この無敗の捜査官に祝福を!   作:ちょこ0720

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どうも皆さんちょこ0720です!
合計UAが一万を超えたので、東京喰種のキャラをそろそろ出そうかなと思っています。
では第12話どうぞ!


この無敗の捜査官とクエストの報酬を!

「有馬さん、あのリッチーとどこで知り合ったんですか?」

 

墓場からの帰り道、俺達はこんなことを話していた。

 

「ああ、前にキャベツ狩りをしただろ。その帰り道だ」

 

あの時確かに有馬さんいなかったな。

こんなことを考えているとダクネスが、

 

「確かあの時、変な気配を感じたと言っていたな。それがあのリッチーなのか?」

 

そういえばダクネスに伝えてどっか行っちゃったんだっけ。

 

「そうだ。あいつはウィズと言って、アクセルの街で、魔道具店を営んでいて、そこで出会った。最初は倒そうと思ったんだが、話を聞くと別に悪いやつではないなと思ってな」

 

魔道具店を営んでいるのか。その内行ってリッチーのスキルでも教えて貰おうかな。

 

「でも、穏便に済んで良かったです。いくらアクアがいると言っても、相手はリッチー。もし戦闘になってたら私やカズマは間違いなく死んでいましたよ」

 

何気なく言うめぐみんの言葉にぎょっとする。

 

「げ、リッチーってそんなに危険なモンスターなのか?ひょっとするとヤバかった?」

 

「ヤバいなんてもんじゃないです。リッチーは強力な魔法防御、そして魔法の掛かった武器以外の攻撃の無効果。相手に触れるだけで様々な状態異常を引き起こし、その魔力や生命力を吸収する伝説級のアンデットモンスターですよ」

 

軽くちびったかも。

 

「そういえば、ゾンビメーカーの討伐はどうなるんだ?」

 

「「「「あっ」」」」

 

クエスト失敗。

 

 

 

 

 

「知ってるか?なんでも魔王軍の幹部の一人が、この街からちょっと登った丘にある、古い城を乗っ取ったらしいぜ」

 

クエストを失敗してから数時間。俺は一眠りしてからギルドに併設された酒場に来ていた。

俺は昼間から酒を飲んで駄弁っている、相席している男の話を聞いていた。

 

「魔王の幹部ねぇ。物騒な話だけど、俺達には縁の無い話だよな」

 

「違いねえ」

 

目の前の男が、俺のやる気の無い無責任な言葉に笑いながら同意した。

 

「ま、何にせよ。街の北の外れにある廃城には近づかない方がいい。王国の首都でもないこんな所に、何で魔王の大幹部様がやってきたのかは知らないがね。幹部ってからには、オーガロードやヴァンパイア。はたまた、アークデーモンかドラゴンか。いずれにせよ、俺達が出会ったら瞬殺される様な化け物が住んでいるのは間違いない。廃城近くでのクエストはしばらく避けるのが無難だな」

 

「ありがとな。それじゃ俺はパーティーメンバーのところに戻るよ。」

 

「おう。気をつけろよ兄ちゃん」

 

俺は礼を言い、皆のところに戻る。

 

「どうだ?何か良い話は聞けたか?」

 

跳ねる野菜スティックを器用に食べながら、有馬さんは俺に聞いた。

 

「えーと、北の廃城には近づかない方がいいらしいよ。なんでも魔王軍の幹部がいるらしいからな」

 

「いいですね!我が爆裂魔法を食らわせてやりましょう!」

 

「バカかお前は!俺達が勝てるわけないだろ」

 

 

 

 

 

キャベツ狩りクエストから数日が経過した。

あの時収穫したキャベツが軒並み売り出され、冒険者にはその時の報酬が支払われた。

 

「貴将!見てくださいこの杖を!」

 

めぐみんが、新調した杖を抱きかかえ頬ずりしていた。

 

「すごいですよね!爆裂魔法の威力が上がるんですよ!これでさらなる爆裂道を探求することができます!」

 

「それ以上威力を上げてどうするんだ?」

 

有馬さんがつっこんだ。

 

「貴将はわかってませんね。まあいいでしょう。これから新調した杖の威力を見にクエストに行きたいのですがついてきてくれませんか?」

 

「わかった。皆で行くとしよう。カズマ、ダクネス、アクアいいか?」

 

「ああ、ちょうどよかった。有馬さん助けてくださいよ。アクアが今回たくさんお金を使っちゃったらしくて、ツケもヤバいらしくて...」

 

「アクア、いくら溜まってるんだ?」

 

「じゅ、十万くらい...」

 

「はあ、わかった。返さなくていいから、これからは計画的に使えよ」

 

お、男前だ有馬さん。これからは兄貴と呼ぼうかな...

 

「あ、ありがとう貴将。今度必ず返すからね!」

 

すごい、アクアが返すと言った。しかも自ら。

 

「ところで有馬殿はいくら程稼いだのだ?」

 

「確かに、貴将かなり倒してましたよね。どれくらい稼いだのですか?」

 

確かに俺も気になるな

 

「あ、兄ゴホンッ...有馬さんはどれくらい稼いだんですか」

 

あ、危なかった。兄貴と言いかけてしまった。

そんなことを気にする様子もなく有馬さんは、

 

「三百万程度だな」

 

「「「「さ、三百っ!?」」」」

 

「カズマの百万にも驚いたが、三百ってカズマの三倍じゃないか!」

 

「す、すげえ」

 

「流石ですね!」

 

「どうやったらそんなに稼げるのかしらね?」

 

それぞれが感想を述べていく。

 

「そんなことより、クエストなんだが」

 

「あ、そうでしたね。すっかり忘れてました。皆さん新調した杖の威力が試したいので、クエストを受けに行きませんか?」

 

「まあ俺も、ゾンビメーカー討伐じゃ、結局覚えたてのスキルを試す暇もなかったしな。安全で無難なクエストでもこなしにいくか」

 

「いいえ、お金になるクエストをやりましょう!ツケを払うから今日のご飯代も無いの!」

 

「いや、ここは強敵を狙うべきだ!一撃が重くて気持ちいい、凄く強いモンスターを...!」

 

まとまりがないな...。

 

「じゃあ掲示板を見に行くか」

 

有馬さんの意見に、全員がゾロゾロと掲示板の前へと移動する。

 

「...あれ?何だこれ、依頼が殆ど無いじゃないか」

 

掲示板には数枚程度しか紙が貼られていなかった。

しかも...。

 

「カズマ!これだ、これにしようではないか!山に出没するブラックファングと呼ばれる巨大熊を...」

 

「アホか!却下だ却下!おい、何だよこれ!高難易度のクエストしか残ってないぞ!」

 

そんな俺達の元に、ギルド職員がやって来た。

 

「ええと...申し訳ありません。最近、魔王の幹部らしき者が、街の近くの小城に住み着きまして...。その魔王の幹部の影響か、この近辺の弱いモンスターは隠れてしまい、仕事が激減しております。しばらくすれば、国の首都から幹部討伐のための騎士団が派遣されるので、それまでは、そこに残っている高難易度のお仕事しか...」

 

申し訳無さそうな職員の言葉に、文無しのアクアが悲鳴を上げた。

 

「な、なんでよおおおおおっ!?」

 

...コレばっかりは流石にアクアに同情した。

 

 

 

 

 

「冒険者ギルドへようこそ???様。スタッフ一同、今後の活躍に期待しています!」

 

アクアが叫んでから数分後、また誰かが冒険者になったようだ。




第12話どうでしたか?
最後に登場したのは誰でしょうね?
次回はベルディアかな?
それではまた次回お会いしましょう!
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