マテリアルズ・ストラトス   作:荒潮提督

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シンフォギアXDUやってて思いついたものです。


今回ドロイデンさんの「無限の欲望と呼ばれる夏」ともコラボしています。


今回はプロローグです。
ではどうぞ。


ギャラルホルン編
新章「ギャラルホルン編開幕」


ビッー!ビッー!

 

 

突如アラーム音が鳴り響いたIS学園。

学園は生徒を寮へと戻し一夏たち魔導師組を招集した。

 

 

 

「いきなりどうしたんだ束さん。急に呼び出して」

「何か起きたのか?」

「皆、集まったね。説明に入る前にこれを見て」

「何あれ?法螺貝?」

「確かに、似ているな」

「なんか光ってない?」

「これはロストロギアの1つ、「ギャラルホルン」。様々な平行世界へと行くことが出来る物だよ。私がいっくんと会う数ヶ月前に見つけたんだけど今までうんともすんとも言わなかったんだけど・・・」

「今日いきなり起動したということか・・・」

「タバネ、何故今まで我々に隠していたのです?これは管理局が動くレベルの代物ですよ」

「・・・ゴメン、それについては謝るよ。それより今はギャラルホルンの方に集中しよう。私が今まで解析して来た結果、コイツは平行世界に異変が起きると起動するみたいなんだ」

「なるほど?その前に束、平行世界について説明を頼む」

「おっけーちーちゃん。・・・その前にお客さんみたいだ」

 

 

ドベーッ!ドベーッ!ドベーッ!

 

 

 

「どうした!」

「第1アリーナに謎の物体が出現!モニターに出します!」

「なんだこいつは・・・」

「透明?しかし赤く光っているところもありますわね」

「バナナみたいな奴やブドウみたいな奴もいるな」

「美味しそう・・・」

「食ったら絶対腹壊すからやめとけレヴィ」

「一夏、アイツら何か分かるか?」

「いや、分からねぇ。無限書庫なら多分分かると思うんだが時間がかかるぞ」

「一先ず言えるのはアイツらは敵だと言うことだよ皆。ギャラルホルンの事とか平行世界の事とかの説明は後!さあ、行った行った!っと、忘れる所だった!皆!デバイスの改修すんだから持っていって!」

 

 

 

実は前回アリシアが来るちょっと前から全員のデバイスを束が改修していたのだ。

箒のアガートラームと紫天一家のデバイスはバージョンアップ、他の全員のデバイスはIGNITEsystemが新たに搭載されている。

もちろんバージョンアップもバッチリである。

(※全員のバリアジャケットとかはまだ準備出来てません。てへぺろりん☆)

 

 

 

 

「今まで箒ちゃんの分だけだったIGNITEsystemを全員のデバイスに搭載したんだ。だけど忘れないで、IGNITEは諸刃の剣でもある事を。特にいっくん、君はマテリアルズの子か白雪ちゃんとリヒトちゃんがいない場面では絶対に使わないで」

「何でですか?」

「いっくんの場合、暴走の危険性がある。前に検査した時に胸にISコアのカケラがあったんだ。多分ゲシュペンストのだと思う。以前暴走した時もそれが原因かも知れない」

「・・・そうですか」

「束、それは取り除けんのか?」

「ごめんちーちゃん、私でも無理だよ。心臓の血管が重なってる部分にあるし失敗したら命に関わる。それでなくともいっくんは以前マリアージュから受けたという傷があるんだから出来ないよ」

「そうか・・・」

「とにかく!気をつけてねいっくん!」

「わ、分かりました」

 

 

 

 

 

全員がアリーナに近づいていくとマシンガンやグレネードランチャーの音が響いて来た。

どうやら教師部隊が戦っているようだが戦況は著しくないようだ。

時折悲鳴が聞こえてくる。

この中でスピードに特化しているレヴィと一夏がデバイスを展開して真っ先に駆け出した。

箒とマドカと鈴、千冬とラウラ、紫天一家も後に続く。

セシリアは狙撃ポイントを確保するため別行動である。

 

 

 

 

「何よこいつら!?銃弾が効かない!?」

「怯むな!撃ち続けろ!銃身が焼け付くまで!」

「こ、こないで!こないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

「援軍はまだか!?」

「おっまたせー!ぃよっいしょー!光翼ざぁーん!」

「ぎゅっと握った拳 1000パーのThunder 解放全開…321 ゼロッ!」

 

<我流・猛虎翔脚>

 

もう限界だというところで一夏とレヴィが到着、敵を斬り裂く。

 

 

 

「くらえ!化け物共!」

 

 

<EMPRESS†REBELLION>

 

 

「そらそらそらぁ!」

 

 

<裏γ式・滅多卍切>

 

 

「デスデスデストローイ!」

 

 

<災輪・TぃN渦ぁBェル>

 

 

「10億発のぉ!弾丸あられだぁ!」

 

 

 

<BILLION MAIDEN>

 

 

 

「行くぞヴァイサーガ!」

『カートリッジリロード、ドライブ』

 

 

 

<蒼ノ一閃>

 

 

「貫く!」

 

 

 

<PAINS†THRUST>

 

 

 

「沈め!アロンダイト!」

「燃え尽きなさい、ブラスターヒート!」

「とりゃあー!」

 

 

残り全員も現場に到着し一斉攻撃を始める。

一体一体は大したことはないのだが数が多い。

更に空を飛んでいる個体までいてその中に空母のような役目を持っているのか超大型個体から大量に降り注がれている。

セシリアが狙撃ポイントから撃ち落としているが追いつかない。

 

 

 

「ちょっせぇ!纏めて吹き飛びやがれぇ!」

 

 

<GIGA ZEPPELIN>

 

 

 

しびれを切らしたシャルロットが両腕のガトリングを弩弓へと変形させ矢を放ちそれがクラスター弾となり上空から降り注いだ。

ついでに地上にいるメンバーも巻き込まれていた。

 

 

「おいシャル!無茶苦茶に撃つな!こっちが巻き込まれる!」←撤退する教師部隊を守る為にクラスター弾を撃ち落としてた一夏。

「無差別爆撃、よくない」←ソードビットでバリアを展開して側にいた鈴とマドカとラウラを守ってる箒。

「もう少し範囲が常識なモノを使わぬか馬鹿者!」←紫天一家を守ってる王様。

「くっ・・・少し掠ったか・・・」←降ってくるクラスター弾を切り払ってた世界最強。

「ビットを同時に動かせる様になっていて良かったですわ・・・」←ミラービットを盾にしてるセシリア。

「わ、悪りぃ・・・」

 

 

 

その後、空に浮かぶ大型空母タイプを広範囲殲滅魔法を持っているメンバーで攻撃し撃墜、残りは数だけ多いだけなので楽に倒せた。

幸い怪我人はゼロであり教師部隊も全員無事だ。

 

 

 

 

「ふぅ、・・・終わった・・・」

「数だけ多いだけの雑魚ばっかね」

「多すぎて疲れたぁ〜。腕痛い・・・」

「ねぇ、なんか戦ってる間の記憶無いんだけど・・・僕何かした?」

「「「「・・・(プイッ)」」」」

「ねぇ、皆こっち向いてよ!?僕一体何したのさ!?」

 

 

 

シャルロット、いつもの性格では考えられないくらいに暴れまくりミサイルやらクラスター弾やらで修復したばかりのアリーナが傷だらけの惨事をやらかした模様。

 

 

 

「皆〜おっつかれ〜」

「姉さん、どうしたんですか?息が上がってますけど」

「ん〜?ほーきちゃんは気にしなくても良いよ〜。こっちの問題だし。私がここに来たの改めてIGNITEの説明をしようと思ってね。まぁ、説明するより見てもらった方が早いか。箒ちゃん!」

「分かりました姉さん。イグナイトモジュール、抜剣!」

 

 

 

胸のマイクユニットをクリックしイグナイトモジュールを起動し久々に黒く染まったアガートラームを纏う箒。

 

 

 

「久々に見たなそれ」

「ああ、夏休みの時以来だな」

「これがIGNITEsystem、暴走の力を人為的に引き起こしその力を使う禁断の力、箒ちゃんも一度は暴走したけどそれをいっくんと箒ちゃん自身の力で抑え込んだんだ。皆には一応いきなり実戦で使うのも何だし、ここで一度起動してもらおうと思ってね。大丈夫、もしもの時はいっくん達で止めるから」

 

 

 

 

一夏と箒と紫天一家以外(一夏は暴走するかもしれない為)の全員は不安そうに胸元のマイクユニットを見つめる。

 

 

 

「先ずは私から行こう」

「ん、おっけーちーちゃん。やっちゃって!」

「イグナイトモジュール、抜剣」

 

 

 

千冬が抜剣しバリアジャケットが弾け飛びその姿は黒く染まる。

 

 

「ガッ・・・アァッ・・・ゥゥゥゥゥゥゥゥゥアアアアアアアアアア!!」

「千冬姉!」

「大丈夫ダ・・・コノ程度ノ衝動ナゾ・・・オ前が受ケて来た痛みに比べればぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

 

千冬が叫ぶと同時に新たなバリアジャケットが形成されていく。

彼女はなんと自力で制御に成功したのだ。

黒く禍々しいがそれでいて強さを併せ持った姿へと変わったバリアジャケットを身に纏った千冬がそこにいた。

 

 

 

「んっ・・・成功したみたいだな」

「うっそぉ・・・信じらんない・・・」

「い、一発で制御に成功した・・・」

「わ、私の苦労は一体・・・」

「あ、メンタル折れた」

 

 

 

その後、シャルロット、鈴、マドカ、ラウラ、セシリアの順にイグナイトモジュールを起動させていき案の定暴走(ラウラは1回VTシステムで経験済みである意味暴走してたので一発成功)して全員で止めた。

一旦ギャラルホルンの保管場所兼緊急司令室に戻った一同は束から改めてギャラルホルンについて説明を受けた。

もちろん、この後ギャラルホルンを管理局に受け渡す事にも同意している。

 

 

 

 

 

「・・・さて、それじゃっ、説明も済んだところで!そろそろ其々の平行世界に行ってもらうメンバーを発表しようか!」

※イグナイトは解除してます。

 

 

 

 

チーム1

一夏 千冬 レヴィ シュテル リヒト 白雪

 

 

 

チーム2

セシリア ラウラ シャルロット ユーリ ディアーチェ

 

 

 

チーム3

箒 鈴 マドカ

 

 

 

 

「このメンバーで行ってもらうよ!それじゃ、まずはいっくんのチームからレッツゴー!」

「んじゃ、お先!」

「行ってくる」

「へいこーせかい楽しみだなー!」

「レヴィ、遊びに行くのではないのですよ」

「あたしこっちの姿でいーの?」

「リヒトー、尻尾と耳しまい忘れてますよー」

 

 

 

 

 

2振りの撃槍集う

 

 

 

 

戦姫絶唱シンフォギア×マテリアルズ・ストラトス

 

 

 

 

「2人の唄 響き、奏で繋ぎ合う」

 

 

 

 

 

 

 

「続いてはセッシー達、ゴー!」

「いってまいりますわ」

「僕らが行くのはどんな世界かな〜」

「浮かれるなよシャルロット」

「・・・何故だ?我がこっちにいるのが子守にしか思えんのわ」

「気にしちゃダメです」

 

 

 

 

 

貴方の手を離さない、もう絶対

 

 

 

 

 

インフィニット・ストラトス×マテリアルズ・ストラトス

 

 

 

 

「繋いだ手、離さない為に」

 

 

 

 

 

「それじゃ、最後。箒ちゃん達、いってらっしゃい!」

「いってきます姉さん」

「頑張りますかー」

「デスデース!」

 

 

 

 

 

 

違う世界のキミを救う為に私は歌う

 

 

 

 

 

無限の欲望と呼ばれる夏×マテリアルズ・ストラトスコラボ

 

 

 

 

 

「翳り咲く夏鈴(かりん)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・いっちゃったなぁ。さて、さっき片付けたゴミを掃除しなきゃね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回、マテリアルズ・ストラトス

 

 

 

 

 

 

「2人の唄 響き、奏で繋ぎ合う」第1話 異世界、到着

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「え?えええええええ!?わ、私と同じガングニール!?」

一夏「え?誰?」




今回は割と早めに出来ました。



次回はシンフォギアの装者と一夏達が会います。



ドロイデンさん、うちの箒達を宜しくデス。

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