転生者は何を思う   作:獣耳が大好きな新月

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初めての戦闘と暗躍する黒い影だそうですよ?

side智春

 

僕と宮永君は今動物病院にいる。

神様からの忠告で一応最初だけ様子を見ることにした。

僕もこれには賛成なんだけど……何で僕はここにいるんだろう?

「ねぇ、何で僕はここにいるのかな?」

「仕方ないだろ俺の特典を知っていて暇なのは夏目しかいなかったんだから」

暇って確かに暇ですけども!!

「静かに、始まる」

その声で余分な情報を頭から消して目の前の出来事に集中する。

目の前でユーノが吹き飛ばされて高町にぶつかる。

そして、ここで

「ハハハハハ。俺のために踏み台になれ雑種!!」

英雄(馬鹿)が宝具撃ちながら来た。

だがその攻撃はさらに高町の行く先を防ぎ高町を助けるどころか逃げるのを妨害している。

「夏目!!行くぞって……デバイスは?」

「僕は持ってないよ。造ってる人曰く後一週間で完成らしいけど」

まぁ、造ってるのがあのカシム(非常識の塊兼天災)だからどんなデバイスになるのか分からないけど。

「……そっちの神様って不親切だな」

「そうだね」

「じゃあ、夏目は俺のサポート任せたぞ!!」

「はいはい」

そして僕らは駆けつけようとして違和感を感じた。

「なぁ、夏目何か感じなかったか?」

「うん。感じたけどその違和感が分からない」

「……どうする?」

「……一度原作に介入しよう」

「分かった」

その言葉と同時に僕らは高町に向かって走り出した。

 

side????

 

何だよ所詮はガキってところかよ。

「……けて」

「はいはい助けてあげますよっと」

引き鉄を引く。

撃ち出された弾はさっきまで少しずつ皮を剥いでいた(遊んでいた)少年の頭を撃ち抜いた。

けっ、つまんねぇ。

でも俺と同じ転生者は見つけた。

あいつらは少しは楽しませてくれるのかねぇ。

「今度はなんて書こうかね。そうだ!!この世界に転生した時にあった多分死んだあの子供(・・・・・・・・・・)に向けてのメッセージにするか〜」

血で壁や床に日本語で文字を書く。

この意味がわかる奴は……いるかねぇ?

 

sideカシム

 

「はぁぁ!?あそこがばれた!?」

「さっきからそう言っているだろう?グランツ」

「そうようるさいわね」

「今回ばかりはそこのジェイル(変態)に同感だ」

プレシアの泊まっている場所に集まり全員で定期報告をしている。

そこでジェイルからヤムスク11のTAROSがばれたとの報告があった。

「いやいや、TAROSはばれたらまずいものじゃないか!?」

「肯定だ。だが奴らはTAROSのもとに行くことは出来ないだろうな」

「どういうことだい?」

「前にも言ったが今のヤムスクに管理局員が言っても無駄なんだ。ウィスパードでもギリギリなのに耐性もない一般人が行ってもTAROSに到達する前に全滅する」

そう言うとグランツ博士はそうだったねと落ち着いた様子で言った。

「次は私の報告ね。フェイトが可愛くて仕方ー」

「次はグランツだったね」

「ちょっと、最後まで言わせなさいよ!!」

プレシアの娘自慢を聞かされると長いのは最初の報告の時に知っていたのでジェイルが中断させる。

「次に僕だね。娘たちがー」

「「お前もか(君もかい!!)」」

はぁはぁとジェイルが疲れているのに対してグランツ博士とプレシアが何やら結託しているのが見えた。

「次はカシムだね」

「了解した」

オレはあるを取り出しとあるデータを出す。

「……これは?」

「……何よ、これ」

「ここまでするなんて……ね」

データにはここ一週間で調べ上げた殺人事件の現場写真と証拠、メッセージと思われる文章が映されている。

「カシム。これだけかい?報告は?」

「プレシア、すまない」

「あれのことね」

「肯定だ。オレのラムダ・ドライバを使っても魔力が足りない。他の何かから外部供給しなければならない」

「そう。まぁ、良いわ私はもう時限犯罪者のようなものになっているしね」

その言葉でこの場にいる者は顔を曇らせる。

ここにいる全員は管理局に犯罪者とされているものばかりだ。

『ジェイル・スカエリッティ』は様々な犯罪をしたこと。

『グランツ博士』はありもしない事件の犯人として。

『プレシア・テスタロッサ』は責任を押し付けられて。

『オレことカシム』は次元兵器を開発し世界を破滅させた一員として。

それぞれ管理世界では生きられないのでこうして管理外世界にいる。

「……私は」

プレシアが覚悟を決めたような顔をしてオレたちにある事を告げた。

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