もはや日も落ち、全ての家々が光を求めて電灯をつけていた時刻。当然ながら、明かりのない場所は真っ暗で、街灯も届かないこの場所もまたいつもであったら例外なく闇に包まれ、月の光だけが頼りとなるような名所であった。そう、いつもであったら。
その時、この場所だけは昼間のように明るかった。彼、彼女たちのはるか上に広がる青空や白い雲が、その場所が夜と言う暗黒の時間ではないことの証明であった。しかし、それでも今は昼間ではなかったのだ。
現在この場所では互いの正義を賭け激しく、熾烈な争いが行われていた。
あるところではキュアルージュ、キュアブロッサム、キュアドリーム、キュアフェリーチェとハリケンジャー、カクレンジャーが共闘。
またあるところではシンケンレッド、シンケンレッド(姫)、シンケンイエロー、キュアベリー、キュアソード、仮面ライダーブレイド、仮面ライダー鎧武、仮面ライダーブレイブ。
さらに別の場所ではスイートプリキュア、仮面ライダー響鬼、仮面ライダーキバ、キョウリュウジャーが共闘していた。
まさに、四方八方で戦いが繰り広げられ、至る所で爆発が起き、そのたびに起こる土煙がその戦いの激しさを物語っていた。
「ハァッ!おりゃぁぁ!!」
「セイヤァァ!!」
「ラブリー!!ビーム!!」
「必殺……ダイナミックチョップ」
その戦いの中、轟音と共に戦場に一台の装甲車が出現した。
「ポワトリンの時のか……」
それは、以前フォーゼとウィザードが共闘して破壊した装甲車だった。と言っても、フォーゼである如月弦太朗からしたらそれはもう少し未来の自分の話であるため、実際に戦ったという記憶はないのであるが。
その時の戦いでは、上村優という少女(?)のアンダーワールドで二人の仮面ライダーが戦い、アクマイザーと呼ばれる怪人たちの地上侵略を阻止することに成功し、装甲車自体もその世界で欠片も残らないほどに破壊された。だが、その時の装甲車と瓜二つの車輛が彼らの目の前に現れたのだ。
≪コネクト≫≪プリーズ≫
それを見たウィザードは、即座にバックルに手をかざす。すると、ひとつの魔法陣が出現し、彼の目の前を通り過ぎた。
ソレが通りすぎた後には一台のバイク、マシンウィンガーが静かに鎮座していた。
ウィザードはそれにまたがるとすぐさま発進し、装甲車に追いつく。
しかし、動いたのは彼だけではなかった。
「ハァッ!!」
「フッ!」
「俺達も手伝うぜ!ウィザード!!」
「私達も行くわよ!」
「あぁ!」
仮面ライダークウガ、仮面ライダーBLACK RX、仮面ライダーダブル、仮面ライダーフォーゼ、仮面ライダードライブ、レッドレーサー、ギンガレッド、レッドバスターがそれぞれトライゴウラム、ライドロン、ハードボイルダー、マシンマッシグラー、トライドロン、レッドスピーダー1、機動馬ガレオパルサー、チダ・ニックバイクモードに乗り。それに加えてバイクフォームになった仮面ライダーアクセル、マントを纏ったキュアサンシャイン、キュアムーンライトが装甲車に肉薄した。
装甲車上にはザタン、イール、ガーラといったアクマイザー三人に加え、下級ロイミュード、そして遠藤止の出現させた仮面ライダーキバと仮面ライダーメテオが乗っているのが見てとれる。
「これがわれらの!!生きる道!!」
「撃つんだな!!」
下級ロイミュードが、装甲車の後ろに設置されている機関銃を放つ。
しかし、次々と起こる爆発を前にして、一切ひるむことなく装甲車から離れることはない戦士たち。いや、むしろ装甲車と接している方がよっぽど安全であると感じたのかもしれない。
『進ノ介!トライドロンの運転は私に任せてくれ!』
「分かった!」
「フッ!」
「ニック!任せたぞ!」
「応!行ってこい!!」
銃撃が一瞬だけ止んだ。機関銃を撃ちすぎて弾が詰まったのである。それを見計らってドライブ、ウィザード、RX、レッドバスター、ムーンライトが装甲車に飛び移る。
「おのれぇ!!」
「さぁ!ショータイムだ!」
「ひとっ走り付き合えよ!」
「レディー……ゴー!」
その掛け声を合図として、それぞれの戦いが始まった。
「ふっ!ハァッ!!」
背中越しに近づいてきたドライブに気がついたロイミュードが反転し、ドライブに殴りかかる。だが、ドライブはなんてことないようにその手を掴み、カウンターのように腹部に拳をめり込ませる。そして、横蹴りをしてロイミュードを装甲車から落とすと、そのロイミュードをクリムが操縦するトライドロンが轢き、機関銃を操っていたロイミュードは爆発した。
「フッ!ハァッ!!はぁ!」
レッドバスターは装甲車の一番後ろにいるロイミュードと対峙。しかし装甲車という狭い場所であるためにそこで戦うのは困難だと考えたか、レッドバスターは戦う中で敵ロイミュードの腕を動けないように締めると、そのままロイミュードから地面に落ちるようにして装甲車から降りた。
≪IT'S TIME FOR BUSTER!≫
「ハァッ!!」
そして、武器であるイチガンバスターにエネルギーであるエネトロンをチャージして発射し、自分は敵の爆発を受けないようにすぐさま退く。ロイミュードが爆発したのを見ると、自分のパートナーであるニックを呼び戻した。
「足場が悪い。場所を変えるぞ!」
「望むところだ!」
そして、装甲車の上に残った者の内、一番先頭に立つ仮面ライダーメテオを除いた者たちは光と共に装甲車の中へと入っていった。
装甲車の中は異次元空間のようになっており広く、複数人での戦闘にも適していた。
「行くぞ!」
「フッ!!」
ザタンとはウィザードが、イール&ガーラとはRXが、そしてキバとはムーンライトがそれぞれに必然的に相手することとなった。
≪コネクト≫≪プリーズ!≫
アクマイザー三人はレイピアと呼ばれる細い剣を使って戦う。それを知っていたウィザードは、ウィザードソードガンを取り出し、ソードモードにして対峙する。やはり戦い方は前と同じだ。ならば、一度同じ敵と戦ったことのある晴人のほうが俄然有利であった。晴人は、ザタンの繰り出す軽快な剣裁きを、こちらもまた軽快、そして優雅とでもいうかのような動きで避ける。そして、一度後ろに回転しながら跳び、着地した瞬間にザタンの腹にウィザードソードガンを突き刺した。
「いざ尋常に勝負でござる!」
「負けないんだな!!」
「お前たち悪の手先などに!俺は負けん!!」
イールとガーラもやはり、レイピアを取り出しRXと戦う。だが、剣を取り出したウィザードと違い、RXは素手でレイピアによる攻撃を防ぎながら手刀や蹴りを用いてイールとガーラを圧倒する。
「えい!なんだな!」
「フッ!」
「隙あり!!」
「ッ!!」
だが、ガーラのヘッドバットを空中に跳んだRXは、その隙をつかれ、空中に飛んだイールに首を掴まれる。
「フハハハハ!!どんなもんじゃい!手も足もでまい!!」
「クッ!」
危うしRX。とでも言うと思ったか。RXの身体が光ったその瞬間、RXの身体は液体のように変化してイールの身体に纏わりついた。
「なに!?グワァッ!!」
それによってバランスを崩したイールは、地面に墜落し、イールに纏わりついていた液体は、再びRXの肉体となる。しかし、その姿はそれまでの緑色ではなく青を基調とした姿だ。
「俺は怒りの王子!RX!!バイオライダー!!」
それは、以前の脱出不可能な罠に落とされた際に発現したRXのパワーアップフォームの一つ、バイオライダーであった。バイオライダーはパワーで見れば普通のRXに劣っている者の、スピードに優れていたり、先ほどのように自らの姿を変化させることができたりと、まさに変幻自在な戦い方を可能とするものなのだ。また、他にもミクロのサイズにまで自身の身体を縮小させたり、未知のウイルスへの抗体を生成したり、飛び道具もすり抜け、爆発したとしてもまた元に戻ることができるというまさにチートの中のチートなフォームであるのだ。
「バイオアタック!!」
「ぬぉぉ!!」
「なんなんだな!?」
バイオライダーは、自らの身体を液体化させ、イールとガーラに体当たりし、その身体を貫いた。そして、二体の後ろにたったRXの身体に光りがともると、またその姿に変わった。
「俺は悲しみの王子!RX!!ロボライダー!!」
黒い身体にオレンジのラインの入ったRX。それは、一人の少女を守れなかった悲しみから生まれたフォーム、ロボライダーであった。
ロボライダーは、腰に刺さっているボルティックシューターを抜くと、その引き金を引く。
「ボルティックシューター!」
「「ぐあぁぁぁ!」」
ロボライダーの放った攻撃は、見事に二体の悪魔を狙い撃ちにした。その戦いは、まさに圧倒的と言ってもよかった。
「ハァッ!!」
一方、仮面ライダーキバと戦っているムーンライトは、キバの足技を見切って、僅か数ミリの単位で避けていく。そして、右足での攻撃を防ぐと、つかさずカウンターの蹴りを食らわす。キバは衝撃波をだしながら装甲車の壁に激突する。ムーンライトはそれを見ると、一度だけ髪をかき上げた。その姿は可憐で美しい物だった。
『タイヤフエール!!』
「スピーダーガン!!」
≪ルナ!トリガー!!≫
≪トリガー!マキシマムドライブ!!≫
「「トリガーフルバースト!!」」
「プリキュア!ゴールドフォルテ……バースト!!」
一方装甲車の外では、残った者たちが外装を攻撃していた。またこのほかにも仮面ライダーアクセルがガンナーAと連結したアクセルガンナーで装甲車に攻撃を仕掛けている。
その時だ。
「ッ!!」
装甲車の左右に取り付けてある機関銃による攻撃、さらに前方に立っていた仮面ライダーメテオによるジュピターハンマーといった攻撃が、連続して戦士たちに襲った。その中で、一人の仮面ライダーが装甲車の前に立ちふさがった。
「流星!これ以上お前の姿で好き勝手させねぇ!!」
仮面ライダーフォーゼである。仮面ライダーメテオ、その本物であるメテオの変身者は、朔田流星という男であり、なおかつ弦太朗のダチでもある。今回の戦い、流星は別動隊にいるために参加してはいないが、しかしそのダチの姿でこれ以上悪さをされるのを弦太朗は放ってはおけなかった。フォーゼは、マシンマッシグラーを装甲車の前に止めると、そこから降りてベルトに刺さっているロケットスイッチを入れた。
≪ロケット オン≫
「うおりゃぁぁぁぁ!!!」
そのスイッチにより、フォーゼの右手にオレンジ色のロケットが具現化する。そして、フォーゼが装甲車に向かって走り出すと、ロケットから白い煙が噴き出し、その身体を浮かす。そして、装甲車に当たろうとしたその時、フォーゼはもう一つのスイッチを入れ、右にあるレバーを一度倒す。
≪ドリル オン≫
≪ロケット ドリル リミットブレイク≫
「ライダーロケットドリルキック!!」
ミサイルとでも表現しようか。それほどまでのスピードと勢いで、左足に出現させたドリルの先端を装甲車へと向けて、フォーゼが一直線に飛んだ。
メテオもまた、メテオギャラクシーを操作して、必殺技であるマーズブレイカーでフォーゼのドリルと対峙する。メテオの右手に宿った高熱エネルギーと、ファーゼのドリルが激突した。
その力は拮抗し、互角の勝負を繰り広げていた。
「ッ!負けるかぁぁぁぁぁ!!!!」
いや、徐々にドリルの勢いが増し、フォーゼの身体がメテオに近づいている。
一体何が勝敗を分ける結果となってしまったと言えるのだろう。いや、答えは簡単だ。メテオは遠藤止の出したただの人形。退化もなければ進化もありはしない。それに比べて、フォーゼ、如月弦太朗は生きている。その攻撃は、ちょっと前の彼よりも進化している攻撃。どこまでも前に進もうとする攻撃。どこまでも貫き通そうとする攻撃。どんな壁も壊そうとする祈り。それが、彼のライダーキックであった。そして何より、それはダチの姿を悪用しようとする遠藤止への怒りでもあったのだ。
「これが俺と流星の!いや……仮面ライダー部皆との!!大・大・大……友情キックだぁぁぁぁぁ!!!!!」
その弦太朗の叫びに同調したかのようにロケットの出力が上がった。もはや勝負はあったのだ。メテオはもちろんその勢いに飲み込まれ、爆散。
弦太朗の放ったキックは、硬い装甲車の壁にも大きな亀裂を作るほどだった。
「クッ!なんだ!?」
その衝撃は、装甲車の中の異次元空間で戦っていた者たちにまで伝わっていた。
それぞれに戦っていた者たちは一か所に集まった。ついに、戦いが終わる時である。
「イール!ガーラ!悪魔陣アタックだ!!」
「「アームクロス!!」」
「てぁぁ!!」
ザタンのその声でイールとガーラは二人で腕を組み足場を作り、ザタンがそれを踏み台として飛び上がる。そしてレイピアをまっすぐに構えると、まるで悪魔の顔のような模様がレイピアを中心として浮かび上がる。
「リボルケイン!!」
それを見たRXは通常の姿に戻り、これまで数多の敵を葬ってきた光子剣リボルケインをベルトのキングストーンから生み出した。そしてこちらも跳び上り、ザタンと相対する。
果たしてどちらの攻撃が先に相手にたどり着くか、果たしてどちらが倒れることになるのか。
二つの鋭い剣の先端がぶつかり合ったその時だった。凄まじいエネルギーの奔流が巻き起こり、二人の姿を一瞬だけかき消した。
それによって、その場にいた全員の目がくらんだ。だが、それを好機と捉えた者もいた。
≪コピー≫≪プリーズ≫
ウィザードは、指輪を付け替えるとそれをベルトの手にかざした。その瞬間、ウィザードの隣に魔法陣が出現しもう一人のウィザードが現れる。
「「俺が……俺たちが最後の希望だ」」
≪≪ルパッチ・マジック・タッチゴー!!≫≫
≪≪チョーイイネ!≫≫
≪≪キックストライク!≫≫
≪≪サイコー!!≫≫
また別の指輪をベルトにかざすと、ウイザードの足元に魔法陣が出現し、その足が燃え始める。
最後の一人であるキュアムーンライトは、自身の武器であるムーンタクトを取り出す。
「プリキュア!フローラルパワーフォルテッシモ!!」
それを構えた瞬間。フォルテッシモを表す音楽記号が≪ff≫とともに銀色のオーラを身に纏い、キュアムーンライトは浮かんだ。
その時だった。二つの剣のエネルギーのぶつかり合いによって生まれた光がようやく収まる。果たして、勝ったのは……。
「……」
「ば、馬鹿な……」
当然、RXだった。ザタンのレイピアは持ち手を残して砕けっており、その腹にはRXのリボルケインが刺さっていた。RXは、さらに念入りに差し込むかのように力を抜かなかった。
「「ザタン!」」
「「フィナーレだ!!」」
その光景を見たイールとガーラは完全に隙を見せてしまい、ウィザードが必殺技を放つ体制にあるのを見逃してしまう。
「はぁ!!」
そして、ウィザードは体操の床の演技のように舞いを見せながらイールとガーラに近づき、同時に必殺キックであるストライクウィザードを放つ。
ムーンライトの相手である仮面ライダーキバは、人形であるために仲間意識のような物はなかったのか動じることなくこちらも必殺技の体勢を取った。だが、時すでに遅しであった。
「はぁぁぁ!!!」
二つの炎と、一つの銀色の光がそれぞれの敵にぶつかり、一つの光の剣が悪魔から抜かれた。
「一度ならず二度までも!!悪魔である我々がぁぁぁぁ!!!!」
三つの巨大な爆発が異次元空間を埋め尽くした。だが、三人はその爆風に動揺することはなく、その身体が揺らめくこともなかった。
そして……。
「リョウマさん!」
「あぁ!!」
ギンガレッドの乗るガレオパルサー、クウガの乗るトライゴウラムが、真正面から装甲車へと特攻。
ガレオパルサーを使った必殺技獅子の装光に加えて、エネルギーを纏ったトライゴウラムの同時攻撃に最初は力が拮抗して踏ん張った装甲車ではあった物の、フォーゼがつけた亀裂が徐々に広がっていき、ついには真っ二つとなって爆散してしまった。
「……って、え?中にいた三人は?」
かなり衝撃的な光景で唖然としてサンシャインではあるが、そういえばまだ中にいるムーンライトたちが脱出していなかったのではないだろうか。そう思い少しだけ心配になった者のもちろんそれは杞憂に終わる。
爆風を突き抜けてムーンライトが空中に飛び、バイオライダーとなり液状化したRXが現れ、ウィザードが少し離れた場所の魔法陣から現れた。
「ムーンライト!」
「今度は空か!」
サンシャイン、フォーゼは空に飛び上がったムーンライトを追う。そう、今度は空の敵との戦いである。
飛び上がった三人は、魔法の箒にのるキュアマジカルとキュアミラクル、妖精をマントにして飛ぶキュアブロッサムとキュアマリン、精霊の力によって飛ぶキュアブルームとキュアイーグレット、他レッドホーク、ハリケンレッド、ジュウオウイーグル、マジレッド、マジイエロー、ワシピンク、仮面ライダー響鬼、仮面ライダー龍騎、仮面ライダーゴーストと合流する。
対するは、クロウロード、オウルロード、ショッカーグリード、レイドグーンとハイドラグーンの群れ。そして仮面ライダーサイガ、スカイライダーといった空を飛ぶことのできる仮面ライダーたち。
だが、その程度で恐れるような戦士達ではない。
「フッ!ハァッ!!」
「はぁぁぁぁ!!!」
多数の光線、炎、そして斬撃が飛び交う中をキュアブルームとキュアイーグレットは飛ぶ。
「マリン!」
「ようし!やるっしゅ!!」
「イーグレット!」
「えぇ!!」
「「「「はぁぁぁ!!!」」」」
そして、空の敵が集中している場所に向かって四人のプリキュアがそれぞれの光線技を放った。
「マジ・マジ・マジカ!!」
≪マジ!マジ!マジカ!!≫
≪ダイカイガン!オレ!オオメダマ!!≫
「はぁぁぁ!!」
また、別方向に向かってマジレッドとゴースト、そして響鬼の三人がそれぞれの攻撃が放たれた。
この一連の攻撃によって空中にいたほぼすべての敵が爆発した。
その攻撃を見たスカイライダーは、空高く飛んで逃げようとする。
「逃がすか!」
ジュウオウイーグルは、逃げたスカイライダーを追おうとした。だが、その時だった。
≪FINAL ATTACK RIDE DE-DE-DE-DEKADE!≫
「え!?」
黄色のカードのオーラが次々と出現し、スカイライダーを追って行く。スカイライダーは、それから逃れようと縦横無尽に動き続けるが、それも全て無駄なあがきであった。
「はぁッ!!!!」
仮面ライダーディケイドの必殺技、ディメンションキックが無情にもスカイライダーを捉え、スカイライダーは火だるまになって墜落した。
「うぉ!!」
「きゃぁ!!」
その墜落した衝撃で爆風が広がろうとする。このままでは、地上にいる仲間たちに被害が出るかもしれない。そう思ったキュアサンシャイン、キュアブルーム、キュアイーグレットは地上に凄まじい速度で降り立った。
≪タテ!キュータマ!≫
≪セイ・ザ・アタック!≫
他、別の場所で戦っていたキュアミント、キュアロゼッタ、シャイニールミナス、タテキュータマを使用したオウシブラックが盾を張って仲間たちを守った。
結果、敵にかなりの被害が出た物の、ヒーロー側の被害は皆無であった。そして何食わぬ顔で降りてくるディケイド。
「フッ、こんなもんか」
「こんなもんというかなんというか……」
「もう少し穏便に戦えないのかディケイド?」
「それは無理だ」
戦いはまだまだ始まったばかり。ここからの戦いはただただ激しさを増すばかりであった。
実はこの先のある世界でのネタが某所と被っていることが判明し、どうしようか迷っている間に4月になり、結果その時になったらなんとかしようということになりました。