この無敗の捜査官に祝福を!   作:ちょこ0720

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最近暑いですね...
作者も起きると汗だくです。
それでは第20話どうぞ!



この無敗の捜査官とスカウトを!

一連のマスク集団の騒動も終わり俺達は今王女様と一緒に飯を食べていた。

 

「流石王都です!ご飯が美味しいですね」

 

めぐみんはテーブルにのっている食べ物を次々に平らげていった。

 

「く〜!王都のお酒は一味違うわね!」

 

アクアは酒を飲んでいた。

...あれ?なんか顔青くね?大丈夫なのかアクア。

 

「こ、こら、めぐみんもアクアも無礼すぎるぞ!もっとこう上品にだな...」

 

ダクネスはアクアとめぐみんをなだめていた。

 

そこでゴホンッと王女様が咳払いをした。

 

「あなた達の武勇伝を聞きたいのですが」

 

...武勇伝?そんなもの有馬さんくらいにしかないだろ。未だに俺達は大した活躍をしてないからなあ。

 

するとハイルさんが

 

「有馬さん、あの話してくださいよ〜」

 

「あの話ですか?」

 

王女様が食いついた。

 

「武器の代わりに傘でぐう、モンスター倒したって話ですよ〜」

 

「傘でモンスターを倒したなんて話聞いたことないです!前代未聞ですね!是非聞かせてください!」

 

すごい食いつきだ。だが俺も気になる。気になっていたのは俺だけではなかったらしく今まで騒がしかった食事は一気に静かになった。

 

「...いや、武器の代わりと言うか...ちょうど修理に出してるときに、モンスターが出て...そこに傘があったから」

 

「本当なんですか!?」

 

クレアさんも驚いていた。

 

「有馬さんの無茶苦茶話だったら腐るほどあるんですよ〜」

 

ハイルさんが言った。

...まだあるのかよ。

 

「他にもあるのですか?是非聞かせてください!」

 

王女様これまたすごい食いつき。

 

「有馬さんが現れた瞬間モンスターが気絶したとか、戦闘中に敵前で仮眠とってたとかですかね」

 

本当かよそれ...

 

「流石にそれは疑わしいですね。本当なのですか?」

 

クレアさんも疑問に思ったようだ。

 

「...まあ、一応」

 

本当だった。

するとクレアさんが

 

「では有馬殿、王宮に仕える気はありせんか?」

 

静寂が訪れた。何を言ってんのか理解が出来なかった。

 

「もう一度言います。有馬殿、王宮に仕える気はありせんか?」

 

有馬さんが...王宮に...

確かに当然だろう。あれだけ強い有馬さんが最前線に出ても何も問題はない。むしろ歓迎されるだろう。

ただ俺は嫌だった。まだ一年も過ごしてはないがそれでも仲間だと思ってる。仲間がいなくなるのは当然いやだ。

 

「何を言ってるんですか?貴将が王宮に?バカを言わないでください。そんなことあるわけないじゃないですか」

 

めぐみんも俺と同じことを思っていたらしい。

 

「あなたとは話しておりません。私は有馬殿と話しているのです。して、どうですか?王宮に仕える気はありせんか?」

 

...有馬さん。確かに有馬さんにも悪くない条件だろう。それは俺にでもわかる。

 

「...俺は遠慮しておく」

 

...え?

俺はてっきり行っちゃうのかと思っていた。生前の知り合いが二人もいるし、労働環境もかなりいいはずだ。

 

「理由をお聞きしても?」

 

クレアさんは納得していないようだ。

 

「...俺はこのパーティーが楽しい。だから離れたくない。こいつらのことも心配だしな。だから行く気はない」

 

普段無表情だから何を考えてるかわかんないけど、俺達のことをこんなにも思ってくれてるのは嬉しかった。

 

「...わかりました。そこまで言われては仕方がありません。アイリス様、今回は諦めて下さい」

 

「そうですか。仕方ありませんね。その代わり、今度あなた方のお家に遊びに行かせてくださいね?約束ですよ?」

 

「ア、アイリス様!」

 

「クレア、いいじゃありませんか」

 

「しかし!」

 

「あのー、俺達置いてきぼりなんですけど...」

 

「あ、申し訳ございません。」

 

そう言って王女様は俺達に一連の説明をしてくれた。

 

「ア、アイリス様!私が言うのも何なのですが、我々に関わるのはあまりおすすめしないといいますか...」

 

「「「おい!そんなに信用がないのか!」」」

 

「そうですよララティーナ、いいじゃありませんか」

 

「そうだぞーララティーナ」

 

「そうよーララティーナ」

 

「そうですよーララティーナ」

 

「お前達は本当に的確に私の嫌がることをしてくるのだな」

 

ダクネスもといララティーナは体をプルプルと震わせながらそう言った。

実はダクネスはダスティネス家のお嬢様らしいのだ。まぁだからと言ってこれからの対応を変える気はないのだが。

 

 

 

 

 

 

 

食事が終わり俺達がアクセルの街に帰る日が来た。

 

「有馬さーーーーーん」

 

ハイルさんが有馬さんに抱きついてはなさない。

 

「私も一緒に行きたいんですけどいろんな人が許してくれなくて...残念ですけどまた会えますよね?」

 

「...また会えると思うから放してくれ」

 

「...ハイルさんそろそろ」

 

俺達を王都までテレポートで連れてきてくれた魔法使いのレインという人が行きと同じようにアクセルの街にテレポートしてくれるらしい。

 

「では皆さん私の近くに」

 

 

 

 

 

 

...戻ってきた。

ハイルさんは最後泣いてた気がする。

 

「無事送り届けましたので、私はこれで」

 

そう言うとレインさんはテレポートで王都へ戻っていった。

 

こうして俺達の王都が終わった。




気づけばもう20話...
今回は我ながら酷かった気がする。
次回また新しいキャラを出す予定です。
ではまた次回お会いしましょう!
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