仮面ライダーディケイド エクストラ   作:牢吏川波実

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 金曜日に投稿する分がまだ書きあがっておらず、かといってそう何日も待たせるのも悪い為、ちょっと前に言っていた設定集のような物で埋め合わせします。


ネギまの世界 小ネタ 設定 裏話集

 記念すべき初めての世界です。というか、そもそもこの小説の始まりは、妹が熱で暇を持て余していたときに、当時すでに連載が終わっていたにもかかわらず二人そろって『魔法先生ネギま!?』にはまっていたからでして、結果2時間でネギまの世界を書きあげて、それをさらりと流されたことが始まりなんですよね。なんかそれでイラっとしたから、どこかで出せないかなと思って、私のハーメルンでの投稿が始まりました。もともと妹が先にこちらのサイトで投稿していて、微妙に人気があったらしく、妹の小説で人気が出るのなら、自分の小説ならもっと出るだろうと、かなり自信過剰になっていた結果精神的に沈みました。

・選定理由

 この世界を選んだ理由は、先にも言った通り当時遅めに自分の中で流行ったからです。すでに連載から何年もたってたと思われる漫画を古本屋で見つけて、そして魔法世界編前、つまり麻帆良祭辺りまで楽しませてもらいました。しかし、自分の中で好きなキャラクターである面々が出ていないことに加えて、最終巻のある表現が気にくわなく、もしもこの世界に士達を送ったらどうなるんだろうな。と思って、つまり間が差して作り上げました。

 ここからは、各話の小ネタ、没になったシナリオ等を書いていきます。中には、後書きなどですでに既出になっている物もあります。

 

・タイトル

ネギまの世界前編 レウィス・エスト・フォルトゥ―ナ・イド・キト・レポスキト・クウォド・デディド

 

 ネギまのアニメの各話のサブタイトルがラテン語の格言等と聞いて、それに習って探しました。翻訳すれば、

『運命は軽薄である。与えたものをすぐに返すように求めるから』

 となります。これには、前編のラストで、ネギに与えた先生という役割を魔法世界側が奪うような描写をしているため、この格言、またはことわざとしました。あと、何となく最後の単語がディケイドの語呂に似ている物というのもあります。

 

ネギまの世界後編 ノーン・スコラエ・セド・ウィータエ・ディスキムス

 

 こちらも格言です。意味は、

『我々は学校のためではなく、人生のために学ぶ』

 です。学校をただ単に守るためなのか、いや学ぶためだ。的なノリと、『ディ』という単語があったからです。

 

・時間軸

 ディケイド側が明確にスーパーヒーロー大戦の後としているのは、少なくとも士がWよりも後のライダーを知っているという前提を作りたかったからです。

 ネギま側が夏休み直前になっている理由は、あのあたりが漫画の描写的にネギが先生という物を明確にしているところだから。後は、先生というよりもRPGの主人公的な感じで、戻ってきても元敵にクラスを任せている様子に見えて、先生という物が建前になっているきがしてならなかったですから。

 

・役割 教師

 この世界で彼に与える役割はこれしかない。

 

・X-線検査してみたい

 ネギまの世界1-3でのこの学園長の頭ネタ、色々な小説で使われているから使ってみたいなと思ってました。でも、こういった他の小説でも見たネタというのはこの先は極力使わないようになっています。と、私はあの時まで思っていました。

 

・教室のトラップ

 1-4でバケツの中の水を抜いたのは、あの一巻の時、後で掃除が面倒だろうなと思ったからです。

 

・ネギ以外の先生方

 1-4の弐集院先生と、ガンドルフィーニ先生、特にガンドルフィーニ先生は、魔法先生のタカ派みたいな感じで登場させたいなと思っていましたのでこの場面で出しましたが、この先使い道がない為フェードアウトしていきました。因みに、私は先生方の中ではシスターシャークティが一番好きだったりします。

 

・因みに僕が3-Aで好きなキャラ

 あれは、本当の話です。あのキャラを一、二巻で見た時、この先どう物語にかかわるのかと思ったら、ほとんど仲間外れキャラにされてがっかりしました。だから、私のパソコンに眠っているネギま関連のクロス作品には全面的になぜか主人公を差し置いて彼女達が主だって活躍してます。

 

・村上『夏美』

 1-5より 当時、光夏海の漢字が間違っているって言われて、それじゃ誰と間違えてたんだろうと考えたら、このキャラでした。やっぱ同じ名前のキャラって混同しやすいから大変でした。(のはずなのにSAOの世界でアスナというキャラがいたのに終盤まであやかがそれに対して無反応だったのは、自分が明日菜とアスナという同名というのに気がついておらず、あのシーンでそういえば!と思い出したのは苦い思い出)

 

・ユウスケは呼び捨て

 1-5より ……なんか、ユウスケさん!っていうよりユウスケ!っていう方がしっくり来たから。

 

・体育でテニス

 1-5より 当時、このハーメルン内にあったある小説にえらくはまっていたことからくる小ネタです。

 

・ライドブッカー

 1-5より ちゃんと資料を見ながら書いたはずなのに何度かソードモードをソードブッカーって名前にしてあとで修正してたり。

 

・アーティファクト

 1-6より 一度、刹那のアーティファクトを木乃香との契約ででてきた大剣と間違えて、大剣を前提に書いてたんですよ。それで後からあっ違うってことに気がついて、投稿前に書き直したんです。

 

・カメンライドファイズ

 1-6より その後と違ってあそこだけKAMENRIDE FAIZにしてたのは、φにした方がいいなと思ったのがかなり後だったからです。

 ファイズは、作中でも言われた通りオルフェノク、怪物でありながらも大切な人を守っている(リ・イマジネーションの方の話原典では必ずしもそうとは言えず)という、タクミと刹那が似ているなと何となしに思ったからです。

 

・どこがハッピーエンドだ!

 1-6より まさかあの後死んでたなんて、あと何人も仮面ライダーが死んでいたなんて……逆にあの当時なんでそのことに気がついていなかったんだろうか。

 

・キバーラが鳴滝の所に

 1-7より 当時、キバーラが鳴滝の所にいるというのをデフォルトにしようと思っておりました。しかし、後編でのあるシーンのために無理やりに士達の下に戻しました。

 

・栄次郎は幽霊が見えている?

 1-7より コーヒーを人数分+1持ってきていましたが、別に深い意味であのシーンを入れたわけじゃないです。ただ、栄次郎の不思議なおじいさん感を出したかっただけです。

 

・背景ロール

 1-7より ネギまの世界の印象的な物って何かなと考えたら、ウェールズの銅像ぐらいだなと思っていたからです。

 

・ユウスケ、夏海を見失う

 1-7より 当時、まだSAOの世界でユウスケを格好良くさせる予定なんてなかったから、まだ本編での不遇な扱いを再現していました。

 

・十歳という大切な時間を使って先生をする意味

 1-7より あれ、特に私が学校にも行かずに特殊な仕事や、不可思議現象に足を踏み込んでいる、小中学生の主人公全体に思っていることなんですよね。そう、実はこの先に出てくるあの世界ではコレを主な主題にしております。どの世界については分かりますね。

 

・僕はそれでもかまいませんだって……

 1-7より 当時、この先の言葉が浮かばなかったんですよね。そして、今でも実は答えをぼかしていたりします。

 

・停電

 1-7より あのシーン、一度発電所を爆発させてから停電にするとか考えましたが、そんな現実的なことよりも突然停電させたほうがミステリアス的でいいなと思って唐突に停電させました。

 

・認識阻害 結界によってそれが保たれている

 1-8より これ、公式設定だと思っていたら、二次設定だったのがびっくりしました。でもこればかりは大前提としているので変えることができず……。

 

・ラミア

 1-8より ファントムは神話に登場する神々の名前とか聖書の登場人物の名前をモチーフにしていると聞いたので、そう言ったもので、公式が使ってないだろうなと思う物を調べ、結果ラミアという名前は、某ゲームのおかげでかなり知られているため、それじゃラミアにしようと決まりました。

 

・カメンライドアギト

 1-9より 先も言いましたが、SAOの世界でああなるとは思っておらず、ほとんどこの世界限定でのみ活躍させると決めていたので、クウガの隣に立つならアギトだろと思って出しました。

 

・掟

 1-9より 今回の世界のメインテーマです。当時漫画を見ていた時、もしもこんな状況になっても魔法先生は動かないのだろうかと思ったことからです。

 

・マスコミ

 1-9より 私の小説は、何故かマスコメディアの登場が多い気がします。そして、あまりにも空気が読めない時にも登場しますが、私は別にアンチマスコミというわけではありません。

 

・本国へ強制送還

 1-9より という決定を下した彼らは完全オリジナルとは言えませんが、ほとんどオリジナルです。何故かと言うと、先も言いましたが、私が熱中して読んだのは夏休み前までなので、魔法世界編は何度も読み返していない(というか、読もうとしてもなぜか嫌悪感が……)ということが理由に上げられます。

 

・どうして黙っていたんですの!

 2-1より 彼女達は原典でネギたちについて知らされたときに『へぇ~そうなんだ』みたいな感じでしたが、本当ならこんな感情を持たなければならないのではと思ってこのセリフを言わせました。私の中で、登場人物に言わせたい言葉の筆頭です。

 

・麻帆良学園が無くなるかもしれない

 2-2より あのあたりの設定はかなりいい加減だったと私も思いました。いっそ3-Aだけ解散というのでもいいかなとは思いましたが、原作終盤にあった生徒の半分失踪ぐらいの大事じゃなければそう言うのはないかなと思ってあぁなりました。そうです、私のパソコンのある小説では帰ってこずに3-A解散という設定になった世界があります。こっちの世界を基準にしてもいいなとは思いましたが、いきなりシリアスというのも読者置いてけぼりだから没になりました。

 

・新田先生

 2-3より あの人、実は私の何となく好きなキャラの一人なんです。どうしてかわからないのですが、しかし何か出番を与えられないか。そう考えた時、あの高畑先生とのバーのシーンが生まれました。

 

・エヴァンジェリン行方不明

 2-4より ネギま原典の最終決戦の時から思っていましたが、主人公よりも強い周りの人間が敵キャラを倒していく様子は、カタルシスよりもフラストレーションだけが溜まって、何か嫌だったんですよね。

 そして、もしもエヴァンジェリンがいれば後々のピンチの連続が演出できないだろうなと思って、無理やり彼女には行方不明になってもらいました。

 

・超鈴音

 2-4より なお、このネギまの世界での戦いが終わった後も、彼女はあのクラスに残っています。そして、魔法世界に彼女も付いていきます。という設定を無駄に付けて行くスタイルはいつも通り。

 

・世界樹

 2-4より やっぱり今考えたらかなり適当に設定作ってたなというのが分かります。一応脳内補完として、ラミアは最初から倒されることを前提に行動をしていたと、していてください。

 

・カモくん

 2-5より 本当に彼の存在を忘れていました。なお、ワッペンにしてというのは、実写版のネギまで彼がワッペンとして登場したことからくる小ネタです(漫画でカモくんにしていたのって実写にすると動物虐待だからだとか?)。最初は実写版のネギまの世界にしようかなと思っていましたが全話見ようにも近くのレンタル店にないですし、それは没になりました。

 

・この街は生徒の、学生の、いや勉強したいと言う人たち、成長したいと願うすべての人たちの物である

 2-6より 刑事ドラマの相棒のある回に似たようなセリフがあって、それを引用させてもらいました。

 

・迎え

 2-7より 当初はここで、夏休みの時に出てきたネギの幼馴染の女の子が登場する予定でした。しかし、書いているうちにいつの間にかその展開が流れていきました。

 

・ラミアの正体

 2-8より 正直、原作を読んでいて最悪の未来は何かと考えたら、ネギの周りの人間が命を狙われるパターンかなと。因みに、こっそりと誰がどうやって死んだのかとか考えていたり……。例えば、チア部組は、飛行機事故に見せかけられて殺されたとか、鳴滝姉妹は異世界の王子と結婚して子供をもうけた後クーデターが起こって二人一緒に断頭台に送られたとか、拷問の末爆死とか、魔法世界で遭難してそのまま行方不明とかともかく最悪の未来ばかりを考えて、千雨が引きこもりになったのは周りの人間が死んでいったからとかいう理由づけをしたりとか。けど、それやったら流石にダメだろと思って自重する心というものがその時にはありました。

 

・士の説教

 2-8より 実はここ、ユウスケや夏海、そして士の三人で言葉を繋げる予定でした。でも、それじゃ仮面ライダーディケイドとして成り立たないと思い直し、士のみが説教しています。

 

・キバーラ

 2-9より 前述の通り、突然彼女をとんぼ返りさせました。理由は、エヴァンジェリンを封印したビンという伏線も何もない物を持ってこさせるためです。

 

・ファイナルフォームライドネギ

 2-9より 元々生身の人間が関節をボキボキに折って変形するのはないなと思っていました。だから、以前ある場所で見たフォームチェンジなら違和感もないと思ってあぁなりました。

 

・召喚ライダー組

 2-9より 今回、響鬼、電王、フォーゼの三人を出したのは、まず相手に巨大な敵がいるのなら響鬼だろうとか、未来人の超がいるなら電王だろとか、不良っぽいいい人の豪徳寺がいるならフォーゼだろとかかなり短絡的に選びました。

 

・今日はあなたと私でWヴァンパイアです!

 2-10より ご存知?仮面ライダースピリッツという漫画のセリフをオマージュしました。

 

・他メンバーのつながり

 夏海、エヴァ組の吸血鬼繋がり以外は、

 海東、祐奈、龍宮の銃を使うトリオ

 フォーゼ、そして不良っぽい高校生の豪徳寺のコンビ

 響鬼は……刹那と組ませた理由が思い出せないのですが、多分ですけど当時響鬼の設定をあまり理解してなかったのかな?

 電王、超は無論時に関係するというためにこのコンビになりました。

 ユウスケとザジ達を組ませたのは……その……余ったから?

 士は、もう一人の主人公?の明日菜以外にないだろうと思ったから。

 そして残ったメンバーを何となくで振り分けたりしてます。

  というように、やっぱり短絡的に決めたことです。

 

・バージョンアップ

 2-10より これは、実は最後までこれで行こうか悩みました。しかし、ディケイドだったらあのまま原作が進んでいたらここまでパワーアップしてただろうなと思って採用しました。

 

・このちゃん

 2-11より なんか、原作で最後までお嬢様で刹那が通してたのは何でだろうな?と思ってこう呼ばせてみた。

 

・よく考えたら……

 2-11より 前回、今回で大体の3-Aにセリフや活躍があったはずと書きましたが、考えると千鶴とまき絵の二人だけそんなシーンがないんですよね……。

 

・電子精霊七人衆

 2-11より 彼らが色々と活躍したおかげで千雨は自我を失わなかった的な設定、かなり強引だったような気も……。

 

・ファイナルアタックライド

 2-11より 本当は『ラス・テル・マ・スキル・ディケスキル』という始動キーにしようかとも思いましたが、語感に納得がいかずそのままに。

 

・麻帆良学園女子中等部3-A 担任英語担当教師『ネギ・スプリングフィールド』

 2-11より 私の小説あるある。役職名とかいろいろ含めての本名。

 

・千雨さんの魂……救えましたか?

 2-11より ゴーカイジャー、魂だけでもより。本当は、思いだけでも、魂だけでもというセリフを士に言わせて、そこからネギが引用するという展開も考えましたが、士の教えがなくとも彼ならその言葉が言えるだろうと思ってあえて士に言わせる展開を没にしました。

 

・話し合い

 2-11より 実は強制送還を決めた人間たちはワームだったとか考えましたが、そこまで書くとちょっと違うなと思い、無理やりのハッピーエンドに持ってきました。

 

・麻帆良ガールズ

 エピローグより 彼女達は、様々な理由があって旅に同行させましたが、日に日に理由が増えていて、一番簡単な言い方を選択すれば、クウガの世界のユウスケ枠みたいなものです。

 

 以上ネギまの世界小ネタ、没ネタ、設定集の終わりです。ほか、ネギまの世界においてこのシーンの意味は?とかの疑問点があったらドシドシ送ってください。




 やべぇ、ガルパン枠が埋まっちまった……。大体流行っている物モチーフってのは分かるけどさぁ……。
 急募:誰か、車(というか四輪なら何でもいい、この際バイクでも構わない)が主題のマッハGOGOGOみたいな車のアクションじゃなくて、生身?のアクションのあるアニメ、ゲームとか知りませんか?この際、もう刑事ものでも構いません。

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