・『』機械音、電話、一部用語や単語
・《》アバター名、技名
・【】思念発声
調理係がお休みになってしまったので、さっきの話もあり、男子寮への階段に向かう。
男女は基本的にお互いの寮への入り口の階段より先に入るのを禁止されている。
けど、まだ3年生のボクは消灯時間までならば入る事ができる。4年生になってしまうと禁止されてしまうのでギリギリでした。
「ボクもまだ若いです。いけるです。」
まだ食堂のある1階には降りて来て無かったので部屋に居るのだとは思うけど、もう6時も回っているので朝食を食べないで出掛けてしまった事も考えられます。
「キー君おはよー…」
キー君には同室の人はいないのでノックをした後こっそりと部屋に入る。
ノックをした時に返事が無かったからもしかしてと思ったけど、部屋はカーテンが閉まって暗くなっていて、キー君のベッドは潜って寝ている様で、布団が膨らんでいました。
規則的に布団が上下している様子から未だ良く寝ている事が判る。
物音を発てないよう静かにカーテンを開けた後、小走りでベッドに近いて…
「オハヨウ!キー君起きろーーーー!」
「ぐふぉっ!?」
ランニングボディープレスで起こしてあげた。
ボクは太ってる訳じゃあないけど、身長の割りにはちょっと重い。決して太ってる訳じゃあない。
だからソーシャルカメラに映っても大丈夫な、安全な技の中ではダメージが大きいので、じゃれあいで良く使ったりします。
まぁ、ここは個室なのでカメラはないのですが。
「アぁサぁ~。なんてことするんだよ」
そのままマウントポジションをとっていると、キー君が布団から顔出してボクを見ると不服そうな顔で見てきますが、気づかなかった事にしておきます。
だって今日も学校だと言うのにこんな時間まで寝てるのが悪いのです。
でもそのお陰で捕獲出来たのでなにも言わずに笑顔で挨拶します。
「おはようです、キー君。起きたですか?」
「今何時だと思ってんだよ!アサ!」
「何時って、もう六時過ぎですよ?そんな事より!」
ボクは呆れた感じで答えた後、何を言い出すつもりだと頭に?を浮かべているキー君に身を乗り出しながら笑顔で言うのです。
「良く頑張ったです!流石は男の子ですね!まさか引っ越す前にゲームとはいえ、オレだってこんなに強くなったんだから心配すんな作戦を実行するとは!」
「ちょっとまて!アサお前どこで聞いた!?」
「わぷっ!?」
まだ沢山喋ろうとしていたボクは両手で引き寄せる形で布団に顔を埋めさせてキー君に黙らせられてしまったです。
キー君も背が低く頼りないとは言え年上の男の子ですから、力ずくで引っ張られてしまうと負けてしまうです。
ボクはまだ9才ですからね。押さえ込むのも道場で習った技を使わなければ、すぐ逃げられちゃうです。
「どこでって何をですか?」
ボクはキー君の拘束から頭だけ抜け出して首を傾げながら聞き返すです。
キー君はあの…とかその…とか言いながら言いにくそうにしてるです。
相変わらず自信ないのは仕方ないですね。
「ボクは福岡の親戚の所に行くって話を今朝寮長先生に聞いたのでここに来たのですよ?」
キー君は納得したかのような、呆れたかのような声でああぁ~…と言って力を抜いて枕に落ちます。
多分本当はナイショでゲーム内で伝説の武器をGETからのたくさんポイントGET!を実現させてニコちゃんにサプライズ!したかったんでしょうけど。
「でも、ニコちゃんも気がついてると思うですよ?キー君ゲーム内で暴れたから。」
「!?」
「サプライズするならもっと静かにやらなきゃだめですよー?」
「 … … 」
「それとも理由でもあるです?例えば混乱状態になるとか?」
伝説のアイテムを手に入れて対戦でポイント稼ぐだけなら噂に位なるだろうけど、強い力があればこっそり稼ぐ事もできるです。
けど、実際にはまだニコちゃんがキー君が討伐対象になってしまうのではないかと危機感を覚える程に、他の人からの批判の的だか恐怖の対象だかになっしまってるです。
だから事情が有るのなら是非とも聞いて置きたかったのです。
「まぁ、伝説の武器とは言っても悪い方の伝説ですからね。そういう武器は外せなかったり、暴走したり、呪われてたりなんてのはゲームでは良くある話です。」
「 …止まれないんだっ…!」
喋り出したキー君はいろいろ話してくれました。
3月16日はアクセルワールドvsソードアートオンラインのゲーム発売日!なんだけど…待ってたけど当日は届かなかった…
とりあえず待ってる間に書きを足してますが、荷物が届いたので今回はここまでです。
また後で追加すると思うけどいつやるかは不明