【改訂版】その一握の気の迷いが、邪なものを生んだ   作:矢柄

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七耀暦1199
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上空50セルジュ、雲海の上の世界、蒼い一面の空。一種の神聖さすら感じさせる世界において、音を置き去りにする2機の航空機が飛翔する。

 

しかし、二つの機体の距離は200セルジュという互いに点にしか見えない程の距離で、空を共に連れ立って飛んでいるという風には見えない。

 

後方の機体が突然、翼の下に懸下されていた長細い、後端に四つの小さな翼を持つ、先端が丸く尖った円筒形の物体を投下した。

 

投下されたそれはすぐさま後方から炎を噴き上げて加速し、まっすぐに前方の航空機に向かって飛翔する。その速度は音速の4倍に達し、音速程度で飛翔する前方の機体にあっという間に追いすがる。

 

そして…、それは前方の機体をそのまま追い抜いていった。

 

 

「撃墜失敗です」

 

「んん、中々当たりませんね」

 

「レーダーの精度だろうか?」

 

「いや、運動性能じゃないか? 超音速ではフィンによる軌道制御に難があるのだろう。偏向ノズルかカナードを付けた方がいいんじゃないか?」

 

「偏向ノズルをつけると価格が上がってしまうんですよね。カナードが妥当なのかな」

 

「やっぱりレーダーの精度の問題だと思うんですけどね」

 

 

現在開発中の空対空ミサイルは、その命中精度の悪さゆえにいまだ実戦配備が遅れていた。

 

セミアクティブ・レーダー・ホーミング誘導方式を導入したこのミサイルは、音速の4倍で飛翔し、30kgのタンデム成形炸薬弾頭によって飛行する敵を撃破する…というスペックを要求している。

 

その威力は軍用飛行艇を撃墜するのに十分な性能を持つはずだ。命中さえすればだが。

 

小型の航空機を撃墜するならば近接信管による爆発に伴う破片で十分なのだが、戦車並の装甲を持つ軍用の飛行船相手には成形炸薬や運動エネルギー弾頭を用いる必要がある。

 

Xの世界でいうなら英国の対空ミサイル《スターストリーク》のようなミサイルと考えても間違いではない。

 

 

「導力波ホーミング方式で十分なのでは?」

 

「《ヴィペール》はそれなりの性能ですけどね。でも、あれって対策が簡単なんですよね。実際、ラファールとミラージュは無力化してますし」

 

「まあ、確かに」

 

 

導力器はその動作の際に固有の導力波を周囲に発する。大出力の飛行船や航空機用の導力エンジンともなれば顕著であり、これを検知するシーカーを組み合わせればミサイルの誘導システムを構築できた。

 

これにより開発されたのが短距離空対空ミサイル《ヴィペール》である。

 

このミサイルはかなり優秀で、導力アクチュエーターにより稼働するカナード翼による高い運動性能と、信頼性の高い導力波探知シーカーにより満足のいく命中率を叩き出した。

 

射程も50セルジュとそれほど長くないものの、他国の軍用機との空戦においては十分に通用する水準にあると言っていい。

 

しかし、導力波に吸い寄せられるということは、チャフの類によって防ぐことが可能であることを意味しており、また導力器から副次的に発生する導力波を遮断することも可能だろう。

 

つまり対策自体は可能であり、実際に新型戦闘機である《ラファール》などにはこのタイプの誘導弾は通用しない。当たらないミサイルなんて無い方がマシである。

 

よって、より確実性を目指すならば赤外線ホーミングやレーダー・ホーミングとなるのだが、導力エンジンは排熱量が少なく、結果としてレーダー・ホーミング誘導方式一択となる。

 

しかしレーダー・ホーミングの小型化は難しく、また高速で飛翔するミサイルの命中精度はそれほど高いものではない。

 

しかし、これでも3割の命中精度にまで引き上げる事に成功しているし、軍用飛行艇程度の速度と的の大きさを持つ相手ならば9割の命中率にまで上昇している。

 

また、フォコン程度のプロペラ機ならば命中精度は実用に耐えうるため、既に正式な装備として実戦配備されているのだが、正直、私的には落第点である。

 

 

「遷音速領域の相手を撃墜できないと話になりませんし」

 

「しかし、エレボニア帝国の航空機の速度は時速4000セルジュに満たないそうじゃないですか」

 

「今は、でしょう。エンジンの出力さえ上がれば時速7000セルジュ程度は達成できますよ。単葉機になれば運動性能も上がりますしね」

 

 

2年前まで3000CE/hの速度も出せない複葉機しか飛ばせていなかったラインフォルトも、今年になってようやく3600CE/hを試験的に達成することに成功している。

 

技術的には1930年相当の航空機であり、複葉機であるものの可変ピッチのプロペラを導入するなど技術発展が著しい。

 

エンジンに関しては戦車や航空機向けの750馬力級エンジンの開発に成功しつつあり、1202年にはこれを搭載した主力戦車を投入できる段階にあると情報部は掴んでいる。

 

まあ、リベール王国で去年から1500馬力級エンジンを搭載した主力戦車ウルスが配備されたことで、ラインフォルトも大混乱に陥っているようだが。

 

 

「それに、3年後までには《ティライユール》を完成させたいですし」

 

「AMRAAMですか。また我々に徹夜させる気ですか、そうですか。そして相変わらず博士は定時なんですよね」

 

「そこまでスケジュールは切りつめていないでしょうに…。それに有給も残業手当も出てるんですから、ウチは優良企業ですよ」

 

「自分、独身でお金ばかり溜まるんですよね…」

 

「はやくお嫁さんを貰ったらどうです?」

 

「この職場は出会いが少なくて」

 

「女性の整備士もいるでしょう。マチルダさんなんてグラマーで魅力的ですよ」

 

「やですよ。あの人たちと結婚したら、絶対尻に敷かれます。腕っぷしなんて俺より強いんですよ? グスタフ整備長とガチで殴り合うヒトと結婚したくありません」

 

「貧弱ですねぇ」

 

 

《ティライユール》はアクティブ・レーダー・ホーミング誘導方式を採用した中距離空対空ミサイルだ。

 

慣性あるいは母機からの指令による中間誘導を経た後、自らレーダーを照射して追尾を行うタイプのミサイルであり、ファイア・アンド・フォーゲット能力と同時多目標攻撃能力を実現できる。

 

セミアクティブ・レーダー・ホーミングだと、ミサイルを発射した母機が目標に対してレーダー照射を継続する必要があり、機動を固定されるという欠点がある。

 

しかし、自らレーダーを照射できる《ティライユール》にはそのような短所は無く、これをファイア・アンド・フォーゲットと称する。

 

 

「まあ、頑張って清楚で可愛いお嫁さんを貰ってください。でも、女の人って出産を経験すると異様に強くなるそうですから、多分、貴方だとどちらにせよ…、いえ、これ以上は私の口からはとてもとても言えません」

 

「もう全部言っているのと同じですよねそれ!」

 

「まあ、対空ミサイルはいいとして、問題は対艦ミサイルの方ですか」

 

「ああ、難航しているみたいですね。同僚が話していましたよ。しかし、現状では《ジャブロ》でも十分だと思うんですが」

 

 

対艦ミサイルの開発において、Xの世界のハープーンミサイルに相当する《ジャブロ》は既に試作型が完成し、命中率も威力も所定の計画通りの数値を叩き出した。

 

新型機や飛行艦隊による運用を前提としたこのミサイルは、アクティブ・レーダー・ホーミング方式を採用した長距離攻撃を可能とし、既存の飛行船の全てを撃墜することができる。

 

とはいえ、戦艦クラスの水上艦を撃破するには威力不足であり、これから他国でも登場するだろう200アージュを超える大型飛行軍艦を撃破するには少しばかり心もとないのは事実だ。

 

それゆえに開発がなされているのが超音速対艦ミサイルである。

 

固形ロケット・ラムジェット統合推進システムを採用し、450kgの弾頭を抱えて秒速1700アージュという音速の5倍の速度で敵艦に突入する…といったもので、計算上、劣化ウランの弾頭はあらゆる装甲を突き破り、対象に深刻な被害を与えるはずだ。

 

これだけ強力なミサイルだと攻撃目標が限られてしまうのだが、3000セルジュという長大な射程を用いて地上攻撃に使っても構わないし、アクティブ・レーダー・ホーミングとTV誘導方式を併用できることもこれを意識したものだ。

 

とはいえ、当面の目標は《結社》の巨大飛行戦艦なのだけれども。

 

 

「推進システム自体は問題じゃないんですよね。金属水素の燃焼エネルギーを殺さなければ十分にその速度は達成できるので」

 

 

固体ロケット燃料を燃焼させた後の空洞を、ラムジェットエンジンのノズルとして利用するこのタイプの推進システムは、構造自体は単純であるためにターボファンジェットエンジンよりも容易に生産できる。

 

なので、推進系については解決済みと言っていい。

 

まあ強力なミサイルである分、価格も跳ね上がり、よほどの攻撃目標でなければ赤字になりかねないという致命的な欠陥もあるが、有るのと無いのとでは戦術の柔軟性が大きく変わってしまう。

 

大容量の弾頭には多くのセンサーや演算器といった導力器を搭載できるため、切り札として十分に運用できる。

 

 

「問題はやはり誘導方式ですか」

 

「地上攻撃も前提にしていますので。アクティブ・レーダー・ホーミング自体もまだ未成熟な技術ですし」

 

 

ミサイルというのは案外命中率の高いものではない。止まっている的に当てるのも一苦労なのだから、動いているモノに当てるとなれば、さらに難易度は高くなる。

 

 

「まあ、焦って開発しても仕方がないですしね。精密導力機器の改良が先でしょう」

 

 

 

 

 

 

女王生誕祭も終わり1199年を迎えた。エリィは年末にクロスベルへと帰り、私の新しい文通相手になった。

 

年末年始を家族で過ごし、女王陛下とクローゼに挨拶を済ませ、ツァイスのラッセル家にも挨拶におもむき、餅を食する。

 

 

「ん、お餅美味しいね」

 

「毎回思うんだけれど、不思議な食感だね」

 

「そうですか? 私好きですよ

 

 

このお餅はラッセル博士の幼馴染であるお婆さん、マオさんから頂いたものだ。彼女は東方系の移民で、エルモ温泉で東方風の宿を開いている。

 

新年になると彼女はラッセル家にお餅をお裾分けしてくれるので、私は毎年お相伴にあずかっている。ヨシュアはまだ食べ慣れないようだが。

 

餅というのは東方でもかなり一般的な加工食品らしく、米だけでなく様々な穀類を用いてつくるらしいのだけど、マオさんのものは糯米から作られたつき餅のようだ。

 

なので、マオという発音からしてチャイナなイメージだけれど、このお婆さんの出身は日本に近い文化圏のように思われる。

 

実際、彼女の経営する宿では刺身や鍋料理などが客に出されている。明らかに日本っぽい。

 

東方といっても、実のところ一括りにすべきではないのかもしれない。

 

などと考えながらお餅びよーん。BGM代わりのラジオからは正月番組ということで各地の新年の催しを中継している。

 

 

「今年もなんだかんだで忙しくなりそうですね…」

 

「それはいつもの事じゃないかな?」

 

 

それは言わない約束だ。去年は公開核実験やらラファールの公開やらで忙しかったが、今年はさらなる難物に挑まなくてはならない。

 

 

「新型戦闘機にヴァレリア級飛行空母。エステルは両方に関わっているんだったな」

 

「そうよ、エステルちゃんはすごいんだから。私はレーダーとソフトウェア開発に関わったぐらいだけれど、そのおかげでアレの性能は把握しているわ。あれは化物の類ね。軍が私たちを国外に出したがらない理由も分かるわ」

 

「確か、辺境地域への技術指導に行く予定を立てていたんですよね」

 

 

ダンさんとエリカさんの夫妻は今年から数年間、国外辺境地域での導力技術普及のための活動を行う予定をしていたが、技術流出を警戒する軍から差し止めの要求がなされた。

 

情報部と王立政治経済研究所が結託してZCFに勧告を行ったらしく、マードック工房長がすまなそうにエリカさんを説得していた。

 

 

「L.ハミルトン博士みたいな活動をするのがエリカさんの夢だったんだけれどね」

 

 

子供の頃にはシスターを目指していたというエリカさんは、実は信仰心が篤く、社会貢献への意識も強い。導力技術は人々を豊かにするためにあるという信念を持つ素敵な人なのである。

 

なお、シスター希望については、司教さんより「君の性格じゃ無理」と言われ、泣きながら司教さんを蹴り飛ばしてしまい、めでたくその道は閉ざされたらしい。

 

話が脱線してしまったが、彼女のそういった希望を聞かされていたので、私は情報部にそういった機会があるのなら十分な護衛を用意してほしいと言う要望を出していたのだが、それが悪い方向に転んだのだろうか。

 

確かに国外で長期の護衛をするより、国内にいてもらった方が安全だろうが、彼女の夢を壊してしまったようで、なんだか申し訳ない。

 

 

「でも、ティータと離れ離れになるのは寂しかったし、受け入れましょう。こればかりは仕方がないわね」

 

「お母さん、苦しいです」

 

「んん~、ティータはやっぱり可愛いわ」

 

 

エリカさんがティータを抱きしめる。最近は前にもましてティータも可愛くなっている。7歳から思春期までが女の子の子供らしい可愛らしさが引き立つ年齢だ。私はそろそろ思春期に差しかかるぐらい。

 

今年で13歳だから、Xの世界では中学生になる年頃だ。最近は女性特有の現象に悩まされるこの頃である。

 

 

「私もヴァレリア級飛行空母は見たけれど、とんでもないわねアレ。270アージュって、よくあんなもの浮かぶわね」

 

「反重力機関なので、出力さえ確保できれば浮かべるのは難しくないんですよ」

 

「よくそんな大出力の導力エンジンなんて良く作れたね」

 

「ふふ、それは企業秘密という奴です」

 

 

実は導力エンジンの出力自体はそれほど大きいものではない。大型エンジンを20基搭載という、数で問題をねじ伏せるアメリカンな手法をとったに過ぎない。

 

そもそも、実際には超伝導フライホイールから直接導力を取り出していて、導力エンジンはあくまでも導力を補給するための補助機関にすぎないのだが。

 

最大速度も公表したものより速く、3600CE/hであり、これはあの大きさの艦としてはもはや別次元の速度とも言える。

 

もっとも、船自体には大した武装もないので、艦単独での行動を前提とはしていない贅沢な仕様である。

 

空母に余計なものを付けると逆に本来求められる性能が削られるため、これは仕方がないのだけど。

 

どちらにせよ、この飛行空母は他国にとって非常に厄介に見えるだろう。

 

なにしろ、単艦で中小規模の国家を相手取るだけの戦力が、地形に左右されずに高速で展開するのだ。これが存在するだけで軍の行動が制限される。

 

 

「そうね、私はどちらかと言えばお宝に興味があるけど」

 

「ああ、あれからどうなってます? こっちのアクチュエーター系の分析はほぼ終わりました」

 

「大部分の回路はOKなんだけど、中枢の回路がどういうものかいまいち分からないのよ」

 

「あー、あれですか」

 

「うむ、お主の仮説もあるいは…という話になっての」

 

「ねぇ、何の話?」

 

「ああ、すみません。ちょっとしたお宝のお話です」

 

 

湖底から引き揚げられた古代の導力人形の解析は佳境を迎えていた。これを受けてZCFでは既に産業ロボットへの応用が考案されている。

 

それは人工筋肉ともいえる導力伸縮繊維、非接触型ベアリング、その他さまざまな素材の解析結果により、導力人形工学、すなわちロボティクス分野が驚くほど進展したためである。

 

ちなみに、中枢回路となる部分については解析が遅れていた。劣化が激しいというのもあるが、作動原理が全く分からないのだ。

 

私はもしかしたら量子コンピューターの類ではないかと予想を立てて、基礎的な理論をラッセル博士に提示してみた。

 

あれ自体Xの世界では理論段階の代物であり、実用的なモノについては私も仮説ぐらいしか考案していない。

 

そもそも現在のノイマン型ですら発展の余地がまだまだ残されている以上、量子コンピューターについては後回しにしている状態だ。

 

ある程度落ち着いたら研究してみようという程度のスタンスで、思考実験を暇なときに行うぐらいでしかない。

 

 

「ちょっと、機密に触れるので。エリカさんもそのあたりで」

 

「お堅いわね。まあ、仕方がないわね」

 

「まあ、しょうがないよ。そういえば、最近、変わった映画が流行っているみたいだね。学校でも話題になってるよ」

 

「変わった映画?」

 

「知ってる、アニメでしょっ」

 

 

ヨシュアが振った映画の話にエリッサが食いついてくる。アニメ映画。

 

エリカさんによるとZCFが試作して公開し、ツァイス工科大学の学生とグランセル芸術大学の学生が設立した映画製作会社が手掛けた物が話題になっているらしい。

 

ティータも見たことがあるようだ。

 

 

「ペンギンさんが可愛いんですよっ」

 

「可愛らしい動物の絵が動くらしいわ。コミカルで楽しいってティオが話してた」

 

「面白そうですね。見に行きましょうか?」

 

「賛成!」

 

「はは、じゃあ僕も行こうかな」

 

「映画か。そういえば、ルーアンの映画会社が面白いものを作ると聞いているな」

 

「先生も知ってるんですね。しっとりとしたラブストーリーが秀逸でしたよ。でも一番のおすすめはミステリーでしょうか」

 

「シェラさんは探偵モノが好みですか?」

 

「…ところで、原作者がアンタじゃないかって噂があるんだけど」

 

「なんのことやら、シェラさんは噂好きですね」

 

 

意外な事に、この世界ではつい最近まで映画という娯楽が存在しなかった。というわけで、Xの世界よろしく、オペラや小説を映画化する計画を提案してみたわけである。

 

そうして製作された映画は、もちろん興業的には大成功だった。みんな手軽な娯楽に飢えていたのだ。

 

もっとも、映画というのは娯楽だけではなく、広報やプロパガンダにも用いることが出来る。映像と音楽がもたらす臨場感は、百聞は一見に如かずを地で実現する力がある。

 

そうして私が提案した映画は、いつの間にかゼムリア大陸各地で放映されることとなり、リベール王国やカルバード共和国に映画文化というべきものを普及させてしまった。

 

今や、リベール王国の都市ルーアンは映画産業の一大中心地となっている。

 

 

「でも『白き花のマドリガル』は定番ですけど、面白かったですね」

 

「ああ、あれねー」

 

 

そうして私たちは映画談議などに花を咲かせた。

 

 





いろいろ酷かった部分を消しました。あった方がいいという意見があるなら載せますが。

第29話でした。

次回、閃の軌跡Ⅱの外伝で異様なエロさを僕らに見せてくれた銀さん登場回。

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