転生者は何を思う   作:獣耳が大好きな新月

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同ーたいりつー類

sideカシム

 

「……管理局を潰す?」

ガウルンの言った言葉にオレは数秒固まった。

「そうだ。管理局を潰して俺が新しい世界を作る」

「……具体的には?」

「俺の作る世界に秩序や法はいらねぇ。無法世界を作る」

その言葉を聞きオレはこいつはやはりガウルンだと思った。

だが、管理局を潰すか確かに良いかもしれないが

「管理局員はどうする?」

「決まってんだろ?皆殺しだよ」

その言葉を聞きオレの頭には一人の少女の顔が浮かんだ。

氷川奏。

おどおどしていてまるで小動物のような雰囲気を出している少女。

「別にいいだろ?管理局員なんて」

その言葉にオレは

「違う」

否定の言葉を言っていた。

「ただ闇雲に奪うのなら管理局(あいつら)と何も変わらない」

そしてオレは手にアルを呼び寄せる。

「オレは……そんなことは認めない!!」

「革命には犠牲が必要だ」

「犠牲のことを言ってるんじゃない。オレは、お前の作る世界を否定しているんだ!!ガウルン!!」

「何でだ?」

「そんな世界にあるのは平和じゃない!!争いの日々だ!!」

「分かってねぇなカシム」

ガウルンがオレに殺気をぶつけながら言ってくる。

「俺は争いがある日常が欲しいんだよ」

そして、次にガウルンはオレの方を見て

「それに、お前も本当は争いが絶えない世界の方が良いんじゃないのか?」

「何言って……」

「お前はまともに慣れない」

その言葉はオレの頭を冷やすのに充分だった。

「もう一度言ってやるよカシム。お前は人を殺し過ぎたんだよそんなお前がー」

まともになれるわけないだろ。

静かに奴はそう告げた。

「大体、お前のその殺気はなんだ?昔の自分の邪魔をしていた奴を殺していた(・・・・・・・・・・・・・・・・・)時とは比べ物にならないほど薄いぜ」

そうだ。オレはまともになれない。そんなことは知っている。

でも、それでもオレは

「ガウルン。オレはそれに協力しない」

「そうか、じゃあ12月29日にまた会おう」

何?と聞こうとした時ガウルンの後ろから一人の少女が現れた。

「……お前は……」

「お久しぶりですカシムさん」

そこには、オレがヤムスクで助けたウィスパード(・・・・・・)の少女がいた。

「何で、お前が?」

「私は今アマルガムに所属しています。管理局を、いえ私の故郷や親を殺した奴らに復讐するために」

声を上げようとした時、少女の後ろから二人の少女がまた現れる。

それだけでなく後ろからも何かが来る。

「ECSか」

「その通りです。私のウィスパードの知識は存在しない技術(ブラックテクノロジー)の中でもラムダ・ドライバとこのECSしかありません」

ですがーと彼女が指を鳴らすとそこには多くの人型デバイスの姿が。

「それでも、それを極めればこうすることはできます」

「……成る程な」

確かにそうだ才能がない人間でも一つのことを極めれば天才と対等に戦える。

「じゃあな」

待てと言おうとした瞬間ガウルンたちの姿が消えた。

ECS、またの名を電磁迷彩システム。

このシステムの最大の特徴はレーダーすら騙すことだ。

熱源などでは到底対処できない。

これに対抗できるのは今の所専用のシステムがつまれているアーバレストとレイヴンのみ。

敵にまわったら厄介なシステムだ。

まぁ、最も厄介なのはミラだ。

あの時助けた後どうなったかは知らないがウィスパードがアマルガムにいることはやばい。

ブラックテクノロジーであるラムダ・ドライバを作れるなど様々な点で現在の管理局は負けるだろう。

『どういたしますか?』

「……黙っておこう。オレは管理局がどうなろうと知ったことではない」

 

side?

 

私は妹と共に温泉旅行に来ていた。

だけど、今私はこの状況に困っています。

それは

「ふむふむ。式ちゃんはそこそこの発育やな」

胸を揉まれたあげくさらに揉むと大きくなるとかいいながらこっちに来ようとしている八神はやて(変態)がいるからだ。

「うーん。小豆ちゃんは何も言わずにもましてくれたで」

「違います!!!!!小豆ちゃんの目その時ゴミでも見るような目で八神さんを見てました!!」

「な、なんやて」

八神さんが小豆ちゃんを見る。

するとそこには相変わらずの無表情だけどゴミを見るような目で八神さんを見てました。

「な、なんやろ。あの目でもっと見られたくなってくるわ」

「このど変態さん!!」

すると、襖が開きそこから綺麗な少女(・・)が入ってきました。

珍しく小豆ちゃんも目を見開いています。

「あれ?遅かったなカシム君?」

「……いろんなことがあったんだそれよりそっちの奴らは?」

「新しく友達になった黒桐式ちゃんと黒桐小豆ちゃんや」

そう八神さんが言うとカシムちゃんはヘェ〜と言った後にシグナムさんたちのことを聞くと八神さんは酔ったとだけいった。

「ふーん。カシムだよろしく」

「黒桐式です。よろしくお願いします」

「黒桐小豆です……よろしくカシムちゃん」

そう小豆ちゃんが言うとカシムちゃんは首を傾げて

「ちゃん?オレは男だぞ?」

と言った。

……………………えっ?男?

「嘘」

「嘘じゃなくて本当だ」

 

sideカシム

 

間違いを訂正するとこの式と呼ばれた少女と氷川の姿が重なった。

そして、オレは重なった瞬間手で耳を塞いだ。

その後、オレたちは気絶することになる。

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