ロキ・ファミリアには【ファミコン】の最強幼女がいるそうです   作:京狼婢娜姫

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本当に、ごめんなさい……
遅れました(
言い訳を、してもよいでしょうか。






チャットにはまりました。
これから、少しずつ更新速度をあげれるように頑張るので、見ていただければ嬉しいです。


第10話

「___アイズお姉ちゃんっ!!」

「お預かりしていた……鞘、です」

 

アイズが下に降りてくれば嬉しそうに飛び付きぎゅっ、と抱き締めるゲッカと、微笑んで、アイズの剣、デスプレートの鞘を差し出すレフィーヤの姿があった。

 

「ありがとう、レフィーヤ」

 

ゲッカを片手で抱き締めながら、鞘を受け取ろうと、手を伸ばしたその時。

 

「_____ッッ!」

 

一瞬で顔を険しくし、振り向いた幼女。

その耳が捉えたのはあまりにも小さな__だが、確かな破壊音。

ミシッ、と木々がおれる音と共に、ソレは現れた。

 

『_____』

 

ゆっくりと歩きながら、髪のような触手を揺らす緑黄色のモンスター。

それは、先程までに戦っていた芋虫の姿によく似ていて、……つぅ_と頬に汗が伝った。

 

「なんだ、あれ」

 

ティオナと口喧嘩をしていた狼の青年が呟けば、小さく相手の体に力が籠る。

 

「……動くぞ…っ!」

 

言外に動くな、と小人族の団長に告げられたアイズ、ゲッカはそれぞれの得物を構え、踏み込んだ状態で止まる。

 

気味の悪い緑黄色の腕が振るわれれば、キラキラと光る粉が宙に待った。

 

「…………?」

 

1。

 

2。

 

3。

 

『_____ッ!?』

 

きっかり三秒数えると同時に、爆発。

爆風が収まるのを待つ間、ドワーフが爆発しよる……!と睨む。

 

「あの、モンスターも」

 

ラウルの口から漏れた言葉に、全員が振り向き彼を見詰める。

少々畏縮したように、否、怯えるように顔をひきつらせた黒髪の青年は、小さく言葉を吐いた。

 

「倒したら、腐食液をだすんすよね…?」

 

あの大きさで、と続いた声に悪寒が全員の背筋を這った。

それを悟れば、フィンは顔をしかめて吐き出した。

 

「……総員、撤退だ」

「!?おいっ、フィン!?逃げんのかよ!!」

「あのモンスターを野放しにするの!?」

 

いきなり放たれた言葉にベートやティオナが噛み付くも、厳しい目を崩さずフィンは何かを押さえるようにある人物に目を向けた。

 

しかし、待ってなどくれず。

再び放たれる粉に、続く爆風。

 

「っ……ゲッカ。あのモンスターを討て。アイズと二人で、だ」

 

「……りょーかい」

 

暫し間の空いた返事。

彼女はレフィーヤの精神回復薬を一本もらいあおると、首をならしてあっち、と言った。

 

「【ワヴェリー】じゃ、ないほう?」

「好きにしてくれていいよ。逃げるための時間が足りない。時間稼ぎもしてくれ」

 

たんたんと進んでいく話に、あたしもやるよ!!と女戦士が手をあげ、せめて、援護でも……!とエルフの少女が声を張る。

 

「レフィーヤ、ティオナ…」

「大丈夫、だよ?」

 

「……っ、でも……!」

 

泣きそうな声で、懇願する彼女に、冷たい声が落ちる。

 

「時間がない。急げ」

 

小さな暴君のような響きに、歯を食い縛り歩いていく背中を目で追いかける。

 

「……すまない」

「気にしてないよー?」

 

同じくキャンプを撤退させるために走り出したフィンが溢した謝る、という行動に優しい笑みをこぼしていいよ、と答える。

 

「………いこっか」

「うん」

 

二人は、戦地へと赴いて行った。




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