この無敗の捜査官に祝福を!   作:ちょこ0720

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番外編、なのかな?


この無敗の捜査官とハロウィンを!

十月三十一日。この日はハロウィンである。

何故かこの世界にもハロウィンがあるらしい。

疑問に思ってアクアに聞いてみたら

 

「この世界に来た日本人が広めたんじゃない?」

 

とのことだ。

まあハロウィンと言ってもめぐみんやダクネスを筆頭として、この世界の人達は、年中仮装しているようなものだから、主にお菓子を貰うだけのイベントになっているそうだ。

強いて言うなら、ギルドの酒場でかぼちゃを使った料理が出ることくらいだろうか。

 

さて、何故俺が今この話をしているかというと、例のごとくアクアが

 

「ハロウィンパーティーをしましょう!」

 

と言ったからだ。

そして、いつものことながらそれにめぐみんとダクネスも賛同し、有馬さんやエトも批判はしなかった。

恐らくアクアは理由をつけてただ飲みたいだけだろう。

 

「...パーティーなんて久しぶりだな」

 

不意に有馬さんが呟いた。

 

「えっ!?貴将ってこういうことしたことあったんですか!?」

 

これに関しては俺も以外だった。

お世辞にも有馬さんは愛想がいいとは言えない。

自分の意思でパーティーを開くことはないだろう。

となると、アクアみたいなのがいたのかな...?ちょっと有馬さんのいたところが気になった。

 

「貴将はどんなパーティーをしたのかしら?今回の参考までに聞かせてくれないかしら?」

 

おおアクアナイス!

これで少し有馬さんのことがわかる!

 

「あぁ、クリスマスパーティーだったな。部下の家でやってて誘われてな。...その時にこのネクタイピンを貰ったんだ」

 

そのネクタイピンにそんな思い出があったのか。

ちょっとしんみりしてしまった。

 

「トリックアトリート!」

 

と、エトが空気を読まずに元気良く有馬さんに向けて手を出した。

丁度手を受け皿のようにしている。

アクアが急に言い出したことだ。もちろん有馬さんはお菓子なんて持ってない。

 

「...どうしたんだ?」

 

「ハロウィンといったらお菓子だろう?そんなことも知らないのかい?」

 

「...持ってない」

 

「え〜、貴将持ってないんですか?」

 

お前まで集ろうとしてたのか。

 

「みんな〜見て見て!かぼちゃよ!ジャック・オ・ランタンよ!飾りましょう!」

 

(ジャック・オ・ランタンか。冨良は元気にしているかな...)

 

有馬さん少し遠い目をしている気がする。考え事かな?

と、今度はダクネスが

 

「みんな!見てくれ!お菓子だ!家の者から送られてきた。日頃お世話になっているからと」

 

「「「おお〜」」」

 

やっぱり女性陣は花より団子なのか。

 

「さて、みんな〜、お菓子食べましょ〜!お酒もたくさんあるわよ〜!」

 

「よっしゃー!!飲むぞー!!」

 

どうやら俺もそっち側だった。

 

 

 

 

 




ハロウィンなので書かせてもらいました。
多分有馬さん達の日常ってこんな感じじゃないですかね?
アクアとエトさんが騒いで、めぐみんが便乗して、ダクネスとカズマが突っ込んで、有馬さんはだんまり。


にしても、古間さんと入見さん生きててよかったですねー。
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