初めて感想や評価を貰いましたがとてつもなく嬉しいですね。
小一時間くらいソワソワしてました。
この話から原作キャラ達を続々と登場させていきたいと思ってます。
では第2話どうぞ!
石造りの街中を、馬車が音を立てながら進んでいく。
「本当に異世界に来たんだな」
俺は目の前に広がる光景に、多少驚きつつ呟いた。そこは、レンガの家々が建ち並んでおり、バイクや車などは走っておらず、電柱もなければ電波塔もない。
「まるで、中世ヨーロッパだな」
ガタッ
「ん?」
そこには2つのアタッシュケースが置いてあった。
「ナルカミとIXAか...」
この街の中をアタッシュケース2つを持って歩くのか...シュールだな。そんなことを考えつつ歩いて行く。
「すいません、冒険者になりたいのですが」
俺は近くにいた緑色のジャージを着た少年に話しかけた。
「冒険者...それにその服...もしかしてあんたも日本から来たのか?」
この人も転生先者か
「だったら俺について来な、この世界の常識とかいろいろ教えてやるよ」
(よし、こいつも日本からの転生者っぽいな...だったら特典で、何か凄いもの貰ったんだろうな。この人を勧誘して俺達のパーティーに入れればきっとかなりの戦力になる!)
「カズマ〜」
(ゲッ、この声は)
「カズマ、おいてくなんて酷いじゃない。これでも女神よ。もっと敬いなさい...ん?この白髪の人は誰?」
(クソっ、コイツがいるとロクなことにならないからなぁ...この人に逃げられないようにしないとな)
「この人は俺と同じ日本からの転生者で、えっと...」
「...有馬貴将だ」
「だそうだ、んで、今からギルドに案内するところだ。」
ヒソヒソ
(いいかアクア、この人も転生者だから何か特典を貰ってるはずだ。この人に俺らのパーティーに入ってもらえばかなりの戦力になるはずだ。いいか絶対に変な真似はするんじゃないぞ!)
(なるほど...流石カズマね、ずる賢いわ。わかったわ。ここで私の女神としての威厳を見せつけてあげればこの人も私のパーティーに、入ってくれるってことね!)
(なっ、このバカ!)
「私はアクア。アクシズ教団の崇めるご神体、女神アクアよ!有馬貴将とか言ったわね、もし入るパーティーがなかったらこの私のパーティーに入れてあげなくもないわよ!」
手遅れだった...完全に終わった。俺がそう思っていると
「女神アクア...エリスという女神を知っているか?」
信じた?まさかアクアが女神ってことを信じる奴がいたなんて...
「エリス?あぁ私の後輩ね、その子がどうかしたの?」
「実は、エリスに頼み事をされてな...」
「「頼み事?」」
「なんでも、お前たちじゃ魔王を討伐できるか不安らしい...そこで俺にお前らのパーティーに入って欲しいと言われた...探す手間が省けてよかった。」
なん…だと…
まさかこんなところで駄女神が役に立つとは思わなかった
「やったなアクア、これで俺らにもまともな戦力が手に入ったぞ!」
「そ、そうね。どうよ、カズマ私のおかげでパーティーに入ってくれたようなものよ。ってわけで、今日の唐揚げ1個私にくれてもいいのよ?」
「おう!唐揚げなんか全部くれてやるよ!...ところで有馬さん、特典何もらったの?」
「同じパーティーなんだ、敬語は使わなくていいぞ...特典だったな、これだ」
へ?なにこれ?馬?そこのアタッシュケースじゃないの?
「何ですかこれ?」
「ネクタイピンだ」
へ?ネクタイピン?嘘でしょ...もしかして!
「ネクタイピン型の神器か何かか?」
「いや、生前、大切な人から貰ったネクタイピンだ。生きてる間、1度も付けられなかったからな」
マジかよ...こんな人が俺達のパーティーの手助けなのか?マジで?女神様?
「ここか?」
どうやら話してるうちにギルドについたらしい。
「有馬、これ」
そう言って俺は登録料の千エリスを渡した。
「この世界でのお金だ、今度返してくれればいいから」
少し落ち込みながらそう言った。
「ありがとう、必ず返す」
そう言うと有馬は中に入っていった。
「アクア、俺たちも行こうぜ」
「そうね、いつまでも落ち込んでる訳にはいかないものね」
俺とアクアがギルドの中に入ろうとすると、中から物凄い歓声が聞こえた。
「な、何です、この数値!?魔力が全くない以外はほぼ全てのステータスが大幅に平均値を超えてますよ!?特に身体能力が尋常じゃないんですが、あなた何者なんですかっ!?」
「おいおい、何事だ?何があったんだ?」
俺は近くの冒険者に話しかけた。
「なんだあんちゃん知らないのか、今来た白髪のにーちゃんなんだがな、これがとんでもないステータスの持ち主だったらしくよ、魔王を倒すんじゃないかなんて言われてるほどだからな」
なん…だと…
まさか、あの人がそんなステータスをもっていたなんて...
「凄いですよ!?魔力がないので、魔法使いなどは無理ですが、それ以外ならなんだってなれますよ?最高の防御力を誇る
喰種捜査官...俺はこの世界でもこの職業を選ぶのか...いや、これは俺が沢山の命を摘んできたことを忘れないためのものなのかもしれんな。
「じゃあその《喰種捜査官》っていうのにします。」
「わかりました!では喰種捜査官っと。冒険者ギルドへようこそ有馬貴将様。スタッフ一同、今後の活躍を期待してます!」
彼女はそう言って、にこやかな笑みを浮かべた。
第2話どうでしたか?
時系列はカズマとアクアが異世界に来て、ジャイアントトードを倒す前、すなわちまだ土木工事の作業をしていて、そろそろクエストを受けようかなぁっと考えてるあたりです。
感想や質問などなどお待ちしております。作者は基本的に暇なので、そういったものにほぼ確実に返信できると思います。
ではまた次回お会いしましょう!