【女神アーテの報告書より抜粋】
ーーーーー以上のことから今回私たちの課が転生させたところにもう一つ別の課が転生者を送っていたことが判明。
おそらく15人の転生者がいるとされる。
しかし、そちらの転生者は様々な点で問題がある。
よって、『イレギュラー』が確認された場合対処可能な転生者は6人である。
sideカシム
氷川とのデート?からかなりの日が経ち美咲達が小学校3年生になった。
美咲達が言うにはもうすぐ原作が始まるらしい。
まぁ、オレは介入しないが。
あと変わったところはオレの出身世界第3管理世界『ヤムスク』が管理世界から無人世界に変わり、また出入り禁止世界になったというところだろう。
ヤムスクが管理世界から無人世界に変わった理由は恐らく『アレ』だろう。
だが、不可解なことはそこに今も管理局員がたまに捜査に行き
馬鹿な連中だと思う。
あそこには十全の準備をしても今の
というかそもそもあそこに行っても管理局員では
いい気味だ。
ヤムスクの都市は複数の数字で区別されている。
外側からだんだん中へ入っていくごとに数字は大きくなる。
ヤムスク1〜10は農地。豊富な土地は様々なものを育てられる。
ヤムスク11はこのヤムスクという
ヤムスク12〜20は資源などが豊富でラムダ・ドライバ搭載型のデバイスのほとんどはここで取れる鉱石などを利用して作られる。
ヤムスク21〜30はオレたちゲリラなどの下級階級の民が住んでいる通称ゴミだめだ。
以上の1〜30がヤムスクの世界での都市の名前だ。
そして、管理局員が同士討ちする元凶は世界の中心
9年前のヤムスクでの12月25日午後11時11分。この世界での12月24日午前0時00分。突如このTAROSが暴走。
次元断層とごく僅かな精神波が放出されるということが起きた。
だが、この時放出された精神波<タウ波>は一般人には何の害も引き起こさなかったがその時間に産まれた新生児に影響を与えた。
これが
そして、そのヤムスクが滅びる時恐らく再びあの腐った王はTAROSを使った。
その結果、次元断層だけでなく精神波までも再び放出されてしまったのだろう。
恐らくその時に放出されたのは<タウ波>ではなく<イタオ波>。
こちらはタウ波とは違い一般人にも影響が出る。
イタオ波の効果はある意味誰もが求めるだろう。
何せ使い方によっては平気にもなる。
イタオ波は<あり得た未来>をその人達に見せる。
これが普通なら良いと思うだろうが現実には違う。
<あり得た未来>とは
普通の人間ではヤムスクに入ることもできなくなる。
精神がどれだけ強くてもヤムスク1が限度だろう。
それ以上は
まぁ、たとえ対処法を知っていたとしてもヤムスク11には絶対に、たどり着けない。
このまま管理局がヤムスクの調査を止めないのなら死人が増えていくばかりだ。
それはそれでオレ的にも良いのだがな。
「そう思わないか?
「全くそう思うよウィスパード」
オレは今ジェイル・スカエリッティという時限犯罪者に会っている。
といってもこいつの考えている戦闘機人。
そいつらの製作の手伝いをしている。
こいつと出会ったのは一ヶ月前。
管理局員に追われているこいつを助けたのがきっかけだ。
それ以来、ミッドチルダやヤムスクの情報を集める手助けをしてもらっている。
「それにしても、
「元々はウィスパードを量産しようとして老害が理論だけ完成させた計画だよ。……まぁ、結果は失敗だったけど」
「だろうな」
2人して同じタイミングでお茶を飲む。
「あんたは何時までここに居る?
「私だって来たくて来たわけじゃないわよ。そこの変態が来いって
「まぁまぁ、良いじゃないか。管理局を嫌っているだけの者たちの集まりでは無いのだから」
「そうだな『無限の欲望』とも言われ『天才科学者』で『オーバーSランクの時限犯罪者』に『ウィスパード』、そして『オーバーSランクの魔導師』普通じゃないな」
「ゲームだったらラスボスの集まりねここ」
確かにそうだ!!と笑いながらジェイルはお茶を口にする。
「それでどうだい?
「カシムが送ってくれた医療機器のおかげで回復には向かってるけどもう一つの装置を使うには膨大な魔力が必要。で、それはどうするの?」
「魔力の問題ならラムダ・ドライバの技術を応用して何とかする」
そう。とプレシアは安堵したような顔をする。
「全く、せっかくのお茶会なのにそういう事を言わないでくれたまえよ」
「「
「仲が良いことで」
やれやれとでも言いたそうな顔をしている
「グランツ博士は最近どうなんだ?」
「グランツは最近娘ができたそうだ。実に喜ばしい」
「あら、今度見に行こうかしら」
「そうだな」
グランツ博士はオレたちと同じ。
管理局に狙われている人だ。
何でもネットサーフィンをしていたら寝ボケて管理局のコンピューターをハッキング。
最高評議会の秘密を知ってしまったためこうしてオレたちと同じように狙われてしまうようになった。
オレは……何処からかオレが生きている事が知られてしまい保護というなの実験をさせられそうになっているのだが、今のところ管理外世界からあまり出ていないから多分……大丈夫だ。
「そろそろ時間ね」
「そうだな」
「肯定だ」
時間が来たからと言う理由でオレとプレシア女史は帰るための転移魔法を組む。
「次は何時にする?」
「ゴールデンウィーク?とやらで良いんじゃないかしら?」
「そうだな。その時にまた来よう」
次回予告
カシム「ついに原作が開始」
智春「でも此処でイレギュラーが発生」
美咲「さぁ、此処からは私のターン!!」
奏「ちっ、違います違います!」
葵「そして、此処からはカシム君より私たちが活躍?って何でカシム君はプレシアさん達に合ってるのー!?」
耀「……次回『原作開始とイレギュラーだそうですよ?』」
輝「って、俺のセリフは!?」
全員「ごめん。忘れてた」
輝「うわぁぁぁぁぁぁ」