色々忙しくて中々投稿出来ませんでしたが、何とか今日投稿出来ました。
オリ主はウルトラマン達とは心で会話することができるのでその部分は『』にしてあります。
追記:あまりにも批判の意見があったので一部分変更しました。
俺は今、この世界の主人公「緑谷出久」と出会った。名前を聞いて教えてもらったがなんだか元気がない。
「どうしたんだい、なんか元気ないみたいだけど。何かあったの?悩みがあるのなら聞いてあげるよ」
「……実は…」
学校の帰りに敵に襲われそれをオールマイトと言うNo.1ヒーローが助けてくれたが、無個性でもヒーローになれるかと聞いたら、現実を見た方がいいと言われたらしい。
(さすがにオールマイトの秘密は言わないか。本人から「誰にも言うな」と言われているし)
「それで僕は夢を諦めるべきか迷っているんです。プロのヒーローまでが言うだからっと思って。…無個性の僕にヒーローになるなんてやっぱり無理だったって」
『バカ野郎!!そんな簡単に夢を諦めちまうのかよ』
「えっ!?」
突如大きな声に緑谷は驚いた。
「今…誰かの声が…」
「(やば!)き、気のせいじゃないかなぁ」
「そ、そうでしょうか?」
「そうだよ。コホン!てそれでさっきの悩みだけど君自身はどうしたいんだい?このまま夢を諦めるのかい?」
緑谷は顔を下へと向けた。
「…正直僕は諦めたくないです。子供頃からの夢だったし憧れだったから。でも無個性の僕がヒーローになる事なんてやっぱり夢だったんですよ。プロにまで言われたからもう諦めるしか…」
緑谷の目から一筋の涙が落ちた。確かにプロにまで言われたのだから諦めるしかと思える。でもヒーローになりたい。その2つの思いが彼の中でぶつかってあるのだろう。
『〜!!もう我慢できねぇ。光輝、ちょっと体を貸してくれ』
『えっ!?ちょっと何を『いいから。ここは俺に任せろ!』……分かったよ、ダイナ』
俺は少しダイナに体を貸すことにした。
「……なんで諦めるんだ?」
「えっ?」
緑谷は俺の予想もしていなかったであろう言葉に一瞬驚いた。でも、ごめん。今喋っているのは俺じゃないだよ。
「なんで諦めるんだと聞いている」
「だ、だって僕は無個性だし…」
「別にいいじゃないか、無個性でも。ヒーローになる事が君の夢だったんだろ?だったら諦めるなよ」
「で、でもプロまで言うし…」
何かいいかけた途端、緑谷の両肩に手を置いた。
「それがなんだ!確かにプロは命懸けだし、無個性の君には荷が重すぎるかもしれない。でもそれでも君がヒーローになりたかったのは……誰かを助けたかったからじゃないのか?」
「っ!!」
「無個性だからなんだ!プロに言われたからなんだ!ヒーローになるために一番必要なのは強さじゃない、心だ!」
「心…」
「そう。君は無個性でどんなにバカにされても夢を諦めなかったのは心が強かったからだ。ヒーローなりたいといあ意思が強かったからだ。それに……限界を超えた時初めて見えるものがある。だからお前も自分限界を超えろ!そして諦めるな!!」
さすがダイナ。変身していた人が熱い人だったから、こういう熱がこもった言葉は説得力があるなぁ。そしてを聞いた緑谷の顔はさっきと一変して明るくなっていた。いい顔になったよ。
「はい!ありがとうございます」
緑谷はお礼を言うと何処かへ向けて走って行った。
「ふぅ。なんとか元気になったみたいだね。さすがダイナ」
「いや、そんなことはねぇ。あいつは自分で夢を追うことを決めたんだ。俺はただその手助けをしただけだ」
「でも、さっきはいきなり声を出さないでよ。もう少しでバレるところだったじゃないかぁ」
「それはすまねェと思うが、あいつが夢を諦めるなんてあんなこというから少しカツを入れようとしたんだ」
「分かるけどもう少し自重してくれよ」
「そうだぞ。我々の正体はこの世界の人々には秘密にしなければならなのだから」
ダイナは他のウルトラマン達から色々と注意を受けた。確かにウルトラマンの正体がバレたのは最終回ら辺だし、最初から正体がバレたなんてウルトラマンなんてギンガやビクトリーぐらいだぞ。メビウスは防衛チームのメンバーと総監、そしてその秘書だけだもんなぁ。
「わ、悪かったよ」
「それより彼は何処へ向かったんだ」
ティガは緑谷は何処へ向かったのだと聞いてきた。
「おっと、そうだった。おそらく敵が暴れている場所に向かったはずだ。俺達も行こう」
俺は緑谷の後を追いかけ、彼が向かった方へ走って行った。
ーーーーーーー
現場に着くと、緑谷が幼馴染の爆豪を助けるためにヘドロヴィランに突っ込んでいた。その無謀さにその場にいたヒーロー達は彼に戻るように言うが止まらない。
そして鞄を投げて敵の目を眩ませて爆豪の元まで辿り着いた。
爆豪はどうしてここに来たと言うが、本人も分からないといった。そんな時、緑谷はある言葉を口走った。
『君が……助けを求める顔をしていた」
その言葉が俺の心に響いた。
ヘドロヴィランは邪魔をした緑谷に怒り狂い攻撃をしようとした。ヒーロー達が助けようと駆け出したが間に合わない。
俺はヘドロヴィランの攻撃が緑谷に届く前に2人の間に素早く入って右腕で攻撃を止めた。
「礼堂さん!」
「な、何だテメェ!?」
「さぁ、俺が抑えている間に彼を助けるんだ!」
緑谷はすぐに行動して爆豪をヘドロヴィランから引き離そうとする。
「チィッ、させるかァ!!」
ヘドロヴィランはもう片方と手で攻撃をしてきた。ここで避けたら緑谷が危ないので俺はもう片方の腕を使って攻撃を止めようとしたが、するとその間にオールマイトが入って攻撃を受け止めていたのだ。
オールマイトは緑谷の言った言葉に心を打たれ自分の活動時間の限界を超えてたのだ。
ヘドロヴィランは即反撃しようとするがオールマイトの
そして風圧が収まるとそこには敵の姿はなくオールマイトだけがいた。緑谷や爆豪、その場いる全員が固まり静寂が訪れた。
すると上空に雲が出てきて雨が降り始めた。今の風圧で上昇気流が発生して雨が降り出したのだ。
そしてオールマイトがゆっくりと立ち上がると歓声が響いた。緑谷もオールマイトがまた助けてもらったのか少し笑顔になった。だが爆豪だけは面白くないみたいな顔をしていた。
「凄いですね。人間があんなパワーを持っているだなんて……」
「確かになァ。流石に"平和の象徴"と言われている事はある」
メビウスはオールマイトのパワーに驚愕し、タロウはそのパワーに感心する。俺もアニメでしか見たことないけど生で見ると凄い迫力。
そして雨も止み、オールマイトは記者からインタビューを受けていた。
そんな中、俺と緑谷がヒーロー達に無謀なことをした事で説教を受けられ、爆豪はヒーロー達に賞賛されていた。
「緑谷の奴が頑張ったお陰で事件解決出来たようなもんなのに、あいつは説教を受けてあの爆豪とかいう捕まっていた奴だけが評価されるんのかよぉ。なんか納得いかねェなぁ……」
ゼロは緑谷が説教を受けられているのが気に入らないようだ。それは同感。彼の言葉がオールマイトの心に響いたから助かったのにそれで説教かよ。自分達は有利な個性のヒーローの到着を待ってジッとしていた癖に。
「全く、無茶にも程がある!」
「君達が危険を冒す必要は全然なかったんだ!」
ブチッ!!
その言葉を聞いた瞬間に俺の中の何かがキレた。
活動報告でBLEACHの作品の事で悩んでいることがあるので、時間があれば見てみてください。