まぁチェルノ・アルファ見たら元気になったぜ
放課後一夏達はIS学園イェーガー格納庫 通称 シャッタードームに居た
其処には無数のPPDCの人間が忙しなく動き回っている、その遥か後方には5機のイェーガーが静かに鎮座している。
「スゲェ…」
「あぁ本当だな、正に人類の叡智の結晶だな…シャッタードームとイェーガー含めて」
「凄いのは当たり前よ……てっ一夏後ろ⁉︎」
シャッタードームを見て感激してかその場に立ち尽くし、其れを誇らしげに無い胸を張りながら言う鈴音だが…一転して一夏に向け叫び声をあげる。
一夏が振り向くより早く衝突しそうになったフォークリフトが止まる。
丁度一夏はフォークリフトの進路方向に居たのだ、一夏はフォークリフトの進路方向から退け謝ろうとするがフォークリフトの運転手が一夏に中指を立て走り去っていく。
「何なんだアイツは嫁に謝りもしないとは‼︎」
「無礼にも程がありますわ!」
「酷いよ!」
等と口々に三人は言うが其処に二人の女性が割って入る
「まぁそう言ってもシャッタードームは常に忙しいし、其れに通路の真ん中に立っていた貴方達にも非があるわよ。」
「えぇ…あの方の態度も悪いと思いますが、あの方も仕事で気が立っているだけです。」
「貴女は?」
割って入って来た二人の女性に対し一夏は名前を聞く
「あん…私の事まだ知らない人が居るなんて!」
「お嬢様……」
「じょっ冗談よ虚ちゃん……さて初めまして織斑一夏君と皆んな、私はIS学園の生徒会長で其処の第1世代型オールドタイプ チェルノ・ベーターのイェーガー乗り、更識楯無よ♪」
「同じくチェルノ・ベーターのイェーガー乗りの布仏虚です、どうぞお見知り置きを」
此れには一夏達も驚く、まさか自分達に話しかけてきた人物がイェーガー乗りだなんて誰が想像できるか。
「チェルノ・ベーター⁉︎あの英雄機 チェルノ・アルファの2番機で今もチェルノ・アルファと一緒にウラジオストクを防衛しているあの⁉︎」
チェルノ・ベーターの名前が出た途端、箒が驚き叫ぶ
イェーガー乗りや其れに通じる者ならば誰もが知っている、KAIJUに対する反抗作戦 其れに使われた四機のイェーガー 現在では英雄機と呼ばれている内の一機、チェルノ・アルファの2番機であり…KAIJUとの戦争が終結してからはチェルノ・アルファと共にロシアのウラジオストクの防衛をしている機体だ。
「えぇよく知っているわね、まぁ今はこうしてIS学園の防衛に回されてるわ………あら鈴ちゃんも来てたの?」
「えぇ楯無さんも…やっぱり」
「勿論今から来るイェーガーを見によ、まぁその為に生徒会の仕事を何とか終わらせて来たわ。」
「お嬢様が何時も仕事をしていればこんな事にはなりませんでしたのに。」
「ウグッ…」
「相変わらずですね楯無さんは…」
「うぅ…煩いわよ⁉︎だってロシアにKAIJU関係の状況を随時報告しないと行けないのとIS学園の事同時に出来るわけないじゃない‼︎…………それで鈴ちゃんに皆んな此れから来るイェーガーに付いて何か知ってるかしら?」
見事に話を逸らされたそう皆が思う
「いえ、一夏がIS学園に第1世代型が来るとしか知りません。」
「すみませんが俺も詳しい事は…」
「そう…そうよね!ふふん♪ねぇ皆んなそのイェーガーの事しり「道を開けろー‼︎イェーガーが通るぞ‼︎」たくない………ぐすん」
楯無が胸を張りながら嬉しそうに言うが途中PPDC所属の整備員に遮られ然もその噂のイェーガーが来ると言う内容で目に涙を浮かべるが皆はそんな楯無を無視し噂のイェーガーを見る。
そのイェーガーは白くそして余りにも細かった、イェーガーは基本的にKAIJUとの格闘戦を重視する為比較的装甲は厚い筈なのだが…そのイェーガーは其れと真逆で余りにもイェーガーとしては細く、一目見ただけでそのイェーガーが速度特化型だと分かる、そして更に目を引くのは腕に収納されているブレードとまるでバッタの様な逆関節の脚だ。
その白のイェーガーはゆっくりとシャッタードーム内を入り自身のガレージに向かっていく。
丁度そのイェーガーが一夏達の近くを通る時一夏が呟いた
「タシット・ローニン」
と