海賊船内
前回に引き続き海賊船内、
そこで俺は・・・、
「ヴィント君・・・」
「ちょっと待って、もう少し、」
カチャカチャ
ピッキングをしていた、
実は、牢屋を出た後にたまたま起きていた(現在夜)海賊と出くわしたんだけど、
不意打ちで捕まえて、武器庫の場所を吐かせることに成功したんだ、
だけど、鍵が何処にあるのかは知らなかったようで、
今こうして、ピッキングをしているわけです。
ガチャガチャ、
しかし、本業は侍なのであまり上手く行かない、
サブ学科も取ってない(と言うよりも、取れない)ので、『盗賊力検定』を受けてすらいない、
「ヴィント君!」
「うわっ!な・・・なんですか?ウィステリアさん」
「フランクに接してください!て言うか、さっきから呼んでいるのに何で無視するんですか!?」
「ごめんごめん、ピッキングに熱中してて、って!どこで鍵を手に入れたの?」
「先程の海賊さんから何処にあるのかを聞いて、取りに行ったんです。船長室でしたが、気付かれずに持ってこれました。」
この女、原作よりしたたかな感じになってないか?
まぁ、お陰で楽に開けられるのだからそれでいいじゃん。
数分後
やっとドアが開いた。
そして、俺たちは中に入り、自分達の武器を取り戻した。
俺の武器の月光は一番奥の壁に掛けられていた。
俺が月光を取りに行った。
月光の奪還に成功した
ウィステリアの方を見て見ると
「どうしたの?ウィステリア」
あっちこっちから、服を取り出していた。
「ヴィント君の着てる服ってパジャマじゃないですか。それでは寒いと思いまして、」
ふくを取り出してたわけか、
確かに今は春とはいえ夜だし、少し肌寒い、
しかし、その服は何処かで見たような。
そうだ、ソードアート・オンライン-インフィニティ・モーメント-に大和シリーズの鎧があったな。
あれそっくりだ。
「ヴィント君の髪の色も赤ですし。合うと思いますよ。」
「いや、まぁ、確かに赤いけどさぁ。」
正直似合うとは思えない。
しかし、何と言うか、俺は口が弱い。
結局言いくるめられて着る羽目になった。
「ヴィント君、似合いますよ。」
「そうかな?」
「はい」
刀を武器にしているせいか、あまり違和感がなかった。
因みに言わせてもらうが。
俺はあまり腰に刀を差さない。
柄頭を手のひらで抑えて、鞘ごと脇で固定するという感じだ。
戦う時は右手に刀を、左手に鞘という、変則二刀流。
以上、どうでもいいヴィントの刀講座でした。
「じゃなくて!」
「どうしました?ヴィント君。」
「いや、早く脱出しようと思って。」
「そうですね。甲板に急ぎましょう。」
海賊船 甲板
「小僧ども、二度とこんな真似できネェようにしてやるぜ。」
どうやら船長にばれたようです。
しかし、すげぇ怪力だなおい。
船長はディアボロスで目測で約2mの巨漢で、斧を武器にしているのですが。
その斧が異常にデカイ。
「オラァぁ!!」
「危ね!!」
とか考えている間に、攻撃来た!!
今の当たってたら死んじまうって。
今の技名つけたら『ぶっ壊す』ですか!?
縦軌道のシンプルな技ですよ!!
ああ、深呼吸深呼吸。
落ち着け、俺。
冷静に冷静に。
「はぁ、俺もまだまだ未熟だな。」
こんな、奴にやられたなんて。
少し本気を出すか。
ドラッケン学園 保健室
「そろそろ、船長とタイマン張っている頃やろか。」
「なんの話よ、コータロー。」
コータローと呼ばれたフェルパーの少年が、突然そう発言した。
それに対し、シノンと言う名のヒューマンの少女がツッコミを入れる。
船長とは、海賊船の船長の事だろうか。
「いや、だから、ヴィントを攫った海賊船の船長とヴィントの対決。」
「その心は?」
「ヴィントが勝つ。」
「会話が噛み合って無いわ、でも、不意打ちとはいえあんたら2人を倒したんでしょ。」
ドラッケン学園全ての前衛生徒の実力をランキング形式にすると、ヴィントとコータローの実力は同率の2位(1位は2年のベルタ)。
その2人を不意打ちとはいえ倒したのだ。
侵入者は相当の実力者と予想されており、全生徒の不安は増す一方だ。
「不意打ちだから勝てたんや。奴には驚異的とも言える破壊力がある。でも、スピードはワイ等と比べると圧倒的に遅い。
何が言いたいのかと言うと、ヴィントが少し本気を出せば。
釣銭が出る程余裕で勝てる。」
海賊船 甲板
「10分か、思ったよりも硬かった。」
懐中時計で経過時間を確認すると其れ位しか経ってなかった。
長期戦は覚悟してたんだけど。
まぁ、相手の武器が斧だったのが勝因の一つなんだけど(攻撃間隔が長くて好きが多かった)。
あれが盾装備の片手剣とかだったら、勝つのは難しかった。
「残念だったなクソガキ。」
まだ意識があったか。
以外と頑丈だな。
「もうすぐ、この船の奴らがここに来る。お前らは終わr・・・」
「船の奴らってこの方達のことですか?」
ウィステリアの方を向いてみるとしかばねの山が出来ていた。
「ウィステリア、これ君が一人で?」
「はい。」
どうやった?