切り操縦をアリアに指示をキンジに任せ半ば倒れ込むように椅子に座る

 

本格的にやばくなってきた…

喉の渇きがそろそろ限界である

 

でも最後にやらなきゃな

 

 

不時着地である武偵高の横にある空地島が見えてきた

 

「アリア、任せとけ……。お前は安心して着陸さえすれば大丈夫だ」

 

アリアの肩を叩き安心させキンジにこの体を任せ全神経を集中する

コックピットが冷気に包まれ縷依の体に霜が降りる

海に意識を向け氷に変えてく

 

「っ!!はぁはぁ……くっ」

 

窓に映った自分の瞳が紅くなっている。限界をすでに超えていて忌まわしい化け物に姿を変えかけていた

ガクッと傾く体をキンジが抱き抱え支えてくれる

 

 

もう……少し

 

最後の力を振り絞りその氷を空地島に移し、道をでこぼこにしていく

 

「あ、アリアっ、あ……とは…」

全てをアリアに託し意識が飛びかける中キンジ、アリアの叫び声が聞こえた

機体に衝撃が走るとともに今度こそ意識を手放した




こんな駄文を読んで頂き感謝です!!
感想やら評価などつけてくれるとありがたいです(*^_^*)
もしかしたら更新速度が上がるかも…!?

公安0課のについて情報少なくて勝手に長い名前作っちゃいました♪( ´▽`)
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