ととモノ、小説版 改造   作:atikat

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エルトの思い

ドラッケン学園 旧校舎付近 語り部・ヴィント?

「なんかいいな、こういうの。」

俺は木に寄っかかって軽く昼寝をしていた。

そして目が覚めたらエルトが隣で寝ていた。

「ふう。」

取り敢えず、耳に息を吹きかけてみた。

「ひゃっ!」

可愛い反応が出て来た。

「な、なにすんのよ!?」

「いや、エルトの可愛いとこ見たいと思って。欲望に負けた。」

俺は正直に言った。

そしたらエルトの顔が赤くなった。

「か、可愛いって。ふざけないでよ。」

「巫山戯てないよ。本当にエルトの事は可愛いと思ってる。」

そう言いながら後ろから俺はエルトに抱きついた。

「このまま、ずっとエルトと一緒にいたい。」

「私もずっとヴィントと一緒に居たい。」

そう言うとエルトは俺の顔に唇を近づけて、そのまま。

 

 

 

学生寮 エルト・シノンの部屋 語り部・エルト

キスしそうになったら、自分の部屋に居た。

「エルト、学校に遅刻するわよ。」

「・・・あれ?ヴィントは?」

「名に寝ぼけてるのよ。早く着替えないと遅刻するわよ。」

・・・どうやら夢だったようだ。

今思い出すとかなり恥ずかしい夢だった。

ヴィントになって自分に告白するなんて。

「先行くわよ。」

「あ、ごめん。」

 

 

 

ドラッケン学園

「おはよう、エルト。」

教室につき、自分の席に座ると隣からヴィントが声をかけて来た。

「お、おはよう。」

自分でもわかる位ぎこちなく挨拶を返す。

あんな夢を見たからどうも顔を合わせ辛い。

「どうしたんだよエルト、今日はちょっと変だぞ?」

首を傾げながらそう聞いてくるヴィント。

「顔も赤いし熱でもあるんじゃないか?」

そう言いながら顔を近づけて来る。

そしておでことおでこをくっつけた。

「ちょ、ちょっとヴィント。は、恥ずかしいよ。」

「ああ、ごめん。」

でも嬉しかった、私はヴィントのことが好きだ。

ずっと隣に居たいと思う。

だから嬉しかった。

ヴィントにドラッケン学園の入学試験に誘われた時も。

私と一緒に居たいという理由で初等部や中等部時代にドラッケンのスカウトを断った時も。

ねえ、ヴィント、私はヴィントの事が好きだよ。

でもね、素直になれないんだ。

本当にどうしようも無いよね。

「俺も好きだよ。エルトの事は、likeじゃなくてloveだけど。」

人をからかうようにクスクス笑ながらそう言う。

リバイバー故に精神年齢が高いせいかヴィントがやると大人っぽく見える。

って、ええ!!!

「今声に出してた?!」

「出してた。」

「ええ〜!!」

私は思わず叫んでしまった。

そのせいで周りにいた生徒は何事かとこっちを見ている。

「因みに俺がエルトの事を好きになったのは、俺がリバイバーだって知っても拒絶しなかったからかな、それが嬉しかった。」

「だって、ヴィントはヴィントじゃん。」

「ふふ、ありがとう。でも結構怖いんだぜ、他の人と違うと言う事で否定されるかもしれない、拒絶されるかもしれない。人ってそう言う生き物だろ。」

「私は違う、世界中の人達がヴィントの敵になっても私は味方だよ。」

「ありがとう、エルト。」

この時のヴィントの顔はとても幸せそうだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

「結局私達ってどうなのかしら?」

「内緒の恋人関係でいいんじゃない?」

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