仮面ライダーディケイド エクストラ   作:牢吏川波実

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 さすがに一般人(?)がアクションできるのに理由が必要だろうから、簡単なこじつけをしたんだけど余計なお世話だったかもしれない……。なんだか、何の説明もない一般人のアクションの方がよかったなこりゃ……(相手がかわいそう的な意味で)。
 あと、その理由づけのためにいらないとんでも設定を付与してしまった……。今から言っておこう。どうしてこうなった。


プリキュアの世界chapter8 彼女こそが相田マナ

ー外務省相田マナ特別室 10:38 a.m.ー

 

 相田マナは、銃を向けられても至極冷静だった。ボディガードをことごとく粉砕しながら登ってきたその男は、すぐさま自分に銃を向けた。だが、彼女にとって銃を自分に向けられるということはこの数年で慣れてしまっているため、それほどの恐怖心もなかった。それは、隣にいる二人の秘書も同じことだった。

 

「それで?あなたが今回私を殺そうとしている人?」

「いや、僕はただお宝を貰いに来ただけさ」

 

 そう男は言った。マナはここ最近自分を暗殺する計画を立てている人間がいるという情報をある筋からもらっていた。どうやら何者かが暗殺を依頼し、自分に対して莫大な報奨金を付けた輩がいるらしいとのことで、その結果日本中の裏の人間、海外からもマフィアが自分の事を殺しに来日しているらしいということだそうだ。そのため、心配いらないというのに情報の主からはボディガードが送られて、せっかく旧友に会う予定があったというのにそれもなしになってしまった。だが、そのボディガードも全員すぐさま倒されてしまった。これは、ボディガードが決して弱かったわけではない。ただ、男が強すぎただけなのだ。ただ、それだけだ。

 

「お宝?」

「あぁ、僕の名前は海東大樹。お宝を求めて世界を旅しているトレジャーハンターさ」

「そのトレジャーハンターが一体何をお求めでしょうか?」

「そうだな、例えば今君が持っているマジカルラブリーパッドとかかな?」

「……」

 

 確かに、自分はそれを持ってはいるが、当然渡すわけにはいかない。

 その時秘書の、そして自分の友達の二人が前に出て言う。

 

「マナには手を出させないから!!」

「シャル!」

「ちょうどいい。君の持っているミラクルドラゴンクレイブ、あれもまた貴重なお宝だ。それもくれないか?」

「だめに決まってるでしょ!」

 

 当たり前である。あれは現在トランプ王国で大事に保管されているためここにあるわけがない。それ以前に、こんなコソ泥に二つの世界において大事な、そして想いでの品を渡すわけにはいかない。

 

「残念だな、ならしょうがない……力づくでいただく」

「ッ!」

「レジーナ、シャルル下がって」

「マナ……」

「マナ?」

 

 そう言うと、マナは椅子から立ち上がる。シャルルとレジーナの二人はマナの言う事に従い下がる。そして、彼女は目の前にあるテーブルを避けて海東の目の前に立つ。

 

「渡す気になったかい?」

「いいえ。貴方には渡せない。あれは、私たちにとって必要な物なの」

「分からないな。君たちが戦っていたのは十年も前の事じゃないか。戦わなくなった今、必要ないはずだ」

 

 相田マナ、キュアハートに海東はそう言った。確かに、自分が戦っていたのは十年も前の事、それは事実。そして現在進行形で引退状態になっている。それも事実。だが……。

 

「そうかもしれない。でも、私たちは本当に引退したわけじゃない。私たちは今もまた戦っているの」

「なに?」

「いつかまた、この世界が危機に陥った時に立ち上がる。パッドもミラクルドラゴンクレイブもそのために必要なもの。だから、貴方なんかに渡せない」

「……」

 

 マナはそれだけ言うと海東に一歩、また一歩と近付いていく。

 

「君は、銃が怖くないのかい?」

「いいえ、でもそんなもの簡単に避けられるから」

「ハッタリだね。そんなことできるはずがない」

「なら、撃てばいい。でもそうしたらあなたはお宝を手に入れられなくなっちゃうよ。私も、私の友達も皆、大切な物を他人に引き渡すようなことはしないから」

「……それは、困る」

 

 海東は、銃を降ろさざるを得なかった。撃つということができない以上、彼女を脅すということはもうできない。何か他の方法を考えるべきだろう。と、その時もう一つのオーロラが出現し、中から男性が現れる。それを見た海東は笑みをこぼしながら言う。

 

「しつこいな士。そんなに僕のことが好きなのかい?」

「ふざけたことを言うな。カードが盗まれていなければお前の事なんて追ってやる物か」

「ツンデレだね」

「そんなわけあるか」

 

 門矢士である。何故彼がここにいるのか、それは数分前に遡る。

 

ー城南大学 10:32 a.m.ー

 

「そう、響が……」

 

 授業の準備を終えたほのかがそう言った。

 

「俺には分からん。エレンというやつは二人が仲直りすると考えているようだが、あそこまでこじれたのが元通りになるとは到底……」

「二人を知らないからそう言えるのよ。プリキュアの皆は、それぞれがお互い絆で繋がっているわ。特に同じチームの中ではそれが特に硬いの……そのはずなんだけれどね」

 

 そう言うと、ほのかは少しうつむいた。

 

「何かあったのか?」

 

 ほのかは答えなかった。何気なしに、ほのかは机の上に置いてあったトランプの一番上をめくる。ジョーカーか。五十二枚あるうちにたったの一枚しかないそれを引くなんて、運がいいのか、それとも悪いのか。ほのかは、自傷するように笑う。そんなホノカの代わりに、ミップルが言った。

 

「一週間前、ほのかはなぎさと喧嘩して、まだ仲直りできていないミポ」

「なぎさ?」

「なぎさは、ほのかの仲間で親友ミポ」

「ということは、そいつもプリキュアか」

「そうミポ。なぎさは……」

 

 曰く、なぎさはキュアブラックとして十年前、いや十一年前からほのかと一緒に戦っていたらしい。そして大学を卒業した後、普通の会社に就職し、OLとして働きながら中学校の頃から続けているラクロスをしているそうだ。ラクロスとは、ホッケーのように双方のチームがボールをゴールに入れるスポーツで、違うところはホッケーが地上でボールの受け渡しが行われているのに対し、ラクロスは空中で受け渡しが行われているということだ。だが、このスポーツは日本ではマイナースポーツの部類に入るとしか言えないもので、競技人口も少ないそうだ。なぎさ曰く、そのために会社の中でもかなり冷遇されている部活動らしく、さらにラクロス部の監督によるセクハラ等が横行していたりと多数の問題を抱えているそうだ。一週間前、酒の席で二人っきりで話していた際、どうして自分に頼ってくれなかった等で口論となって喧嘩別れして、それ以来まだ仲直りできていないらしい。

 

「ほんと、頑固な所とか、全く変わってないんだから……」

 

 と、微笑みながら言う。

 

「でも、私たちは仲直りするわよ。だって……?」

 

 その時、ほのかのスマホが鳴った。この音は、と言いながらほのかはそれを取って耳に当てる。

 

「もしもし、この間はありがとう。その後体調に変化は……そう。二人にも別状なし?そう……それで……え、また?うん、うん、分かったわ。どうしようかしら……あ、そうだ実は今面白い人が来ててね……」

 

 などと言いながら、ほのかは勝手に士の紹介を始めた。そして数分後。

 

「ていう人を探しているらしくて……え、スピーカー?分かったわ」

 

 そういうとほのかは電話のスピーカーを入れて机の上に置く。すると、電話から女性の声がする。

 

「聞こえてますか士さん?」

「あぁ、聞こえてる。門矢士だ」

「始めまして私は相田マナ、今は外務省の職員をしてます」

「ほぅ……」

 

 外務省とは、日本の行政機関の一つであるが、そこの職員をしているということはかなりのエリートということだろうか。

 

「で、俺に何か用か?」

「はい、実は今一階に男性が来ていて……」

「ん?男性?」

「はい、監視カメラを一台づつ壊しながら……それが、さっきほのかさんから聞いた男性の特徴と一致しているんです」

「なに?ということは……海東か?」

「たぶん……あっ、今来ました。このまま電話を切らないで」

 

 そして、ドアが開く音がして、男の声がする。それだけでもう十分だった。海東大樹である。どうやら、この世界のお宝をいただきに参上したらしい。

 

「間違いない、海東だ」

「偶然?それとも必然ミポ」

「どちらかと言うと必然だな。あいつにとってお宝は撒き餌みたいなものだ」

 

 まさに、はちみつに群がるハチのように、見つけることは容易だろうとは思っていたが、まさかこんなにも簡単だったとは思いもよらなかったと言える。

 

「それで、どうするの?」

「無論奴のところに行く」

「そう。それじゃ、面白い物も見れるかもしれないわよ」

「面白い物だと?」

「えぇ……そうね、マナの所だったらあなたたちの仲を取り持ってくれるかもしれないわね」

「?どういうことだ」

「行ってみれば分かるわ。彼女は私達プリキュアの中でも、色々な意味で特別な人と言っても過言じゃないから」

「ほぅ……まぁ取り合えず行ってみよう」

 

 ということで士は灰色のオーロラを出してマナのもとへと向かった。一人残ったほのかは、鍵付きの引き出しの鍵を開け、中から金庫の鍵を取り出す。そして、そのまま金庫、の方にはいかず、本棚の本を除ける。そこには、もう一つの金庫が。士の見た大きな金庫は、これを隠すためのダミーだったのだ。ほのかは、機械的な金庫に暗証番号を入力し、指紋認証システムのある画面に触れる。そして、最後に鍵を開けてついに扉が開いた。厳重に厳重を重ねた金庫の中には資料やもしもの時のためにその資料を焼いてしまうための薬品が置かれていた。ほのかは、資料の一つを手に取ってコソッという。

 

「世界の破壊者……か」

「ミポ?」

 

 資料は、手書きで文字が書かれていた。パソコンで制作して、データを盗まれたりしないようにだ。表面には大きく文字が入っている。『㊙PC細胞』と。もしもこれの存在が世界に漏れたら、世界は、プリキュアは今のような生活を送れない。これは、戦争の引きがねなのだ。

 

 

「PC細胞……きっと、こんなものを発見した報いが来たのね……」

「ミポ……」

 

 これは、神に反逆した制裁なのかもしれない。神は自分で手を下すことはできない。だからこそ、世界の破壊者と言うもので自分のことを……。

 

「……私、どうしたらいいの……なぎさ」

 

 金庫の中に入っていたのはもう一つ。そこには、卒業証書をもってカメラに笑顔を向ける、子供の時のなぎさとほのかがいた。

 

 

ー外務省相田マナ特別室 10:39 a.m.ー

 

「それじゃ、貴方が門矢士さん?」

「あぁ、そうだ。お前が相田マナだな」

「えぇ」

 

 返事をしながら彼女は机の上に置いてある携帯の通話をオフにした。そして、窓のすぐ近くに立っている二人を指して言った。

 

「この二人は私の友達兼秘書の、レジーナとシャルルよ」

「よろしく」

「よろしくシャル」

「あぁ……色々と気になることはあるが……」

 

 主に語尾とか。口癖なのだろうと思うが。それはともかくとして士は海東を指さしながら言う。

 

「海東、昨日はよくもやってくれたな」

「言っておくけど士、僕の受けた痛みと苦しみは……あれっぽっちじゃ治まらない。君には存分に苦しんでもらう」

「わからずやめ」

「どっちが?」

 

 なんだか険悪な雰囲気である。マナは、二人とこのまま話をしていてもいいのだと思うが、その前に一つ気になることがあった。

 

「ねぇ、海東さん?」

「なんだい?」

「海東さんは一人でここまで来ましたか?」

「あぁ、そうさ。それが何だい?」

「いえ……」

 

 そう言ってマナは扉の方を見た。海東、そして士もそちらを見る。なるほど、そう言うことだったか。何やら人の気配を、それもたくさんの物を感じる。それを鑑みた士が海東に言う。

 

「海東、一時休戦と行こう」

「奇遇だ。僕もそう思っていた。話はそれからだ」

「シャルル」

「シャル」

 

 マナがシャルルという女性に声をかけると、女性は煙と共に変化し、スマホのような形へとなった。

 

「まさかさっきの奴は……」

「うん、シャルルは私の妖精だよ。シャルルは3つの姿になることができて、普段は人間の姿で秘書をやってくれてるの」

「ほう……」

「マナ、世間話をしている暇はないよ。大樹が壊し損ねた監視カメラを見るに、数は十人程度……外にも大勢いる」

「分かった、それじゃ外にいる人たちの前に今目の前にいる人たちを倒そう」

「マナ、レジーナ、大丈夫シャル?」

「本当はダメなんだろうけど、しょうがない」

「うん、ゴメン……耐えて」

「やれやれ、あいつの言っていた面白いことってのはこういうことか?」

 

 士がそう愚痴った次の瞬間、ドアは破壊され手前側に倒れる。そして部屋の外からナイフを持ち、黒服に身を包んだ男たちが何人もなだれ込んでくる。レジーナの言葉から考えると、十人はいるのだろう。

 だが、そんなもの彼、彼女たちにとって脅威という物ではなかった。

 

「フッ!」

 

 海東が、ディエンドライバーで黒服のナイフを止めると、左ストレートで顔面を殴りつける。昨晩士はこれだけで沈むことはなかった。しかし、相手が仮面ライダー視点から見て一般人であれば話は別。それを受けた男はすぐに真っ暗な意識の底へと沈んでいった。

 

「ッ!ハァ!!」

 

 レジーナが黒服の足元を払うと男はそのまま前のめりに倒れる。レジーナがうつぶせになった男の肺に当たる部分を踏みつけると、カエルが潰れたようなうめき声を上げた。そして、さらにもう一人レジーナに勢いよく向かってくるが、彼女はその勢いに任せるように一本背負いの姿勢に持って行って投げ飛ばす。

 

「借りるぞ。フッ!ハァ!!」

 

 士は、壁際にあった掃除用具入れから箒を一本取り出し、それを棒術の演技のように回しながら黒服の持っているナイフを落とし、そして次の瞬間には高速で喉に剣道の要領で突き入れる。

 

「マナ!三人来るシャル!!」

「ま・か・せ・て!!」

 

 マナはそう言いながら自分の使っている机を押し出してマナに迫ってきた三人の大男を巻き込み、男たちは壁と机の間に挟まって気絶してしまう。そんな彼女の後ろから日本刀を持った男が迫ってきているのを傍目から見たマナは、即座に机の上に飛び乗り、男に向かって大きくジャンプする。男はマナの行動に驚き、目を見開き、そして見とれてしまったために動くことができなかった。

 

「ハァァァァァ!!」

 

 マナはそんな男を尻目に、その顔にシャイニングウイザードというプロレス技を決める。なお、彼女がその技を元々知っていたかは謎である。

 

「フッ!……やるな、プリキュアってのは変身しなくてもいいのか?」

「そう言うわけじゃないよ。ただ、まぁ……その時の経験で身体をどう動かせば敵を倒せるかって言ったことが、身体に染み付いちゃってるんだと思う」

「なるほど、大体分かった」

 

 まぁ、他にも理由はあるんだけれどとぼそっとマナは、最後の一人を倒し終えた士にそう返した。確かに、彼女たちが活動していたのは一年や二年だけだったかもしれない。しかし、その間に切り抜けてきた修羅場の数はかなりの物。心身的にも精神的にも強くなった彼女たちは、それから十年たった今では、プリキュアに変身しなくてもそこらにいる格闘家よりも強くなったのだ。結果、彼女にとっては自分の事を狙っている者ども相手に上手く立ち回ることができるため、この副次的効果は願ったりかなったりと言えようか。

 

「って言っても流石に十人ぐらいの人達に囲まれちゃうと負けるかもしれないけど」

「だろうな」

「嘘言わないでよマナ。この前なんて世界チャンピオンを含んだ空手家の百人組手で圧勝してたのに」

「あははは……でも、いつきやありすは千人相手に圧勝してたじゃん。流石に……ね」

「……」

 

 何故だろうか。この少女ならば千人でも一万人でも、簡単に倒せてしまいそうな気もするのは。なんだかこれ以上彼女たちの強さについて聞くと、自分が弱く見えてしまいそうだから、追及するのはこれまでにしておく。なんだか、騒がしくもなってきたようであるし。

 

「マナ、まだまだ昇ってくるシャル」

「困ったな……これ以上この事務所を壊すの掃除する人たちに忍びないし……」

「……」

 

 士は、窓から下を覗く。確かに、たくさんの黒い車が止まっており、続々と上へと昇ってきているようだ。このままだとすぐに第二、第三ラウンドに移行してしまうだろう。一般人程度であれば、士達にとっては楽勝ではあるが、マナはここで戦うのはここの清掃を請け負っている業者に申し訳ない為避けたいようだ。すでにボロボロのような気もするのではあるが。

 と、その時士はもう一方の窓から下を見る。だが、そこから地面は見えなかった。何故ならそこには屋根があったからだ。それも遠くまで長く連なっている。それを見た士は、一つあることを思い付いた。一度、灰色のオーロラを使ってほのかの下へと戻ろうかとも思ったがしかし、たしか今時彼女たちは授業に出ていてあの研究室にはいないはずだ。その時に誰かに自分たちの姿を無人の部屋の中で目撃でもされたら、面倒なことになりかねない。奏の所は修羅場なので行きづらい。そのため、少し危険ではあるがこの方法を試してみることにした。

 

「おい、マナ」

「ん?なに?」

「お前、パルクールってしたことがあるか?」

「う~ん……」

 

 そううなりながら彼女は士が見ていた窓の外を見る。少し考えた後に外を見ながら言った。

 

「ないよ……けど」

 

 そして、その勇ましい顔を士の方に向けて、自身の有るような笑顔で言った。

 

「一度やってみたかったかな」

「なるほど、そう言うことか。なら、さっさと行こう」

 

 海東は、窓ガラスに向けてディエンドライバーを構える。その瞬間、先ほどの男たちと同じ格好をした男たちが部屋の前に現れた。海東は彼らの周りに向けて弾を発射する。男たちは防御姿勢をとって壁を盾にしようと隠れた。その隙をついて海東は窓ガラスを破壊し、四人はそこから外に出た。

 

「クッ!半分は俺と付いてこい!他は地上から奴らを追え!」

「はい!!」

 

 男たちはもう風を遮ることのない窓から彼らの姿を捉えると、すぐさま彼らを追う準備に入った。




 余談、以前大学入試の集団面接の際、隣の受験生が『趣味はパルクールです』と言ったとき内心ビビりました。

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